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2025年8月18日に更新済み
2025年8月18日
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Sun
BackMarket コンテンツクリエーター
2023年9月にリリースしたiPhone15 Pro Maxは、iPhone15シリーズの中でも特に高性能・ハイスペックの機種で、写真や動画をよく撮影するユーザーや最高品質のオンラインゲームを楽しみたい目的などで最適な選択となります。ただ、新品で20万円前後の価格帯と極めて高額なiPhone15 Pro Maxに対して、それだけの購入価値があるのか疑問に感じている人もいるでしょう。また、iPhone16 Pro Maxなどの後継機種も登場している中で、型落ちモデルとしての性能も気になるところです。そこで、iPhone15 Pro Maxの性能レビューや使いやすさ、他シリーズとの比較をした上で購入するべきかどうか判断してみてはいかがでしょうか。
2023年にリリースされたiPhone15シリーズには、iPhone15 Pro MaxのほかiPhone15 Proの上位機種があり、下位機種のiPhone15とiPhone15 Plusを含めると4種類のモデルがあります。まずはiPhone15 Pro Maxに関する特徴やレビューを確認する上で、参考になるメリットとデメリットから見ていきます。
メリット | デメリット |
高性能チップ&6.7インチの大型ディスプレイ | iPhone15シリーズの中でも特に高額 |
カスタマイズ可能なアクションボタン | iPhone14 Pro Maxと比べて大きなアップグレードがない |
チタン素材による軽量化 | 端末サイズの大きさ、レンズの出っ張りなどデザイン面で気になる点もある |
最大5倍の光学ズームに対応するカメラ | 日常的な用途ではハイスペックになりがち・そこまで高性能なカメラは不要 |
USB-C対応による利便性の向上 | ストレージ容量では128GBが廃止 |
iPhone15 Pro Maxは間違いなく、2023年までにリリースされたiPhoneモデルの中では最も高いスペックを誇ります。ただ、全てのアップグレードが実用性に優れているとは言えず、価格的にも気軽に購入するのは難しいでしょう。
iPhone15シリーズのすべてのデバイスにUSB-Cが搭載されたほか、前シリーズではPro・Pro Maxモデルに限定されていたダイナミックアイランドも標準機能となりました。
また、iPhone15 Pro Maxには洗練されたトリプルカメラが搭載され、非常に高性能なA17 Proチップのプロセッサもありプロ仕様の写真や動画を撮影したいユーザーにとって理想的なモデルになっています。
優れた光学ズーム性能など、高品質なカメラを使いたい
動画撮影のほか視聴・ゲームの利用がしやすい6.7インチディスプレイにしたい
最大120Hzのリフレッシュレートで画面の動きの滑らかさに期待している
大画面でもなるべく軽い端末にしたい
USB-Cコネクタ対応による使い勝手の良さを感じる
などの需要にピッタリな機種がiPhone15 Pro Maxで、詳しくは以下で解説しますが購入予算に妥協せずスペックを重視するユーザーにおすすめで、iPhone16 Pro Maxモデルなどの後継機種がリリースされてから、リファービッシュ品の価格も安くなっているメリットが挙げられます。
一方で、iPhone15 Pro Maxでは以下のようなデメリットもあり、価格の高さや端末の大きさ・重さが気になるというユーザーもいます。
新品だと高額で予算に合わない
レンズの部分が出っ張っている
iPhone14 Pro Maxとそれほど性能差がない
片手での操作がしづらい
カメラスペックに強いこだわりや要望がない場合には、下位モデルや型落ちモデルでも問題ないでしょう。128GBのストレージ容量がなくなったこともあり、iPhone15 Pro Maxの購入価格は高くなりますのでコスパ面での検討が必要です。
また、2024年には後継機種のiPhone16シリーズもリリースされましたが、iPhone16 Pro Maxモデルで追加された機能・アップグレードは以下の通りです。
超広角カメラの画素数が4,800万画素に向上
撮影で便利なカメラコントロールボタンが搭載
A18 Proの高性能プロセッサ
画面サイズがより大きくなる(6.9インチ)
処理速度など全体的な性能が上がり、超広角カメラの画素数も上がっています。使いやすさにおいても、カメラコントロールボタンの追加も嬉しいポイントです。また、歴代のiPhoneシリーズの中でディスプレイサイズが最も大きい6.9インチになり、カメラ撮影や動画視聴、オンラインゲームでの満足度が高くなることも期待できます。全体的なスペックでは、iPhone16とiPhone15シリーズの比較もご参考ください。
ですが、iPhone16 Pro Maxは値段の高さがネックになり、iPhone15 Pro Maxと同じ189,800円〜の価格帯になります。なるべく購入コストを下げたいという方は、型落ちモデルになったiPhone15 Pro Maxをリファービッシュ品で探してみるといいでしょう。また、性能を重視するならiPhone16 Pro Maxもリファービッシュ品からの購入がおすすめです。
iPhone15 Proの特徴は6.7インチの大型ディスプレイやカメラ性能、バッテリーの持ちなどで他のモデルと違いがあります。iPhone15シリーズを検討している方の中では、iPhone15 Proとの比較も気になるポイントでしょう。
iPhone15 Pro Maxに関する基本的なスペックを、以下表でまとめました。前シリーズのiPhone14 Pro Maxと比較して、プロセッサや重量・コネクタの規格などで改善が見られます。
iPhone15 Pro Maxの基本スペック | 詳細 |
本体サイズ | 6.7インチ(高さ: 159.9 mm 幅: 76.7 mm 厚さ: 8.3 mm 重量: 221g) |
ディスプレイ | Super Retina XDR OLED(画面解像度:2796 x 1290 ピクセル密度:460ppp リフレッシュレート:120Hz) |
プロセッサ | A17 Proチップ |
ストレージ容量 | 256GB・512GB・1TB |
カメラ | メインカメラ(広角カメラ):4,800万画素 f/1.78 超広角カメラ:1,200万画素 f/2.2 望遠カメラ:1,200万画素 f/2.8 |
バッテリー性能 | 4441mAh(動画再生時間目安:29時間) |
生体認証 | Face ID(顔認証) |
カラーラインナップ | ブラックチタニウム・ホワイトチタニウム・ブルーチタニウム・ナチュラルチタニウム |
端子 | USB-Cコネクタ |
iPhone15シリーズの下位モデルであるiPhone15とiPhone15 Plusは、Proシリーズと比較してカメラやディスプレイ性能などで違いがあります。
望遠カメラの非搭載(光学ズームは最大2倍)
常時ディスプレイの非搭載・リフレッシュレートの低さ(60Hz)
バッテリー容量・持続時間の違い(動画再生でiPhone15は最大20時間・iPhone15 Plusは最大26時間)
プロセッサのスペックが低い(A16 Bionic)
アクションボタンの非搭載
主な比較ポイントは上記の通りで、iPhone15 Pro Maxは画面が大きいだけでなく最大120Hzの高いリフレッシュレートや、常時表示ディスプレイの搭載などスペックに優れています。
詳しくはiPhone15モデルのレビューやiPhone15 Plusの評価・評判で解説していますが、カメラ性能やディスプレイのスペックが気になる方は、下位モデルとの比較もしてみるといいでしょう。
iPhone15の上位機種ではProモデルもありますが、Pro Maxとの違いは主に以下の通りです。画面サイズのほか、カメラ性能もズームで若干の差があります。
画面サイズ(iPhone15 Proは6.1インチ)
バッテリーの持ち(iPhone15 Proは動画再生時間目安で最大23時間)
カメラ性能(iPhone15 Proの方は光学ズームの性能が3倍と低い)
6.7インチのディスプレイは大きく、持ち運びのしやすさで考えるならiPhone15 Proも選択肢に入ります。iPhone15 Pro Maxの重量(221g)と比較して、iPhone15 Proは187gと軽く片手でも使いやすい端末です。
iPhone15シリーズのデザインでは改善された点が多く、6.7インチの大型ディスプレイによって重く扱いにくいiPhone14 Pro Maxと比べて20gほどの軽量化を実現したなど、評価されるポイントがあります。
これまでのモデルで使われていたステンレススチールは、チタンに変更されました。この新素材は見た目もスマートですが、240gのiPhone14 Pro Maxと比べて19gの軽量化も大きなメリットです。221gのiPhone15 Pro Maxは軽いだけでなく、耐久性も上がっています。
また、フレームエッジ(端末の側面)や表面のガラスに丸みがあり、サイズの大きいiPhone15 Pro Maxでも比較的持ちやすくなっています。片手での操作や動画撮影など、手にフィットする感覚があります。
ただ、チタニウムに変わったことでのデメリットもあり、皮膚の油分が原因で変色するといった報告がユーザーから挙がっているほか、熱伝導率の低さなどから過度な発熱も問題視されています。発熱に関してはiOSのアップデートで対策されていますが、使いづらさに関しては今後のリリース機種でも組むべき課題だと言えます。
iPhone15 Pro Maxの6.7インチディスプレイは動画視聴やアプリゲームの利用に適しているものの、無印モデルのiPhone15と比べると重量は50g以上重く、縦は10mm以上、横も5mmほど大きい端末であるため片手での操作はしづらいです。
画面角のタップがしづらく、長時間の使用により手首への負担が大きく使えるといったデメリットがあります。iPhone SEシリーズなどの軽量・小型機種をこれまで扱っていたユーザーにとって、違和感があることも想定されます。
参考までに、iPhone15シリーズやiPhone16シリーズの機種で、重さやサイズの比較をしました。iPhone16シリーズでは無印・Plusモデルの重量はほぼ同じですが、Pro・Pro Maxモデルはディスプレイサイズが多少大きくなったことで若干ですが重くなっています。
サイズ比較 | 画面サイズ | 重量 | 縦 | 横 | 厚さ |
6.1インチ | 171g | 147.6mm | 71.6mm | 7.80mm | |
6.7インチ | 201g | 160.9mm | 77.8mm | 7.80mm | |
6.1インチ | 187g | 146.6mm | 70.6mm | 8.25mm | |
6.7インチ | 221g | 159.9mm | 76.7mm | 8.25mm | |
6.1インチ | 170g | 147.6mm | 71.6mm | 7.80mm | |
6.7インチ | 199g | 160.9mm | 77.8mm | 7.80mm | |
6.3インチ | 199g | 149.6mm | 71.5mm | 8.25mm | |
6.9インチ | 227g | 163mm | 77.6mm | 8.25mm | |
iPhone 16e | 6.1インチ | 167g | 146.7mm | 71.5mm | 7.80mm |
チタン素材によってiPhone14 Pro Maxからの軽量化が実現できているものの、画面サイズの拡大によってiPhone16 Pro Maxでは少し重くなりました。
デザインや外観について注目されるポイントでは、カラーラインナップのほかUSBコネクタの変更やアクションボタンの搭載があります。
iPhone15 Pro Maxでは4種類のカラーバリエーションがあり、ブラックチタニウムとホワイトチタニウム、ブルーチタニウムのほかシルバーに近いナチュラルチタニウムがあります。
全体的に落ち着いた色彩で、男女問わず選びやすいカラーラインナップになっている印象です。ただ、ピンクなどのパステルカラーが豊富なiPhone15・iPhone15 Plusと比べると選択肢が少なく、鮮やかなカラーを好むユーザーにとって不満が残るため、スマホカバーを使う必要性も感じられます。
Pro Maxモデルに限らずiPhone15シリーズ全体でのアップデートでは、USB-Cコネクタの変更も注目されています。従来のiPhoneシリーズではLightningコネクタが一般的でしたが、MacBookなど他のデバイスでも使えるUSB-C規格になりました。
これまでiPadやMacBookなどを使っているAppleユーザーは、iPhone用にLightningコネクタ用の充電ケーブルを使い分ける必要がありましたが、iPhone15 Pro Maxでは同じ充電ケーブルが使えます。また、Pro・Pro Maxモデルではデータ転送速度が最大20倍速くなっているUSB 3に対応しているため、動画など大容量データの転送にも便利です。
より実用的な変更では、アクションボタンの搭載もあります。このボタンはオン/オフスイッチの代わりになり、これまでのミュートボタンとは異なりカメラやボイスメモ、ショートカット用のアプリなどの起動が簡単になります。
アクションボタンはiPhone15 ProとiPhone15 Pro Maxでのみ利用可能ですが、これが今後のiPhoneシリーズにおいて全機種対応になることも期待されており実際、iPhone16シリーズでは下位モデルを含む全機種でアクションボタンが使えるようになりました。
ディスプレイに関しては、iPhone14 Pro Maxと比べて見た目での大きな変化はありません。下位モデルと比べて性能が良くなっているほか、大画面のスマホが使いやすいというユーザーに向いています。
iPhone15 Pro Maxの画面サイズは6.7インチで、前モデルのiPhone14 Pro Maxと同じサイズです。Super Retina XDRディスプレイも同じ仕様ですが、ベゼルが狭くなったことで端末自体は多少小さくなっています。
本体の前面(画面)にはCeramic Shieldが搭載されており、画面割れのリスクが減る強化ガラスが使われており、スマホカバーをあまり使いたくないユーザーも安心して使えます。とは言え、6.7インチのディスプレイ端末は比較的重量もあり、落下時の破損に備えて耐久性の高いカバーを使うのが無難な選択でしょう。
ディスプレイの輝度もiPhone14 Pro Maxと同じ仕様で、標準で最大1,000ニト、HDRで最大1,600ニト、屋外で2,000ニトのピーク輝度となります。
後継機種のiPhone16 Pro Maxも同じ輝度で正直なところあまり改善はされていませんが、直射日光で眩しい屋外でも充分見やすいほどの明るさだと言えます。
iPhone15 Pro Maxのリフレッシュレートは120Hzで、下位モデルのiPhone15/15 Plusモデルのリフレッシュレート(60Hz)と比べると高いスペックです。
リフレッシュレートは画面操作の滑らかさに影響しており、より数値の高い120Hzの方が画面表示がスムーズになります。また、そこまでの性能が不必要な場合には60Hzに下げることも可能で、バッテリーの持ちが良くなるメリットもあります。
iPhoneシリーズ全体で不評なポイントとして、下位モデルのリフレッシュレートが低い点がよく挙げられます。iPhone16シリーズでも下位モデル(無印・Plus)は60Hzのリフレッシュレートのままだったので、動画視聴やオンラインゲームをする機会が多いユーザーはPro・Pro Maxモデルを優先的に選ぶといいでしょう。
iPhone15 Pro Maxはダイナミックアイランド(Dynamic Island)を搭載しており、この機能はiPhone14 Proモデル・Pro Maxモデルと同じです。
LINEなどのメッセージ通知やアプリに関するお知らせなど、パンチホールのエリアに表示されるもので、ダイナミックアイランドによって通知確認や簡易的な操作など利便性が上がりました。ダイナミックアイランドはiPhone15シリーズで全機種対応となったため、無印モデルのiPhone15や、同じ6.7インチディスプレイのiPhone15 Plusでも使うことができます。
iPhoneの性能を示す指標としてプロセッサも注目されますが、iPhone15 Pro Maxでは最新のチップが搭載されており、高画質のゲームや動画編集でも快適に操作できます。
iPhone15 Pro MaxはA17 Proチップで動作するモデルで、RAM(メモリ)を多用するアプリケーションを多く起動しても、驚くほどスムーズに動作します。
ウェブブラウジングやストリーミングビデオ再生、オンラインゲームなどの用途だけでなく高い負荷がかかる動画撮影・編集でもパフォーマンス上の問題は発生しないでしょう。特に3Dゲームでの需要が高く、iPhone15 Pro・Pro Max(A17 Proチップ対象機種)以降のモデル限定でバイオハザードシリーズやデス・ストランディングシリーズなど、高いクオリティのゲームコンテンツも楽しめます。
ゲーミングスマホに適したおすすめ機種では、Galaxy Sシリーズなどのハイエンドモデルも注目されますが、型落ち機種のiPhone15 Pro Maxでも充分評価されます。6.7インチのディスプレイや最大120Hzのリフレッシュレート、動画再生で最大29時間持続するバッテリー性能もゲーミングスマホ向けの仕様です。
iPhone15 Pro Maxのベンチマークスコアは、iPhone14 Pro Maxと比較して高く、処理速度の改善が見られます。海外サイト(nanoreview.net)に掲載しているGeekbench 6のデータによると、iPhone14 Pro Maxより15%以上高いことが分かります。
ベンチマークスコア比較 | iPhone16 Pro Maxモデル | iPhone15 Pro Maxモデル | iPhone14 Pro Maxモデル |
Geekbench 6(シングルコア) | 3564 | 2935 | 2518 |
Geekbench 6(マルチコア) | 8880 | 7328 | 6362 |
AnTuTu Benchmark 10 | 1839852 | 1578100 | 1470614 |
処理性能の良さに加えて、iPhone15 Pro Maxは6.7インチの大型ディスプレイに動画再生で最大29時間持続するバッテリー性能の高さもあり、外出先でのアプリゲーム利用や動画撮影など、高負荷な作業を長時間続けられる点で評価されます。
ただ、後継機種のiPhone16 Pro MaxはA18 Proのチップ搭載により、処理性能が一層高くなっています。上記でもベンチマークスコアを比較しましたが、Geekbench 6のスコアでは20%以上高いです。大量のアプリや3Dオンラインゲームを楽しむユーザーで、スペックを重視するならiPhone16 Pro Maxが最適です。
iPhoneのスペックでは各シリーズごとの独自機能のほか、iOSのバージョンアップに伴う追加機能も注目されます。型落ちモデルになりますが、iPhone15 Pro MaxではApple Intelligenceに対応するなど、最新機種に劣らない機能が今後実装されます。
iPhone15ではiOS17が標準搭載されており、例として以下のようなアップデート・機能の追加がされました。
アクションボタンで翻訳の割り当てが可能
望遠カメラのフォーカス速度が向上
スタンバイ機能の追加
アップルのロック画面は、新しいスタンバイモードで一新されました。時間や日付の表示、お気に入りのウィジェットの追加など、カスタマイズ可能な設定を追加できます。iPhone14 Pro・Pro Maxから続けて常時表示ディスプレイ機能はありますが、iOS17のアップデートでよりカスタマイズ性が上がっています。
iOS 17のアップグレードでは、連絡を取り合うことも簡単になりました。ライブボイスメール機能では、誰かがメッセージを残している最中に電話に出ることができ、共有パスワード機能でオンラインアカウントへのアクセスもこれまで以上に簡単になりました。
革新的な機能ではないものの、iOS17では使いやすさや利便性に関する改善が見られます。普段からiPhoneを使う時間がないヘビーユーザーにとって、役立つツールを活かすことができます。
さらに2024年にリリースされるiOS 18のバージョンアップでは、Apple Intelligenceの対応も予定されています。Apple Intelligenceは言わばAI機能・生成AIモデルと呼ばれるもので、 ユーザーの個人的なコンテキストを理解し、パーソナライズされた関連性のある情報を提供します。
具体的にはメッセージ・情報の要約やパーソナライズされた画像の作成、通知の管理など、日常のタスクを支援するよう設計されています。タスクに追われているビジネスマン向けのスマートフォンとして、幅広い活用が期待されるでしょう。日本国内でのApple Intelligence公開時期はアメリカ(英語)と比べて遅れましたが、2025年4月からリリースされています。
2025年リリースのiOS 26バージョンでは、iPhone11シリーズ以降のモデルを対象にアップデートが可能となります。もちろんiPhone15 Pro MaxもiOS 26のバージョン更新ができますが、具体的には以下のような機能・改善が期待されています。
大規模なデザインの変更(Luquid Glass)
ビジュアルインテリジェンスの強化(画像検索・AIへの質問など幅広く活用できる)
通話やメッセージのスクリーニング
2013年リリースのiOS 7バージョン以来となる、デザインの大幅へ変更がリリース前から注目されています。
型落ちモデルであることからiOSのサポート期間や寿命が気になる方もいるかもしれませんが、iPhoneの寿命・使える期間は長く、目安としてリリースから6〜7年はサポートが継続されます。
2023年リリースのiPhone15 Pro Maxは、2029〜2030年までのiOSサポート期間が予測されており、今から購入しても長く使えます。iPhoneのiOSは長期的なサポートが強みであり、過去モデルであるiPhone13シリーズの寿命・使える期間も長く、リファービッシュ品で人気です。
iPhone15 Pro Maxのカメラはシリーズ内でも高性能で、従来のiPhoneモデルではProとPro Maxで基本的に同じカメラスペックでしたが、iPhone15 Pro MaxではProと比べてもアップグレードされた点があります。
光学ズームについてiPhone15 Proでは3倍が限界でしたが、iPhone15 Pro Maxではテトラプリズムという仕組みが採用されたことで、5倍の望遠カメラが使えるようになりました。最大5倍の光学ズームにより、遠くにある被写体も拡大して撮影することが可能です。
望遠カメラの絞り値(F値)は2.8と比較的明るく、薄暗い場所でもクリアな写真が撮れます。また、デジタルズームもiPhone15 Proの15倍と比べて最大25倍まで上がっており、幅広い領域の風景・被写体の撮影に向いています。
ポートレートモードでもアップグレードがあり、画面をタップするだけでピント合わせができるほか、人物だけでなく動物を認識すると自然なボケ感で撮影されます。
撮影後のポートレートモードで修正ができたり、ナイトモードでもポートレートモードが使えるなど、幅広い編集や調整が可能です。風景や人物を対象にした写真撮影をする機会が多いユーザーにとって、有用な機能となるでしょう。
iPhone15 Pro・Pro Maxモデルのカメラアプリには、空間写真・空間ビデオ撮影の機能も追加されました。カメラアプリから「空間」のメニューを選択する(またはヘッドセットのマークをタップする)ことで撮影ができます。
撮影した空間写真や空間ビデオは、Apple Vision Proでの再生が可能です。3D体験に関連するガジェットが好みのユーザーやクリエイターにとって、興味のあるカメラ機能となります。
iPhone15 Pro MaxではUSB-Cによる高速転送なProResファイル形式のサポートなど、データ管理においても便利に感じる点はありますが、一方でそこまでの性能は不要であるといったレビューもあります。
iPhoneモデルのカメラは年々スペックは上がっているものの、日常生活で使う程度の写真や動画であれば、高性能なズームは別に求めていないユーザーもいるでしょう。iPhone15 Pro Maxはカメラ性能や、以下でも紹介していますバッテリー性能を重視する場合には有用ですが、オーバースペックになり高額のコストをかける必要性を感じられないデメリットもあります。
また、カメラに関するネガティブなレビューでは、カメラレンズの出っ張りが気になるといった悪い評価もありました。この辺りも次世代のiPhoneで改善が求められるポイントです。型落ちモデルとの比較をしたい場合には、iPhone14シリーズのカメラ性能も確認しておくといいでしょう。
ただ、カメラ性能に関しては後継機種のiPhone16 Pro Maxがより高く評価されており、iPhone16シリーズのカメラ機能ではシャッター撮影において便利なカメラコントロールボタンや、4,800万画素に改善された超広角カメラ、最新世代のフォトグラフスタイルなどがアップグレードされています。
SNS投稿向けの写真・動画撮影や、ビジネスシーン用の動画編集などをする機会が多いユーザーにとって、クリエイター向けのスペックでも充分足りているiPhone16 Pro Maxがおすすめです。詳しくは、カメラ性能別のiPhoneランキングもご参考ください。
iPhone15 Pro Maxについて、強みとも言えるバッテリー容量のレビューもまとめました。下位モデルと比較してバッテリー持続時間は長いですが、チタン素材が使われていることもあり発熱に関する報告もリリース当初ありました。
iPhone15 Pro Maxのバッテリー性能は、iPhone14 Pro Maxとそれほど変わりないですが動画再生時間目安で最大29時間と極めて長く、A17 Proチップの搭載によりバッテリーの効率化も進んでいます。
ワイヤレス充電のほか高速充電にも対応しており、20W以上のアダプターを使うことで30分で最大50%まで充電が可能です。外出先でiPhoneを長時間利用する方でも、モバイルバッテリーを携帯することなく一日中使えるでしょう。
iPhone15 Pro Maxは、発売当初に過熱の問題が報告されました。特にゲームや充電中に、デバイスが過度に熱くなることが指摘されています。Appleはこれらの問題に対処するため、ソフトウェアアップデートを行いました。
現在ではある程度問題は解消されていますが、使い方によっては発熱を感じるケースもあります。オンラインゲームや動画撮影など長時間行った場合、音量ボタンの周辺やフレーム部分が熱くなることもあります。発熱が続くとバッテリーの消耗リスクも高まるので、充電中の利用を避けたり充電の最適化・低電力モードを活用するといいでしょう。
上位モデルであるProシリーズは共通して高額ですが、iPhone15 Pro Maxは特に価格が高く新品での購入だとコストパフォーマンスの悪さを感じるレビューもあります。
また、iPhone16シリーズのリリースに伴いiPhone15 Pro・Pro MaxモデルはApple Storeからの販売が終了するため、今から購入する場合にはリファービッシュ品(整備済製品)がおすすめです。
iPhone15 Pro Maxの新品価格(Apple Store参考)は以下の通りで、20万円前後の価格帯になります。
256GB:189,800円
512GB:219,800円
1TB:249,800円
👉iPhone15 Pro Maxの価格について詳しく解説!
一番安い256GBモデルでも約19万円で、1TBでは約25万円もします。元々高額なProシリーズの中でも、特に高い価格で設定されています。
iPhone15シリーズのストレージ容量に関しては、iPhone15 Pro Maxでは256GBと512GB、1TBの3つの容量から選ぶことができます。iPhone15 Pro Maxの1TBモデルが最も高価ですが、すでにクラウドサービスを利用しているのであれば、これほどのストレージが必要になることはないでしょう。
一方で、他のiPhone15シリーズのリリース当時の価格も表でまとめました。iPhone15 Pro Maxと比べると多少は安くなりますが、それでも10〜15万円の価格帯がメインとなります。
Apple Store価格の比較 | 128GB | 256GB | 512GB | 1TB |
124,800円 | 139,800円 | 169,800円 | - | |
139,800円 | 154,800円 | 184,800円 | - | |
159,800円 | 174,800円 | 204,800円 | 234,800円 | |
- | 189,800円 | 219,800円 | 249,800円 |
オーバースペックだと感じたり、iPhoneの買い替え予算では10万円以内に抑えたいユーザーには、正直なところ新品のiPhone15シリーズは不向きです。
iPhone15 Pro Maxを安く購入したいものの、品質が不安な中古iPhoneは避けたい...という方にはリファービッシュ品がおすすめです。リファービッシュ品と中古品の違いとして、新品と同等の動作が確認された上で販売している点で大きく異なります。
新品の品質と中古品の安さ、両方のメリットがあるリファービッシュ品のiPhoneは、型落ちモデルを中心にお得な価格で販売しています。2025年8月21日現在、Back Market(バックマーケット)で販売しているリファービッシュ品のiPhone15 Pro Maxについて、最安値目安は以下の通りです。
256GB:¥147,000〜
512GB:¥153,000〜
1TB:¥178,480〜
iPhone16シリーズのリリースに伴い、型落ちモデルになったiPhone15 Pro Maxの需要も上がっています。好みに合ったカラーやストレージ容量などを基準に、リファービッシュ品の価格もぜひ比較してみてはいかがでしょうか。
iPhone15 Pro Maxのレビューやスペックについて一通り解説した上で、購入でおすすめなユーザーの傾向について改めて確認します。
iPhone15 Pro Maxはハイスペックな機種で、様々な用途に対応できますが価格も高いため、以下のようにコストパフォーマンスや購入価値を感じるようなユーザーに限定されます。
スマートフォンで3Dゲーム・オンラインゲームを楽しみたい
ビジネスシーンでの写真・動画撮影にて活用
6.1インチのProモデルより大きなディスプレイの方が好み
望遠カメラのズーム性能や6.7インチの大型ディスプレイ、バッテリーの持ちの良さなど評価されるポイントがあり、20万円前後の購入コストに見合う場合には検討してみてもいいでしょう。iPhone14 Pro Maxと比較してUSB-Cコネクタ規格の変更も好評で、大容量の動画データ転送など役立ちます。
参考までに、実際にバックマーケットのリファービッシュ品でiPhone15 Pro Maxをご購入いただいたお客様からのレビューを抜粋しました。
ほぼ新品、もちろん動作は快適。バッテリーは95%。値段は高めですが、その分の保証はされています。(iPhone15 Pro Max 256GB・プレミアムグレード)
Aランク品を購入しましたが、キズなど全く無い新品かと思うような物が届きました。バッテリー容量は90%で問題なし。(iPhone15 Pro Max 256GB・Aグレード)
まず発送が迅速で対応が素晴らしいです👍状態はプレミアムで購入しましたが、中古とは思えない程、文句なしです。バッテリーは95%で最高です。(iPhone15 Pro Max 256GB・プレミアムグレード)
リファービッシュ品について使用感や外観の傷が気になるユーザーは、Aグレードやプレミアムグレードの製品がおすすめです。iPhone15 Pro Maxのリファービッシュ品でもプレミアムグレードを選択する方は一定数いて、バッテリー容量も90%以上とより厳格な基準がありますので品質でより満足できます。
ただ、iPhone 15 Pro Maxではデメリットも多く、軽量化されているモデルとは言っても大画面のスマホ端末では片手での操作がしづらく感じます。
望遠カメラが高性能になったものの、そこまでハイスペックなカメラは不要
オーバースペックになってしまい、コストパフォーマンスの悪さを感じる
大きな端末では扱いづらく、6.1インチのコンパクトなスマホが良い
一般的な用途で想定しているユーザーや価格の安さも重視したい場合には、下位モデルのスペックで充分です。ディスプレイは大きい方が良いものの、望遠カメラがなくても特に気にならない場合はiPhone15 Plusモデルがおすすめです。また、片手で扱える端末が良いユーザーはiPhone15 Proとの比較が推奨されます。
iPhone15 Pro Maxは前モデルからアップグレードされた点はいくつかあり、A17 Proチップは本当に可能性を秘めており、ダイナミックアイランドやアクションボタン、USB-C対応など好評な機能もあります。
ただ、iPhoneシリーズではそこまでカメラ性能を求めていない際には、型落ちモデルのiPhone14 Proシリーズも比較する価値があるでしょう。
2024年モデルでは、iPhone16 Pro Maxの性能が注目されます。より大きくなった6.9インチのディスプレイに最新のA18 Proチップ、4,800万画素の超広角カメラなど魅力的なポイントは多いです。
しかし、毎年の新作iPhone機種リリースで言われることですが、前シリーズと比べて革命的な改善・アップデートはやはり見受けられません。iPhone16 Pro Maxには以下のようなネガティブなレビューがあります。
価格がiPhoneシリーズ史上、最も高額でコスパが微妙
iPhone16 Pro・Pro Maxのカラーバリエーションが良くない
使いづらい顔認証(Face ID)が継続される
円安や物価高などiPhoneが高い理由・影響もあり、最近のiPhoneシリーズはコストパフォーマンスに関して否定的な意見が多いです。そのため、最新の機種を選ぶ動機が薄れて、あえて数世代前のモデルをお得に購入するといった選択肢が生まれています。
また、古い世代・機種のiPhoneを長年使っているユーザーにとって、ホームボタン搭載の指紋認証が使えないと不便...と感じる傾向もあります。現在、指紋認証に対応しているiPhone SEシリーズのサイズはPro Maxモデルと比較すると小さい端末ですが、価格が安いことからリファービッシュ品でも人気の機種です。
ただ、iPhone16 Pro Maxも新品でなくリファービッシュ品なら、購入価値が比較的上がっています。iPhone17シリーズなど後継機種が登場することで、リファービッシュ品のiPhone16 Pro Maxは値下がりしてコスパ面でも良くなります。
前モデルのiPhone14 Proシリーズも、iPhone15 Pro Maxと比べてそこまで機能の差がない印象です。基本的なカメラ機能や画素数、バッテリー性能などは同じで、ディスプレイに関するダイナミックアイランド・常時表示も共通しています。
詳しくはiPhone14とiPhone15の比較ページでも取り上げていますが、これまでiPhone14 ProやPro Maxを使っていたユーザーにとって、あえてiPhone15 Pro・Pro Maxにアップグレードする価値は薄いです。下位モデルであればメインカメラの4,800万画素やダイナミックアイランドの搭載など、バージョンアップされたメリットがありますが、Proモデルに関しては大差がありません。
iPhone14 Proモデルは、バックマーケットで販売しているリファービッシュ品の中でも人気のiPhoneモデルで、同じくリファービッシュのiPhone14 Pro Maxもお手頃な価格で購入できます。型落ちモデルの利点で、再生品であるリファービッシュ品だと安くなっている傾向にあり、わざわざ最新モデルを購入する必要性がない場合にはコスパの良いiPhone14シリーズから選んでみるといいでしょう。
バックマーケットではiPhone14 Proシリーズ以外にも、需要の高い型落ちモデルのリファービッシュiPhoneを多く販売しています。中古品と異なり、必要に応じた修理や部品交換、クリーニングや検品などを行った上で販売しているため品質面の信頼度が高く、1年間の動作保証と30日間の返金保証もあります。
iPhone15 Pro Maxのレビュー・スペックや価格を今回ご紹介しましたが、あまりコストに見合うモデルはないと感じた場合にはぜひ、型落ちモデルからお得なiPhoneを探してみてはいかがでしょうか。数世代前のPro・Pro Maxモデルでも充分なカメラ性能があり、10万円以下で買える機種も多くあります。
iPhone15 Pro Maxなど新しいiPhoneモデルの買い替えでは、今まで使っていた古い機種の売却も経済的なメリットがあります。iPhone12 Pro Maxなど、数世代前の機種でも定価での値段が高かった上位機種では、買取価格が高くなります。
iPhoneの買取サービスについてご検討中の方は、バックマーケットの買取サービスをぜひご利用してみてはいかがでしょうか。Web上からすぐに査定価格が分かるほか、iPhoneの各モデルについて買取の最高値も掲載しています。
買取可能なiPhoneモデル | 機種別の買取価格紹介ページ |
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コンテンツクリエーターとして7年の経験を持ち、以前はゲーム業界で活動していました。BackMarketの目標である、リファービッシュ品の普及と「新しい」の再定義に貢献することをミッションとして掲げます。整備済製品の魅力やデバイス選定のポイントなど、役立つ情報を今後も提供していきます。