リファービッシュ品(整備済製品)とは?中古との違い・選ぶメリットを解説!

スマートフォンやパソコンのほか、家電製品で普及が進んでいるリファービッシュ品について、中古品などとよく混同されがちで、実際どのように違うのかわからない方も多いのではないでしょうか。 リファービッシュ品は再生品や整備済製品とも呼ばれるもので、中古品とは明確に異なります。価格の安さや環境保全の貢献などメリットも多いリファービッシュ品について、私たちBack Market(バックマーケット)より販売していますが、新品と比べて優れているポイントや安全性などもご紹介します!

リファービッシュ品とは?

リファービッシュ(refurbish)は英語で「改修する」や「修理調整する」といった意味がある通り、リファービッシュ品は中古品や初期不良などで返品された製品を修理・調整された状態で、新品と同様に使える状態で出荷されます。

以下ではまず、一般的な定義としてのリファービッシュ品に関する特徴を説明します。一つ注意点として、私たちバックマーケットなど各会社・サイトによっては「リファービッシュ」の定義や意味が多少異なることもあります。

一般的な定義:整備された状態で販売される製品・再生品

リファービッシュ品は整備済製品や再生品などとも呼ばれるように、一般的には中古品を「整備した」状態で販売されています。基本的に再生されたデバイスは、使用していたユーザーから別のユーザーへ直接譲られるわけではありません。

まず、専門のスペシャリストが製品の状態確認やバッテリーテストなどを行い、へこみや傷があれば修理し、壊れた部品があれば交換します。クリーニングのほか、特にスマホやパソコンの場合バッテリーの消耗が激しい不良品もありますが、バッテリー容量保証に従い交換された上で出荷されるリファービッシュ品もあります。

これらの修理プロセスが完了したら、安全性についてもテストされています。正常に使えることを確認した上で、販売されます。

スマホのほか幅広い家電でリファービッシュ済製品がある

私たちバックマーケットでは日本市場向けのリファービッシュ品で、iPhoneやiPad、MacBookなどのガジェットを中心に販売していますが、ヨーロッパなどリファービッシュ品の利用率が高い国ではゲーム機器やカメラ製品、家電製品など幅広い種類のリファービッシュ品の在庫があります。

ヨーロッパでは購入・利用されているスマートフォンのおよそ1/3が中古・リファービッシュ品を占めており、大量生産および大量消費による問題意識が強い地域では、今後も幅広い製品でのリファービッシュ品が浸透するでしょう。

日本でも徐々にリファービッシュ品が普及しており、バックマーケットで販売している中古&整備済のiPhoneや、他の事業者でも冷蔵庫などの家電や腕時計のリファービッシュ済製品などが売られています。

バックマーケットのリファービッシュ品(整備済製品)と一般的な中古品の違いとは?

リファービッシュ品に関して、「中古品と結局変わらないのでは?」と疑問を持つ人も少なくありません。まだ日本国内ではリファービッシュという言葉自体聞き慣れないため、やはり仕方ないことかと感じます。

そこで、バックマーケットが定義するリファービッシュ品と、業者や個人が販売する一般的な中古品の比較をしました。

リファービッシュ品と中古品の違い

バックマーケットのリファービッシュ品

一般的な中古品

価格比較

新品より安く販売

新品より安く販売(リファービッシュ品と同じ傾向)

製品・バッテリー性能

品質チェックや必要に応じて修理・部品交換・バッテリー交換を行う

場合によって点検や修理を行わず、不具合がある状態で出荷

保証制度

1年間の動作保証・30日間の返金保証・バッテリー容量保証などあり

販売業者による(CtoCの個人間取引では基本無保証)

製品の外観

クリーニング対応はするものの本体に傷が確認される製品もある

リファービッシュ品と同様に本体に傷がある製品あり

単純な中古品と異なるポイントとして、製品の品質と保証制度が注目されます。価格自体はどちらも安価ですが、中古品として売られるスマートフォンや家電製品は点検や修理をせず販売されることもあります。

いわゆる現状販売がされているのが中古品で、CtoC(個人間取引)のフリマアプリや販売サイトで売買されるガジェットが該当します。中古iPhoneを購入する際の注意点でも解説していますが、フリマアプリやオークションサイトで購入する中古品のガジェットは保証制度がなく、不具合や故障のリスクがあるので要注意です。

一方でリファービッシュ品は、製品端末自体は他のユーザーが使っていたものですが、新品と同等の動作が確認された上で出荷しております。不具合やバッテリーの消耗などがあった場合には、部品交換や修理などを行い品質チェックを行います。なので、新品と比べて安い価格で提供できる上、保証制度もある高品質な製品を使えるのが魅力的です。

地球環境にも優しい再生品のリファービッシュ済ガジェットは、価格の安さで選ばれがちですが品質の高さにおいても高評価です。これまで新品のスマートフォンを使っていたユーザーで、安く買い替えをしたいものの品質が心配だから中古品は使いたくない...といったお悩みもリファービッシュ品なら解決できます。

リファービッシュ品と似ている言葉・製品との比較

リファービッシュ品について私たちバックマーケットでは整備済製品や中古&整備済製品といった言い方もしていますが、スマートフォンやガジェット・家電関連では似たような言葉も多いため、意味や定義に関する情報の整理をしておきます。

未使用品・未開封品は新品と同等

iPhoneなどのスマホでよく言われる未使用品や未開封品はどちらも、製品が使われていないため新品と同じ状態です。未開封品は包装も開けていない状態ですが、未使用品や包装や袋から開けている状態といった違いがあります。

新品より多少安くなる傾向にありますが、iPhoneなど高額のガジェットでは未使用品や未開封品の価格は、新品とそれほど変わりありません。購入コストをなるべくおさえたいユーザーは、リファービッシュ品の方が安さでメリットがあるでしょう。

リユース品も中古端末の一種

iPhoneではリユース品もあり、大手キャリアや格安SIM業者など、スマホ販売業者が提供しているた中古端末が対象となります。リファービッシュ品と似た特徴もありますが、販売業者によってリユース品の定義が異なり、整備されている状態で出荷する端末もあれば、不具合のある中古品として売られているものもあります。

また、大手キャリアが販売しているリユース品はそこまで安くない端末もあるほか、5G契約中のユーザーはiPhone SE(第2世代)など4G機種の購入ができないといった制約もあります。

リフレッシュ品はリファービッシュ品・新品に近い品質

リフレッシュ品は大手キャリアなどが提供する交換電話機のサービスで提供される製品で、外装の新品交換や品質の確認、新品と同じ状態での初期化などがされた状態で使われます。

リファービッシュ品と同様に品質面での保証があり、本体に傷があったり箱や付属品の一部がないといった特徴もあります。また、リフレッシュ品は基本的に単体で販売される商品ではなく、キャリア側の交換補償サービスで利用されます。紛失や破損などを理由に端末の交換(または提供)を希望する場合に、ユーザー側へリフレッシュ品の端末が送られます。

リファービッシュ品が新品よりも優れている理由・メリット

リファービッシュ品は新品よりも優れている部分があり、経済的な面でメリットを感じるほか型落ちモデルで多くの機種から比較できるほか、近年注目されている環境問題への対策・貢献も大きな意義です。

新品よりも安く購入できる

リファービッシュ品は中古品と同様の価格帯で、新品と比較して安く買えるメリットがあります。製品のコンディションや種類にもよりますが、iPhoneやiPadなどの機種では型落ちモデルだとリリース当時価格よりも半額以下になるものもあるのでお得です。

リファービッシュ品の傾向として、型落ちモデルの製品が比較的安く手に入ります。iPhoneの人気機種ランキングでも、数世代前のモデルがおすすめで5万円前後の価格帯で購入できる高性能のリファービッシュ品が特に選ばれています。

幅広い種類の型落ちモデルから比較検討できる

ガジェット関連の製品では新品だと最新モデル以外の品揃えが悪く、そこまで高いスペックを求めていない方にとって不満が残ります。

  • 最新機種の性能はオーバースペックになる

  • スマホやパソコンなど多用はしないから安く買いたい

  • 価格重視でガジェットを選びたい

などのお悩みや要望がある場合、型落ちモデルの選択肢が多いリファービッシュ品がおすすめです。2023年リリースのiPhone15シリーズの価格など、新しいガジェットは10万円以上の価格が一般的になりコスパ重視のユーザーには不向きでしょう。

リファービッシュ品を買うことで環境保全に貢献できる

バックマーケットでスマートフォンを購入すると、新品同様に機能する製品が安く手に入るだけのメリットに限らず、環境保全という点でも貢献できます。

リファービッシュ品(再生品)は地球環境への影響が大きく、CO2の排出量や水、原材料資源、電子廃棄物の生成量を約9割ほど削減できます。バックマーケットのサステナビリティへの取り組みや、リファービッシュ品における地球環境への影響調査結果について以下の記事でも取り上げています。

👉リファービッシュ品は地球環境にとってどのような意味がある?

リファービッシュの技術は、新品同様に機能するデバイスをお得に手に入れられるだけでなく、地球環境にも優しいものであります。高い新品を購入するより、環境破壊を抑制できる安いリファービッシュ品(再生品)を選ぶトレンドが広まれば、サステナブルな循環型社会が今後もより普及していくでしょう。安さだけでなく、環境保全に協力できるという価値ある目的も見逃せません。

リファービッシュ品を選ぶ際の注意点

中古品や使用済み品などのビンテージはファッションやレコード、80年代にしかいなかったバンドのTシャツなどでは付加価値がとても高く感じますが、一方で電子製品についてはポジティブに聞こえないという人もいるのではないでしょうか。

中古のデバイスを購入するということは、前の所有者がそのままにしておいた状態で購入するということを意味します。リファービッシュ品に関しては動作チェックや必要に応じた修理を行うので品質的には問題ないですが、あくまで新品とは異なる製品であることを理解しておく必要があるでしょう。

リファービッシュ品はあくまで中古&整備品(新品とは異なる)

リファービッシュ品は、外観のコンディションが製品によって異なります。以下でも解説していますが、バックマーケットで販売しているリファービッシュ済スマートフォンでCグレードの製品だと、ディスプレイの傷なども確認されます。

細かい傷や経年劣化があっても中身・性能面では問題ないですが、使用感のあるデバイスを使うのには抵抗がある...といった方は、状態・コンディションの良い製品を優先的に選ぶことが重要です。リファービッシュ品はあくまで中古&整備品であるため、目立たない程度ですが本体の傷や使用感があるのは避けられないでしょう。

新品よりも価格の流動性・在庫変動が大きい

リファービッシュ品は市場の需要などによって価格が流動する傾向にあり、iPhoneやiPadなどのガジェットでは新作モデルがリリースされるタイミングで型落ちモデルが安くなることがよくあります。

また、上記でも説明しました商品のコンディションによっても価格が異なるため、安く売られていたデバイスを買おうと思っていたところ、すぐ売れてしまい購入のタイミングを逃してしまうケースもあるでしょう。リファービッシュ品は在庫変動も大きく、あまりリファービッシュ市場に出回っていない新しい機種などは在庫が少ないため、欲しいタイミングで購入できないといった注意点もあります。

バックマーケットでリファービッシュの品質を保証する方法

リファービッシュの基本的な情報や利用するメリット・注意点など一通り解説しましたが、バックマーケットのリファービッシュ品に関する品質管理などもご紹介します。

バックマーケットは2014年にフランスのパリで設立してから、日本を含む世界各地でリファービッシュ品の販売事業を展開しており、実績やノウハウを活かし他よりも優れた整備済製品を提供できると自負しています。私たちが販売するデバイスには、独自の規則と手順があります。

デバイスが出荷される状態では、100%動作確認済でお届けすることができるように品質のチェックや検品、必要に応じた修理や部品交換などを確実に行います。

動作テストではスマホのタッチスクリーンやカメラが完全に機能することを確認するために、フラッシュテストや触覚テストなどを行います。その他以下の方法にて、販売者のチェックを継続的に行っています。

  • ミステリーショップ(販売者からランダムに購入して品質をチェック)

  • 販売者に対する品質憲章(チェックポイント)の掲示・動作確認による品質担保

  • ご購入いただいたお客様のレビュー

また、リファービッシュ品は一定の使用で不具合など発生するリスクもあり、その対策として1年間の動作保証と30日間の返金保証も付いています。CtoCの個人間取引で販売される中古品とは異なり、厳格な基準で高品質な製品が販売されていることをご認識いただければ幸いです。

バックマーケットのイノベーションラボでは、業界標準となった新しい改修プロセスを開発し続けています。 参考までに、リファービッシュされるiPhoneの検品イメージについて動画でもご紹介しています