リファービッシュ品(中古整備済品)と中古の違いはなんだろう?

電子ガジェットのリファービッシュ品、中古品、中古整備済み品、と呼ばれる商品については、よく混同されがちで、実際どのように違うのかわからない方も多いのではないでしょうか。。 しかし明確にそれぞれ違うのです。この記事ではそのポイントについてご説明いたします。

リファービッシュ品(中古整備済品)と中古の違いはなんだろう?

中古とリファービッシュ(整備済み)

中古品。使用済み。開封済み。整備済み。リサイクル品。リファービッシュ品。再生品。いろいろな新品以外の製品の呼称がありますが、大きく分けて中古品と再生済みや整備済み品には大きな違いがあります。

お財布にも地球環境にも優しいテックガジェットを求めるなら、「リファービッシュ品」「整備済品」「再生品」という言葉に注目してください。

これらの言葉が示すものは、中古品はデバイスが「現状販売」で売られているのに対し、リファービッシュや整備済み品は文字通り整備されて、必要であれば修理や部品の交換を行い、新品同様の品質に近づけて販売されているのです。

中古品デバイスを購入する際に予想できること

中古/使用済み: ビンテージはファッションやレコード、80年代にしかいなかったバンドのTシャツなどには素晴らしい言葉ですが、電子製品にはあまり適した言葉とはいえないでしょう。

中古のデバイスを購入するということは、前の所有者がそのままにしておいた状態で購入するということを意味しています。バッテリーが減ってるかも? 誰のものかわからない刺激的なマル秘写真? そんなものも状態も含めて全てそのままの可能性があります。

販売した人やお店などは、大丈夫、機能するから、と言うかもしれませんが、実際にデバイスを手にして動かしてみるまで、どれくらいのレベルで機能するか、わかりません。

そして、お金を払ってしまって手にした時に気がついても、返品するにはおそすぎるか、出来ないのが普通です。これらの中古電子製品は通常、返品保証や修理保証がない状態で販売されているのが普通です。個人売買ならなおさらです。

また、そのデバイス内の電気配線は問題ないのでしょうか? つまりわかりやすくいえば、大げさかもしれませんが、中古で買ったMacBook Proがあなたの家を全焼させてしまう可能性もないとは言い切れないわけです。電子製品において安全対策の知識無しで行われた修理は大変な結果をもたらす可能性もあります。また、メーカーから発表されているリコール対策をしていないかもしれません。

中古製品を買えば節約は出来るでしょう。しかし、バッテリーライフや基本的な機能への保証がなければ、毎日体の一部のように使うものに対して、大きなリスクとなる可能性があることを念頭に入れて置かなければなりません。

リファービッシュとは?

リファービッシュとは、中古品なんですか? その答えは、ハイ。となります。ではなにが違うのか? リファービッシュ品は、整備済み再生品や整備済み中古品などとも呼ばれるように、基本的には中古品を「整備した」状態で販売されています。その「再生」されたデバイスは、とあるユーザーから別のユーザーへと譲られるわけではありません。

まず、専門のスペシャリストがバッテリーwテストし、へこみや傷があれば修理し、壊れた部品があれば交換します。カメラが壊れている? 修理してあります。バッテリー容量が減っている? 交換してありますよ。傷がついている? しっかり磨いてポリッシュしてあります。

これらの修理プロセスが完了したら、もちろん安全性についてもテストされています。

バックマーケットではさらに、1年間の動作保証、30日以内の返金保証、送料無料など、様々な保証もつけています。

バックマーケットでの品質を保証する方法

ここまでで、一般的なリファービッシュについて触れてみました。バックマーケットのリファービッシュについてはどうでしょ?

自慢ではありませんが(笑)、私たちは他よりも優れたリファービッシュ済(整備済中古製品)を提供できると自負しています。私たちが販売するデバイスには、独自の規則と手順があります。

デバイスのパッケージングのストレステストを開発し、販売者がデバイスを最適化する方法を理解できるように推奨事項を作成して、デバイスが出荷される状態では、100%動作確認済でお届けすることができます。

スマホのタッチスクリーンやカメラが完全に機能することを確認するために、フラッシュテストや触覚テストなどの手順をふみます。私たちは、シークレットショッピング(販売者からランダムに購入して品質をチェック)、販売者への現地訪問、そしてもちろんお客様のレビューを通じて、販売者を継続的にチェックしています。また、技術に関するほとんどの問題は、一定の使用を経て初めて表面化することも知っています。そのため、バックマーケットが販売するすべてのデバイスには、気が変わっても30日間の交換と、 1年間の保証が付いています。最後に、これらの業務の中心であるバックマーケットのイノベーションラボでは、業界標準となった新しい改修プロセスを開発し続けています。 

以下をご覧ください。

バックマーケットによる、リファービッシュデバイスの分類基準

バックマーケットでは、デバイスを外見上のグレードに応じて分類し、届くデバイスの状態を把握できるようにしています。これらのデバイスのグレーディングに応じ、表面に傷や摩耗が少しあるものもあれば、まったくないほぼ新品のような状態のものもあります。当然、応じて値段も変わります。

グレード:普通(Cグレード)

  • 画面: ディスプレイをオンにした際に、わずかに目立つ小さな傷がある場合があり。

  • 本体: 傷やへこみがあり

グレード: 良好(Bグレード)

  • 画面:完璧な状態

  • 本体: 20インチ離れた場所から確認できる細かい傷がある場合があり

グレード: 非常に良い(Aグレード)

  • 画面: 完全な状態

  • 本体: 8インチ離れたところからでは目立たないような、殆ど目立たないくらいの微細な傷がある場合あり

動作は、外観のグレードに関係なく、全てのデバイスが新品同様に機能するように整備されています。

さらにもう一つ、再生品が新品よりも優れている理由

リファービッシュ品は、中古よりも優れているのでしょうか? もちろんその答えはイエスでしょう。しかし、リファービッシュ品は新品よりも優れている部分があります。

バックマーケットでスマートフォンを購入すると、新品同様に機能する製品が新品価格よりもはるかに安く手に入るだけではありません。環境へ与える影響も小さくすることが出来ます。

平均すると、リファービッシュ品のスマホは、新品と比較すると炭素排出量が91.6%少なくなります。また、使用される水、原材料、電子ゴミなども大幅に削減されます(バックマーケットのサステナビリティへの取り組みをご覧になりたい場合はこちらをどうぞ)。リファービッシュの技術は、新品同様に機能するデバイスをお得に手に入れられるだけでなく、地球環境にも優しいものであるのです。

さて、リファービッシュ品と中古品の違いがわかっていただけたでしょうか? もっとよリ詳しくそれぞれの製品や購入した方の体験などをご覧になりたい場合は、レビューなども合わせてご覧ください。

haru

筆者:Haru,  Editor

HaruはBack Marketでテクノロジーとサステナビリティという2つの情熱を組み合わせることができ、とても嬉しく思っています。彼女の記事を読んで、リファービッシュド・テクノロジーについてもっと知ってください。

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