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2025年5月2日に更新済み
2025年5月2日
2分で読めます
Sun
BackMarket コンテンツクリエーター
iPhoneは日本で人気のスマートフォンで、新規でスマホを購入したい方や機種変更を考えている場合には最新のiPhoneシリーズも気になるところです。ただ、iPhoneは年々価格が高くなっており、「どうしてiPhoneは高いのか?」「高すぎるからiPhoneをやめた方がいい?」などの疑問やお悩みもあるでしょう。そこで、こちらのページではiPhoneの価格が高い理由や、世界的に見た日本のiPhone価格の比較を解説した上で、iPhoneを安く買う方法もご紹介します。
iPhoneの価格は高くなっており、iPhone11では74,800円で購入できていたのが、iPhone15の価格では124,800円まで上がっています。このリリース価格だけで比較すると、2019年モデルのiPhone11から、わずか4年後の2023年モデル(iPhone15)で1.5倍以上高くなっていることが分かります。
無印モデルやPlusモデルなどの下位機種でも10万円以上する価格帯から、やはりiPhoneは高くなったと言われるのは妥当ですね。どうしてiPhoneの価格が高騰したのか、理由やApple側の背景から解説します。
iPhoneは高品質な部品と最新の技術を使用して製造されています。例えば、OLEDディスプレイや高性能なプロセッサ、複数のカメラレンズなどが含まれます。これらの部品はコストが高く、製品価格に反映されます。米ドルで比較をすると、有機ELが採用されたiPhone12シリーズから値上がりしています。
OLEDディスプレイ:有機ELのことで、従来の液晶ディスプレイと比較してバックライトが不要で、優れたコントラスト比と色再現性を提供
プロセッサ:Appleが独自に設計したAシリーズの高性能なプロセッサが搭載
カメラ性能:複数の高品質なレンズとセンサーを搭載(高額なProシリーズには望遠レンズも搭載)
ソフトウェアの開発と保守:独自のオペレーティングシステム(iOS)に関するリソース
Androidスマホは様々なメーカーが提供しているのに対して、iPhoneはApple独自のブランドとして開発から製造まで全て独占していることでの強みもありますが、高い性能やiOSのセキュリティの維持で膨大なコストがかかっていることも伺えます。
Appleはプレミアムブランドとしての地位を確立しており、そのブランド力を維持するために高価格戦略を採用しています。消費者はApple製品に対して高い信頼と期待を持っており、「iPhone以外のスマホは使えない」とか「Androidスマホはあまり信用できない」などの志向から、高価格でも購入するユーザーが多いとされています。
また、AppleではWeb広告などのマーケティング・プロモーション活動も積極的に行っており、新製品のリリースやブランディングでも多くの費用を使っています。
これまで、日本の大手キャリアではiPhoneを販売する際、端末価格を下げる代わりに月額料金を高く設定することで収益を確保していました。実質ゼロ円で販売していたこともあり、iPhoneの買い替えで初期費用を安くできるメリットもあります。
しかし、2019年に総務省による指導が入り、月々の端末代金支援や他社からの乗り換えによる割引・還元ができなくなりました。そのため気軽に買えるようなキャンペーンはなくなり、キャリアでiPhoneを購入する良さが薄れています。
現在でも実質ゼロ円(または1円)の割引はキャリアによって実施しているところもありますが、端末でなく通信料金からの割引になっています。また、実施ゼロ円は2年後の返却(下取り)が必須になっており、返却せずに使い続けるプランではApple Storeの定価よりも高いといったデメリットもあります。
iPhoneの価格が高くなっている原因として、インフレや生産コストの上昇も大きいです。インフレは、製品の製造コストを押し上げる主要な要因の一つです。原材料費や労働コスト、輸送費などが上昇することで、最終的な製品価格に反映されます。例えば、Apple製品は世界中のサプライチェーンに依存しており、これらのコストが上昇すると製品価格も上がります。
加えてiPhoneの価格では為替レートの変動も影響があり、特にドルが強い時期には他国での価格が相対的に高くなります。2022年には円の急激な下落が起こり、1ドル120円以下だったのが150円以上まで上がり、2025年5月時点でも145円前後で変動しており円安の傾向が続いています。
米ドルベースでのiPhone価格について以下でも解説していますが、ドル価格だと実はiPhone12からiPhone16までの無印モデルは全て799ドルと同価格です。最近のiPhoneが高すぎると感じるのは、円安が大きな原因となっています。
参考までに、世界各国と比較した日本のiPhone価格も考察します。10万円以上のiPhoneは高すぎて手が出せない...と感じるかもしれませんが、世界的に見ると日本のiPhone価格は安い方です。
例として、iPhone16シリーズの価格を円換算で比較すると以下の通り、日本のiPhoneはかなり安いことが分かります。各国のApple Store販売価格について、2025年5月2日時点での為替レートで日本円に換算した際の値段で比べています。
<iPhone16(128GB)で比較した場合>
iPhoneが安い国 | iPhone16の価格 | iPhoneが高い国 | iPhone16の価格 |
中国 | 117,974円 | トルコ | 241,356円 |
アメリカ | 118,544円 | ブラジル | 196,523円 |
カナダ | 122,909円 | スウェーデン | 169,896円 |
日本 | 124,800円 | ノルウェー | 164,756円 |
韓国 | 125,458円 | デンマーク | 162,722円 |
・参考:iPhone16の世界最安値比較
価格改定や通貨価値の変動によって上記の価格も変わりますが、現時点では日本のiPhone16は中国とアメリカ、カナダの次に安いことが分かります。特に、トルコやブラジルなどの高価格国と比較すると大幅に安価です。
したがって、日本でiPhoneを購入することはお得であると言えます。外国人観光客も、日本のApple StoreでiPhoneなどのApple製品を購入することもよくあるでしょう。
こちらも参考までのデータですが、海外サイト(Here’s How Long You’ll Need to Work to Buy an iPhone in Various Countries)よりiPhone15を購入するために各国で必要な労働時間を比較しています。各国の平均賃金とiPhone価格を基準に、iPhone15モデルを一つを購入するためにどれだけの時間を働くのか、抜粋すると以下表の通りです。
国名 | 必要な労働時間(時間) | 必要な労働日数(約) |
スイス | 34時間 | 4日 |
日本 | 66時間 | 8日 |
カナダ | 79時間 | 9日 |
中国 | 196時間 | 24.5日 |
トルコ | 818時間 | 102日 |
iPhone16モデルの価格比較と同様に、労働時間も日本では比較的短くなっており、世界的に比べるとまだ価値が低い方だと分かります。一方で価格が高いトルコでは800時間以上の労働時間が必要で、最も労働時間が短いスイスではたった34時間と大きな差が出ています。
ドル単位での比較でもiPhone自体の価格は高くなっていますが、高額になっている要因としては上記で説明したようなインフレ・物価による影響もあります。物価を考慮すると、実は2024年モデルのiPhone16シリーズが最も安いという検証結果もあります。
iPhoneのリリース価格について、iPhone8シリーズ以降の(SEシリーズを除く)モデルで最安値を比較してみました。
モデル | リリース年 | 価格(日本円) | 価格(ドル) |
iPhone 8 | 2017年 | 78,800円 | $699 |
iPhone X | 2017年 | 112,800円 | $999 |
iPhone XR | 2018年 | 84,800円 | $749 |
iPhone XS | 2018年 | 112,800円 | $999 |
iPhone11 | 2019年 | 74,800円 | $699 |
iPhone12 | 2020年 | 85,800円 | $799 |
iPhone13 | 2021年 | 98,800円 | $799 |
iPhone14 | 2022年 | 119,800円 | $799 |
iPhone15 | 2023年 | 124,800円 | $799 |
iPhone16 | 2024年 | 124,800円 | $799 |
日本円基準だとiPhone15モデルと、同じく無印モデルのiPhone16で価格が最も高いですが、ドル価格ではiPhone12以降、799ドルと同じです。また、iPhone 8モデルと比較しても100ドルほどの差がなく、4〜5万円ほどの差がある日本円と比べると、iPhone16の価格はそれほど高いとは感じません。
さらに、各iPhoneモデルでは値段のほか当時の物価も考慮する必要があります。海外のインフレ計算機(Bureau of Labor Statistics)を参考に、リリース当時価格からインフレ調整をした後の価格をまとめました。
モデル | リリース年 | 価格(ドル) | インフレ調整後の価格(ドル) |
iPhone 8 | 2017年 | $699 | $900 |
iPhone X | 2017年 | $999 | $1,287 |
iPhone XR | 2018年 | $749 | $942 |
iPhone XS | 2018年 | $999 | $1,254 |
iPhone11 | 2019年 | $699 | $863 |
iPhone12 | 2020年 | $799 | $976 |
iPhone13 | 2021年 | $799 | $931 |
iPhone14 | 2022年 | $799 | $861 |
iPhone15 | 2023年 | $799 | $827 |
iPhone16 | 2024年 | $799 | $799 |
・参考: How Apple's pricing changes (inflation included)
上表の通り、最近のiPhoneシリーズではiPhone16がインフレ調整後の価格だと最も安いです。逆を言えば、物価の高騰が続いている中でiPhoneの価格は安定していると捉えられます。インフレ率が上がっている中で、ドル価格のiPhoneシリーズは横ばいであることから、アメリカなど海外のiPhoneユーザーにとって買いやすくなっています。
グローバルな価格比較ではiPhoneは高騰しておらず、むしろインフレーションによる逆風にも耐えているかのような据え置き価格となっています。他の国と比べて日本円での販売価格も比較的安いのですが、新品のパソコンと同じような高い価格帯(10万円以上)という点に引っ掛かり、高すぎるといったネガティブな印象も受けます。
iPhoneの価格に関して、日本国内ではiPhone SEシリーズの廉価版モデルが比較的人気です。Back Market(バックマーケット)で販売しているリファービッシュ品の人気iPhoneモデルランキングでも、第3世代のiPhone SEが多くのお客様に選ばれています。
お手頃な価格で購入したいユーザー向けに廉価版モデルの需要がある一方で、2025年2月にリリースされたiPhone 16eのレビューは賛否ある内容でした。
iPhone 16eはドル価格で599ドルで、ナンバリングモデル(無印モデル)の799ドルと比べると安くはなっていますが、日本円価格では99,800円〜と期待されていた価格帯より上がっています。
2022年にリリースされたiPhone SE(第3世代)は、128GBのモデルで69,800円の価格なので、iPhone 16eは3万円ほど上がっています。気軽に機種変更をするといった価格設定ではなく、廉価版と言うには高すぎると感じるユーザーもいるでしょう。
iPhone 16eが10万円前後の価格帯になった理由として、従来のナンバリングモデルと同じく円安の影響が強いです。iPhone SE(第3世代)のリリース当時は1ドル110円台の相場でしたので、1ドル140〜150円ほどになっている2025年現在では、同じドル価格でも日本円にすると高くなります。
また、iPhone 16eではiPhone16・iPhone16 Plusと同じ、最新のA18チップを搭載していることや、ベースとなっているiPhone14モデルと比べて、カメラの数やコネクタの種類(USB-C対応)異なることから、流用できる部品も限られておりコストアップといったデメリットも伺えます。
レビューについては正直なところ意見が分かれますが、iPhone 16eモデルは最新機種をなるべく安く購入したいといった目的や、最新AI機能であるApple Intelligenceの活用を考えているユーザーにとっておすすめです。
カメラ機能はあまり使わないものの、高性能なプロセッサに動画再生で最大26時間持続するバッテリーや、USB-C対応のiPhoneとして利便性の高さで評価されます。第2世代のiPhone SEなど、古い機種を使っているユーザーにとってはiPhone 16eのスペックで満足できるでしょう。
ただ、iPhone 16eは廉価版という立ち位置から、超広角カメラが搭載されていないことやMagSafeの非対応、カラーバリエーションの少なさ(ホワイトとブラックのみ)などのデメリットもあります。10万円前後の価格帯では、リファービッシュ品だとiPhone15モデルやiPhone14 Proモデルもあり、カメラ性能の高さやMagSafe対応など多機能を重視するユーザーにとって型落ち機種の方が向いており、新品のiPhone 16eではコスパの低さも懸念されます。
日本のiPhoneは世界的に見ると安い方ですが、円安やインフレ・物価の影響もあり価格自体は年々上がっていることが分かります。
それでも、日本国内のスマートフォンシェア率はiPhoneの方が高いです。調査内容によって差がありますが高いと6〜7割の使用率で、バックマーケットより発表したスマホ利用の調査結果でも、iPhoneの使用率は53.1%とAndroidを上回る結果でした。
円安が進み下位モデルも高額になっている中、AndroidよりiPhone機種の方が売れている理由として、品質だけでなくデザイン性の良さや、友達など周囲と同じ物を使いたい意識も影響しています。
日本人はブランド志向が強く、Appleのブランド力が大きな影響を与えています。また、周囲と同じものを好む集団意識もiPhoneの普及に寄与しています。特に10〜20代の若いユーザーを中心に、iPhoneの利用率が高いです。
友人間での情報共有やAirDrop機能などが便利である理由もありますが、学生などの若年層では「友達が新しいiPhoneモデルを買ったから自分も欲しい」とか「自分だけAndriodスマホだと浮いている感じがするから嫌だ」など、周りと同じスマートフォンを使いたい志向から、iPhoneが人気になったと言えます。
また、日本の大手キャリアは、iPhoneの販売促進のために端末料金を実質ゼロ円にするキャンペーンを行ってきました。これにより、学生などはじめてスマートフォンを購入する方がiPhoneを手に入れやすくなり、シェアが高まったと考えられます。
iPhoneモデルはAndroidスマホと比べて高くても、以下のようなメリットがあるためシェア率が高くなっています。
全体的に高性能であるため機種選びに失敗しにくい
古い機種でもiOSのアップデート・セキュリティサポート期間が長い
iPadやMacBookなど、他のApple製品との連携もしやすい
iPhoneのシンプルで洗練されたデザインが良い
Androidモデルは様々なメーカー・機種があり、自分に合った端末を選ぶのが難しいと感じることもあります。一方でAppleのiPhoneはサポートが充実しており、数世代前の型落ちモデルでも充分な性能があることも人気の要因です。
ただ、カメラスペックにこだわりがある方や、Androidの方が操作しやすいと感じるユーザーも中にはいます。Androidスマホで人気であるGalaxyとiPhoneの比較など、関連ページでも解説していますので気になる方はご参考ください。
人気のiPhoneモデルは購入する価値が高く、Androidスマホと比較してもデザインや機能性の高さから優先されがちです。そこで、高いiPhoneをなるべくお得に購入する方法を知っておくといいでしょう。
iPhoneの新規購入や乗り換えでは大手キャリアショップがよく利用されますが、乗り換え割や機種代金の分割払いで割引されるプログラムもあります。
ただ、大手キャリアでは割引プラン前提での価格になるため、2年以上の利用や端末の返却(下取り)をしたい場合には割高になります。また、実質的な割引になる大手キャリアでは月額料金が高くなり、実際の割引率は低めです。
安いiPhoneでは中古品を優先する方もいますが、中古iPhoneの注意点・デメリットは多く主に品質に関する懸念があります。
バッテリーの消耗や端末の故障リスクが高い
アクティベーションロックや赤ロムによるネットワーク通信制限
フリマサイトで購入する中古iPhoneには保証制度がない
といった理由から、中古でのiPhone購入では注意が必要です。フリマアプリで販売されている中古iPhoneは相場よりも安く魅力的に感じるかもしれませんが、品質が安定してないほか動作保証がなく交換や返品ができないため故障リスクが懸念されます。故障や不具合について、iPhoneで充電できない原因と対策も解説しています。
安いiPhoneで品質も求めるなら、バックマーケットで販売しているリファービッシュ品のiPhoneがおすすめです。リファービッシュ品と中古品の違いでは、新品と同等の動作が確認された上で販売される点が大きいです。リファービッシュ品は専門家による検品やクリーニングだけでなく、必要に応じた部品交換や修理をしてから販売されます。
加えて、リファービッシュ品では保証制度も充実しており1年間の動作保証と30日間の返金保証が付いているほか、バッテリー容量保証もあるため消耗したバッテリーの交換も行います。
また、バックマーケットのリファービッシュ品iPhoneは全てSIMフリー対応で、格安SIMを使った乗り換えも簡単に行えます。最近ではガラケーからスマホへの乗り換えでも、高額な新品iPhoneではなくSIMフリー対応のリファービッシュ端末が安く好まれます。
参考までに、バックマーケットで販売しているリファービッシュ品のiPhoneについて、最安値・価格相場を以下表でまとめました。2025年5月3日時点のリファービッシュ品価格情報です。
iPhoneシリーズの価格比較 | リファービッシュ品価格(最安値) |
¥170 | |
¥30,279 | |
¥44,922 | |
¥280 | |
¥58,997 | |
iPhone15モデル | ¥85,497 |
定価だと10万円以上する機種でも、型落ちモデルのiPhoneでは大きく値下げしておりお得です。
バックマーケットのリファービッシュ品は定価よりも安く、上記でもご紹介しました通り型落ちモデルを中心に5万円以下の価格帯でも購入できます。さらに、学生向けの学割プロモーションやお友達紹介による割引もあり、よりお得にご購入いただけます。iPhoneの学割でおすすめの方法として、ぜひチェックしてみるといいでしょう。
詳しくはバックマーケットの整備済製品が安い理由でも解説していますが、高品質で安くリファービッシュ品を提供できることで、円安やインフレによる価格の高騰が進むiPhoneもお手軽に買えるメリットが魅力的です。
iPhoneの購入費用について不安に感じる方は、現在使っているiPhoneを売って少しでもコストをおさえたいと考えることもあるでしょう。iPhoneを売るならどこにするべきかお悩みの場合、バックマーケットの買取サービスもぜひご利用ください。
バックマーケットではリファービッシュ品の販売だけでなく、オンラインでiPhoneなどのスマホやタブレット、パソコンの買取サービスも実施しています。詳しくはBack Market買取サービスでご紹介していますが、Web上ですぐ査定価格を確認できますので、お使いのiPhoneをチェックしてみるといいでしょう。
これまでiPhoneの高さが気になり長期間機種変更できなかったユーザーも、リファービッシュ品を選択することで予算内での購入が可能となります。iPhoneは高品質で長期的な利用自体はできますが、iPhoneの寿命・使える期間は限られており、iPhoneのバッテリー寿命を迎えると利便性が下がります。
iOSのアップデートサポートが切れているような古いiPhoneモデルを使い続けるより、お得に購入できるリファービッシュ品(整備済製品)のiPhoneに買い換える方がコスパ的にも満足するでしょう。以下では、リファービッシュ品のiPhoneで人気の機種をご紹介します。
性能よりも価格の安さを最優先したい場合には、SEシリーズのiPhoneが適しています。iPhone SE(第2世代・第3世代)の比較より、5G通信に対応しており端末としての寿命も長い第3世代のiPhone SEがおすすめです。
リファービッシュ品では3万円台で購入できる機種もあり、買い替えを安くしたいユーザーに向いています。また、SE3では指紋認証対応のホームボタンに対応しているiPhoneなので、iPhone8など古い機種に慣れ親しんでいる方にとって使いやすいですね。
価格とスペックの両方を重視したい方は、2021年モデルのiPhone13シリーズがおすすめです。超広角カメラを含めたデュアルカメラシステムが高性能で、バッテリー持続時間も改善されています。
SEシリーズよりは高めの価格設定ですが、リファービッシュ品なら比較的安く手に入ります。スペック比較ではiPhone13のレビューページもご参考ください。
比較的新しいモデルではiPhone14とiPhone15の比較もよくされますが、iPhone15では下位モデルでも4,800万画素の高性能なメインカメラが実装されたほか、ダイナミックアイランドの搭載で通知確認や簡単な操作がしやすくなったなど、利便性の高さでも評価されておりUSB-Cコネクタ対応もポジティブな改善点です。
最新機種をなるべく安く手に入れたい目的でも、バックマーケットのリファービッシュ品がお得でおすすめです。機種選びではiPhone15のストレージ容量のほか、人気のピンクカラーなどお気に入りの色も基準に探してみてはいかがでしょうか。
また、2024年にリリースされたiPhone16シリーズもリファービッシュ品で取り扱っており、高性能なカメラコントロールボタンやA18・A18 Proチップによる処理性能の高さが評価されています。iPhone15とiPhone16シリーズの比較をしてみた上で、自分に合ったモデルを判断してみるといいでしょう。
リファービッシュ品という選択を取れば、定価だと高いiPhoneシリーズでも比較的安く手に入ります。ただ、より安くスマホの機種変更をしたい場合や、iPhoneにこだわる必要性があまり感じない方はAndroidスマホも検討する価値があります。
詳しくはiPhoneとAndroidスマホの違い・比較でも解説していますが、iPhoneは全体的に高性能でブランドとしての魅力もありますが、Androidスマホはより選択肢が広く、iPhoneよりも安くスペックの高い機種も探すことができます。
Googleアカウントの連携が便利で、ビジネスシーンで役立つ
ゲーミングスマホでおすすめの機種でもAndroidスマホが多い
カスタマイズが優れているほか、iPhoneと比べてカメラやバッテリー性能の高い機種もある
また、iPhoneと同じeSIMの対応機種もAndroidスマホでは増えており、機種変更時のモバイルデータ通信設定がしやすいです。関連記事より、eSIM対応機種のiPhone・Androidスマホでご紹介しています。
スマホなどのガジェットに詳しくなく機種選びが不安な方はiPhoneの方が適していますが、Androidスマホの操作に慣れており、スペックの詳細比較・選定をしたいユーザーはAndroidが向いています。
バックマーケットのリファービッシュ品ではiPhoneのほかAndroidスマホも取り扱っており、特に以下のシリーズ・メーカーが人気です。
Galaxyシリーズ:Googleが開発したスマートフォンで、AIによるカメラ機能や廉価版のaシリーズが人気
Google Pixelシリーズ:高性能なSシリーズのほか、安価なAシリーズや折りたたみ型のZシリーズなど選択肢が多い
Xperiaシリーズ:Sonyが開発したモデルで、初心者でも比較的扱いやすく馴染みがあります
関連記事より、Galaxy S22モデルの評価やGoogle Pixel 6aモデルのレビューなど評判の良い型落ちモデルのレビューもご確認いただけます。
人気のAndroidスマホについても、参考までにリファービッシュ品の最安値目安を以下でまとめました。販売時期や在庫状況によってリファービッシュ品の価格は変動しますが、3〜5万円の安価な機種が多くおすすめです。
Androidスマホの価格比較 | リファービッシュ品価格(最安値目安) |
45,000円〜 | |
115,000円〜 | |
29,000円〜 | |
45,000円〜 | |
25,000円〜 | |
17,000円〜 |
コンテンツクリエーターとして7年の経験を持ち、以前はゲーム業界で活動していました。BackMarketの目標である、リファービッシュ品の普及と「新しい」の再定義に貢献することをミッションとして掲げます。整備済製品の魅力やデバイス選定のポイントなど、役立つ情報を今後も提供していきます。