
2025年9月10日に更新済み
2025年9月10日
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Sun
BackMarket コンテンツクリエーター
2025年リリースのiPhone17シリーズでは、各モデルによって選べるストレージ容量が異なります。iPhone17とiPhone Airは最大512GB、iPhone17 Proは最大1TB、iPhone17 Pro Maxは最大2TBのストレージも選択できますが、価格が高くなるためユーザー個人の需要・用途に応じて検討することが重要です。
はじめに、iPhone17シリーズのストレージ容量についてオプションをご紹介します。2024年モデルのiPhone16シリーズと比べて、若干の違いもあります。
iPhone17シリーズでは下位モデルで、従来のPlusモデルが廃止になった代わりにAirモデルが新たに登場しました。無印モデルは256GB、512GBの容量があり、128GBは廃止となっています。Airモデルは256GBと512GBに加えて、1TBも選べるようになっています。
※iPhone AirモデルはiPhone17シリーズのラインナップですが、Apple公式では「iPhone17 Air」ではなく「iPhone Air」との表記をされていますので、本記事でもiPhone Airと掲載します。
上位モデルは引き続きPro・Pro Maxモデルがありますが、iPhone17 Proも128GBが廃止で、256GBと512GB、1TBのオプションとAirモデルと同じです。さらにiPhone17 Pro Maxでは2TBも新たに追加されました。
ストレージ容量の比較 | 128 GB | 256 GB | 512 GB | 1 TB | 2 TB |
× | ◯ | ◯ | × | × | |
× | ◯ | ◯ | ◯ | × | |
× | ◯ | ◯ | ◯ | × | |
× | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
1TBや2TBのストレージ容量が必要なユーザーは限られますが、長時間の動画を撮影したり外部ストレージを使わず端末内で全て保存・管理したい場合にはおすすめです。
iPhone16シリーズのストレージ容量も参考までにご紹介すると、以下の通りでiPhone16 Pro Maxモデル以外は128GBの容量も選べるようになっています。
ストレージ容量の比較 | 128 GB | 256 GB | 512 GB | 1 TB | 2 TB |
◯ | ◯ | ◯ | × | × | |
◯ | ◯ | ◯ | × | × | |
◯ | ◯ | ◯ | ◯ | × | |
× | ◯ | ◯ | ◯ | × |
ストレージ容量のほか、カメラなどの全体的なスペックでもiPhone16シリーズはiPhone17シリーズとそこまで変わりありません。詳しくはiPhone17とiPhone16シリーズの違いで解説していますが、性能だけでなく価格重視で選ぶならリファービッシュ品から型落ちモデルを選ぶのも良いでしょう。また、容量の小さい128GBモデルもあることで、より安い機種をお選びいただけます。
ストレージ容量が大きいほどたくさんのデータ・アプリを保存できますが、端末価格の高さがネックとなります。
iPhone17シリーズのリリース価格について、ストレージ容量別では以下表の通りです。iPhone16シリーズと比べて若干の違いがあり、無印モデルは実質的な価格が多少安くなっていますが最小のストレージ容量が128GBから256GBに変更されましたので、最安値は129,800円と5,000円ほど値上がりしました。
容量別の価格比較 | 256 GB | 512 GB | 1 TB | 2TB |
iPhone17 | 129,800円 | 164,800円 | - | - |
iPhone Air | 159,800円 | 194,800円 | 229,800円 | - |
iPhone17 Pro | 179,800円 | 214,800円 | 249,800円 | - |
iPhone17 Pro Max | 194,800円 | 229,800円 | 264,800円 | 329,800円 |
AirモデルとPro・Pro MaxはiPhone16シリーズと比較してより高くなり、ストレージ容量が大きいほど値上がり幅も広がります。256GBで5,000円、512GBで10,000円、1TBで15,000円アップされています。
年々iPhoneの価格が高くなっており、日本の販売価格では円安や物価高などの影響もあります。iPhoneが高い理由・世界各国の価格比較では、ドル価格自体はそこまで変わっていないです。
iPhoneなどのスマホの買い替えで、15万円前後の予算は正直なところ厳しいと感じるユーザーも多いでしょう。iPhoneとAndroidスマホの比較もよくされますが、ブランドや安定したスペックからiPhoneはやはり日本国内でも人気でシェア率が高いものの、iPhone17シリーズは新品だと高額で購入に迷うところです。
高性能な機種や大容量のストレージを選びたい場合、最新のiPhone17シリーズより型落ちモデルの方がお得です。Back Market(バックマーケット)ではリファービッシュ品のiPhoneを販売しており、iPhone17シリーズの登場により一世代前のiPhone16シリーズの値下げが期待されます。
時期や在庫状況によって価格は変動しますが、2025年9月13日時点でのリファービッシュ品最安値目安は以下の通りです。
リファービッシュ品の価格比較 | 128GBの最安値 | 256GBの最安値 | 512GBの最安値 | 1TBの最安値 |
¥109,980 | ¥125,000 | ¥149,980 | - | |
¥96,980 | ¥117,340 | ¥150,110 | - | |
¥132,270 | ¥147,158 | ¥175,436 | ¥189,000 | |
- | ¥165,871 | ¥215,400 | ¥239,980 |
リファービッシュ品は新品と同等の動作が確認された端末で、価格は中古スマホと同水準であることから性能と値段のバランスが良く、コスパ面でおすすめです。iPhone16シリーズはプロセッサやカメラ性能が高く、iPhone16シリーズのカメラスペックでも充分に使えます。
iPhone17シリーズのストレージ容量を検討する時に、注意するべきことも以下でまとめました。
iPhone17シリーズだけでなくiPhoneシリーズ全てで、microSDカードに対応していません。一部のAndroidスマホではSDカードが使える機種もあり、端末自体のストレージ容量が小さくてもSDカードで手軽に容量を増やせます。
iPhoneユーザーは購入時に、用途に合ったストレージ容量を選ばないとアプリや写真・動画データを充分にダウンロードできず不便に感じることもあります。SDカードリーダーやUSBメモリ・クラウドストレージによる容量の確保もできますが、利便性の高さを考えると端末内のストレージで全てデータを管理できるのが望ましいです。
iPhone17シリーズでは256GBや512GBなどの容量がありますが、実際に保存できるストレージ領域は多少ですが少なくなります。iPhoneを使う上で、iOSやシステムデータで使うストレージも必要になりますので、その分使用できる容量が減ります。
256GBの場合には、30GB程度はiOS・システムデータで使うためアプリや画像・動画ファイルなどのデータは220〜230GBのストレージを使うことができます。iPhone17シリーズの最小容量である256GBでも、200GB以上ほどの領域があれば一般的な用途で問題なく使えます。
iPhoneのストレージ容量でも解説していますが、1TBのストレージに対応したのは2021年モデルのiPhone13シリーズの上位機種(Pro・Pro Max)からですが、iPhone16シリーズまでは上位機種の最大ストレージについて1TBで変わりありません。
一方でiPhone17シリーズでは、iPhone17 Pro Maxで最大2TBのストレージが実装されました。長時間の動画撮影やドラマ、映画データの保存でも充分対応できる余裕があり、外付けメモリを使わず端末内だけでデータ管理できる良さはあります。ただ、2TBのストレージは需要があまりなく、128GBから256GBに変更された最小容量の方を気にするユーザーが多いでしょう。iPhone17 Pro Maxの2TBモデルは30万円以上の価格と高く、必要なユーザーはごく一部となります。
人気のストレージ容量は言わば無難な選択とも言えますが、iPhone17シリーズで容量を選ぶ基準を解説します。用途にあわせて検討するほか、現在使っているiPhone・スマホのストレージ容量と使用状況から判断してみるといいですね。
iPhone13シリーズからiPhone16シリーズまでの下位モデルは最小のストレージ容量が128GBで、一般的なユーザーにとって充分な容量があると言えます。iPhone12モデルやiPhone SEシリーズでは64GBの容量も選べますが、64GBではライトユーザーでもストレージを圧迫しやすい傾向にありますので、最低128GBはあると安心できます。
メッセージやSNSなどよく利用するアプリを保存したり、写真や動画撮影をするユーザーでも高頻度でなければ128GBで問題なく使えます。端末価格も比較的安くなりますので、リファービッシュ品でも人気のストレージ容量です。そのため、最小容量が256GBのiPhone17シリーズでも、大半のユーザーにとって不自由なく使えます。
最近では256GBのストレージ容量を選ぶiPhoneユーザーが増えており、カメラやゲームアプリの利用など活用シーンの幅が広がっていることも影響しています。
複数のゲームタイトルで遊ぶ
普段からよく写真や動画をiPhoneで撮影する
ビジネスシーン向けの作業でも使う
といった傾向があるユーザーは、256GBのストレージ容量が無難な選択となります。最近の3Dゲームでは20GB以上の大容量データが必要なアプリ・タイトルも多いですが、256GBのストレージであれば複数利用できる余裕があります。iPhone17・iPhone Airなどの機種では最小容量が256GBになったので、こちらが人気の機種となるでしょう。
iPhoneなどのスマホのストレージでは、動画データがよく圧迫する原因となります。外出先でよく動画を観るユーザーの中には、事前にデータをダウンロードしてオフライン視聴をする使い方もできますが、ドラマや映画データのダウンロード頻度が多い場合には512GBのストレージも必要になります。
オフライン向けの動画視聴で、ドラマや映画データのダウンロードをよくする
4K動画の撮影をする
動画の編集にもこだわる
動画撮影をメインで使うiPhoneユーザーもストレージの余裕が欲しいところで、iPhone17シリーズのカメラは4K動画の撮影にも対応しており、設定にもよりますが4K動画では1分間の撮影でも1GB以上のストレージが必要となるため、256GB程度ではすぐに容量がいっぱいになります。
特にiPhone17 ProやiPhone17 Pro Maxで、写真や動画の撮影・編集などクリエイター向けの用途で考えている場合には1TBのストレージも必要となります。
外部ストレージを使わず、端末内だけで長時間の動画撮影や編集をしたい場合やクリエイティブなデータを保存しておきたい場合、1TBのストレージがあると便利です。ただ、価格面でのデメリットがありますので、ストレージ容量の検討だけでなく型落ちモデルとの比較もしてみるといいでしょう。
iPhone17シリーズなど新しい機種を購入した後、想定していた以上に容量を使ってしまいストレージの空きがなくなってしまうこともあります。ストレージ容量が不足するとiOSのアップデートができなくなるほか、アプリの強制終了など不具合が起きやすくなりますので、データ整理などの対策が重要です。
アプリについて一度はインストールしたものの、全く使わない場合には削除をすることでストレージの空き容量を確保できます。iPhoneの設定アプリより「一般」> 「iPhoneストレージ」を選択することで、使用容量の多い順でアプリの一覧を確認できます。
上記の設定アプリ画面はiPhone SE(第3世代)の端末ですが、iPhone17シリーズの端末でも同様の画面となります。この端末では128GBのストレージでまた空き容量で余裕はあるものの、アプリゲームの原神で20GB以上の容量を使っていることが分かります。他にもメールやブラウザなどのアプリで一覧で表示されていますが、使用容量が大きく不要なアプリがあれば削除しておくといいでしょう。また、アプリだけでなく過去の写真や動画データで不要なものがあれば、削除などの整理をするとストレージの確保ができます。
写真や動画データで削除をするのがもったいないと感じる場合には、iCloudへのバックアップ・保存がおすすめです。iPhoneではiCloudのクラウドストレージが便利で、無料で5GBのストレージを利用できます。
Google Driveも無料で利用できる範囲でのストレージがあり、バックアップ目的や保存しておきたい大事な写真や動画を残しておきたい時におすすめです。
クラウドストレージのほか、iPhoneでは外付けメモリでデータを保存・管理することもできます。iCloudなどのクラウドサービスは月額での費用が発生しますが、外部ストレージでは物理メディアの買い切りになるため、長期的に使えばコスト面でのメリットがあります。
より容量の大きい外部ストレージでは外付けHDDもありますが、手軽に使いたい場合には外付けメモリがおすすめです。iPhone17シリーズなどUSB-Cコネクタ対応のiPhoneモデルでは、LightningでなくUSB Type-C対応の外付けメモリを選ぶといいでしょう。
Apple InteligenceによるAI機能は、iPhone17シリーズのほかiPhone15 Pro・Pro MaxモデルとiPhone16シリーズも対応していますが、Apple Inteligenceも多くの容量を使用します。iOSのバージョンによって異なりますが、少なくとも6〜7GB以上のストレージが必要になります。
型落ちモデルではApple Inteligence対応のiPhone15 Pro・Pro Maxも人気ですが、普段の用途であまりAI機能を使わないユーザーは、Apple Inteligenceを無効にすることでストレージの節約もできます。
iPhone17シリーズのストレージ容量の選び方など解説しましたが、おすすめの機種を選ぶ際には全体的なスペックも気になるところです。
iPhoneシリーズのサイズ比較では、画面サイズや重量によってユーザーの好みが変わります。動画視聴やアプリゲームで満足度の高い大画面モデルも人気ですが、端末の重さや持ちづらさがデメリットとなります。
そこで、iPhone17シリーズで新登場のAirモデルが薄型軽量の機種として注目されています。5.64mmの薄さに、6.5インチの大画面モデルでありながら165gの軽い端末が特徴的です。iPhone Airはシングルカメラの仕様やバッテリー容量の少なさも気になるところですが、軽さを重視するユーザーにおすすめです。詳しくはiPhone Airのレビューをご参考ください。
新型iPhoneではカメラ性能の改善が期待されるポイントで、iPhone17シリーズではインカメラのほか、上位機種の望遠カメラの画素数も向上しています。iPhone17 Pro・Pro Maxでは4,800万画素の望遠カメラや最大8倍の光学ズームなど、下位モデルでは対応していない機能もあるため本格的な写真・動画撮影をしたいユーザーにおすすめです。
ただ、カメラ性能自体は型落ちモデルのiPhoneでも充分な性能で、気になる方はiPhone16シリーズのカメラスペック比較もご参考ください。
iPhone17モデルのレビューでも解説していますが、iPhone17シリーズではiPhone16シリーズのカラーと比較して変更された点もあります。無印モデルではラベンダーやセージ、ミントブルーが新色として加わり、スカイブルーやライトゴールドなどのカラーもあるiPhone Airモデルとカラーラインナップが異なります。
上位機種では従来のメタリックなカラーから傾向が変わり、彩度の高いコズミックオレンジも追加されました。詳しくはiPhone17シリーズのカラーラインナップから、各色を比較するといいでしょう。また、iPhone17シリーズでは無印モデルを除き背面にカメラバーが新たに搭載されていて、見た目・外観の違いもあります。
iPhone17シリーズは間違いなく高性能なモデルですが、価格が高いことやあえて最新モデルを選ぶ理由がそれほどないと感じるユーザーも多いです。購入に迷っている場合には、リファービッシュ品から型落ちモデルを比較してみてはいかがでしょうか。
バックマーケットではiPhoneなどのリファービッシュ品を取り扱っていますが、リファービッシュ品は整備済製品とも呼ばれています。リファービッシュ品と中古品の違いでは品質が重要な点であり、前のユーザーが使用した状態のままの中古品と異なり、リファービッシュ品はクリーニングや点検のほか、必要に応じた修理・部品交換を行います。
リファービッシュ品は中古品と同じ水準の価格帯でありながら、新品と同等の動作が確認されている端末なので、コスパ面でのメリットがあります。特にiPhoneシリーズは数世代前のモデルでも充分な性能で、リファービッシュ品のiPhoneラインナップでもiPhone14シリーズなどの機種が人気です。
バックマーケットのリファービッシュ品は品質において安定しており、保証制度も万全です。全てのリファービッシュ品には1年間の動作保証と30日間の返金保証が付いており、そのほか有料のオプションも充実しています。
再生品のiPhoneはバッテリーの消耗が気になるところですが、バックマーケットでは基本保証で80%以上のバッテリー容量保証があるほか、新品バッテリーオプションの選択もできます。確実に100%容量のバッテリーを選びたい方におすすめです。
また、バックマーケットではリファービッシュ品の販売だけでなく、iPhoneなどのデバイスを対象にした買取サービスも実施しています。iPhoneの買取サービスでは、以下の通り古い機種も売却対象になっており、個別ページから買取最高値を掲載しています。
買取可能なiPhoneモデル | 機種別の買取価格紹介ページ |
iPhone 7シリーズ | |
iPhone 8シリーズ | |
iPhone XSシリーズ | |
iPhone11シリーズ | |
iPhone SEシリーズ | |
iPhone12シリーズ | |
iPhone13シリーズ | |
iPhone14シリーズ | |
iPhone15シリーズ | |
iPhone16シリーズ |
Back Market買取サービスはWeb上からすぐに査定価格を確認できるほか、宅配買取で手続きが簡単といったメリットもあります。iPhoneの機種変更の際に古いモデルが不要になる場合、買取サービスに出すことで買い替えコストを少しでも減らすことができます。
コンテンツクリエーターとして7年の経験を持ち、以前はゲーム業界で活動していました。BackMarketの目標である、リファービッシュ品の普及と「新しい」の再定義に貢献することをミッションとして掲げます。整備済製品の魅力やデバイス選定のポイントなど、役立つ情報を今後も提供していきます。