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2025年5月30日に更新済み
2025年5月30日
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Sun
BackMarket コンテンツクリエーター
Switch(スイッチ)には様々な種類のモデルがあり、2017年にリリースした初代の通常モデルと2021年リリースのNintendo Switch OLED(有機ELモデル)がよく比較されます。有機ELモデルは画面の大きさや鮮やかさのほか、スピーカーの改善や有線LAN端子の搭載など、様々なアップグレードがされています。ただ、TVモードをメインに遊ぶユーザーにとって、通常モデルでもほぼ変わらないといったデメリットもありますので、ユーザーの好みや遊び方によって選定することが重要です。有機ELモデルと通常モデルのSwitchについて、違いを一通りまとめました。
はじめに、Nintendo Switchの有機ELモデルと通常モデルの違いについて全体的なスペックの概要より確認します。有機ELモデルは5,000円ほど高くなりますが、ディスプレイやストレージ容量のほか、有線LAN端子の搭載など改善された点がいくつかあります。
Switchモデルの比較 | Nintendo Switch OLED(有機ELモデル) | Nintendo Switch(通常モデル) |
発売日 | 2021年10月8日 | 2017年3月3日 |
発売価格(税込) | 37,980円 | 32,978円 |
カラーの種類 | ホワイト・ネオンブルー/ネオンレッド | グレー・ネオンブルー/ネオンレッド |
ディスプレイ | 7インチ(有機ELディスプレイ) | 6.2インチ |
解像度・画素数(携帯モード) | 1280 × 720(最大60fps) | 1280 × 720(最大60fps) |
解像度・画素数(TVモード) | 1920 × 1080(最大60fps) | 1920 × 1080(最大60fps) |
端末サイズ | 102mm × 242mm × 13.9mm | 102mm × 239mm × 13.9mm |
端末の重量(Joy-Con装着時) | 約398g | 約420g |
ストレージ容量 | 64GB | 32GB |
有線LAN端子 | 対応 | 非対応 |
バッテリー容量 | 4310mAh | 4310mAh |
バッテリー持続時間 | 約4.5~9時間 | 約4.5~9時間 |
有機ELモデルのSwitchは密閉型スピーカーにより音質も良くなっており、携帯モードやテーブルモードで主に遊ぶユーザーにおすすめです。ただ、通常モデルと比べて高くなっているため、購入で迷っている方もいるでしょう。
そこで、Back Market(バックマーケット)で販売されているリファービッシュ品がオススメです。リファービッシュ品は定価よりもお得な価格で販売されているだけでなく、中古品より品質が高く安心できます。
Switchの有機ELモデルと通常モデルについて、違いを詳しく説明する前に共通点を確認します。2025年リリースのSwitch2はフレームレートや解像度などアップグレードされていますが、有機ELモデルと通常モデルでは基本的なスペックが同じです。
ディスプレイを中心に有機ELモデルの品質は向上していますが、ゲームハードの基本スペックは共通しています。具体的には以下の点で同じです。
CPUなどのスペック:CPUはNVIDIAのODNX10-A1・メモリは4GB(LPDDR4メモリ)
ディスプレイの解像度:1280×720ピクセル
遊べるプレイモード:携帯モード・テーブルモード・TVモードの3種類(Switch Liteは携帯モードのみ)
対応ソフト:全てのNintendo Switchソフトでプレイ可能
バッテリー持続時間:約4.5〜9時間
注意点として、バッテリー持続時間は新モデルのSwitchと有機ELモデルは同じ4.5〜9時間ですが、旧モデルのSwitchはバッテリー持続時間が短くなります。関連記事より、中古のSwitchを購入する際のデメリットも解説しています。
本体の大きさも有機ELモデルと通常モデルのSwitchで、ほぼ同じ仕様となっています。端末の縦が102mm、厚さは13.9mmと同じ寸法で、縦の長さだけ3mmほど異なります。
そのため、それぞれの端末を持ってみても大きさの違いをほとんど感じない程度となっています。有機ELモデルの画面サイズは7インチに大きくなっていますが、端末全体は大きくなっていないため持ち運びでそこまで不便になることはありません。
本体サイズと関連して、Switchでは画面割れや汚れを防ぐ目的で保護カバー(フィルム)を使うユーザーもいますが、有機ELモデルと通常モデルではそれぞれ専用の保護カバーを使う必要があります。
画面サイズが異なりますので、保護カバーの購入時には各モデルの対応について確認しておくといいでしょう。
Switchの各モデルの違いについて、デザインや外観での比較を以下でまとめました。カラーや背面スタンドのほか、有線LAN端子などゲームハード・端末の仕様で重要な変更点があります。
Switchのカラーデザインについて、有機ELモデルと通常モデルの両方でネオンブルー/ネオンレッドを選択できます。Switchの定番カラーとも言えるデザインは共通していますが、通常モデルのグレーと有機ELモデルのホワイトはそれぞれ固有のカラーです。
ユーザー個人の好みにもよりますが、ジョイコンとドッグのカラーについては通常モデルのグレーも人気ですが、有機ELモデルのホワイトも見栄えが良くおすすめです。
端末のデザイン関連では、背面にあるスタンドについて有機ELモデルで改善されました。従来の通常モデルは端末背面の片側にしかなく幅の狭い形状なので、あまり安定せず使いづらいといったレビューがありました。
そこで、有機ELモデルはフリーストップ型のワイドスタンドに変更されており、幅広のスタンドで安定感が増したほか、細かい角度の調整もできるようになりました。テーブルモードでゲームをプレイしたり、YouTubeなど動画視聴をする機会が多いユーザーにとって、ワイドスタンドで使いやすくなった有機ELモデルが適しています。
通常モデルのSwitchには有線LAN端子がなく、有線LANでインターネット接続をしたい場合にはNintendo Switchドックに専用のアダプターでつなげる必要があります。対して有機ELモデルは背面に有線LAN端子が追加されており、有線LANケーブルを直接つなげることが可能です。
USB端子の数は通常モデルより1つ減りましたが、側面に2つのUSB端子・背面にテレビと接続できるHDMI端子は引き続き搭載されていますので、使いづらい点は特にないでしょう。
有機ELモデルで気になるポイントとして、端末が重くなった変更点があります。通常モデルと比較して20g以上重い、約420gの重量です。携帯モードで長時間ゲームをするユーザーにとって、有機ELモデルだと腕が疲れるといったデメリットも生じます。
携帯モードをほぼメインで使うユーザーは、通常モデルのほか安価なSwitch Liteもおすすめです。Switch Liteは約275gと軽く、持ち運びに最適です。テーブルモードやTVモードには対応していませんが、リファービッシュ品ではより安価で購入しやすくなっています。
有機ELモデルの強みとして、ディスプレイのクオリティが注目されます。より画面が大きくなったほか、画面の鮮やかさでも高評価です。
通常モデルのSwitchは6.2インチの画面サイズですが、有機ELモデルは画面周辺の縁(ベゼル)の幅が狭くなったことで、画面サイズが7インチに拡大されました。有機ELモデルのユーザーが通常モデルのSwitchを改めて使うと、画面の黒い縁の幅が広く、より画面が小さく感じるかもしれません。
携帯モードやテーブルモードでも、画面が大きくなったことでより迫力のあるゲームを有機ELでは体験できます。
通常モデルの液晶ディスプレイも高性能で、画面サイズは異なっていても解像度は有機ELモデルと同じ1280×720ピクセルです。そのため、数値上では有機ELモデルの画面の方が荒く映ると思われるかもしれませんが、有機ELは鮮やかに映るため映像が荒く見えることはありません。
従来の液晶ディスプレイではコントラストが低いデメリットがあり、暗い部分・黒い映像について見づらいといった現象がよくありました。対して有機ELではコントラストが高くなり、暗くなっている映像でもハッキリ見えるようになります。グラフィックに特化しているゲームで、特に有機ELモデルによる満足度の向上が期待できるでしょう。
小さい画面のゲームハードやスマートフォンを使うと目が疲れる方は、画面の大きい有機ELモデルの方が快適に感じます。画面が鮮やかになり、動きの遅延も少ないため目の負担も軽減されます。ただし、携帯ゲームでは長時間のプレイによって気分が悪くなるなどの悪影響もありますので、適度な休憩をおすすめします。
携帯モードやテーブルモード主体で遊ぶユーザーにとって、スピーカーの品質も気になるところです。有機ELモデルは密閉型スピーカーを採用しており、音がよりクリアになっています。
従来の通常モデルのSwitchは言わば開放型のスピーカーで、端末の前面と背面のそれぞれ出る音が衝突して聞こえづらいといったデメリットもありました。対して有機ELモデルのスピーカーでは、背面側が密閉されていることで音質が改善されています。
TVモードでゲームを遊ぶ場合にはSwitch本体のスピーカーを使わないため、有機ELモデルの性能アップであまり恩恵はないですが、携帯モードやテーブルモードの場合にはサウンドの質が良くなり快適に感じるでしょう。
Switchのゲームデータやスクリーンショットの保存では、端末のメモリ(ストレージ)が使われますが、有機ELモデルでストレージ容量がより大きくなっています。通常モデルは32GBであるのに対し、有機ELモデルは倍の64GBのストレージ容量です。
ストレージ容量についてはシステム領域もあるため、実際に保存できるデータ容量は少なくなりますが、有機ELモデルではmicroSDカードを使わなくても充分にダウンロードソフトのゲームデータや写真データなどを保存できます。
ただ、microSDカードでの拡張ができる場合、端末ストレージの32GBと64GBの違いはそこまでないようにも思えます。最近のmicroSDカードは128GBや256GBの製品でも、比較的安く手に入るので、手軽にストレージ容量を増やせます。
有機ELモデルのSwitchは高性能ではありますが、価格が高いため本当に必要なスペックかどうか判断することが重要です。
税込価格で比較すると以下の通り、有機ELモデルは5,000円ほど高くなっています。また、ゼルダの伝説やポケモンなどの有名タイトルとコラボした製品は、定価より多少高くなります。
有機ELモデル:37,980円
通常モデル:32,978円
5,000円の価格差は割と妥当で、通常モデルでmicroSDカードによるストレージの拡張や有線LANの専用アダプターなど用意する際の費用を考慮すると、全体的なコストはあまり変わりありません。
有機ELモデルや通常モデルを安く購入する方法として、品質も安定しているリファービッシュ品がおすすめです。時期や在庫状況によって価格は変動しますが、2025年6月時点での最安値目安(Switch2のリリース前)は以下の通りです。
有機ELモデルのリファービッシュ品:30,800円〜
通常モデルのリファービッシュ品:30,000円〜
有機ELモデルの方が値下がりしており、Switch2のリリース後は型落ち機種がより安くなる傾向があります。詳しくは有機ELモデルのSwitchリファービッシュ品から、最新のラインナップと価格をご確認ください。
Switchの各モデルについて一通り比較をした上で、購入の判断軸やおすすめするユーザーの傾向について改めて確認します。
有機ELモデルのSwitchは鮮やかなディスプレイが強みで、画面も大きいことから携帯モードでより快適に感じるでしょう。また、ワイドスタンドで端末の角度調整もしやすく、テーブルモードでもおすすめです。
携帯モードやテーブルモードをメインで遊ぶ
コンパクト・軽量より画面の大きさを重視
TVモードでオンライン通信をよくする
有線LANはWi-Fi環境と比べて通信環境が良いため、オンラインでのプレイをよくするユーザーにとっても有機ELモデルの方が便利に感じます。
一方で、通常モデルのSwitchではTVモードのプレイにおいて有機ELとのスペック差をほとんど感じない傾向にあります。
TVモードをメインで遊ぶ
Wi-Fiでの通信環境でも使えている(有線LANを利用しない)
画面サイズが小さくでも問題ない
有線LANを使う機会がなく、6.2インチの画面でも特に支障なく遊べる場合には通常モデルで充分なスペックです。有機ELモデルが要らないといったネガティブなレビューや、買って後悔したなどの口コミは、TVモードしか利用したいSwitchユーザーによく当てはまります。
最近のトレンドとして、2025年6月リリースのSwitch2も注目されます。Nintendo Switch 2は旧モデル(Switch)との違いでは、基本的なスペックが異なります。
CPU/GPUの改善
ディスプレイサイズの拡大(8インチ)
携帯モードでは最大120fpsのフレームレートに対応
解像度の向上・HDR対応でより画面が鮮やかに映る
Cボタン・音声(ゲーム)チャットの搭載
といったアップグレードがSwitch2で確認されており、国内版のモデルは49,980円の価格と高くはなっていますが、スペックを考慮すると高いコスパといったレビューも多いです。
ただ、新型の任天堂ゲームハードは入手難易度が高く、リリースしてから1年程度は簡単に購入できない可能性があります。また、しばらくはNintendo Switch2 Editionのソフト(Switchにも対応するタイトル)も発売されますので、すぐにSwitchで遊びたい新規参入ユーザーは有機ELモデルや通常モデルの購入がおすすめです。
Switchを今から購入する選択肢として新品のほか、安い中古品もありますが品質面でのデメリットもあります。リファービッシュ品と中古品の違いとして、中古品は端末やバッテリーの消耗や無保証のリスクがあり、短期間で故障して無駄な出費を伴う可能性もあります。
そこで、バックマーケットのリファービッシュ品がおすすめで、新品と同等の動作が確認されてから出荷しているほか、リファービッシュ品には1年間の動作保証と30日間の返金保証が付いてます。
日本でのリファービッシュ品に関する認知度はまだまだ低いですが、最近ではiPhoneのリファービッシュ品をはじめ、スマートフォンやノートパソコンを中心に広まっており、今後もSwitchなどのゲーム機もリファービッシュ品で使われていくことが期待されます。
リファービッシュ品は高品質で安価なだけでなく、地球環境の保全にも大きく貢献します。サステナブルな社会で求められるリファービッシュ品について、本記事をきっかけに少しでもご存じいただけますと幸いです!
コンテンツクリエーターとして7年の経験を持ち、以前はゲーム業界で活動していました。BackMarketの目標である、リファービッシュ品の普及と「新しい」の再定義に貢献することをミッションとして掲げます。整備済製品の魅力やデバイス選定のポイントなど、役立つ情報を今後も提供していきます。