Apple Watchでできることは?おすすめの機能や活用方法など何ができるか解説!

2025年5月26日


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Sun

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BackMarket コンテンツクリエーター

Apple Watchは知名度の高いスマートウォッチで、iPhoneやiPadなどのApple製品を普段から使っている方にとって便利なガジェットだと言えます。ただ、スマートウォッチをこれまで利用したことがない場合、Apple Watchで何ができるのかよく分からず必要性をあまり感じない方もいるのではないでしょうか。そこで、Apple Watchに関する基本的な機能や定番の活用方法など、できることを一通り解説します。高性能なApple Watchを使いこなせず後悔するかも...と不安に感じるユーザーでも、Apple Watchの使い方を知っておけば活用イメージが身につくでしょう。

Apple Watchで何ができる?基本的な機能一覧

はじめに、Apple Watch(アップルウォッチ)でできることについて概要からご紹介します。Appleが開発したスマートウォッチであるApple Watchは、ナンバリングモデル(Apple Watch Series 10まで)のほかApple Watch SEシリーズ(SE1・SE2)、Apple Watch Ultraシリーズ(Ultra・Ultra2)があり、詳しくは初心者におすすめのApple Watchモデルでも解説しています。

スマートウォッチでは基本的な時刻管理機能やヘルスケア、デバイスとの連携が主な活用方法ですが、Apple Watchは多機能で通知のチェックや日常生活で役立つ使い方が多いです。こちらのページではApple Watchでできることで、特におすすめする以下項目を詳しく解説します。

Apple Watchでできること

詳細

時計関連

タイマーやアラームの活用やスマートスタックで情報表示の最適化、時計の常時表示なども可能

通知機能

iPhoneに届く通知の受け取りや、LINEなどのアプリで簡単な返信もできる

Apple製品との連携

iPhoneやMacのロック解除や探す機能が便利

健康管理・フィットネス

各モデルによって対応機能は異なるものの、ワークアウトや心拍数・心電図の計測・血中酸素濃度の計測など幅広く対応

日常生活のサポート

通話機能やApple Payによる決済、地図アプリのナビゲーションなど利便性の高い機能を多く搭載

カスタマイズ・操作性

文字盤のデザイン変更やスクリーンショット・ダブルタップジェスチャーなど

新たにApple Watchを購入したい場合、最新モデルにこだわらず型落ちモデルから選ぶことで、低価格で買うことができます。おすすめのApple Watchモデルでは、Back Market(バックマーケット)より販売しているリファービッシュ品(整備済製品)からお選びいただけます。

Apple Watchでできること1:時計関連

スマートウォッチだけでなく、一般的な腕時計では時刻の確認が最もベーシックな役割と言えますが、Apple Watchではタイマーやアラームの利用だけでなく、スマートスタックで確認したい情報の最適化もできます。

タイマーやアラームの活用

Apple Watchのタイマーとアラームは、時間管理をサポートする上で役立つツールです。たとえば料理中に両手がふさがっていても、Siriに話しかけるだけで「20分タイマーをセットして」といった操作が可能です。さらに、複数のタイマーを同時に管理できるため、マルチタスク時の時間経過チェックなどもできるでしょう。

アラームも同様に、Apple Watch単体で自由に設定できます。朝の目覚ましや、会議や休憩のリマインダーとして活用する人も多いでしょう。アラームが鳴った際には、手元でスヌーズや解除の操作が直感的に行えます。iPhoneを取り出す手間なく、日々の予定やルーティンをしっかりサポートしてくれるのがApple Watchのメリットだと言えます。

スマートスタックで時刻などの情報を確認

watchOS 10から導入されたスマートスタックによって、Apple Watchの使い勝手をさらに向上させました。スマートスタックは、デジタルクラウンを回したり画面をスワイプしたりするだけで、時刻や天気やカレンダーの予定、アクティビティの進捗など、今知りたい情報をまとめて表示してくれます。

この機能の特徴は、ユーザーの行動や時間帯に合わせて、最適なウィジェットを自動で並べてくれる点にあります。たとえば朝なら天気や通勤情報、日中はカレンダーやアクティビティ、夜はアラームや睡眠管理といった具合に、必要な情報がすぐに手元で確認できます。よく使う情報は自分でピン留めしておくこともできるので、カスタマイズ性も抜群です。ただ時刻を確認するだけでなく、タイミングに応じた情報確認の最適化がされます。

ナイトスタンドモードで時計を表示

Apple Watchは、充電中にナイトスタンドモードとしても使うことができます。ベッドサイドに横向きで置くだけで、自動的に大きく見やすいデジタル時計が表示され、夜間でも時刻や日付、バッテリー残量をひと目で確認できます。

このモードではアラームをセットしておけば、指定時刻にやさしい音で起こしてくれます。画面を軽くタップするだけで時刻が表示されるため、夜中に目が覚めたときも眩しすぎず、快適に使えるのが特長です。Apple Watchは日中は腕時計として、夜間は目覚まし時計として、幅広く活用できます。

Apple Watchでできること2:通知機能

Apple Watchは、通知機能によって日々の情報管理やコミュニケーションを飛躍的に効率化します。普段、iPhoneで重要なメールやメッセージを見逃していることが多いユーザーにとって、Apple Watchによって改善できます。

iPhoneのアプリの通知を受け取る

Apple WatchはiPhoneと連携することで、さまざまなアプリからの通知を手元で受け取ることができます。メッセージやSNSのほかニュース、リマインダー、メールなど、iPhoneに届くほぼすべての通知をApple Watchで確認可能です。

通知の受信設定はiPhoneの「Watch」アプリから細かくカスタマイズでき、どのアプリの通知をApple Watchに表示するかを選択できます。また、iPhoneがロックされている時はApple Watchに通知が届き、逆にiPhoneがアンロック状態ならiPhone側に通知が表示されるなど、状況に応じて自動的に振り分けられます。

通知からLINEなどの返信もできる

Apple Watchでは、LINEをはじめとするメッセージアプリの通知を受け取るだけでなく、通知から直接返信することも可能です。たLINEの場合、Apple Watchに届いたメッセージ通知から定型文やカスタム返信、音声入力を使って素早く返信できます。また、Apple Watch Series 7以降ではキーボード入力(フリック入力)にも対応しています。

ただし、LINE通話の着信通知は表示されるものの、Apple Watch単体で通話に応答することはできません。通話を受けるにはiPhoneが必要ですが、通知の確認や簡単な返信はApple Watchだけで完結します。このため、運動中や移動中など、すぐにiPhoneを取り出せない状況でもコミュニケーションがスムーズに行えます。

リマインダー機能やカレンダーの予定通知も便利

Apple Watchは、リマインダーやカレンダーの予定通知にも対応しています。iPhoneやApple Watchで作成したリマインダーは、Apple IDで同期されているすべてのデバイスに反映され、Apple Watchでも通知を受け取れます。

リマインダーの通知が届いた際にはApple Watch端末側で内容を確認し、その場で完了処理も可能です。また、カレンダーアプリでは予定の通知やイベントの詳細確認、招待への返答もApple Watchから直接行えます。ビジネスシーンでの重要な予定やタスクを見逃すことなく、日々のスケジュール管理がより手軽で確実になるといったメリットがあります。

Apple Watchでできること3:Apple製品との連携

Apple Watchは、Apple製品ならではのシームレスな連携機能も注目されます。iPhoneやMacなど、日常的に使うデバイスとの連携によって利便性と生産性が大幅に向上します。

iPhoneのロックを解除:顔認証の利便性が向上

Apple Watchを装着していれば、iPhoneのFace IDがマスクやサングラスなどで認証できない場合でも、Apple Watch経由でロック解除が可能です。設定はiPhoneの「Face IDとパスコード」から「Apple Watchでロック解除」を有効にするだけです。

iPhoneとApple Watchが近くにあり、両方がロック解除状態であれば、画面を見ただけでiPhoneが自動的に解除され、Apple Watchには解除を知らせる振動が届きます。特にマスク着用時や手がふさがっている時にパスコード入力の手間が省けるため、便利だと感じるシーンが多いです。

iPhoneの顔認証はセキュリティ面でも優秀ですが、Apple Watchのサポートがないと上手く認証されない時もあって使いづらいと感じるユーザーもいます。気になる方は、ホームボタン(指紋認証)搭載のiPhoneモデルもチェックするといいでしょう。

Macのロック解除にも対応

Apple WatchはMacのロック解除にも対応しています。Macの「システム設定」または「システム環境設定」から「Apple WatchでこのMacのロックを解除」を有効にすると、Apple Watchを身につけてMacの近くにいるだけで自動的にログイン可能です。Apple Watchを着けていれば、ログインパスワードを入力しなくてもMacのロック解除ができるようになります。

さらに、アプリのインストールやシステム設定変更など、管理者パスワードが必要な場面でも、Apple Watchのサイドボタンをダブルクリックすることで認証が完了します。パスワード入力の手間が省けるため、セキュリティと利便性を両立できます。

iPhoneのカメラ操作もApple Watchでできる

Apple Watchのカメラリモートアプリを使うことで、iPhoneのカメラを遠隔操作できます。Apple Watchの画面がビューファインダーになり、シャッターを切ったり、タイマー撮影、ズーム、フラッシュやカメラの切り替え、Live Photoの設定なども手元で調整可能です。

集合写真や自撮り、動画撮影の際にiPhoneを離れた場所に設置しても、Apple Watchからリアルタイムで構図を確認しながら撮影できるため、撮影体験が格段に向上します。また、撮影した写真はその場でApple Watchの画面でもプレビューできます。

👉カメラ性能でおすすめのiPhoneモデルもチェック!

iPhoneなどAppleデバイスの場所特定(探す機能)

Apple Watchには「探す」アプリが搭載されており、iPhoneやiPad、AirTagなどAppleデバイスの現在地を手元で確認できます。iPhoneが見当たらないときは、Apple Watchから「iPhoneを探す」機能で音を鳴らしたり、Apple Watch Series 9やApple Watch Ultra 2以降のモデルなら距離や方向などの詳細画面に表示され、より正確にiPhoneを見つけられます。

iPhoneが遠くにある場合でも、「探す」アプリを使えば最後に確認された位置情報を地図で確認でき、紛失時の安心感が高まります。多少の性能差はありますが、型落ちモデルのほか廉価版のApple Watch SEシリーズにも探す機能に対応しています。価格重視で機種を選ぶなら、Apple Watch SE(第2世代)のレビューApple Watch 5とApple Watch SEの違いもご参考ください。

Apple Watchでできること4:健康管理・フィットネス

Apple Watchは、健康管理やフィットネスの分野で非常に高い評価を受けており、日々の運動や体調の把握を強力にサポートします。型落ちモデルでも最低限の機能を備えていますが、血中酸素濃度の計測や生理周期の管理など細かいヘルスケアまでApple Watchで行う場合にはモデル選びが重要です。

ワークアウト・運動時間の管理

Apple WatchのWorkoutアプリは、ランニングやウォーキング、サイクリング、ヨガ、水泳など多彩な運動種目に対応しており、ユーザーは自分の目的に合わせて時間や距離、消費カロリーなどの目標を設定できます。

運動中は心拍数や消費カロリー、距離などのリアルタイムデータが画面に表示され、進捗を確認しながらトレーニングが可能です。また、ジムのトレッドミルやエリプティカルマシンなどの対応機器と連携すると、より正確なデータ取得もできます。運動開始の自動検出機能もあり、開始を忘れても後から記録に反映されるため、日々のアクティビティ管理が手軽に行えます。

心拍数・心電図の計測

Apple Watchは光学式心拍センサーを搭載し、日常的に心拍数を測定しています。緑色のLEDと光センサーを使い、血流の変化を捉えて1分間あたりの心拍数を算出します。運動中だけでなく安静時も継続的に計測し、異常な心拍数やリズムの変化を検知すると通知してくれます。

さらに、Apple Watch Series 4以降のモデルにはデジタルクラウンと裏面に電極が内蔵されており、これを使った心電図(ECG)測定も可能です。指をクラウンに当てるだけで、心臓の電気信号を記録し、不整脈(特に心房細動)の検出に役立ちます。ただ、心電図はApple Watch SEシリーズには対応していません。

血中酸素濃度の計測

Apple Watchの血中酸素ウェルネスアプリでは、赤血球が運ぶ酸素の割合を測定し、全身の酸素供給状態を把握できます。Apple Watch Series 6以降の対応モデル(SEシリーズは除く)で設定をオンにすると、日中のバックグラウンド測定や手動でのオンデマンド測定が可能です。

計測時は腕をテーブルなどに置き、動かさずに15秒間待つだけで結果が表示されます。血中酸素レベルの変化は、運動能力や睡眠の質、呼吸器疾患の兆候を知る上で役立ちます。ただし、Apple Watchでの計測データは医療用途ではなく健康管理の参考情報として利用されます。

Apple Watch 5などの古い機種では血中酸素濃度は対応していませんが、そこまでのヘルスケア管理を求めていないユーザーは、バックマーケットのリファービッシュ品から安く購入する価値はあるでしょう。詳しくはApple Watch 5のレビューや、Apple Watch 5とApple Watch 6の違いもご確認ください。

睡眠トラッキング

Apple Watchには睡眠記録の機能もあり、睡眠時間だけでなくレム睡眠やコア睡眠、深い睡眠の各ステージを推定し、睡眠の質を詳しく分析します。ユーザーは就寝時間や起床時間の目標を設定でき、睡眠に入る前の「スリープフォーカス」機能で通知を制限し、快適な睡眠環境を整えられます。

翌朝は睡眠時間や睡眠パターンの概要を確認でき、14日間のトレンドも把握可能です。充電残量が少ない場合は充電を促す通知もあり、睡眠中のApple Watchのバッテリー切れを防ぎます。また、Apple Watch Series 9・Apple Watch Ultra 2以降のモデルでは睡眠時無呼吸症候群の通知にも対応しています。

女性ユーザー向けの健康管理(生理周期・体温トラッキング)

Apple Watch Series 8以降のモデルは、女性の健康管理に特化した機能も充実しています。特に注目されるのが、睡眠中に手首の温度を5秒ごとに測定し、わずかな変動も検出できる温度センサーです。温度センサーで生理周期の予測精度が向上し、排卵日や周期の変化をより正確に把握できます。

これらのデータはHealthアプリに統合され、運動やストレス、体調の変化と合わせて健康状態を総合的に管理できます。生理周期トラッキングは女性の健康の重要な指標として、医療関係者からも注目されています。体温トラッキングを使いたい場合には、Apple Watch 8モデルがおすすめで全体的な性能差についてApple Watch 7とApple Watch 8の違いもご参考ください。

👉Apple Watch 6とApple Watch 8の比較もチェック!

Apple Watchでできること5:日常生活のサポート・活用方法

Apple Watchは、日常生活をより便利で安心にする多彩な機能を搭載しています。基本的な通話や音楽再生のほか、タッチ決済やナビゲーションなど汎用性の高い活用方法もご紹介します。

通話機能

Apple Watchは内蔵マイクとスピーカー、またはAirPodsなどのBluetoothイヤホンを使って、手首から直接電話の発着信が可能です。着信時は腕を上げるだけで発信者を確認でき、そのまま通話に応答できます。

通話中はデジタルクラウンで音量調整やミュート、iPhoneへの切り替えもシームレスに行えます。また、留守番電話の再生やボイスメールの確認もApple Watch上で完結します。セルラーモデルならiPhoneが手元になくても単独で通話でき、外出先でも便利です。

👉AirPodsの種類・おすすめモデルも解説!

音楽やポッドキャストの再生

Apple Watchは音楽やポッドキャストの再生にも対応しており、iPhoneからプレイリストやアルバムを転送しておけば、Apple Watch単体でBluetoothイヤホンやスピーカーに音楽をストリーミングできます。

ワークアウト中や移動中でも、手元で再生や一時停止・曲送り・音量調整が可能です。Apple MusicやPodcastアプリを使えば、最新のエピソードやお気に入りの楽曲をいつでも楽しめます。

交通系ICカードの利用やApple Payによる決済

Apple WatchのWalletアプリには、クレジットカードやデビットカードだけでなく、交通系ICカードも登録可能です。非接触決済に対応した店舗や自動改札機で、Apple Watchをかざすだけでスムーズに支払い・乗車ができます。

Apple Payは安全性が高く、パスコードや生体認証による本人確認も自動で行われるため、現金やカードを取り出す手間がありません。海外旅行先でも、対応エリアならApple Watchだけで決済や交通機関の利用が可能です。

転倒検出や事故検出による自動SOS発信

Apple Watchは転倒検出や事故検出機能を備えており、強い衝撃や転倒を感知すると自動的に緊急通報画面が表示されます。ユーザーが反応しない場合は、30秒後に自動で緊急サービスへ発信し、現在地情報も共有されます。

さらに、登録した緊急連絡先にも自動で通知が送信されます。これらの機能は、特に高齢者やアウトドア活動をする人にとって安心できるツールです。

地図アプリによるナビゲーション

Apple WatchにはApple純正の地図アプリが搭載されており、目的地までのルート案内や現在地の確認が手首で簡単に行えます。徒歩や車、公共交通機関のルート検索、目的地までの経路や到着予想時刻も表示され、進行方向の案内は振動や通知で分かりやすくサポートされます。

Googleマップのアプリも利用できますが、Apple純正アプリのほうが地図の閲覧やナビゲーション機能が充実しています。

Siriによる音声アシスタント

Apple WatchのSiriは、音声でさまざまな操作や情報検索をサポートします。タイマーやリマインダーの設定、天気やニュースの確認、メッセージの送信、経路案内など、話しかけるだけで素早く実行可能です。

手がふさがっているときや運転中でも、Siriを使えば多くの操作がハンズフリーで完結します。日常のちょっとした疑問やタスク管理も、Siriがスマートにサポートしてくれます。

Apple Watchでできること6:カスタマイズ・操作性

アップルウォッチでできることでは活用方法のほか、端末のカスタマイズや操作方法に関する特徴もあります。

文字盤の変更やカスタマイズ

Apple Watchでは、気分やシーンに合わせて文字盤を簡単に切り替えられます。長押しで編集モードに入り、左右にスワイプして好みの文字盤を選択するだけで切り替えが可能です。

iPhoneのWatchアプリ「Face Gallery」からは、より多くのデザインや写真を使ったオリジナル文字盤も作成でき、日々の気分や用途に合わせてコレクションを増やす楽しみもあります。

アクションボタンのカスタマイズ(Ultraモデル限定)

Apple Watch Ultraシリーズには物理的なアクションボタンが搭載されており、このボタンにさまざまな機能を割り当てられます。例えば、ワークアウトの開始やコンパスのウェイポイント登録、ダイビングの開始、ショートカットの実行など、用途に応じて自由に設定可能です。

設定はApple Watch本体の「設定」アプリから「アクションボタン」を選び、割り当てたいアクションやアプリ、ショートカットを選択できます。さらにクイックスイッチ機能を使えば、アクションボタンの機能をその場で切り替えることもでき、シーンごとに最適な操作性を実現します。

スクリーンショットの撮影

Apple Watchでは、画面上の情報をそのままスクリーンショットとして保存することができます。まず、設定アプリまたはiPhoneのWatchアプリで「スクリーンショットを有効」にしておきます。撮影方法は、デジタルクラウンとサイドボタンを同時に押すだけで簡単です。

撮影したスクリーンショットはiPhoneの写真アプリに自動で保存され、後から簡単に確認・共有できます。ワークアウトの記録や、カスタマイズした文字盤のデザインなど、記録しておきたい瞬間を手軽に残せる便利な機能です。

ダブルタップジェスチャーの活用

Apple Watch Series 9やApple Watch Ultra 2以降のモデルでは、ダブルタップジェスチャーが新たに導入されました。ダブルタップジェスチャーは、親指と人差し指を2回軽く合わせるだけで、主要な操作を片手で実行できる機能です。

ダブルタップで電話の応答や終了、音楽の再生・一時停止、タイマーの一時停止・再開、アラームのスヌーズ、通知の確認や返信、カメラリモートでのシャッター操作など、多くの場面で直感的に活用できます。

スマートスタックのウィジェットもダブルタップでスクロールできるため、もう片方の手がふさがっている時でも快適に操作できます。ダブルタップの動作はWatchアプリからカスタマイズ可能で、ユーザーの使い方に合わせて最適化できます。普段から細かい操作をする機会が多いユーザーは、ダブルタップジェスチャーに対応しているモデルから検討してみるといいでしょう。

逆にApple Watchではできないこともある?

Apple Watchは多機能なスマートウォッチですが、現時点で対応していないことや制限がある機能も存在します。

血圧や血糖値の測定には非対応

Apple Watchでは心拍数や心電図、血中酸素濃度の測定には対応していますが、血圧や血糖値の測定には対応していません。血圧測定機能は現時点で搭載されておらず、将来的な実装も未定です。

また、血糖値(血中グルコース)についても、Apple Watch単体での測定は不可能です。ただ代替方法として、外部の血糖値センサーや連携アプリを使ってデータを確認することはできます。

一部のヘルスケア機能(心電図・血中酸素測定など)は子供用設定では利用不可

Apple Watchの心電図(ECG)や血中酸素濃度測定など一部のヘルスケア機能は、ファミリー共有や子供用設定では利用できません。

また、年齢制限や地域による制限もあり、すべてのユーザーが全機能を使えるわけではありません。特に18歳未満のユーザーや、特定の国や地域ではこれらの機能が制限される場合があります。

KindleやApple Booksなどの電子書籍も読めない

Apple Watchでは、KindleやApple Booksなどの電子書籍アプリは利用できません。現状、電子書籍をApple Watchで読むことはできず、公式アプリもリリースされていません。

Apple Watch自体小さい端末なので、画面サイズや操作性の観点からも電子書籍の閲覧には適していないとされています。読書を外出先でしたい場合には、オーディオブックアプリによる音声で情報を得ることは可能です。

ビデオ通話や動画閲覧ができない

Apple Watchにはカメラが内蔵されておらず、標準機能としてFaceTimeなどのビデオ通話は利用できません。Wristcamなどのサードパーティ製のカメラストラップを使えば限定的にビデオ通話が可能ですが、あくまで追加アクセサリーによるものです。

また、動画閲覧についてもYouTubeなどのストリーミング動画は再生できません。例外としてiMessageやSMSで送られてきた短い動画ファイルのみ再生できますが、動画視聴用デバイスとしては制限があります。

動画視聴やドラマ・映画鑑賞を楽しむ場合にはiPhoneのほか、iPadがあると便利です。関連記事より、iPadでできること・活用方法も解説しています。

最新モデルのApple Watchでなくても充分に使える?

アップルウォッチは新型モデルが随時登場しますが、実は型落ちモデルやリファービッシュ品でも十分に多機能で、コストパフォーマンスに優れた選択肢となります。Apple Watchでできることについて一通り解説しましたが、通話や通知確認、ワークアウト管理など基本的な機能だけ使えれば問題なさそうなユーザーは、安価な型落ちモデルから選んでみるといいでしょう。

最新のApple Watchモデルでできること

2025年時点の最新モデルであるApple Watch Series 10は画面サイズが大きくなったほか、ディスプレイの明るさ向上や水深計や水温センサーの追加など、ハードウェア面での進化が目立ちます。

2023年モデルのApple Watch Ultra 2も高性能で、ダブルタップジェスチャーなど操作性や利便性も大幅に進化しているほか、ストレージ容量が64GBに増えており、GPSの精度改善もされています。特に水中アクティビティやアウトドア、最新の操作体験を重視する方には、最新モデルの購入メリットが大きいでしょう。ただ、最新モデルは高額の傾向にありUltraモデルでは10万円前後の価格帯となります。

型落ちモデルのApple Watchでもできることが多い

一方、Apple Watch Series 6~8やSE(第2世代)などの数世代前のモデルでも、心拍数や心電図、血中酸素濃度の測定、睡眠トラッキング、通知・通話・決済・ワークアウト記録など、日常で使う主要な機能はほぼ網羅されています。Apple Watch Series 7以降はベゼルが薄くなり、画面が見やすくなった点もポイントでApple Watch 6とApple Watch 7の比較でも解説しています。

watchOSのサポート期間も平均6〜7年と長く、2021年発売のApple Watch 7なら2028年頃までアップデートが期待できるため、安心して使い続けられます。最新機能にこだわらなければ、型落ちモデルでも十分に実用的です。

ただし、古すぎるモデル(Series 3以前など)はOSのサポートが終了しているため、セキュリティやアプリ対応の面で注意が必要です。

Apple Watchをお得に購入するならリファービッシュ品がおすすめ!

Apple Watchをコストパフォーマンス良く手に入れたい場合、リファービッシュ品(整備済製品)は非常におすすめです。リファービッシュ品と中古品の違いとして、専門家によるクリーニングや修理のほか、必要に応じた修理や部品交換もされておりリファービッシュ品の品質は安定しています。

バックマーケットのリファービッシュ品は、1年間の動作保証や30日間の返金保証が付いていますので、万が一の不具合にも安心して対応できます。中古品と違い、バッテリーや外観の品質も高く、初めてのApple Watch購入や型落ちモデルを狙う方にとって最適な選択肢です。

数世代前のモデルなら3万円前後で購入できる機種も多く、ブラックフライデーのApple Watchセールなど期間限定の割引を待つことなく、いつでもお得に購入できるのがリファービッシュ品の強みと言えます。気になる方はぜひ、リファービッシュ品のアップルウォッチの価格をチェックしてみてください!

Sun

筆者:SunBackMarket コンテンツクリエーター

コンテンツクリエーターとして7年の経験を持ち、以前はゲーム業界で活動していました。BackMarketの目標である、リファービッシュ品の普及と「新しい」の再定義に貢献することをミッションとして掲げます。整備済製品の魅力やデバイス選定のポイントなど、役立つ情報を今後も提供していきます。

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