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2025年5月7日に更新済み
2025年5月7日
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Sun
BackMarket コンテンツクリエーター
Nintendo Switch 2は2025年6月5日リリースの新しいハードで、Switchの後継機種として注目されています。これからSwitchを手に入れたい方にとって、旧モデルのSwitchとSwitchでは何が違うのか気になるポイントでしょう。Switch2とSwitchについて、性能の比較や新機能などを中心に解説します。Switch2はスペックが高くリリース前からの評価も良いですが、価格の高さや購入難易度の高さが気になるポイントなので、あえて旧モデルのSwitchを購入するのも賢い選択となります。
2025年6月5日にリリースされるSwitch2について、Switch1と言われる過去モデルとの比較概要を以下表でまとめました。
2017年3月に初代のSwitch(スイッチ)が発売されましたが、携帯モードに対応したソフトが使える軽量・安価なモデルであるSwitch Liteが2019年にリリースしており、2021年には7インチの有機ELディスプレイにマイナーチェンジされたSwitchも発売されています。
Switchモデルの比較 | Switch2 | Nintendo Switch OLED(有機ELモデル) | Nintendo Switch | Nintendo Switch Lite |
発売日 | 2025年6月5日 | 2021年10月8日 | 2017年3月3日 | 2019年9月20日 |
発売価格(税込) | 49,980円(国内版) | 37,980円 | 32,978円 | 21,978円 |
カラーの種類 | マッドブラック | ホワイト・ネオンブルー/ネオンレッド
| グレー・ネオンブルー/ネオンレッド | グレー・イエロー・ブルー・ターコイズ・コーラル |
ディスプレイ | 7.9インチ | 7インチ(有機ELディスプレイ) | 6.2インチ | 5.5インチ |
解像度・画素数(携帯モード) | 1920 × 1080(HDR対応・最大120fps) | 1280 × 720(最大60fps) | 1280 × 720(最大60fps) | 1280 × 720(最大60fps) |
解像度・画素数(TVモード) | 3840 × 2160(HDR10対応・最大120fps) | 1920 × 1080(最大60fps) | 1920 × 1080(最大60fps) | 非対応 |
端末サイズ | 116mm × 272mm × 13.9mm | 102mm × 242mm × 13.9mm | 102mm × 239mm × 13.9mm | 91.1mm × 208mm × 13.9mm |
端末の重量(Joy-Con装着時) | 約534g | 約398g | 約420g | 約275g |
ストレージ容量 | 256GB | 64GB | 32GB | 32GB |
有線LAN端子 | 対応 | 対応 | 非対応 | 非対応 |
バッテリー容量 | 5220mAh | 4310mAh | 4310mAh | 3570mAh |
バッテリー持続時間 | 約2~6.5時間 | 約4.5~9時間 | 約4.5~9時間 | 約3~7時間 |
Switch2の基本的なスペックでは、画面サイズの拡大やフレームレートの改善が大きく、互換性のあるSwitchのソフトも映像がキレイに映るといったメリットがあります。以下でもご紹介していますが、Switch2は高性能で一人だけでなく複数人で楽しめる機能も充実しており、新ハードとして高評価です。
ただ、Switchより販売価格が高く、リリース直後は入手難易度が高いことから、これからSwitchを新たに購入するユーザーは安価なSwitch Liteもおすすめです。
基本的なスペックについて、本体のサイズやディスプレイなどを中心にSwitch2とSwitchで比較しました。
Switch2のカラーはマッドブラックの1種類のみで、Switchのカラーで印象的であったネオンブルー/ネオンレッドはありません。
ディスプレイの拡大に伴い、本体サイズについても変更されておりSwitchと比べて縦で1.5cm、横は3cmほど大きくなっています。ジョイコンを取り付けている時の重量も500g以上と重いですが、本体の薄さは13.9と変わらずなのでそこまで扱いづらさを感じることはないでしょう。
明確な違いとして、Switch2では本体のディスプレイサイズが大きくなっており、Switch(6.2インチ)と比べて8インチの画面は1.6倍ほど拡大されています。TVモードで遊ぶことがあまりないユーザーにとって、携帯モードでは体感がかなり違うポイントになるでしょう。
なお、ソニーのゲーム機であるPlayStation Portal リモートプレーヤーも2023年にリリースされましたが、こちらもSwitchと同じ画面サイズ(8インチ)になっています。ポータブル型のゲーム機では、8インチ前後のサイズが今後主流になりそうです。
ゲームハードではフレームレートのスペックが注目されており、映像の動きの滑らかさに影響します。従来のSwitchは60fpsでしたが、Switch2では携帯モードとTVモードの両方で最大120fpsに対応します。
fpsは1秒間あたりに連続表示される画像の数を示すもので、60fpsと比べて120fpsでは表示される画像数が2倍に増えているため、より滑らかに動く映像を楽しめるでしょう。
Switch2では解像度の違いもあり、携帯モードでは最大2K(1920 × 1080)に対応するほか、TVモードでは最大4K(3840 × 2160)の映像を体験できます。
以下でも紹介していますが、Switch2は専用ソフトだけでなくSwitchのタイトルやゲームキューブのソフトでも遊ぶことができます。最新技術によって高解像度化された名作を楽しめるという点でも、Switch2の大きなメリットだと言えます。
解像度に関連して、Switch2ではHDR機能も追加されています。High Dynamic Rangeと呼ばれるHDRは、明るい(または暗い)映像の表現が改善されており、黒塗りや白飛びなど不鮮明になることが少なく見やすくなります。
よりリアルで鮮やかな映像でゲームをするのであれば、HDR機能が大きく影響します。グラフィック重視のタイトルで特に体感の違いを感じますが、その分バッテリーの消費が増えているといったデメリットもありますね。
従来のSwitchは端末の下部に1つだけUSB-Cポートがありましたが、Switch2では端末上部にUSB-Cポートが追加されました。上部のUSB-Cポートは映像出力に対応していませんが、充電やUSBカメラの接続でより便利になります。
USB-Cポートが端末下部だけだと、背面スタンドで立てている時の充電が不便に感じるといったレビューが多かったですがSwitch2では改善されています。
ストレージの違いもあり、Switchでは32GB(有機ELモデルは64GB)でしたが、Swtich2では256GBに増量されています。
32GBのストレージ容量では多くのソフトダウンロードができなく、microSDによるストレージ拡張をするユーザーが多いです。SwitchでもmicroSD Expressのカードは使えますが、本体のストレージだけで充分ダウンロードができます。
基本的なスペックのほか、Switch2では新しい機能が増えています。複数人で遊ぶ際に役立つ機能や、ジョイコンの性能なども改善されています。
Switch2のジョイコンには、Cボタンが追加されています。このCボタンを押すことで、音声チャットを起動できます。ゲームチャットとも呼ばれていますが、最大12人までチャットが可能で、チャットの画面サイズも調整できますのでゲームに集中して楽しめます。
基本的に一人で遊ぶユーザーにとってはあまり使わないかもしれませんが、マリオカートなど複数人でプレイするゲームには適してます。また、ゲームチャット機能は許可したフレンドのみ利用が可能で、迷惑行為があった際には通報もできます。
ゲームチャットに関連して、Switch2と同じリリース日(2025年6月5日)にNintendo Switch 2専用のカメラも発売されます。専用カメラを接続することで、自分の顔を映した状態でゲームチャットをすることができます。
ZoomやGoogle MeetなどのWeb会議ツールも割と普及していますが、Switch2のカメラも高性能で、背景の非表示対応もできますので便利です。背景をゲーム画面に設定できるなど、様々な楽しみ方ができます。
Switch2にはマイクも内蔵されていますが、ノイズキャンセリング機能も搭載されました。ユーザーの音声以外の音(ボタンの操作音や冷却ファンの音など)を除去してくれる機能で、音声チャットでのやり取りがより快適になります。
また、マイクにはオートゲインコントロール機能もあり、ユーザーとSwitch本体の距離に応じて声量も自動調整されます。音声チャットで一人だけ声が大きかったり、工事など周囲の音が気になるといったデメリットも解消されるでしょう。
Switch2のジョイコン(Joy-Con2)では、マウス操作ができるようになっています。ゲームの操作方法の幅が広がり、片手でのエイムや両手を使った操作でも役立ちます。特にアクションゲームなど、無駄のない操作を求められる時にマウス機能が活用されるでしょう。
また、ジョイコンの付け外しについて従来のSwitchはスライド式でしたが、Switchではマグネット式が採用されています。着脱がより簡単になったほか、外れにくく使いやすいメリットもあります。
Switchのスタンドは本体に付属していますが簡易的なもので、折れやすいといったレビューもありましたが、Switch2では改善されています。スタンドが大きくなったほか、フリーストップ式が採用されたことで細かい角度調整も可能です。
ただ、有機ELモデルのスタンドと比べると薄く、耐久性が気になるといった声もあります。画面サイズが7.9インチに拡大されて端末が重くなっていることもあり、スタンドの設計も多少変更があるようです。
Switch2の新機能ではおすそわけ通信もあり、対応ソフトを持っていないユーザーでも一緒にプレイできます。ローカル通信のほかインターネット通信によって、最大4人までの同時プレイが可能です。
また、上記で紹介しましたゲームチャットに参加しているユーザーとも、おすそわけ通信ができます。Nintendo Switch2本体を持っていれば、対応ソフトをダウンロードしていなくても遊べる良さがあります。
新ハードのリリースではソフトの互換性が気になるところですが、Switch2では専用ソフトのほか、Switchに対応しているソフトもプレイが可能です。
Switch2専用のソフトでは、「マリオカートワールド」や「カービィのエアライダー」、「ストリートファイター6」など人気のブランド・タイトルが多数リリースされます。
以下で紹介しているNintendo Switch2 Editionとは違い、Switchでは遊べないタイトルになりますので、好きなシリーズ・ゲームがある場合にはSwitch2の購入優先度が上がるでしょう。
Nintendo Switch2 EditionはSwitch2とSwitchの2バージョンがあるソフトで、Switchのソフトと比べてSwitch2ではいくつか機能が追加されているのが特徴的です。
例として「スーパーマリオパーティー Nintendo Switch2 Edition」の場合、Switch2では専用モードであるジャンボリーTVに対応していたり、マウスやマイク、別売のカメラなどを使った新モードで遊ぶことができます。また、「Pokemon LEGENDS Z-A Nintendo Switch2 Edition」では、フレームレートの改善で動きが滑らかになったりグラフィックの鮮明さで違いがあります。
また、従来のSwitchタイトルもSwitchに対応しているほか、一部のSwitchソフトでは無料のアップグレード(更新データ)も提供されます。
Nintendo Switch2 Editionほどの機能差はないですが、Switchのソフトでも画面がキレイに映るなどの改善や「おすそわけ通信」に対応するといった違いがあり、Switch2でより満足して遊べる良さがあります。
Switch2の専用サービスである「Nintendo Switch Online + 追加パック」には、ゲームキューブのソフトが遊べる「ニンテンドー ゲームキューブ Nintendo Classics」の配信も2025年6月5日から始まります。
配信が予定されているゲームキューブのタイトルでは「ゼルダの伝説 風のタクト」や「ソウルキャリバーⅡ」のほか「ポケモン XD」などもあり、名作を楽しみたいユーザーにおすすめです。
ゲームキューブのタイトルでもSwitch2のコントローラーで問題なくプレイできますが、ゲームキューブの操作感を重視したいユーザーは、Nintendo Switch Onlineの加入者限定商品で専用のコントローラーもご購入いただけます。
さらに、Nintendo Switchで配信されているファミコンやゲームボーイ、NINTENDO 64などのタイトルも同様にSwitchで遊べます。「Nintendo Switch Online + 追加パック」では、個人プランとファミリープランの2種類から選択できますが、個人の場合は12ヶ月(365日)で4,900円の料金となります。
Switch2ではゲームの満足度や複数人のプレイなど、より楽しめる要素が多いですが性能や購入に関する注意点もあります。
Switch2のバッテリー容量は増えており、Switchの容量(4310mAh)と比べてSwitch2のバッテリーは5220mAhあります。ただ、バッテリー持続時間は短く、約2〜6.5時間といった仕様です。Switchは約4.5〜9時間の持続時間なので、割と差があります。
持続時間が短い理由として、最大120fpsのフレームレートやHDR対応などの高解像度が影響しています。ディスプレイの設定を変えることでバッテリー持ちは良くなりそうですが、携帯モードでよくゲームをプレイする方にとっては気になるでしょう。
従来のSwitchでは、microSDやmicroSD HC・microSD XCも利用できましたが、Switch2はmicroSD Expressカードのみの対応となっています。そのため、Switchで使えていた通常のmicroSDは、Switch2だと使用不可なので要注意です。
microSD Expressは外見の違いはそこまでないですが、最大読み込み速度の改善がされています。従来のmicroSDと比べて約9倍の速度差があり、ゲームデータのロードや読み込みが短時間で行われるので普段のプレイでも待ち時間が少なくなるメリットがあります。
販売価格も気になるポイントで、Switchの価格(32,978円)と比べて国内版のモデルは49,980円、多言語対応版では69,980円と値上がりしています。転売対策で日本版が安くなっており、スペックの割には5万円程度でおさまっているのはコスパ面で良いといったレビューもあります。
ただ、ゲームハードで5万円ほどの価格は決して安くはなく、購入するべきかどうか悩む方もいるでしょう。
また、Switch2では転売対策として抽選販売の応募条件が厳しくなっているなど、購入難易度が高くなっています。リリース後も品薄の状態が続くと予想されますので、リリースされてから1年程度はなかなか購入できないといった方も多いでしょう。
特にNintendo Switch ONLINEの加入履歴がない新規ユーザーは、My Nintendo Storeの予約ができないため、家電量販店やオンラインショップなど競争率が高いところで購入する必要があり、しばらくは手に入らない可能性が高いです。
Switch2と旧モデルのSwitchについての違いや比較を一通り解説しましたが、このタイミングで旧モデルをあえて選ぶメリットもあります。
Switchの性能は高評価で、任天堂の有名タイトルをはじめ様々なゲームを楽しみたいユーザーにおすすめです。
Switch2でしか遊べないタイトルを購入したい
画面のキレイさなど性能の高さを重視
ゲームチャットなど、友人や家族間で役立つ機能を活用したい
ソロプレイでも満足いただけますが、Switch2では友達や家族など複数人でのコミュニケーションツールも充実しており、複数人プレイのゲームで盛り上がること間違いありません。
一方で、Switch2のリリースを待つべきかどうか悩んでいる方や、価格の高さから購入を決断できないでいる場合には、旧モデルのSwitchも選ぶといったこともあります。以下のような傾向があるユーザーは、Switch2の優先度が低く感じるでしょう。
Switch2でプレイしたいゲームタイトルがない
ゲームハードで5万円前後の出費が痛いと感じる
これまでSwitchを使ったことがないライトユーザー
上記でもご紹介しましたが、今後リリースされるタイトルではNintendo Switch2 Editionもあり、Switchとの互換性があるソフトも出ますので旧モデルのSwitchにも購入価値があります。
予算がある程度限られている場合、Switch Liteも適しています。通常のSwitchと比べて安価で、軽量で扱いやすくカラーバリエーションも多いです。TVなどモニターに接続してゲームをプレイすることがなく、携帯モードだけで問題ないユーザーはSwitch Liteがおすすめです。
Back Market(バックマーケット)で販売しているリファービッシュ品のSwitch Liteは特に安く、時期によって異なりますが2025年5月時点で17,000円以下の価格で販売されています。Switch2のリリースによって型落ちモデルの値下げも期待できますので、最新のハードを購入する価値をそこまで感じられない方はSwitch Liteを選んでみるといいでしょう。
旧モデルのゲームハードは中古品も出回っていますが、中古ゲーム機は品質が安定しておらず、フリマサイトなどの個人間取引で販売される中古Switchは品質保証もないため要注意です。中古のSwitchをやめておくべき理由は多く、価格の安さだけでなく高品質も重視するならリファービッシュ品(整備済製品)がおすすめです。
詳しくはリファービッシュ品と中古品の違いで解説していますが、リファービッシュ品は検品やクリーニングだけでなく、必要に応じた修理や部品交換も行った上で販売しています。外観の傷や使用感が気になる方は、より状態の良いAグレードやBグレードを選ぶと良いでしょう。
また、バックマーケットのリファービッシュ品は1年間の動作保証と30日間の返金保証もあり、はじめてリファービッシュ品を購入する方でも安心できます。バックマーケットではiPhoneのリファービッシュ品を中心に人気ですが、Nintendo Switchも取り扱っていますので、まずは価格をチェックしてみてはいかがでしょうか。
コンテンツクリエーターとして7年の経験を持ち、以前はゲーム業界で活動していました。BackMarketの目標である、リファービッシュ品の普及と「新しい」の再定義に貢献することをミッションとして掲げます。整備済製品の魅力やデバイス選定のポイントなど、役立つ情報を今後も提供していきます。