中古のSwitchはやめたほうがいい?注意点やデメリット・どこで買うべきかを解説!

2025年5月9日


1分で読めます


Sun

Sun

BackMarket コンテンツクリエーター

中古のSwitchは安く購入できるという印象もありますが、故障リスクが高いほかフリマサイトなど個人で販売している中古品は違法改造などの恐れもありますので、おすすめしません。中古品のSwitchをやめておくべき理由や、どこなら安心して購入できるかを詳しく解説します。Switch Liteなどを安く安全に購入するなら、Back Market(バックマーケット)のリファービッシュ品もぜひご検討ください!

中古品のSwitch購入はやめたほうがいい理由

中古のSwitchを買わない方が良い理由について、最初にご紹介します。中古品のSwitchは保証制度や品質のほか、安全性での注意点があります。

メーカー保証が切れている(販売者側の保証制度がないこともある)

新品のSwitchには1年間のメーカー保証があり、保証期間内で故障した場合には修理や交換を無償で依頼できる良さがあります。ただ、中古のSwitchは購入から1年以上経過している端末が多いため、メーカー保証が切れていることが一般的です。

中古販売店によっては動作保証や返金保証がなかったり、あった場合でも動作保証期間が1ヶ月と短く不安といったことも想定されます。保証外の中古Switchでは故障してしまった際、修理費用や買い替え費用を負担しなければならないデメリットが大きくリスクとなります。

故障リスクがあるほかバッテリーの劣化が進んでいる端末も多い

中古のSwitchは基本的に整備・修理されていない状態で販売されているため、端末の劣化やバッテリーの消耗が疑われます。

  • 使用頻度の高い左スティックが壊れかけている

  • 小さいお子さんが丁寧に扱っておらず、外観の損傷も多い

  • 使用頻度の多い端末で、充電してもすぐにバッテリーが切れる

といったリスクが中古品のSwitchにあり、前のユーザーがどのような使い方をしたのか不明確なのも不安な要素です。仮に外観で傷がなく比較的良い状態でも、長時間使用している端末ではバッテリーやパーツへの負担が大きく故障する可能性があります。

中古品のSwitchではクリーニングされていない端末もある

中古品のゲームハードは外観の使用感が気になるポイントで、しっかりクリーニングされていない状態で販売されている端末もあります。ゲーム機のほか、中古iPhoneを避けるべき理由でも共通していますが、「誰かが使っていたデバイス」という印象が強いことで、クリーニングされていない端末への抵抗もあるでしょう。

特に個人で出品しているフリマサイトの中古Switchは、検品やクリーニングがあまりされていないことが多いため、使用感が目立つこともあります。

前ユーザーの不正行為によるアカウントBAN

中古Switchの注意点としては、前ユーザーによるアカウントBAN(本体BAN)もあります。アカウントBANは端末の改造やチートなどの不正プログラムなど、Nintendoの規約違反行為を理由に、Nintendo Onlineへの接続をできなくさせる処置です。

オンラインサービスが利用できない期間は一時的な場合もあれば、永久BANでずっと使えないこともあります。アカウントBANはオンラインプレイやダウンロードコンテンツが利用できなくなるため、動作を確認できていない中古Switchでは非常に不安です。

フリマサイトなど個人間取引では安全性が懸念される

中古Switchの購入方法について以下でも解説していますが、個人販売のフリマサイト・フリマアプリでは以下の通り、安全性が懸念されます。

  • 支払いをしても端末が届かなかったり、Switchとは異なるデバイスが届く

  • 商品の説明内容とは異なる状態(傷が目立ったりバッテリー劣化が進んでいる)

  • 出品者の評価が低くトラブルの可能性がある

出品元が不明確だと、上記でも説明しましたアカウントBANの中古Switchが出回るリスクもありますので、少なくともフリマアプリの利用は避けるべきです。

2025年リリースのSwitch2は中古品でも高額になりがち(価格差がない)

また、2025年6月には新しいゲームハードであるSwitch2もリリースされますが、最新モデルの中古品はあまり出回らないほか、そこまで価格差がないデメリットがあります。むしろ、転売を目的にメーカー販売価格よりも高額になる可能性が高いのでおすすめしません。

Nintendo Switch 2と旧モデル(Switch)の違いでも解説していますが、今から旧モデルのSwitchを購入するメリットもあり、バックマーケットのリファービッシュ品ではSwitch Liteなど安く購入できるモデルを取り扱っています。

中古品のSwitchでも充分?選ぶメリットについて

中古のSwitchには注意点も多いですが、それでも新品でなく中古品を選ぶメリットとして価格の安さがあります。

新品よりも安く購入できる

新品のSwitch価格は以下の通りで、Switchと有機ELモデルのSwitchは3万円以上です。ゲームハードでは決してそこまで高くない価格ですが、それでも予算が気になる方は多いでしょう。

Switchモデルの比較

Nintendo Switch OLED(有機ELモデル)

Nintendo Switch

Nintendo Switch Lite

発売日

2021年10月8日

2017年3月3日

2019年9月20日

発売価格(税込)

37,980円

32,978円

21,978円

そこで、中古品を選ぶことで多少安く購入できます。また、Switch2のリリースにより型落ちモデルになったSwitchの価格も中古品(またはリファービッシュ品)だと安くなることも今後期待されます。

新品で販売していない型落ちモデル・限定機種も手に入る

中古品やリファービッシュ品のSwitchでは、新品で販売終了した型落ちモデルや限定機種も購入することができます。Switchでは過去機種のほか、有名タイトルとコラボした限定モデルセットも多いです。

バックマーケットのリファービッシュ品では、有機ELモデルで「ゼルダの伝説 ティアーズ・オブ・ザ・キングダムエディション」などの限定モデルを取り扱っています。在庫数に限りがありますので、個人的に好きなタイトルがあったら購入してみるといいでしょう。

使用後の売却を検討しているユーザーは中古の方がお得

また、購入したSwitchをしばらく使用した後、売却までを考えているユーザーは価格が安い中古品を購入しておくことで売値との差が少なくなりますので、経済的なメリットがあります。

新品でも開封して使用した端末だと、売値が下がってしまいますので中古品とそこまで変わらない買取価格になります。また、Switchはゲームハードでの市場価値が高く、Switch2のリリース後もある程度の需要がありますので、中古品でも高価で売れることが予測されます。

中古品のSwitchを購入する際の注意点

Switchを中古品から探す際には、端末の状態や選ぶモデルなど確認しておくべき注意点もあります。はじめてSwitchを使う新規ユーザーは、モデルの違いをチェックしておくといいでしょう。

端末の状態や傷の程度を確認

中古品はユーザーの使い方によって、端末の状態が異なります。具体的には以下のポイントを、商品の説明や注意事項で確認しておくといいでしょう。

  • 傷や使用感の有無

  • 箱の状態

  • 動作について

中古品やリファービッシュ品では、デバイスの状態を示すグレードやランクで判断できることもあります。傷が少なく使用感のないSwitchを選ぶなら、多少高くてもグレードの良い商品を選ぶと良いでしょう。

付属品の有無を確認

中古品のSwitchでは付属品がないこともあり、Switch Liteを除くモデルでは本来搭載されているジョイコン(Joy-Con)やジョイコングリップ、Nintendo Switchドックが欠品していたり、ACアダプターやHDMIケーブル、セーフティーガイドなども一部ない可能性が想定されます。

欠品している場合には別途購入する必要がありますので、付属品が全てあるかどうかの確認も購入前に必要となります。

旧型Switchはバッテリー持続時間が短いので要注意

Switchは通常モデルとSwitch Lite、有機ELモデルの3種類がありますが、通常モデルでは旧型と新型に分かれています。Switch2とは別で、どちらも基本的なスペックはほぼ同じですがバッテリー時間に違いがあり、旧型Switchはバッテリー持続時間が短いです。

Switchの見分け方

新型Switch

旧型Switch

バッテリー持続時間

4.5時間~9.0時間

2.5時間~6.5時間

外箱の色

赤色

白色

本体背面記載の型番

MOD.HAC-001(-01)

MOD.HAC-001

本体背面記載の製造番号

XKJ〜

XAJ〜

新型Switchの方ばバッテリー持続時間が長いため、中古やリファービッシュ品で購入するなら新型がおすすめです。外箱の色や型番、製造番号で識別するといいでしょう。

Switch Liteはジョイコン非搭載など仕様が異なる

また、今までSwitchで遊んだことがないユーザーにとって、各モデルの違いを把握せず購入する恐れもあります。Switchシリーズの中ではSwitch Liteが最もやすいですが、Switch Liteは以下のような特徴があります。

  • ジョイコンは付属していない(使えないモデル)

  • スーパー マリオパーティなど遊べないソフトが一部ある

  • バッテリー持続時間が短い(最大7時間)

携帯モード限定のモデルなので、遊びたいソフトが対応しているかどうか事前確認しておくといいですね。ただ、Switch Liteは軽量で遊びやすく、カラーバリエーションも多いというメリットもあります。リファービッシュ品でもお得な価格で販売していますので、気になる方は価格チェックをしてみるといいでしょう。

中古のSwitchはどこで買うのが良い

中古でSwitchを探す場合、オンラインストアや専門の中古販売店、家電量販店などが選択肢に入ります。

オンラインショップ・ECサイト:ポイント還元が多少お得

ECサイトなどのオンラインで中古Switchを購入すると、ポイント還元のメリットがあります。Amazonや楽天市場などの大手通販サイトでは、期間限定のポイントアップキャンペーンもあり、普段からECサイトを利用している方にとってお得に感じるでしょう。

ただしデメリットとして、ポイント還元のみで本体の割引があまりないほか、小規模のオンラインショップだと次回以降で何か購入する機会が少なく、獲得したポイントを使わず無駄にしてしまうこともあります。

ブラックフライデーなどの期間限定キャンペーンはお得?

ゲーム機などのデバイスでは、ブラックフライデーやサイバーマンデーなどの期間限定セールも期待されます。最近では大手通販サイトをはじめ、オンラインショップでブラックフライデーを開催するところも多く、ゲーム機やスマートフォン、パソコンなどのガジェット購入を11月まで待ってみる方もいるでしょう。

しかし、実際のところ期間限定セールはそこまで割引率が高くなかったり、特定の期間まで待たなければいけないデメリットがあります。Switchのダウンロードソフト2本セットで10%OFFのキャンペーンなど、ソフト側の割引だけといったこともあります。

ゲーム機専門の中古販売店

中古Switchなどのゲーム機やスマートフォンなど、中古デバイスを取り扱っている販売店も購入先の候補です。ゲーム機専門の中古販売店は独自の品質保証を付けていたり、検品やクリーニング対応もしっかりしていて比較的安心できます。

ただ、専門店が販売している中古Switchでも基本的には整備はされていませんので、中にはジャンク品や一部故障している製品もあります。購入前にはデバイスの状態を確認しておくといいでしょう。

家電量販店では株主優待による割引購入もできる

家電量販店はあまり安くない印象ですが、株主であれば株主優待券による割引が期待できます。株主優待でJCBギフトカードやVJAギフトカードを獲得できる銘柄を調べて保有することで、家電量販店などの実店舗で安く購入できます。

株取引の経験がある方は比較的実践しやすいですが、投資に抵抗があったり「そもそも株の購入で損をするのでは...」と、投資するリスクが気になる方はあまりおすすめしません。

中古よりリファービッシュ品(整備済製品)のSwitchがおすすめな理由

中古品のSwitchについて、やめた方が良い理由や注意点などを一通り解説しましたが、価格の安さだけでなく品質も妥協したくないならリファービッシュ品(整備済製品)がおすすめです。

新品と同等の動作が確認された上で販売

リファービッシュ品についてあまり聞いたことがない方もいるかと思いますが、最近ではスマートフォンやノートパソコンなどのガジェットで普及が進んでいます。リファービッシュ品と中古品の違いでは、専門家による検品やクリーニングのほか必要に応じた修理や部品交換をする点で、リファービッシュ品は品質が高い評価を得ています。

新品と同等の性能が確認された上で販売しており、中古品でありがちな動作不良の製品が届くことがありません。出荷前に動作を確実にチェックしますので、中古SwitchのデメリットであるアカウントBANのリスクもありません。

1年間の動作保証と30日間の返金保証付きで安心

万が一故障や不具合が発生しても、バックマーケットのリファービッシュ品には1年間の動作保証と30日間の返金保証がありますので充分に安心です。

メーカー保証が切れていても、バックマーケット独自の保証制度により修理や返品対応ができます。また、商品を返送いただく際の送料もバックマーケット側で負担します。

Switch2のリリース後も安価なSwitch Liteなど型落ち機種の需要がある

スイッチシリーズでは2025年に最新機種のSwitch2もリリースされますが、国内版でも約5万円と高くリリース直後は入手が難しいことから、リファービッシュ品で安く手に入る旧モデルのSwitchも需要があります。

通常モデルのほか、より安価なSwitch Liteも新規参入のユーザーにおすすめです。おすすめモデルについて以下で解説していますが、Switch2のリリース後もSwitchとの互換性があるタイトルもある程度多いので、携帯モードでお手軽に遊ぶならSwitch Liteを選ぶといいでしょう。

中古より高品質なリファービッシュ品のSwitchでおすすめモデルは?

リファービッシュ品でSwitchを購入する場合、用途やプレイする環境に応じておすすめのモデルを選ぶといいでしょう。Switch2を除く機種では、通常モデルとSwitch Lite、有機ELモデルの3種類があります。

新規ユーザーで安く手に入れるならSwitch Lite

Switch2の購入を検討しているものの、価格の高さや購入のしづらさから様子見でいる場合には、安く購入できるSwitch Liteがおすすめです。

  • ジョイコンと本体が一体になっている軽量型モデル

  • TVモードに対応していないものの、携帯モードで遊びやすい

  • リファービッシュ品価格では17,000円以下と安価

約275gと軽量で持ち運びもしやすく、自宅だけでなく外出先でもゲームを楽しむ機会が多いならSwitch Liteが最適です。また、最新ハードであるSwitch2を今後購入したいユーザーにとっても、2台目のサブゲーム機としてSwitch Liteが役立ちます。

TVモードでプレイするなら通常のSwitch

携帯モードはあまり利用しないユーザーで、テレビなど大画面のモニターに接続してゲームを遊ぶなら通常モデルのSwitchが適しています。テーブルモードでもプレイできるので、幅広いゲーム環境を想定している場合には無難な選択となるでしょう。

在庫状況や時期によって異なりますが、バックマーケットのリファービッシュ品では3万円以下で販売している製品もありますので、比較的購入しやすいです。

本体画面が大きい端末が良いなら有機ELモデルのSwitch

画質や本体画面のサイズを重視するなら、2021年にリリースされた有機ELモデルのSwitchがおすすめです。より鮮やかに映る7インチの有機ELディスプレイで満足度が上がるほか、本体背面にあるスタンドも改善されており、角度調整がしやすくなっています。

そのほか、本体のストレージ容量が64GBに増えていたり端末の背面に有線LAN端子も搭載されるなど、利便性の高さも伺えます。通常モデルと比べて多少価格は上がりますが、Switchの利用頻度が多いユーザーや自宅でよく遊ぶ場合には有機ELモデルの方が快適でしょう。

Sun

筆者:SunBackMarket コンテンツクリエーター

コンテンツクリエーターとして7年の経験を持ち、以前はゲーム業界で活動していました。BackMarketの目標である、リファービッシュ品の普及と「新しい」の再定義に貢献することをミッションとして掲げます。整備済製品の魅力やデバイス選定のポイントなど、役立つ情報を今後も提供していきます。

この記事は役に立ちましたか?