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2025年5月21日に更新済み
2025年5月21日
2分で読めます
Sun
BackMarket コンテンツクリエーター
2022年にiPhone14シリーズがリリースされましたが、カメラの性能が特に注目されています。iPhoneでは各シリーズのアップグレードにおいて、カメラがどれだけ改善されたかを重視するユーザーもいるでしょう。そこで、iPhone14シリーズのカメラ性能について一通り解説するほか、前モデルのiPhone13や後継機種のiPhone15・iPhone16シリーズとの比較もまとめました!
iPhone14シリーズはiPhone13シリーズと比較して、miniモデルが廃止になった代わりにiPhone14 Plusモデルが登場するなど、ラインナップの変化が見られます。各モデルの種類について、iPhone14が廃止になった理由も解説しています。
iPhone14 Pro・Pro Maxではプロセッサの改善やディスプレイのアップグレードが注目されますが、シリーズを通してカメラ性能も向上しています。iPhoneユーザーにとって、最初に知りたい機能・性能はカメラという方も多いでしょう。そこで、iPhone14のカメラについて詳しく見ていきます。
iPhone14シリーズのカメラ性能は、下位モデル(iPhone14・iPhone14 Plus)と上位モデル(iPhone14 Pro・iPhone14 Pro Max)でそれぞれ異なります。カメラの構成はiPhone13シリーズと同様、下位モデルはメインカメラ(広角カメラ)と超広角カメラの2つ、上位モデルでは望遠カメラを含めた3つのカメラを搭載しています。
iPhone14と iPhone14 Plusのカメラ性能について、概要を以下表でまとめました。フォトニックエンジンなど追加された機能は、後ほど個別で解説します。
iPhone14・iPhone14 Plusのカメラ性能 | 詳細 |
画素数(アウトカメラ) | メインカメラ:12MP(1,200万画素) ・超広角カメラ:12MP(1,200万画素) |
画素数(フロントカメラ) | 12MP(1,200万画素) ※オートフォーカスに対応 |
カメラの数 | 前面1つ・背面2つ |
動画撮影 | 4Kビデオ撮影・1080p HDビデオ撮影・シネマティックモード搭載・アクションモード搭載 |
主なカメラ機能 | ポートレートモード・スマートHDR4・フォトグラフスタイル・ナイトモード・フォトニックエンジン |
ズーム | 最大5倍のデジタルズーム・最大2倍の光学ズームアウト |
センサーサイズ | 広角カメラ:F1.5(26mm相当) ・超広角カメラ:F2.4(13mm相当) ・フロントカメラ:F1.9 |
一方でiPhone14 Proと iPhone14 Pro Maxには3つのカメラ(追加の3倍望遠カメラ)が搭載されています。デザインは基本的に変わっていませんが、目立つ新機能がいくつかあります。
iPhone14 Proシリーズのカメラ性能 | 詳細 |
画素数(アウトカメラ) | 広角カメラ:48MP(4,800万画素)・超広角カメラ:12MP(1,200万画素)・望遠カメラ:12MP(1,200万画素) |
画素数(フロントカメラ) | 12MP(1,200万画素) |
カメラの数 | 前面1つ・背面3つ |
動画撮影 | 4Kビデオ撮影・1080p HDビデオ撮影・シネマティックモード搭載・アクションモード搭載・Apple ProRes対応 |
主なカメラ機能 | ポートレートモード(ナイトモードにも対応)・スマートHDR4 LiDARスキャナ・フォトグラフスタイル・ナイトモード・フォトニックエンジン・Apple ProRAW |
ズーム | 最大15倍のデジタルズームと最大3倍の光学ズームイン・最大2倍の光学ズームアウト(最大6倍のズームレンジ) |
センサーサイズ:メインカメラ | F1.78(24mm相当) 第2世代:センサーシフト光学式手ぶれ補正 |
センサーサイズ:超広角カメラ | F2.2(13mm相当) マクロ撮影対応 |
センサーサイズ:望遠カメラ | F2.8(77mm相当) 光学式手ぶれ補正 |
センサーサイズ:フロントカメラ | F1.9 |
なお、iPhone14 ProとiPhone14 Pro Maxの違いでも解説していますが、カメラ性能に関してiPhone14 ProとiPhone14 Pro Maxは全く同じスペックです。一方で後継機種であるiPhone15 ProとiPhone15 Pro Maxは、光学ズームの性能が異なるといった違いもあります。
iPhone14シリーズのメインカメラ(広角カメラ)は、下位モデルと上位モデルの両方で改善が見られます。F値が向上しているほか、上位モデルでは画素数が4,800万画素に上がっています。
iPhone14とiPhone14 Plusの広角カメラでは、iPhone13と比べてF値が1.6から1.5に変更されています。センサーサイズが大きくなったことで、より明るいレンズとして評価されています。
ナイトモードでなくても撮影できるシーンの幅が広がったほか、ナイトモードの露光はiPhone13よりも2倍ほど明るくなっています。夜景を撮影したり暗いシーンでもキレイな写真が撮れるなどのメリットがあります。
上記で説明しました通りProシリーズのカメラスペックは共通しており、ProとPro Maxでは画面サイズやバッテリー容量の違いがメインとなります。iPhone14 Proは6.1インチで、iPhone14 Pro Maxでは6.7インチと一回り大きいです。関連記事より、iPhoneのサイズ比較でも解説しています。
下位モデルと比べて望遠カメラの搭載など大きな違いもありますが、クアッドピクセルセンサーによる画素数の改善が大きなポイントで、iPhone14 ProとPro Maxモデルのカメラ性能は以下の通りです。
48 MPクアッドピクセル・メインカメラ 1x: 24 mm、2x: 48 mm(望遠カメラ:12MP、3倍:77mm)
新しい超広角カメラ:12MP、0.5倍:13mm、マクロ撮影、6枚レンズ、100%フォーカスピクセル ※このカメラでは、パノラマモードを使用せずに風景を撮影することができます。
4つのプロレンズ。上で見たように最新のiPhoneは、メインカメラに2つ、望遠カメラに1つ、超広角カメラ1つ、合計4つの強力なレンズを提供しています。
iPhone13 Proと比べて2倍の低照度改善。このカメラは、どのような照明条件下でも高品質な写真を撮ることができます。最終的にはもちろん、完全な昼光で撮影された写真がより正確です。
メインカメラは7枚レンズ、100%フォーカスピクセル、焦点距離24mm
画像サイズは実用的な12MPカメラと同じです。
iPhone14には、iPhone最大のセンサーであるクアッドピクセルセンサー(iPhone13のものより65%大きい)が搭載されています。クアッドピクセルセンサーは、4つのピクセルを1つの大きなクアッドピクセルにグループ化し、写真により多くの光を取り込むと同時に、他のすべてのピクセル関連機能の効果を4倍にします。
プロセッサも下位モデルと比べて、アップグレードされたA16 Bionicチップが搭載されていることもあり、精度の高いカメラ撮影が可能となります。Pro・Pro Maxの全体的なスペックについて、iPhone14 Pro Maxの価格・スペックレビューなどの関連記事でも解説していますのであわせてご参考ください。
iPhoneのカメラは前面カメラだけでなく、自撮りで使うインカメラのスペックも重要なポイントです。iPhone14シリーズではオートフォーカス対応など、追加された機能があります。
iPhone14シリーズのフロントカメラは、前モデルであるiPhone13シリーズから改良されています。特に注目すべきは、F値の向上です。iPhone13シリーズのフロントカメラのF値は2.2でしたが、iPhone14シリーズでは1.9に向上しました。
F値が小さくなることで、カメラがより多くの光を取り込むことができ、暗所での撮影性能が向上し、低照度環境でも明るく鮮明な写真を撮影することが可能となります。夜間の自撮りや室内での撮影がより美しく仕上がります。また、F値の向上により背景のぼかし効果(ボケ味)も強化され、被写体がより際立つ写真を撮影することができます。
iPhone14シリーズのフロントカメラは、iPhoneで初めてオートフォーカス機能を搭載しました。従来の固定フォーカスに比べて、被写体に対するフォーカスがより正確かつ迅速に行われます。
グループセルフィーでのフォーカス精度の向上:ご家族なお友達など複数人での自撮りでも、全員の顔にしっかりとフォーカスが合うため、より鮮明な写真が撮影できます
ビデオ通話・ライブストリーミングでのフォーカス効果の向上:FaceTimeなどのビデオ通話アプリ、ライブストリーミング中でも動きに合わせてフォーカスが自動的に調整されるため、常にクリアな映像となります
遠近両用の撮影が可能:自撮り棒を使った遠距離からの撮影や近距離でのポートレート撮影でも、被写体に対するフォーカスが最適化
などのメリットがあり、普段から自撮り撮影するiPhoneユーザーにとって高品質な写真や動画を撮影できる良さを感じられるでしょう。
iPhone14の動画撮影で最も注目すべき変更は、アクションモードが追加されたことです。特にYouTubeやTikTok用のコンテンツを撮影する場合、手ぶれ補正が強力なアクションモードが便利に感じるでしょう。
iPhone14の動画撮影に関する性能・スペックは以下の通りです。4K動画撮影に対応しており、複数のフレームレートを設定できますが、特に60fpsでの録画は動きの速いシーンでも滑らかな映像を提供します。
24fps、30fps、60fpsの4Kの動画撮影・録画
1080p HD録画(最大30fpsまたは60fpsで撮影可能)
720p HDで毎秒30フレームの撮影
シネマティックモードで最大4K HDR(30fps)
アクションモードで最大2.8K(60fps)
Dolby Visionによる最大4K/60fpsのHDR 動画撮影
毎秒120または240フレームの1080pスローモーションビデオに対応
スタビライゼーション付きのタイムラプス映像
ナイトモードのタイムラプス映像
センサーシフトによる光学式手ぶれ補正(メイン)
光学2倍ズームアウト
最大3倍のデジタルおよびオーディオズーム
偽色軽減の機能
動画用手ぶれ補正(4K、1080p、720p)
常時オートフォーカス
8MP静止画および4K動画撮影
動画再生ズーム
新しいアクションモードを導入し、散発的な動きを抑え、安定性を備えたより滑らかなアクションビデオを撮影できるようになりました。
iPhone13シリーズの動画撮影に関連する機能では、動画版のポートレートモードと言えるシネマティックモードも好評でしたが、アクションモードでは撮影者が動くようなシーンでもキレイに撮れるメリットが大きいです。細かいブレや振動がなくなり、YouTuber向けの撮影機能としてもおすすめです。
加えてiPhone14シリーズでの動画撮影では、汎用性の高いシネマティックモードやナイトモード対応のタイムラプスもあり、プロフェッショナルな映像制作から日常の記録まで、幅広い用途で活用できます。
より高性能な動画撮影をするなら、Proシリーズの方が適しています。iPhone14 Pro・iPhone14 Pro Maxではスローモーションとタイムラプスで対応しているマクロ撮影が使えるほか、メインカメラの第2世代センサーシフト光学式手ぶれ補正、最大4K・30fpsのProResビデオ撮影など、高性能なスペックになっています。
iPhone14のストレージ容量でも解説していますが、Proシリーズは最大1TBの容量を選択できるので長時間の動画撮影・編集をしたいユーザーにおすすめです。下位モデルと比べて価格は高めになりますが、Back Market(バックマーケット)で販売しているリファービッシュ品のiPhoneであれば、型落ちモデルを安くご購入いただけます。
iPhone14シリーズではその他、特筆すべき新機能やアップグレードがいくつかあります。シネマティックモードやナイトモードなど従来のiPhoneにも搭載されていた機能でも、改善が見られます。
iPhone14 ProとiPhone14 Pro MaxProで利用できるProRAW機能は、プロフェッショナルな写真撮影を可能にする強力なツールです。ProRAWは、従来のRAWフォーマットの情報とiPhoneの画像処理を組み合わせることで、露出や色、ホワイトバランスの調整においてより多くのクリエイティブなコントロールが可能となります。
ProRAWを使用することで、具体的に以下のメリットがあります。
詳細な編集が可能:ProRAWファイルはJPEGよりも多くの画像情報を保持しているため、後からの編集でより細かな調整が可能です。
高品質な画像:デジタルアーティファクトが少なく、より自然なコントラストと広いダイナミックレンジを持つ画像を撮影できます。
柔軟なワークフロー:プロの写真編集ソフトウェアでの編集が容易で、クリエイティブな自由度が高まります。
気軽に撮影する一般的な用途と言うより、品質の高さを重視するクリエイター向けの機能となります。また、Proシリーズの4,800万画素での撮影でもProRAWが使われます。
シネマティックモードも前モデルと同様にiPhone14に搭載され、ユーザーのビデオ撮影スキルをより高いレベルに引き上げます。 映画のようなビデオ撮影を可能にする機能で、シネマティックモードでは浅い被写界深度を使用して被写体を際立たせ、美しいフォーカスの移行を実現します。
iPhone13シリーズでは1080p30fpsの撮影でしたが、iPhone14シリーズでは30fpsと24fpsのビデオに4K解像度がシネマティックモードで適用され、よりクオリティが向上しています。
フォトニックエンジン(Photonic Engine)はiPhone14シリーズに搭載された新しい計算写真技術で、特に中低照度環境での写真品質を大幅に向上させます。この技術はDeep Fusion技術を画像処理の初期段階で適用することで、より詳細なテクスチャや優れた色再現、そして高い情報保持を実現します。
低照度性能の向上:中低照度環境での写真撮影において、最大2倍から3倍の性能向上を実現します。
詳細な画像処理:ピクセルごとに処理を行い、ノイズを低減し細部を強調します。
自動動作:フォトニックエンジンはバックグラウンドで動作し、ユーザーが特別な設定を行う必要はありません。
上記のような特徴があり、iPhone側で自動的に写真を処理してくれるような機能になるため、あまりカメラ撮影に慣れていないユーザーでも高品質な撮影ができるようになります。
ナイトモードは、夜間時など低照度環境での写真撮影を劇的に改善する機能です。iPhone14シリーズではナイトモードが自動的にオンになり、シーンの明るさに応じて露出時間を調整します。
レンズのF値が改善されたことで露光が2倍ほど明るくなっているほか、Proシリーズではポートレートモードでのナイトモードも利用可能です。
2021年にリリースされたiPhone13シリーズは、iPhone14と比べてカメラ性能で劣っている点がいくつかあります。普段使い程度の用途では問題ない性能ですが、クリエイター向けのスペックでは物足りなく感じるかもしれません。
カメラを含む全体的なスペック比較では、iPhone13の性能レビューやiPhone14とiPhone13 Proの違いなど、関連記事も参考になります。
上記で説明したように、iPhone14シリーズのカメラの主な変更点はiPhone14 Pro・iPhone14 Pro Maxのメインカメラの解像度で、iPhone13の12MPから48MP大幅に向上しました。そのほか、iPhone13シリーズのカメラで搭載・実現されていない主な機能は以下の通りです。
フロントカメラのオートフォーカス対応
アクションモード
フォトニックエンジン
4F対応のシネマティックモード
フロントカメラのF値向上
ナイトモードの改良
動画撮影やナイトモード(低照度環境)での写真撮影で、性能の差を感じるといった評価がされます。
ただ、型落ちiPhoneモデルであるiPhone13でもカメラ性能は決して低くなく、便利な撮影機能が使えたりズーム性能はiPhone14と同じといった評価ポイントがあります。
フォトグラフスタイル・シネマティックモードなど利便性の高い機能を搭載
Apple ProRAW・ProResに対応
ズーム性能はiPhone14と同等(最大15倍のデジタルズーム・最大6倍の光学ズームレンジ・最大3倍の光学ズーム)
詳しく比較したい方はiPhone13とiPhone14シリーズの比較が参考になるほか、iPhone13のカラーラインナップなどデザインを基準にどちらが良いか検討してみるといいでしょう。
👉iPhone14のカラーバリエーション10色と新色の特徴を解説!
iPhone13シリーズはバッテリー容量・電池持ちが良いほか、下位モデルであればプロセッサの性能もほぼ同等でコストパフォーマンスに優れています。リファービッシュ品ならより安く手に入るので、予算とのバランスで選んでみてはいかがでしょうか。
さらに、後継機種である2023年モデルのiPhone15シリーズとカメラ性能の比較をします。iPhone15では下位モデルのメインカメラも大幅に改善されたほか、Pro Maxモデルのズーム性能などが注目されています。
iPhone15シリーズのカメラ性能では、下位モデルでも4,800万画素のメインカメラを搭載しています。iPhone14の12MPカメラに比べて、より高解像度で詳細な写真を撮影することが可能となりました。
また、ポートレートモードもアップグレードされており、撮影後のピント位置を変更できるなど便利な編集ができます。加えて、スマートHDRのバージョンもHDR4からHDR5に上がっています。
iPhone15 Pro Maxモデルは、ズーム性能が大幅に向上しています。新しいテトラプリズムデザインの望遠レンズにより、最大5倍の光学ズームが可能です。対してiPhone15 Proモデルでは従来通り3倍の光学ズームになるため、同じ上位機種でも差別化がされています。
iPhone15 Pro・Pro Maxでは空間ビデオ撮影やLog撮影など、動画関連の撮影スペックも改善されておりクリエイティブな用途に適しています。
ただ、iPhone14からiPhone15のアップグレードではシネマティックモード、ナイトモードなどの基本的な機能はそこまで変わりありません。主な改善点はクリエイター向けの機能が多く、一般的な用途での撮影ならiPhone14でも充分なスペックだと言えます。
👉iPhone14とiPhone15の違いを比較!アップグレードする価値はある?
利便性の高さという観点では、USB-Cコネクタ対応のiPhoneになっているほか下位モデルでのダイナミックアイランドが実装されたiPhone15シリーズがおすすめです。お得にご購入いただけるリファービッシュ品の価格と予算感から、優先度を判断してみるといいでしょう。
また、2024年モデルのiPhone16シリーズでは、以下の通りカメラコントロールボタンなど下位モデルを含む改善が注目されます。
全機種でカメラコントロールボタンを搭載
下位モデルでもマクロ撮影に対応
Proシリーズでは超広角カメラの画素数も向上(48MP)
5倍の光学ズームがPro Maxに加えてProモデルにも搭載
背面カメラの配置が縦方向に変更(下位モデルの場合)
iPhone16シリーズのカメラスペックで分かりやすいアップグレードとして、全機種にカメラコントロールボタンが搭載されました。端末の側面に物理的なボタンが追加されたことで、シャッターのほかズーム調整なども対応しました。
デジタルズームや光学ズームを良く使ったり、ポートレートモードの変更などをかつようするiPhoneユーザーにとって、iPhone16のカメラ撮影がより便利に感じるでしょう。
上位機種では超広角カメラの画素数が1,200万画素から4,800万画素に改善されており、より画質が良くなっています。また、iPhone15 Pro・Pro Maxでは光学ズーム性能に差があったものの、iPhone16 ProではPro Maxと同じ光学5倍ズームが使えたことでデメリットがなくなりました。
iPhone16 Pro・Pro Maxモデルはディスプレイやプロセッサ性能も高いため、ゲーミングスマホのおすすめ機種でも評価されます。ただ、カメラ性能に関しては下位モデルとそこまで差がなくなっているため、処理速度などを重視しなければ無印モデルやPlusモデルでも充分使えるでしょう。
iPhone16シリーズでは確実にカメラ性能が良くなっているものの、以下の傾向があるユーザーにとってはiPhone14のカメラでも問題なく使えます。
シングルカメラのSEシリーズでも問題なく写真・動画撮影ができている
ズーム調整をあまり使わない
プライベートで気軽に使えるカメラ性能があれば充分
ビジネスシーンで写真や動画を撮影したり、編集にこだわるユーザーにとってはiPhone16のカメラは有用ですが、正直なところ1,200万画素と4,800万画素で撮影した写真の違いについてあまり分からないという方もいます。
また、Proシリーズでの画素数・ズーム性能の強化が期待できますが、円安や物価高などiPhoneが高い理由もあり最新モデルは割高に感じられます。予算が限られている場合には、型落ちモデルのリファービッシュ品がコストパフォーマンス面でおすすめです。
iPhone14などの型落ちモデルは最新機種よりも安く、それなりの性能があるためコストパフォーマンスを重視するユーザーにおすすめです。特にリファービッシュ品を選ぶことで、低価格であるほか高品質のメリットも大きいです。
ProやPro Maxモデルは望遠カメラの搭載や高性能なプロセッサなど、スペックが良い反面高額になりがちです。最新モデルでは20万円以上の価格帯も珍しくなく、iPhoneの機種変更で予算に限りがある場合には購入が難しく感じるでしょう。
そこで、型落ちモデルのリファービッシュ品は比較的安価で購入しやすいです。2025年5月22日時点での最安値目安では、iPhone14 Pro Maxだと¥99,303、iPhone14 Proでは¥86,582と安く、10万円以下の購入が可能です。
中古品とは異なり、リファービッシュ品は新品と同等の動作が確認された上で販売されているため、品質面で安心できます。中古のiPhoneをやめておくべき理由でも解説していますが、フリマサイトなど個人間取引で売られる中古iPhoneは品質保証がなく、故障時の交換や返品ができないことが多いです。
バックマーケットのリファービッシュ品では、1年間の動作保証と30日間の返金保証が付いているほか、バッテリー容量保証もあり安心です。加えて、バッテリーの状態を重視する場合にはプレミアムグレードのiPhoneを選択できるほか、有料の新品バッテリーオプションも人気です。
バックマーケットではリファービッシュ品の販売だけでなく、Back Market買取サービスより古いiPhoneなどのスマートフォンの売却も対応しています。過去モデルでもPro・Pro Maxなどの上位機種であれば、高く売れることもありますので買い替えとあわせて売却してみるといいでしょう。
バックマーケットの買取サービスはWeb上ですぐに査定価格を確認できるほか、宅配買取で手続きの手間も少なく、はじめてデバイスを売却する方でもスムーズに対応できます。関連記事より、iPhoneを売る前にするべきこと・準備事項も解説しています。
iPhone14のカメラ性能について一通り解説しましたが、参考までにカメラ撮影やデザインに関して気になるポイントやよくある質問を最後にまとめました。
🅰 iPhone14のカメラで写真がぼやける原因はいくつか考えられます。主に、以下のポイントを確認してみてください。
レンズの汚れ:カメラレンズに指紋や汚れが付着していると、写真がぼやけることがあります。マイクロファイバークロスでレンズをきれいに拭いてください。
フォーカスの問題:iPhone14のカメラは、以前のモデルに比べて最小焦点距離が長くなっています。被写体に近づきすぎるとフォーカスが合わないことも想定されるため、適切な距離を保って撮影してください。
デジタルズームの使用:デジタルズームでは、画像がぼやけることがあります。可能な限り光学ズームを使用し、デジタルズームは避けるようにしましょう。
そのほか、基本的な撮影テクニックではグリッドの表示やバーストモードの利用など、様々な対策がされます。詳しくはiPhoneのカメラで綺麗に撮る方法もご参考ください。
🅰 iPhone14のカメラデザインは、特にProモデルで顕著に見られるように、カメラバンプ(突起)が大きくなっています。
より大きなセンサーと高性能なレンズを搭載するために必要な設計変更ではありますが、下位モデルで3.5mm、上位モデルでは4.2mmほど出っ張っているため、カメラケースを付けない状態で端末を置くとカメラレンズと接地するように傾いています。
気になる方はカメラケースとあわせて、強化ガラス素材のカメラレンズプロテクターや保護フィルムを利用するといいでしょう。
🅰 iPhone14シリーズはカメラ以外で、プロセッサやバッテリー性能の改善や衛星経由の緊急SOS機能、衝突事故検出機能などが搭載されており、全体的なスペックが上がっています。iPhone13シリーズと比べて大きなアップデートはないですが、リファービッシュ品ではそれほど価格差がないことから、今からiPhoneを買い替えする際には狙い目のモデルです。
各シリーズの性能比較に関しては、iPhone13/14/15シリーズの違いでも解説していますのでご参考ください。また、iPhone14シリーズではminiモデルが廃止になった代わりに、大画面のPlusモデルが登場しましたので、コンパクトな機種より動画視聴やゲームで適した大きいディスプレイの方を好むユーザーにおすすめです。
コンテンツクリエーターとして7年の経験を持ち、以前はゲーム業界で活動していました。BackMarketの目標である、リファービッシュ品の普及と「新しい」の再定義に貢献することをミッションとして掲げます。整備済製品の魅力やデバイス選定のポイントなど、役立つ情報を今後も提供していきます。