
Apple製品のiPad ProはMacBookと比較されることが多く、どちらを購入すればいいか悩む人も多いでしょう。iPad Proは高性能なプロセッサやディスプレイなどが評価されており、動画編集などクリエイター向けの作業でもおすすめです。ただ、MacBookでは作業効率の高さなどのメリットもあり、ユーザーの好みや使用シーンに応じて検討するのが良いでしょう。そこで、こちらのページではiPad ProとMacBookについて想定される用途や使い分け、おすすめの機種の選び方など詳しく解説します!
iPad ProとMacBookのスペック・違いの概要:M4モデルで比較
iPad ProとMacBookの性能について、最新世代のM4チップを基準に比較します。2025年10月にはiPad ProシリーズでM5チップ搭載モデルのリリースも期待されますが、大きな性能差はないため今から購入する場合には型落ちモデルになるM4世代がおすすめです。
iPad ProとMacBook(M4モデル)のスペック一覧
iPad ProとMacBookシリーズについて、M4チップ搭載モデルのスペックをまとめました。iPad ProとMacBook Proは2024年、MacBook Airは2025年にそれぞれリリースされています。スペックの詳細について、2024年新型モデルのiPad Proレビューでも解説しています。
iPad ProとMacBookの比較 | iPad Pro(M4) | 14インチMacBook Pro(M4) | 13インチMacBook Air(M4) |
リリース日 | 2024年5月 | 2024年11月 | 2025年3月 |
搭載チップ | M4 | M4(上位モデルでM4 Pro/Maxも選択可能) | M4 |
画面サイズ | 11インチ | 14.2インチ | 13.6インチ |
端末サイズ | 高さ 24.97cm・幅 17.75cm・厚さ 5.3mm | 高さ 1.55cm・幅 31.26cm・奥行き 22.12cm | 高さ 1.13cm・幅 30.41cm・奥行き 21.5cm |
重量 | 0.444kg(Wi-Fiモデル) | 1.55kg | 1.24kg |
ディスプレイ | Ultra Retina XDRディスプレイ | Liquid Retina XDRディスプレイ | Liquid Retinaディスプレイ |
リフレッシュレート | 最大120Hz | 最大120Hz | 最大60Hz |
CPU・GPU | 最大10コアCPU・10コアGPU | 10コアCPU・10コアGPU | 8コアCPU・最大10コアGPU |
メモリ | 8GB・16GB | 16GB・24GB・32GB | 16GB・24GB |
ストレージ容量 | 256GB・512GB・1TB・2TB | 512GB・1TB・2TB | 256GB・512GB・1TB・2TB |
バッテリー持続時間(動画再生) | 最大10時間 | 最大24時間 | 最大18時間 |
接続ディスプレイ台数 | 最大1台 | 最大2台 | 最大2台 |
Apple Store販売価格(当時) | 168,800円〜 | 248,800円〜 | 164,800円〜 |
M4チップでの比較ではMacBook ProとMacBook Airの違いも注目されるポイントで、価格はMacBook Airの方が安く軽さのメリットもありますが、MacBook ProはM4 Pro・M4 Maxによる高性能なプロセッサやバッテリー持続時間の長さ、ディスプレイ性能の高さなどが評価されます。
iPadとMacBookの主な違い・比較ポイント
iPadとMacBookの特徴や違いについて、概要をまとめると以下表の通りです。大学生向けのおすすめiPad機種でも解説していますが、勉強や講義用のデジタルノートで活用したり、自宅や外出先で手軽に動画を視聴するといった用途でiPadはおすすめです。
iPadとMacBookの比較 | iPadの特徴 | MacBookの特徴 |
OS(オペレーティングシステム) | 直感的なタッチ操作がしやすくクリエイター向けの性能 | マルチタスクやデータ管理がしやすくビジネスシーン向け |
サイズ・重量 | iPad miniなどの軽量モデルも選べる・iPad Pro/Airの上位機種も軽いものの、キーボードをつけるとMacBookとそれほど重量差がない | 13インチ以上の大画面で作業がしやすく、マルチウィンドウでの閲覧もおすすめ |
プロセッサ性能 | MacBook ProのM4 Pro/M4 Maxと比べて劣るものの、M1世代以降の機種は充分なスペック | 最新のMacBook Proでは長時間の動画編集や3Dオンラインゲームでも安定して使える |
価格 | 同世代のiPad Pro(11インチ)とMacBook Air(13インチ)は同価格帯 | MacBook Proシリーズはより高額で、最新モデルは20万円以上 |
おすすめユーザーの傾向 | 勉強や学業向けのタブレット・イラスト制作をするユーザーや動画視聴で手軽に使いたい方向け | メインPCとして使う・ビジネスシーンで活用したり長時間の作業を想定しているユーザー向け |
最近のiPad Proは高性能で、iPadOSのバージョンアップに伴いマルチウィンドウも使いやすいのでノートパソコン代わりでもある程度使えますが、MacBookと比べると画面が小さいため長時間の作業はやはりMacBookが適しています。
iPad ProとMacBookの比較1:日常的な使い方での違い
普段からノートパソコンを利用するユーザーにとって、MacBookを選ぶのが当然だと感じるかもしれません。ただ、iPadなどのタブレットを利用するユーザーも多く、多機能で持ち運びが便利なことからノートパソコンは不要だと考えるケースもあるでしょう。
iPadとMacBook、それぞれの利点や使いやすいポイントについてまずは日常生活における用途の違いから見ていきます。
iPad ProとMacBookの利便性を比較
MacBookはラップトップなので、iPadのように持ち運びしやすい設計がされています。特に軽いモデルのMacBook Airは持ち運びに優れていますが、モバイルに関する利便性ではiPadの方が評価が高いです。
iPadの方が軽くて小さく、電車内や自宅でのソファーなど様々な場所で使えます。
iPadはiPhoneのように、非常に直感的なユーザーエクスペリエンスを提供するので、ご年配の方や小さな子供でも利用しやすいです。
iPad Proは11インチという小さなサイズもあり、高性能のタブレットをより持ち運びしやすくなる利点もあります。
詳しくはiPadでできること・便利な使い方でも解説していますが、パソコンの操作が苦手な方でもiPadなら比較的使いやすく感じます。
iPad ProとMacBookの汎用性を比較
MacBookは年々パフォーマンスにおいて改善されているノートパソコンです。最近のモデルでは負荷の高いゲームもスムーズにプレイでき、ビデオ編集や写真編集など専門的なクリエイティブワークにも向いています。ただ、iPad Proも以下の通り、様々な用途に応じた使い方ができます。
iPadに対応しているアプリが多く、Adobe Creative Cloudなど実用的なソフトウェアのラインナップが豊富。
iPad Proはより負荷の大きい作業にも対応した高性能なタブレットで、シンプルにカバーをつけて動画視聴もできれば、キーボードと組み合わせて資料制作などもすることも可能です。幅広い用途に対応できる多様性があります。
iPad Proは、iPad専用のスタイラスであるApple Pencilと一緒に使うことが可能です。これによりMacBookよりも汎用性の高い、アーティスティックな機能を活用できます。
汎用性や用途はiPad ProとMacBookでそれぞれの良さがあり、Apple Pencilを使う必要があるかどうかなども判断するといいでしょう。
iPad ProとMacBookのアクセサリを比較
iPad ProとMacBookの比較では、併用するアクセサリも重要なポイントの一つです。MacBookは言わば一体型のデバイスで、独自のキーボードやトラックパッドがあり、ユーザーがカスタマイズする余地がほとんどないのに対し、iPadは様々なアクセサリでの使い分けができます。
レザーやシリコン、プラスチックなど、ケースには様々な種類や価格のバリエーションがあります。
折りたたんでiPadを垂直に立てられるシンプルなケースや、デバイスを覆い完璧な保護を提供する本格的なケースまで、あらゆる好みと用途に対応します。
キーボードとマウス、トラックパッドに関しても、Bluetoothと新しいiPadOSの組み合わせにより、iPad Proはキーボードだけでなく、マウスとトラックパッドの検出にも対応しています。
iPad Proの高性能なスペックもあり、iPadの使い方がよりノートパソコンに近づきました。加えてラップトップよりも、多くの選択肢やカスタマイズから選ぶことができます。アップルはケースやキーボード、トラックパッドが一体化した新しいMagic Keyboardが純正品として人気です。
以上の比較から、利便性や持ち運びのほかアクセサリのバリエーションなど、日常的な用途ではiPadの方がおすすめと言えるポイントが多いです。ライトユーザーは、iPad ProのほかAirモデルやminiモデル、無印モデルもより安価なので購入価値が高いでしょう。詳しくはiPadの各世代・シリーズの違いもご参考ください。
iPad ProとMacBookの比較2:作業の効率性・安定性に関する違い
汎用性に関して言えばiPadの方がおすすめですが、タイピングでの作業やビジネスシーン・パワーポイントなどの資料制作など、様々なタスクにおける効率性はMacBookの方がメリットが大きいです。
MacBookは画面が大きくマルチタスクに向いている
最近のMacBookシリーズではディスプレイサイズの大きいモデルが増えており、15インチのMacBook Airや16インチのMacBook Proなど、大画面での操作ができます。MacBook Airシリーズのサイズ比較でも解説していますが、軽量モデルで大画面の15インチMacBook Airも需要があり、外出先で作業をする機会が多い方におすすめです。
13インチ程度のiPad Proでは画面が小さく、表計算ソフトやパワーポイントツールを使った作業がしにくいと感じるユーザーも中にはいます。ブラウザだけでなくスプレッドシートや画像編集用のアプリなど様々な画面を使ってマルチタスクを進行したい場合には、MacBookの方が適しています。
MacBookにあってiPad Proにない機能として、デュアルディスプレイが便利です。複数の作業を並行して確認したい場合など、2台以上の外部ディスプレイを活用できます。MacBookでは外部ディスプレイの接続・運用がしやすく、テレワークでの仕事環境を向上する目的でもおすすめです。
iPadOS 26以降のバージョンではiPad Proもマルチタスクがしやすい
ただ、最新のiPadOS 26ではマルチウィンドウの機能が強化されており、詳しくはiPadOS 26の対応機種・新機能で解説していますが複数のアプリで画面のサイズや位置を自由に調整できます。
また、フォルダアプリの使い勝手も改善されておりmacOSに近い操作感となっています。iPadOS 26の対応機種であれば、MacBookに近いUIでパソコンのように使えるといったメリットがiPad Proにもあります。
キーボードのタイピングはMacBookの方が打ちやすい
キーボードに関しては上記でも解説した通り、iPad ProでもMagic Keyboardとの接続が可能なので、タイピングの作業ができます。
ただ、MacBook本体のMagic KeyboardとMacアクセサリとしてのMagic Keyboardでは打ちやすさが異なり、一般的にはMacBookのキーボードの方が打鍵がスムーズというレビューが多いです。
アクセサリとしてのMagic Keyboardも悪くない性能ですが、MacBookを利用したことのあるユーザーが使うと、キーストローク(キーを押し込める深さ)が浅く、個人の好みによりますが違和感があることも考えられます。
オフィスソフトなどのツールもMacBookがおすすめ
大学でのレポートやビジネスシーンでのプレゼンテーション資料を作成する際には、Microsoft OfficeやOffice 365などを利用しますが、MacBookの方が使いやすいです。iPadにもOffice 365などオフィス系のソフトは対応していますが、操作に少し手間がかかるなど使いづらいと感じるユーザーもいます。
資料作成だけでなく閲覧や取引先への共有などをメインとする場合には、MacBookよりもiPadの方が適しています。タブレットの方が持ち運びに便利で、そこまで資料を作る機会が多くない場合にはiPadもおすすめですが、ちょっとした編集や作成をすぐ行いたい場合などは、操作感で安定しているMacBookがやはり向いています。
作業の効率性や安定的な操作という観点では、MacBookの方が評価されます。ブラウザの利用や動画視聴など、日常的な使い方であればiPadを好むユーザーも多いですが、本格的なレポートの作成や仕事の場面ではラップトップのMacBookが使いやすいです。iPadをノートパソコン代わりで使うメリットとデメリットの両方について、確認しておくといいでしょう。
iPad ProとMacBookの比較3:性能・スペックなどの違い
これまで見てきたように、iPad ProとMacBookの用途は同じでなく向き不向きがあります。iPadは汎用性が高く、MacBookは安定性が高いです。加えて、iPad ProとMacBookについてスペック面、技術的な特徴についてはどうでしょうか?
iPad ProとMacBookのサイズ・重量の比較
ディスプレイのサイズに関しては、iPad Proは9.7インチの小さいモデルから一般的な11インチのほか、13インチも選択できます。一方でMacBookで主流のディスプレイサイズは13インチと14インチ、16インチがあります。
iPadはモバイル性を重視した小サイズで、MacBookは机の上でも問題なく使えるポータブルなデバイスを目的に、作業効率性でも説明した通り14インチ以上の大画面で操作がしやすくなっています。サイズについて、iPadのサイズ比較・世代ごとの画面の大きさでもご確認いただけます。
重量に関しては、M4チップ搭載の13インチiPad Proが579gであるのに対し、M2世代以降の13インチMacBook Airは1.24kgです。端末自体はMacBookの方が重いですが、iPadにケースやキーボードを付けるとそこまで重量に差がないです。アクセサリの種類によっては、MacBook Airより重く感じるかもしれません。
iPad ProとMacBookのスペックと接続性
iPad Pro・MacBookの最新世代では、パワフルなM4チップのプロセッサが搭載されています。iPadではAシリーズ、MacBookモデルはIntelCPUのプロセッサが一般的でしたが、M1世代に代わってからプロセッサ性能が大幅に向上しました。
プロセッサ性能は同世代のiPad ProとMacBookで大きな違いはありませんが、バッテリー持ちはM1世代以降でMacBookの方が良くなっています。iPadの場合は世代・モデルの種類にかかわらず動画再生で最大10時間持続するバッテリー性能で、M1世代以降の13インチMacBook Airは動画再生で最大18時間とより長くなっています。
ただ、iPadやMacBookではM4チップまで進化していますが、一般的な用途のユーザーであればM3とM2、さらにはM1まで下げてもそこまで性能面での劣りを感じないでしょう。詳しくはMacBook Pro M2とM1の違いでも取り上げています。また、性能についてはM3チップ搭載のMacBook Airレビューでもご確認いただけます。
接続性に関しては、13インチMacBook Airには2つのサンダーボルト/USB-Cポートがあり、14/16インチのMacBook Proは3つとより多く利便性に長けています。一方で、iPadにはサンダーボルト/USB-Cポートが1つしかありません。
認識機能についてiPad ProはFace IDを搭載しており、センサーが自動的に顔を認識します。一方、MacBookにはTouch IDで指紋認証しかないため、Macのロックを解除するたびに指を使う必要があります。また、Apple Watch(アップルウォッチ)でMacのロックを解除することもできます。
iPad ProとMacBookのOS・ソフトウェア
iPadとMacBookの両方にM1〜M4チップが採用されていることから、比較的同等の性能を提供するように思えます。ただ、iPad ProとMacBookそれぞれに搭載されているソフトウェアは異なります。
iPad Proは、アップルのタブレット専用OSであるiPadOSで動作し、独自のユーザー体験を提供します。iPadOSはApple Pencilをサポートしており、絵を描いたり落書きしたり、ちょっとしたメモを書いたり、手書きの文字をテキストに変換したりすることが可能です。Apple Pencilなどのスタイラスペンが使えるのはMacBookにない強みで、各モデルの互換性に関してApple Pencilが反応しない原因についても解説しています。
一方でMacBookは、MacBook AirやProのほかiMacを何十年も支えてきたMacOSを搭載しています。安定した性能であるMacOSはタブレットで機能するiPadOSとは異なり、ファイルシステムのFinderをサポートしており、すべてのファイルを簡単に管理できます。
特にM1世代以降ではプロセッサ性能が大幅に向上したこともあり、MacBookは以前よりもさらにスムーズに使えるようになりました。最新のmacOS対応機種について、macOSのアップデート・更新ができない原因でご確認いただけます。
性能面での比較ではMacBookの方が評価されるポイントも多いですが、iPad Proも決して低スペックではなく、高度な動画編集ができるタブレットです。なので、ノートパソコンとタブレットのどちらが良いかという判断は、以下でも解説しているユーザー個人の用途でも検討するといいでしょう。
iPad ProとMacBookの用途別でおすすめはどれ?【使い分けについて】
iPad ProとMacBook、どちらを選ぶべきかという検討軸として用途別の違いやおすすめのデバイスを見ていきます。使い分けのポイントや、どちらか1台しか購入できない時に重要な優先度の判断などでぜひご参考ください。また、iPadのおすすめストレージ容量の選び方も関連記事で解説しています。
ネットサーフィンや動画視聴はiPadがおすすめ
ブラウザを利用したり、海外ドラマを視聴するといった用途ではiPadの方が便利に感じます。タイピングの作業をすることはなく、スマホより大きな画面で動画視聴をする目的ではiPadが適しています。
ソーシャルゲームなどの用途でもiPadが使いやすく、タッチスクリーン操作が向いているゲームが多いという特徴もあります。動画を見るだけのおすすめタブレットでも、安価な型落ち機種のiPadが好まれます。
クリエイティブな作業ではiPad Proがおすすめ
iPadはApple Pencilに対応していることもあり、イラストの制作や手描き文字を活用するようなクリエイティブな用途に向いています。
動画編集であればMacBookも有効活用できますが、iPad専用の動画編集アプリも多く、直感的に操作ができるため初心者の方にもおすすめです。YouTubeに動画を投稿するケースなど、これから動画編集を学びたいユーザーはiPadが役立つでしょう。
子供やご高齢者向けのプレゼントはiPadがおすすめ
iPhoneを普段から使っている子供は、タッチ操作で簡単に使えるiPadの方が馴染みがあります。キーボード操作が苦手でパソコンをあまり使いたくないご高齢者も、iPadの方が日常的なツールで使い続けられます。
子供向けのiPadはProシリーズより、小さくて持ち運びがしやすいminiシリーズがおすすめです。関連記事よりiPad mini 4とiPad mini 5の比較を解説していますが、高いiPad Proよりも型落ちモデルのiPad miniが安価で、子供へのプレゼントに適しています。
また、10〜20代の若いユーザー層はiPhoneのシェア率が高く、iPhoneなどのApple製品との連携で便利なiPadが好まれます。iPadとAndroidタブレットの違いについて、iPadとタブレットの比較ページもご参考ください。
ビジネスシーンではMacBookの方が利用価値が高い
ビジネスシーンでの利用では、出先やプレゼン提案などでiPadを活用する営業担当者も中にはいますが、基本的にはMacBookの方が向いています。資料やパワーポイントの作成に関しては、iPadが手間だと感じるケースもあります。
最近ではリモートワークが普及していることもあり、Web会議も多くなっています。カメラの性能や画面の共有のしやすさなどを考慮すると、MacBookがおすすめです。
プログラミングや動画編集など高度な作業もMacBookが向いている
ノートパソコンとしての用途でプログラミングを集中的に行う場合や、動画編集など負荷の大きい作業がメインとなるユーザには、高性能なMacBookが向いています。
高い処理能力が必要な作業では、iPadよりMacBookの方がおすすめです。MacBook AirとMacBook Proの違いでも解説していますが、スペックを重視したデバイスでは高価になりますがMacBook Proが適切です。予算的に気になる方は、バックマーケットより提供しているリファービッシュ品(整備済製品)のMacBook Proも検討してみてはいかがでしょうか。
iPad ProとMacBookのどちらを購入するべき?【2台持ちもおすすめ?】
iPad ProシリーズとMacBookシリーズの違いや用途別の比較など一通り解説しましたが、予算的にどちらか1台しか選べない場合にはユーザー個人の用途や、デバイスの利用で求める機能を基準に選定するといいでしょう。
MacBookよりiPad Proを選ぶべきユーザーの傾向
iPad Proの方が向いているユーザーは以下の通りで、個人のパソコンを所有している場合にはタブレットの方が利用価値が高いです。
普段から持ち運びをするデバイスが欲しい
ノートパソコンを既に所有しており、動画視聴や読書で役立つタブレットを希望
Apple Pencilを使うイラスト制作などクリエイティブな作業をする
今回は性能面でMacBookと近いiPad Proを比較しましたが、シンプルな用途であればベーシックモデルの安価なiPadでも問題ないです。ただ、動画編集などクリエイティブな用途を考えていたり、オンラインゲーム向けで高いリフレッシュレートを重視する場合にはiPad Proシリーズがおすすめです。
型落ちモデルについて、iPad Proの世代比較ページよりスペックの違いを確認できます。iPad Proシリーズでは数世代前の機種も充分な性能があり、特にM1チップ搭載の第5世代モデルはリファービッシュ品でも人気です。詳しくは、iPad Pro 12.9インチ(第4世代・第5世代)の違いをご参考ください。
iPadよりMacBookを選ぶべきユーザーの傾向
一方でMacBookの方が優先されるユーザーは、以下のような傾向があります。
ノートパソコンやデスクトップPCを持っていない
プログラミングや動画編集など、本格的なスキルを学びたい
外出先で仕事やレポートの作成など、作業をすることが多い(バッテリー持ちも気になる)
ノートパソコンがなく、デバイスに対してビジネスシーンやITスキルの活用を求めている場合にはMacBookが適しています。また、デバイスを複数台持ちたくなく1台で集約させたい目的でも、iPadよりMacBookの方が利用しやすいでしょう。
iPadとMacBookの2台持ちがおすすめなユーザーやメリットは?
ただ、これからパソコンやタブレットの購入を検討している方では、iPadとMacBookの2台持ちといった選択もあります。
iPadで記録したデジタルノートのメモをMacBookへ共有
MacBookの作業ではiPadをサブディスプレイとして活用
MacBookは自宅やオフィスメインで使い、外出先はiPadを使う
といった使い分けが便利で、Apple製品の利便性の高いエコシステムからデータ連携も容易です。新生活を迎える学生向けのガジェットで、iPadとMacBookの両方を推奨する大学もあります。
ただ、2台持ちは購入コストが増えることから諦める方も多いでしょう。そこで、以下でも詳しく紹介していますが価格の安いリファービッシュ品モデルがおすすめです。リファービッシュ品ではiPad Proのほか、3万円前後の価格帯で購入できる無印モデルのiPadも人気で、第10世代と第9世代のiPadの違いで解説しています。
iPadやMacBookをお得に購入するならリファービッシュ品がおすすめ!
iPad ProとMacBook Air(またはMacBook Pro)は魅力的なApple製品ではありますが、価格が高く購入に悩む方もいるでしょう。iPadを安く買う方法や、MacBookを安く購入する手段などは関連記事でも紹介していますが、新品よりリファービッシュ品(整備済製品)がよりお得にご購入いただけます。
リファービッシュ品のiPad ProやMacBookを購入するメリット
リファービッシュ品は中古品と異なり、新品と同等の品質であることを確認された上で販売しており、クリーニングのほか必要に応じて専門家による修理や部品交換も行います。価格面でも安さのメリットが大きく、型落ちモデルは特に安価となります。
iPad Proシリーズも新品で購入すると高額になりがちですが、バックマーケットで販売しているリファービッシュ品のiPad Proは、10万円以下の価格帯でも購入できます。MacBook AirやMacBook Proも同様に、様々なシリーズをリファービッシュ品で販売しているのでぜひご参考ください!
バックマーケットではiPadやMacBookの買取サービスも実施
また、バックマーケットではiPadやMacBookなどのApple製品を中心に売却も可能です。Back Market買取サービスではWeb上からすぐに査定価格のお見積もりができるほか、宅配買取で手続きが簡単です。
iPadを売るならどこにするべきかお悩みの方や、古いMacBookモデルの処分にお困りの場合にはぜひバックマーケットの買取サービスをご利用ください。iPadやMacBookのほか、iPhoneの買取サービスにも対応します。