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人気のMacBook AirやMacBook Proではどのような機種が発売されてきたか、歴代モデルについて性能比較とあわせてご紹介します。どの年代のモデルを狙うべきか、またどんなユーザーに向いているかなどを確認するほか、比較的安く購入できる整備品の中で特におすすめのモデルや狙うべき機種など、歴代モデルの中から選びましたのでぜひご参考ください!
MacBook各シリーズの歴代モデルや性能を解説する前に、まずはMacBook全体の種類やそれぞれの違いについて見ていきます。
Apple Macシリーズでは大きく分けてデスクトップとラップトップの2種類があり、デスクトップではiMacシリーズが一般的なモデルです。対して、本記事で歴代モデルを詳しく紹介していくApple MacBookシリーズは、機能や用途に応じてMacBook AirとMacbook Proが選択されます。
以下でも詳しく紹介していますが、MacBookは3つに分類されます。2017年が最終モデルのMacBookを除くと、実質的にはMacBook AirかMacBook Proのいずれかを選択することになります。
MacBook Air(リリース年:2008年〜2023年)
MacBook Pro(リリース年:2006年〜2023年)
Mac Book(リリース年:2006~2010年・2015~2017年)
歴代のMacBookシリーズで遡ると、2006年モデルが最も古い機種になります。ただ、2023年11月時点でMacBookの購入を検討する場合、古すぎる機種は市場に出回っていなかったりスペック的に不安があるため、新品だけでなく中古品や整備品でのご購入を検討する際には古くても2017年モデルあたりが現実的な選択肢になります。
MacBook AirとProに関して、性能や重量のほか画面サイズなど異なる点があり、主な違いや用途的におすすめのユーザーの傾向は以下の通りです。
13インチのMacBook Air:1.24kgと軽量で、持ち運びする機会の多いユーザーが特に使いやすい
15インチのMacBook Air:2023年に登場したモデルで、大画面のMacBook Airが欲しいニーズに応える
13インチのMacBook Pro:性能が良く、ビジネスシーンで多用するユーザーにおすすめ
16インチのMacBook Pro:ゲームや動画編集など、画面の大きさとハイスペックを求めるユーザーにおすすめ
本記事ではMacBook AirとPro、それぞれの歴代モデルを重点的に解説しますが、MacBook AirとProの性能を比較したい場合や違いを詳しく知りたい際には、以下の関連記事が参考になります。
Apple MacBookeシリーズについて、それぞれの歴史やこれまで発売された歴代モデルについて見ていきます。
MacBook Airシリーズは、2008年にスティーブ・ジョブズが封筒から取り出し、「世界最薄のノートブック」とのキャッチコピーを掲げ発表されました。
そのキャッチコピーに恥じない薄いアルミニウム筐体は、当初から光学ドライブなどを排除し、必要最低限のポートだけを搭載し、現在に続くWi-Fi時代を見据えた設計となり話題を呼びました。
2023年現在発売されているのは、CPUもApple製のM2チップを搭載した13インチのモデルが販売されています。また、新たに15インチのモデルも登場しました。
アップルのハイエンドノートブックモデルとして位置づけられているMacBook Proシリーズは、それまでハイエンドノートブックとして発売されていたPowerBookシリーズに変わるモデルとして、2006年に発表されました。
当時、ずっとApple製のチップを搭載していたApple製のコンピューターに、遂にインテル製のチップを搭載することとなり、大きな話題となりました。
これにより「Boot Camp」を利用して、いままでは不可能だったWindowsをMacBook上で動作させることが可能になり、アップルのデザインに惹かれていたものの、ソフトウェアの条件などで断念する人たちにも裾野が広がりました。
その高性能なハイエンドモデルとして、そのハイパワーを発揮できる動画編集や音楽制作、グラフィックデザインなどの分野で愛用されてきました。
MacBook Proの歴代モデル比較は、種類が多すぎるので全ては本記事で書ききれませんが、大きく分けると初期のアルミニウムボディモデル、次のユニボディモデル、Retinaモデル、その後のUSB-C/Thunderbolt3のみのモデルで、ここまでのモデルは基本的に13インチと15インチのサイズ構成です。
現在まで続くApple シリコン搭載の、SDカードスロットやポートなどが復活した、MagSafe3電源を搭載の13インチ、14インチ、16インチのサイズ構成になったモデルが登場し、2023年の最新のモデルでは新しいチップセットのM3が搭載され、13インチモデルの販売がなくなりました。
MacBookという名前として、歴代のMacBookシリーズにはもう一つモデルがありました。2015年に発表された12インチのMacBookで、いわゆる無印のMacBookです。MacBookの名称は過去にもありましたが今現在、最新OSに対応しつつ使用できるのはこのモデルのMacBookだけです。
MacBook Airよりさらに小型な最軽量モデルとして発表されましたが、削ぎ落としすぎた性能のおかげで人気が出ず、2017年モデルを最後に生産終了しました。販売も2019年で終了しています。
この2017年最終モデルのみが今でも最新OSに対応しているモデルで、モバイルの最軽量マックを探している人なら最後のチャンスと言えるでしょう。
ただし、よほどこのモデルが欲しいという方以外はあまりおすすめできません。12インチの小型が使いたいというユーザーには適していますが、メイン機種として利用するには使いづらく、古いモデルのため整備品でもあまり出回っていないため基本的にはMacBook AirとProのいずれかで選択します。
MacBook AirとProの性能やスペックについて、歴代のモデル・機種を一覧で比較することで、どれだけの変化があったという情報や最新モデルだけでなく型落ちモデルでも充分使えることがお分かりいただけます。個別で詳しく解説しますので、引き続きお読みいただけますと幸いです。
まずは基本的な性能の比較で、MacBook AirとProのプロセッサ(CPU)の仕様について歴代モデルで見ていきます。
プロセッサは言わばノートパソコンの頭脳的な役割があり、作業の速さや効率化などの性能で大きな影響があります。
以下表で各年代モデルのプロセッサとコア数をまとめましたが、コア数が多いほどMacBookの処理スピードが向上します。
リリース年 | プロセッサ | コア数 |
2023年 | Apple Silicon M2 | 8 |
2022年 | Apple Silicon M2 | 8 |
2020年(11月) | Apple Silicon M1 | 8 |
2020年(3月) | Core i3-1000NG4 Core i5-1030NG7 Core i7-1060NG7 | 4 |
2018年 | Core i5-8210Y | 2 |
2017年 | Core i5-5350U | 2 |
2015年 | 11インチ:Core i5-5250U/Core i7-5650U 13インチ:Core i5-5250U/Core i7-5650U | 2 |
Macbook Airでは2022年モデルより、M2チップセットによる処理速度の向上が見られます。2023年モデルのMacBook Pro(M3チップ)と比べたら劣りますが、それでもビジネスシーンやオンラインゲームなど、一般的な動作・作業であれば問題なく快適に使えるレベルです。
MacBook Proの歴代モデルでは、ディスプレイサイズごとでリリース時期や性能が変わるため、以下の通り13インチ、15/16インチ、14/16インチでそれぞれ記載しました。
リリース年 | プロセッサ(13インチ) | コア数 | プロセッサ(15/16インチ) | コア数 | プロセッサ(14/16インチ) | コア数 |
2023年11月 | - | - | - | - | Apple Silicon M3 Apple Silicon M3 Pro Apple Silicon M3 Max | 8/10・12/18 11/14・12/18 14/30・16/40 |
2023年2月 | - | - | - | - | Apple Silicon M2 Pro Apple Silicon M2 Max | 10/12 |
2022年 | Apple Silicon M2 | 8 | - | - | - | - |
2021年10月 | - | - | - | - | Apple Silicon M1 Pro Apple Silicon M1 Max | 8/10 |
2020年11月 | Apple Silicon M1 | 8 | - | - | - | - |
2020年5月 | Core i5-1038NG7 Core i5-8257U Core i7-1068NG7 | 4 | - | - | - | - |
2019年 | Core i5-8257U Core i5-8279U Core i7-8557U Core i7-8569U | 4 | Core i7-9750H Core i9-9880H Core i9-9980HK | 6/8 | - | - |
2018年 | Core i5-8259U Core i7-8559U | 4 | Core i7-8750H Core i7-8850H Core i9-8950HK | 6 | - | - |
2017年 | Core i5-7267U Core i5-7360U Core i7-7567U | 2 | Core i7-7700HQ Core i7-7820HQ Core i7-7920HQ | 4 | - | - |
2016年 | Core i5-6267U Core i5-6287U Core i5-6360U Core i7-6567U Core i7-6660U | 2 | Core i7-6700HQ Core i7-6820HQ Core i7-6920HQ | 4 | - | - |
2015年 | Core i5-5257U Core i5-5287U Core i7-5557U | 2 | Core i7-4770HQ Core i7-4870HQ Core i7-4980HQ | 4 | - | - |
2019年よりプロセッサコアが増加しており、2023年11月にリリースされたM3チップのMacBook ProモデルはPro Maxの最上位機種だと16コアCPU/40コアGPUと性能が格段に上がっています。
上記でもディスプレイサイズについて少し紹介しましたが、各MacBookシリーズで登場している画面のサイズ(インチ数)について確認します。
歴代モデルのサイズ比較 | MacBook Air | MacBook Pro | MacBook(無印) |
11インチ | ○(古いモデル) | - | - |
12インチ | - | - | ○(古いモデル) |
○ | ○ | - | |
- | ○ | - | |
○ | ○ | - | |
- | ○ | - | |
17インチ | - | ○(古いモデル) | - |
MacBook Airは13インチが主流で、使いやすさや見やすさのほか持ち運びにも適しているベーシックなサイズです。2023年モデルでは15インチのMacBook Airも登場したため、軽量と画面の大きさを両立できるようになりました。
MacBook Proも13インチがメジャーな画面サイズでしたが、2023年モデルではなくなり、14インチと16インチの2サイズになりました。高スペックのほか、動画編集など大画面でMacBook Proシリーズを使いたいユーザーの需要が大きいことが伺えます。
15インチのMacBook Proは古いモデルですが、整備品での購入は可能なので丁度良いディスプレイサイズをお求めのユーザーにおすすめです。
ただし、MacBook Airの11インチとMacBook Proの17インチは年代的に古いモデルであるため、選択肢から除外されます。また、現在では販売されていない無印のMacBookは12インチ限定です。
MacBook AirとMacBook Proについて、歴代モデルの重量も比較してみます。同じ13インチのモデルで、Macbook AirとProの重量を以下表でまとめました。
リリース年 | MacBook Air 13インチ | 重量 | MacBook Pro 13インチ | 重量 |
2022年 | MacBook Air - M2 | 1.24 kg | MacBook Pro -M2 | 1.4kg |
2020年 | MacBook Air - M1 | 1.29 kg | MacBook Pro - M1 | 1.4kg |
2020年 | MacBook Air - Retina | 1.29 kg | - | - |
2019年 | MacBook Air - Retina | 1.25 kg | MacBook Pro - Retina | 1.37kg |
2018年 | MacBook Air - Retina | 1.25 kg | MacBook Pro - Retina | 1.37kg |
2017年 | MacBook Air | 1.35 kg | MacBook Pro - Retina | 1.37kg |
新しい年代のモデルほど軽くなりそうなイメージですが、実はそこまで変わりありません。MacBook AirではM1からM2にアップデートしても、重量は50gしか軽くならず、Macbook Proは歴代のモデルより多少重くなっている傾向にあります。
そのため、型落ちの整備品を選んでも重量的にはそこまで劣らず、MacBook Proの場合はむしろ軽くなっています。
MacBook AirとProのメモリ・ストレージ容量についても、歴代モデルのスペックをご紹介します。以下表でご確認いただけますが、2020年以前の過去モデルでもストレージ容量が大きく、そこまでハイスペックを求めていないユーザーであれば快適にご利用いただけます。
リリース年 | メモリ | ストレージ容量 |
2023年 | 8GB・16GB | 256GB・512GB・1TB |
2022年 | 8GB | 256GB・512GB |
2020年(11月) | 8GB | 256GB・512GB |
2020年(3月) | 8GB | 256GB |
2018年 | 8GB | 256GB・512GB |
2017年 | 8GB | 256GB・512GB |
2015年 | 4GB | 256GB・512GB |
MacBook Air各年代のメモリ・ストレージ容量は上表の通りで、ストレージ容量自体はミニマムで256GBと変わりありません。また、メモリも2017年以降のモデルは8GBと、スペックの違いもなく過去モデルでも優秀であることが分かります。
リリース年 | メモリ(13インチ) | ストレージ容量 | メモリ(15/16インチ) | ストレージ容量 | メモリ(14/16インチ) | ストレージ容量 |
2023年11月 | - | - | - | - | 8GB・18GB・36GB・48GB | 512GB・1TB |
2023年2月 | - | - | - | - | 16GB・32GB | 512GB・1TB |
2022年 | 8GB | 256GB・512GB | - | - | - | - |
2021年10月 | - | - | - | - | 16GB・32GB | 512GB・1TB |
2020年11月 | 8GB | 256GB・512GB | - | - | - | - |
2020年5月 | 8GB | 256GB・512GB | - | - | - | - |
2019年 | 8GB | 128GB・256GB・512GB | 16GB | 256GB・512GB・1TB | - | - |
2018年 | 8GB | 256GB・512GB | 16GB | 256GB・512GB | - | - |
2017年 | 8GB | 128GB・256GB・512GB | 16GB | 256GB・512GB | - | - |
2016年 | 8GB | 256GB・512GB | 16GB | 256GB・512GB | - | - |
2015年 | 8GB・16GB | 128GB・256GB | 16GB | 256GB・512GB・1TB | - | - |
MacBook Proの歴代モデルも512GBのストレージ容量である機種が多く、古いモデルでもそこまで劣らない印象です。
MacBookなどのノートパソコンでは外出先で活用するユーザーも多く、バッテリーの持ちも気になるポイントです。
歴代モデルで比較すると、プロセッサがM1チップにアップグレードされたタイミングで、バッテリー駆動時間が大幅に向上しました。以前は10時間程度のバッテリー駆動時間が、最大20時間と倍にまで延びました。
また、2023年モデルのMacBook Pro(M2)ではより向上して、最大22時間のバッテリー駆動時間になっています。
※上記の駆動時間の目安は最良の状態を前提としているため、実際に使用するケースでは負荷の大きい作業などをすると、バッテリーの減りは早くなります。
MacBookではプロセッサの性能が大きく影響するため、外出先で利用する機会が多いユーザーはM1チップ以上の年代モデルを選択するといいでしょう。2020年以降のモデルになるため新品でも比較的高くなりますが、バックマーケットで販売している整備品のMacBookであれば、お手頃な価格でご購入いただけます。