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2024年に新型のiPad Air・iPad Proのリリースが予定されていますが、これからiPadの購入を検討する方にとってiPad AirとiPad Proで何が違うのか気になるポイントでしょう。ざっくり言えば、価格の安さや持ち運びのしやすさを重視するならiPad Airが適しており、動画編集などクリエイティブな作業をするならiPad Proがおすすめです。iPad AirとiPad Proのより詳しい比較・違いについて、こちらのページで解説しますのでお気に入りのモデルをぜひ見つけてみましょう。
Back Market Japanの第1号社員・サプライチームリーダーとしてサイト内全ての商品を仕入れから販売、最適化まで管理。販売事業者との連携業務に従事しており、iPhoneなどのデバイスに関する専門知識はBack Market社内で最も精通している。業務経験と専門知識を活かし、正確で役立つ情報をご提供できるように努めている。 *監修記事一覧を確認
はじめに、iPad AirとiPad Proに関する比較の概要や要点から解説します。iPadには様々な種類があり、各モデルの特徴や大まかな違いを先に知っておくことで理解が深まるでしょう。
iPadの種類・違いについては関連記事でも解説していますが、AirやProモデルのほか、無印モデルとminiモデルも含めると全部で4種類あります。
無印モデルのiPad:一般的なスペック・いわゆる下位モデルの機種で比較的安い
iPad mini:7.9インチの小型モデルで持ち運びに便利
iPad Air:軽量のiPadモデルで高性能
iPad Pro:全体的にスペックが高くノートパソコンとしても活用
iPad Proについては、2022年時点の最新モデルでは11インチモデルと13インチ(正確には12.9インチ)モデルの2種類が登場しており、11インチでは第4世代・13インチは第6世代まであります。
iPad miniは2021年にリリースされたiPad mini(第6世代)が最新モデルで、無印モデルのiPadは2022年リリースのiPad(第10世代)が最も新しい機種になります。
2024年春時点で、無印モデルのiPadとiPad miniについて新作リリースの情報はなく、iPad ProとiPad Airに関しては2024年前半に新モデルが登場する可能性は高いです。無印モデルやminiモデルも安価さで人気ですが、全体的なiPadの需要ではやはりiPad AirとProの方が高く注目されます。
今回はiPad AirとiPad Proの違いを中心に比較しますが、比べる基準となる機種は2022年にリリースした以下モデルになります。
また、高いスペックは求めておらずリファービッシュ品(整備済製品)でお得に購入できる型落ちモデルが欲しい方は、人気iPadモデルランキングをぜひご参考ください。
ディスプレイやプロセッサなど重要なスペックについては後ほど詳しく説明しますが、参考までに2022年モデルのiPad AirとiPad Proの性能を一覧で比較しました。
iPadスペックの比較 | iPad Air(第5世代) | 11インチ iPad Pro(第4世代) | 13インチ iPad Pro(第6世代) |
リリース日 | 2022年3月18日 | 2022年10月26日 | 2022年10月26日 |
画面サイズ | 10.9インチ | 11インチ | 12.9インチ |
ディスプレイ | Liquid Retinaディスプレイ | Liquid Retinaディスプレイ | Liquid Retina XDRディスプレイ |
リフレッシュレート | 最大60Hz | 最大120Hz(ProMotionテクノロジー) | 最大120Hz(ProMotionテクノロジー) |
端末の寸法 | 247.6 mm x 178.5 mm x 6.1 mm | 247.6 mm x 178.5 mm x 5.9 mm | 280.6 mm x 214.9 mm x 6.4 mm |
重さ(Wi-Fiモデル) | 461 g | 466 g | 682 g |
プロセッサ | M1チップ | M2チップ | M2チップ |
カメラ性能 | 広角カメラ(1,200万画素) | 広角カメラ(1,200万画素) 超広角カメラ(1,000万画素) | 広角カメラ(1,200万画素) 超広角カメラ(1,000万画素) |
フロントカメラ性能 | 超広角カメラ(1,200万画素) | 超広角カメラ(1,200万画素) | 超広角カメラ(1,200万画素) |
バッテリー持続時間(Wi-Fiでのインターネット利用・動画再生) | 10時間 | 10時間 | 10時間 |
スピーカー | 横向きのステレオスピーカー | 4スピーカーオーディオ | 4スピーカーオーディオ |
コネクタ | USB-Cコネクタ | USB-Cコネクタ(Thunderbolt / USB 4対応) | USB-Cコネクタ(Thunderbolt / USB 4対応) |
生体認証 | Touch ID(トップボタンの指紋認証) | Face ID(顔認証) | Face ID(顔認証) |
バッテリーに関してはiPad AirとProでそこまで変わらないほか、コネクタ規格(USB-C)など共通点もありますが、ディスプレイやカメラなど性能の違いが多い印象です。
基本的なスペックのほか、iPad AirとiPad Proでは価格の違いも気になるポイントです。参考までに、Back Market(バックマーケット)で販売しているリファービッシュのiPadを基準に価格差を見ていきます。リファービッシュ品についてあまり聞き慣れない方は、中古品とリファービッシュ品の違いをご参考ください。
iPad Airの場合、2022年モデルは比較的高くなりますがそれでも10万円以下の価格帯で購入が可能です。以下では2024年4月時点での最安値目安をまとめました。
iPad Air(第5世代・2022年モデル):82,000円〜
iPad Air(第4世代・2020年モデル):62,000円〜
iPad Air(第3世代・2019年モデル):42,000円〜
予算が限られている方は、数世代前の型落ちモデルもおすすめです。リファービッシュ品はリリースから時間が経過している過去モデルの方がお得で、第3世代のiPad Airであれば5万円と安価です。
一方でiPad ProはAirモデルと比べて高額になり、11インチのiPad Proモデルについて同様にリファービッシュ品価格の最安値目安をまとめました。
iPad Pro(第4世代・2022年モデル):117,000円〜
iPad Pro(第3世代・2021年モデル):97,000円〜
iPad Pro(第2世代・2020年モデル):82,000円〜
また、13インチのiPad Proモデルはより高く、安価なリファービッシュ品でも2022年モデルでは15万円以上の価格帯になります。
iPad Pro(第6世代・2022年モデル):168,000円〜
iPad Pro(第5世代・2021年モデル):123,000円〜
iPad Pro(第4世代・2020年モデル):113,000円〜
ある程度のコスパを求める場合、数世代前の型落ちモデルを選択するかiPad Airモデルを優先する必要があります。
以下でも解説していますが、ディスプレイや基本プロセッサ・スペックの高さが魅力に感じるユーザーでなければ、価格重視でiPad Airを選ぶのがコスパ的にもおすすめです。iPadを安く買う方法についても、あわせてご参考ください。
iPad AirとiPad Proのスペック比較では、ディスプレイ性能の違いが注目されます。13インチのiPad Proは画面が大きく、動画閲覧やオンラインゲームで適したサイズ感というメリットがあるほか、ハイダイナミックレンジに対応したデイスプレイが高性能です。
2022年モデルのiPad AirとiPad Proはどちらも液晶ディスプレイ(Liquid Retina)が使われており、画面の明るさや色を自動で調整してくれるTrue Tone機能も搭載していますが、以下の点で違いがあります。
ProモデルではProMotionテクノロジーを導入(最大120Hzのリフレッシュレート)
輝度がiPad Proの方が多少高い(iPad Airの最大500ニトに対して、最大600ニト)
解像度もiPad Proが若干高め
iPad Airでは最大のリフレッシュレートが60Hzに留まりますが、iPad ProはProMotionディスプレイにより120Hzの高いリフレッシュレートを実現します。タップやスクロール時の滑らかさなど、iPad Proの方が優れています。また、Apple Pencilなどスタイラスペンを利用するユーザーにとっても、ペンの追従性・描きやすさが改善されます。
同じiPad Proでも13インチのiPad Pro(第6世代)では、より優れたLiquid Retina XDRディスプレイを搭載しており、画面の映りがより良くなっています。
動画編集やアニメーションの作成など、クリエイティブな作業を想定しているユーザーにとって、13インチのiPad Pro(第6世代)が適しています。一方で、画面の映りや見やすさは重視するものの、持ち運びのしやすさも考慮するなら11インチのiPad Pro(第4世代)がおすすめです。
iPadの購入を検討する際に、プロセッサやカメラ性能も基本的なスペックで比較されがちです。結論から言えば、iPad Proの方が全体的に性能が上回っていますが、iPad Airも同様にM1チップ搭載の高性能なプロセッサが評価されており、普段使いであれば全く問題ないレベルです。
2022年にリリースされたiPad AirとiPad Proは、高性能なプロセッサが評価されています。iPad AirにはM1チップ、iPad ProはM2チップが搭載されており、同時期に発売された無印モデルのiPad(第10世代)で使われているA14 Bionicチップよりも処理速度が向上しています。
MacBook ProのM1・M2モデル比較でも解説していますが、高性能なMacBookモデルに搭載されているチップ・プロセッサを導入しているだけあり、iPad Air(第5世代)とiPad Pro(13インチ:第6世代と11インチ:第4世代)はどちらも高いスペックだと言えます。
動画編集や3Dオンラインゲームなど、高負荷な作業をするユーザーはよりハイスペックなM2チップ搭載のiPad Proがおすすめですが、動画視聴やアプリの利用など基本的な用途であればM1チップのMacBook Airでも充分です。
背面カメラの仕様について、iPad Airは1,200万画素の広角カメラだけに対して、iPad Proは1,000万画素の超広角カメラも追加したデュアルカメラシステムになっています。どちらも5倍のズーム性能はありますが、iPad Proでは2倍の光学ズームアウトも使えます。
また、動画スペックに関してはiPad ProでProResビデオ撮影が可能で、プロ仕様の動画を撮影・編集することができます。iPadだけでクリエイティブを全て完結させたいユーザーにはiPad Proが適しています。
ロック解除で使う生体認証も、iPad AirとiPad Proで明確に異なる仕様です。個人による使いやすさの感じ方にもよるので、指紋認証と顔認証では明確な優劣はありませんが、マスク着用時に顔認証が使えないといったデメリットもあります。
iPad Air(第5世代)では、トップボタン(電源ボタン)にある指紋認証センサー(Touch ID)を使ってロック解除を行います。無印モデルのiPadはホームボタンで指紋認証をしますが、ホームボタンがなくなったiPad AirとiPad miniは側面の電源ボタンをタッチする必要があります。
古いiPadモデルを使っているユーザーや、スマホでも指紋認証を普段から使っている場合にはiPad Airでもスムーズにロック解除できるでしょう。ただ、使い慣れていないとボタンに毎回触れる手間も感じるかもしれません。
iPad ProではFace ID(顔認証)を採用しており、最近のiPhoneシリーズと同じような要領でロック解除できます。手が使えない状況でも、顔を向けるだけで簡単に認証できるメリットがあります。
ただし2024年4月現在、マスク着用時での顔認証に対応しているのはiPhone12シリーズ・iOS 15.4以降のiPhoneモデルに限定されるため、iPad Proではマスク着用のFace IDに対応していません。外出先でよくタブレットを使う方にとって、多少の不便が想定されます。
iPadの使い道では、大学の講義で使うノートや会議でのメモ取りでApple Pencilを活用することもおすすめされます。大学生におすすめのiPadモデルでも紹介していますが、古い機種を購入する際にはApple Pencilに対応しているかどうか確認することが重要です。
さらに、Apple Pencilではより利便性の高い第2世代も登場しており、第2世代のApple PencilではiPad端末の側面にくっつけるだけでワイヤレス充電ができるほか、ペンをダブルタップすることで消しゴムツールとの切り替えが容易にできるジェスチャー機能も便利です。
2022年モデルのiPad AirとiPad Proは全て、第2世代のApple Pencilに対応しています。そのため、低価格なiPad AirでもApple Pencilを充分に活用できます。ただ、上記でも解説しましたがiPad ProではProMotionディスプレイで最大120Hzのリフレッシュレートに対応していることで、書いた感触がより良く滑らかです。
学業やビジネスシーンでのメモ取りくらいであれば、第1世代のApple Pencilでも問題ない性能ですが、デザイン制作やクリエイター関連のツールとして活かしたい場合には、iPad Proの方が適しています。
iPad AirとiPad Proの違いや特徴について一通り解説しましたが、それぞれのメリットや比較を参考におすすめのポイントや購入に適したユーザーの特徴などまとめました。
iPad AirはiPad Proに比べて全体的な機能は劣りますが、2022年モデルのiPad Air(第5世代)は順当にアップグレードされており、MacBookでも使われているM1チップのプロセッサは幅広い用途に対応します。
安さと性能の高さのバランスを重視
普段からiPadを持ち運びをする機会が多い
指紋認証によるロック解除の方が使いやすい
などの傾向や要望のある方であれば、iPad Airの購入がおすすめです。軽量で外出先での利用にも適しており、長距離の移動時でも動画視聴やアプリ・ゲームの利用などに役立ちます。
より軽く持ち運びに適したタブレットが欲しいなら、iPad miniのリファービッシュ品もおすすめです。型落ちモデルではiPad mini 4とiPad mini 5の比較が参考になります。
対してiPad Proはスペック重視のユーザーに向いており、イラスト制作や動画編集で適した性能があります。高リフレッシュレートや4スピーカー搭載の優れた音響など、iPad Airより優れた点が多いです。
タブレットだけでなくノートパソコン的な活用も考えている
処理が重い動画編集やオンラインゲームで多用
iPadで超広角カメラの写真撮影・高性能な動画撮影をしたい
学生向けのガジェットとしても、iPad Proを有効活用できます。11インチのiPad Proであれば持ち運びもしやすく、そこまでタイピングする機会がなければMacBookより使いやすいと感じます。関連記事より、iPad ProとMacBookモデルの比較も解説しています。
今回は2022年モデルの比較的新しいiPad Air・Proでスペックを比べてみましたが、iPadには他にもコストパフォーマンスに優れた型落ち機種が多くあります。
数世代前のiPadモデルでも全体的に高性能で、「ドラマや映画視聴がメインだから、そこまで高いスペックを求めていない」とか「古いモデルのiPad Airでも軽く使いやすいのでは?」などの要望や疑問から、最新機種にこだわる必要を感じない方もいるのではないでしょうか。
よりお得に買える型落ちモデルについて、ぜひバックマーケットのリファービッシュ品をご活用いただけますと幸いです。中古iPadを購入するおすすめの方法でも解説していますが、リファービッシュ品は中古品と異なり、新品と同等の動作が確認された上で出荷されます。過去モデルであれば5万円以下で購入可能な機種も多く、安さと品質の高さを両方重視するユーザーにおすすめです。
コンテンツクリエーターとして6年の経験を持ち、以前はゲーム業界で活動していました。BackMarketの目標である、リファービッシュ品の普及と「新しい」の再定義に貢献することをミッションとして掲げます。整備済製品の魅力やデバイス選定のポイントなど、役立つ情報を今後も提供していきます。