
AirPods(エアポッツ)は2016年に初代モデルが登場してから、様々な種類の機種が続々とリリースされました。アクティブノイズキャンセリング(ANC)機能が使えるAirPods Proシリーズでは第3世代の最新機種が登場し、AirPodsシリーズでも第4世代でANCが搭載されています。加えて、最上位モデルであるヘッドホン型のAirPods Maxもあります。AirPodsは世代ごとでの性能差もあり、どの機種を選ぶべきかお悩みの方もいるでしょう。そこで、AirPodsの種類や歴代モデルの比較をした上で、購入でおすすめのAirPods機種がどれか解説します!
おすすめAirPods:
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リリース年:2022年
重量:5.3g
イヤホンの形状:カナル型
チップ:H2ヘッドフォンチップ
イヤホンの操作:タッチコントロール
外部音取り込みモード:対応
防塵・耐水性能:防塵性能・耐汗耐水性能:IP54
バッテリー性能:音楽再生で最大6時間

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そもそもAirPodsとは?:各種類の違い・比較概要
ワイヤレスイヤホンをあまり使ったことがないAppleユーザーにとって、AirPodsがどのようなデバイスかよく分からないこともあるでしょう。AirPodsシリーズはApple社が製造・販売しているワイヤレスイヤホン・ヘッドホンで、iPhoneやiPadなどのApple製品を使っているユーザーにとって高い需要があります。
AirPodsシリーズは主に3種類のモデルに分類
AppleのAirPodsシリーズは、ユーザーのニーズに応じて3つの主要なモデルから選ぶことができます。各種類の特徴や価格帯は以下表の通りで、ノイズキャンセリング機能があるProモデルが特に人気です。関連記事でも、AirPodsとAirPods Proの違いを解説しています。
AirPodsシリーズ | 通常・無印モデル | Proモデル | Maxモデル |
形状 | インナーイヤー型 | カナル型 | ヘッドホン型 |
特徴 | シンプルなデザインと使いやすさで人気(第4世代ではANC機能搭載など音質で改善) | ANC・外部音取り込みモードの搭載(第3世代ではよりANCが高性能・心拍センサーも搭載) | 自宅で音楽や映画を楽しむユーザーにおすすめ |
世代数 | 第1〜4世代 | 第1〜3世代 | 世代の区分はなし(AirPods Maxのみ) |
価格(定価参考) | AirPods(第4世代):29,800円(ANC搭載) | AirPods Pro(第3世代):39,800円 | AirPods Max:84,800円 |
価格について、AirPodsとAirPods Proはそこまで差はないですが、AirPods Maxでは8万円以上と高額の価格帯になります。オーバーイヤーのヘッドホン型は持ち運びに不便ですが、自宅など決まった場所で最高音質のリスニングを体験したい場合にはおすすめです。
AirPodsが人気の理由とは?:他のイヤホンとの違い
最近のワイヤレスイヤホンでは2,000円以下など低価格帯で販売している製品も多く、音質が特に気にならない方はAirPodsをあえて選ぶ理由についてあまりピンとこないこともあるでしょう。
ただ、ワイヤレスイヤホンではSONYやBose、Xiaomiなどのブランドもある中で、日本国内におけるシェア率はAppleのAirPodsが最も高い傾向にあります。Back Market(バックマーケット)で販売しているリファービッシュ品のイヤホン・ヘッドホンではGoogle Pixel Budsなど別のメーカーもありますが、以下のような特徴や利便性の高さからAirPodsが人気です。
Appleユーザーにとって利便性が高い:ケースを開けるだけで、iPhoneなどのデバイスと自動的にペアリングされ、使い始めるのが非常に簡単であるほかApple製品同士の切り替えもスムーズ
高音質なノイズキャンセリング機能で評価:最新のAirPods Pro(第3世代)ではより音質が改善され、外部の騒音を効果的に遮断することでクリアで没入感のある音楽体験ができます
デザイン性の高さ:第3・4世代のAirPodsではステム(軸)が短くなり、より洗練された外観・デザインで使いやすくなりました
特にiPhoneやiPad、MacBookなどのApple製品を活用しているユーザーにとって、AirPodsは最適の選択肢です。以下ではAirPodsの種類・シリーズごとで、詳しいスペックや特徴など解説しますので、ぜひ自分の用途や予算感に合った機種を探してみてはいかがでしょうか。
AirPods(第1〜4世代)の種類・歴代モデルの比較
まずは、通常モデルであるAirPodsについて第1世代から第4世代までの歴代モデル・各種類でスペックや特徴を比較します。ノイズキャンセリング機能がなくても問題ないと感じる方は、比較的安価な第3世代モデルやANC非搭載の第4世代モデルがおすすめです。
AirPods(第1〜4世代)のスペック比較
第1世代から第3世代までのAirPodsで、以下表の通りスペック一覧をまとめました。左列から発売順に並べています。最新モデルは2024年リリースの第4世代で、第2〜3世代と比べて改善されている点が多いです。
※2024年にリリースされたAirPodsモデルについて、Apple公式では「AirPods 4」といった表記をしていますが、便宜上第4世代と記載をしています。
スペック比較 | AirPods(第4世代)ANCあり | AirPods(第4世代)ANCなし | |||
リリース日 | 2016年12月13日 | 2019年3月26日 | 2021年10月26日 | 2024年9月20日 | 2024年9月20日 |
本体のサイズ | 高さ:40.5 mm 幅:16.5 mm 厚さ:18.0 mm | 高さ:40.5 mm 幅:16.5 mm 厚さ:18.0 mm | 高さ:30.79 mm 幅:18.26 mm 厚さ:19.21 mm | 高さ:30.2 mm 幅:18.3 mm 厚さ:18.1mm | 高さ:30.2 mm 幅:18.3 mm 厚さ:18.1mm |
本体の重量 | 4g | 4g | 4.28g | 4.3g | 4.3g |
イヤホンの形状 | インナーイヤー型 | インナーイヤー型 | インナーイヤー型 | インナーイヤー型 | インナーイヤー型 |
チップ | W1チップ | H1チップ | H1チップ | H2チップ | H2チップ |
イヤホンの操作(センサー) | ダブルタップで操作 | ダブルタップで操作 | 感圧センサー(タップで操作) | 感圧センサー(タップで操作) | 感圧センサー(タップで操作) |
バッテリー持続時間(イヤホンのみ) | 音楽再生で最大5時間 | 音楽再生で最大5時間 | 音楽再生で最大6時間 | 音楽再生で最大5時間 | 音楽再生で最大5時間 |
アクティブノイズキャンセリング機能 | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 搭載 | 非搭載 |
外部音取り込みモード | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 搭載 | 非搭載 |
防塵・防水性能 | 非対応 | 非対応 | 耐汗耐水性能:IPX4 | 防塵性能・耐汗耐水性能:IP54 | 防塵性能・耐汗耐水性能:IP54 |
リリース当時価格 | 30,580円〜 | 19,800円〜 | 26,800円〜 | 29,800円 | 21,800円 |
AirPodsの特徴・AirPods Proシリーズと比較したメリット
通常モデルのAirPodsは第3世代までノイズキャンセリング機能がなく、密閉感のあるカナル型とは異なりインナーイヤー型であるため、没入感の強い音楽視聴を重視するユーザーには不向きです。ただ、インナーイヤー型は装着しても違和感がないほど軽く、本格的にリスニングするというより気軽に使えるワイヤレスイヤホンが欲しい方には適しています。
また、第3世代のAirPodsは特に安価で、リファービッシュ品価格では新品の第4世代(ANCなしモデル)より低い価格帯になります。コストパフォーマンスの高さを優先するなら、第3世代モデルがおすすめです。また、ノイズキャンセリングが不要であればH2ヘッドフォンチップにアップグレードされた、ANCなしの第4世代モデルも購入価値はあります。
一方で初代のAirPodsはプロセッサ(チップ)の性能が低いほか、Siri機能に非対応で通話時のバッテリー持ちが悪いデメリットもあります。価格も安くないため、リファービッシュ品でも基本的には第2世代以降のモデルを選ぶといいでしょう。
AirPods(第3世代)の性能詳細・第2世代との違い
AirPodsの最新モデルである第3世代は、従来と比較してステム(軸)が短くなり、以下でも解説していますAirPods Proシリーズのデザインに近くなりました。よりコンパクトになった第3世代の外観・デザインは好評で、加えて空間オーディオの対応など音質も改善されています。
空間オーディオはAirPods ProとAirPods Maxにも対応している機能で、ライブ会場にいるかのような立体的な音響を体験できます。また、ユーザーの頭の動きにあわせて音が流れる方向も変わるダイナミックヘッドトラッキングも搭載しており、リアルな音楽を体感できるでしょう。
詳しくはAirPods(第2世代・第3世代)の違い・比較で取り上げていますが、そのほか第3世代のAirPodsでは以下の通り、利便性も向上しています。
MagSafe対応の充電ケースも選べる
感圧センサーの搭載で曲のスキップなど操作しやすい
耐汗耐水性能(IPX4)でアクティビティでも使いやすい
使いやすさだけでなく音質にもある程度こだわるなら、第3世代のAirPodsがおすすめです。時期や在庫状況にもよりますが、AirPods(第3世代)のリファービッシュ品の最安値目安は2万円以下で、定価よりお得にご購入いただけます。
AirPodsの最新モデル(第4世代)では何ができる?
2024年にリリースされた第4世代のAirPodsでは、アクティブノイズキャンセリング(ANC)機能を搭載したモデルと搭載していないモデルの2種類がリリースされました。各モデルの性能に関する特徴は以下の通りで、耳への負担が少ないインナーイヤー型でノイズキャンセリングが使える点でメリットがあります。
スペック特徴 | ANC搭載 AirPods(第4世代) | ANC非搭載 AirPods(第4世代) |
ノイズキャンセリング | ANC対応で適応型オーディオ、外部音取り込みモードも使える | ANC非対応 |
会話感知機能 | 対応(会話を始めると、メディアの音量が自動的に下がり声が聞こえやすくなる) | 非対応 |
声を分離する機能 | 対応 | 対応 |
ヘッドジェスチャーでのSiriへの応答 | 対応 | 対応 |
ライブ翻訳効能 | 対応 | 非対応 |
価格比較(Apple Store販売価格) | 29,800円 | 21,800円 |
ノイズキャンセリングのほか、会話感知機能でもANC搭載モデルの方が高性能ですが、ANC非搭載のAirPods(第4世代)でも、ANC搭載の第4世代やAirPods Pro(第2世代)と同じH2チップが使われていることで音質が改善されています。
雑音と声を分けて聞こえやすくなる機能やSiriへの応答・操作でのヘッドジェスチャーも対応しており、外出先でのオンライン会議や通話をする機会が多いユーザーにとって、第4世代のAirPodsで満足度が高く感じるでしょう。また、ライブ翻訳機能を使う場合には、ANC搭載の第4世代モデルを選ぶ必要があります。
AirPods Pro(第1〜3世代)の種類・歴代モデルの比較
AirPods Proシリーズは2025年9月に最新モデルの第3世代が登場したほか、第1世代と第2世代の過去機種もあります。第2世代のAirPods Proは2022年リリースと数年前のモデルになりますが、音質のスペックが高くなっています。
AirPods Pro(第1〜3世代)のスペック比較
第1〜3世代のAirPods Proについて、基本的なスペックを以下表でまとめました。最新モデルの第3世代モデルは高性能である反面、価格もAirPodsシリーズと比べて高額になります。
スペック比較 | AirPods Pro(第3世代) | ||
リリース日 | 2019年10月30日 | 2022年9月23日 | 2025年9月19日 |
本体のサイズ | 高さ:30.9 mm 幅:21.8 mm 厚さ:24.0 mm | 高さ:30.9 mm 幅:21.8 mm 厚さ:24.0 mm | 高さ:30.9 mm 幅:19.2 mm 厚さ:27.0 mm |
本体の重量 | 5.4g | 5.3g | 5.55g |
イヤホンの形状 | カナル型(シリコン製イヤーチップ付き) | カナル型(シリコン製イヤーチップ付き) | カナル型(シリコン製イヤーチップ付き) |
チップ | H1チップ | H2チップ ケースにU1チップも搭載 | H2チップ ケースにU1チップも搭載 |
イヤホンの操作(センサー) | 感圧センサー(タップで操作) | タッチコントロール(スワイプ操作も可能) | タッチコントロール(スワイプ操作も可能) |
バッテリー持続時間(イヤホンのみ) | 音楽再生で最大4.5時間 | 音楽再生で最大6時間 | 音楽再生で最大8時間 |
アクティブノイズキャンセリング機能 | 対応 | 対応 | 対応 |
外部音取り込みモード | 対応 | 対応(適応型外部音取り込みモード) | 対応(適応型外部音取り込みモード) |
通信機能(Bluetooth) | Bluetooth 5.0 | Bluetooth 5.3 | Bluetooth 5.3 |
防塵・耐水性能 | 耐汗耐水性能(IPX4) | 防塵性能・耐汗耐水性能:IP54(充電ケースにも対応) | 防塵性能・耐汗耐水性能:IP57(充電ケースにも対応) |
ライブ翻訳効能 | 非対応 | 対応 | 対応 |
心拍数センサー | 非対応 | 非対応 | 対応 |
リリース当時価格 | 30,580円 | 39,800円 | 39,800円 |
通常のAirPodsと比較したAirPods Proの優れている点・特徴
AirPods Proは第1〜3世代のAirPodsと比較して、多くの優れた点と特徴を持っています。特に重要なポイントでは、アクティブノイズキャンセリング機能と外部音取り込みモードがあります。
外部の騒音を遮断できるだけでなく、外部音取り込みモードに切り替えることでマイクが周囲の音を拾い、イヤホンを外さなくても会話などがしやすくなります。また、耐汗耐水性能やカスタマイズ可能なカナル型のイヤーチップという特徴から、スポーツやランニングなどのアクティビティでも快適に使えます。
第4世代のAirPodsでもANC対応モデルを選べばノイズキャンセリングを使えますが、イヤホンの形状がインナーイヤーなので、激しい運動やトレーニングでは落下のリスクが気になります。より耳にフィットしたカナル型を好むユーザーは、AirPods Proがおすすめです。
AirPods Proの最新モデル(第3世代)の性能詳細
2025年にリリースされた最新のAirPods Pro(第3世代)は、第2世代モデルの登場から3年ほど経過しましたが、リリース価格自体は同じで音質や追加機能などのアップデートが見られます。
ANCの性能は第1世代より4倍、第2世代より2倍ほど性能が高い
IP57相当の防塵・防水性能でより高耐久
新素材のフォームタイプであるイヤーチップではXXSを含む5サイズと、細かく選択できる
ワークアウトで役立つ心拍数計測機能も搭載
ライブ翻訳にも対応(2025年11月から日本語も可能)
バッテリー性能も改善(ANCを有効にした場合、最大8時間持続)
AirPods Pro 3ではノイズキャンセリング機能がより強化されており、周囲の環境音を遮断したり音楽や動画により集中できます。イヤーチップもズレにくい、シリコン製の新素材が使われていて長時間の視聴でも快適です。
AirPods Pro(第3世代)では心拍センサーも搭載されており、Apple Watchでできるようなヘルスケア関連の機能も活用できます。Apple Watchでできることと関連しますが、普段から健康を管理したいユーザーにおすすめです。
一方で、AirPods Pro 3のレビューでは第2世代モデルと比べて2倍ほどのノイズキャンセリング機能は感じないといった特徴が見られます。また、第2世代のAirPods Proでは充電ケース併用時だと最大30時間持続しましたが、第3世代では最大24時間と短くなっています。
ライブ翻訳機能は第3世代のAirPods Proだけでなく、第2世代のAirPods Proと第4世代のAirPodsでも使えることから、型落ちモデルやAirPodsシリーズでも充分なスペックだと言えます。
AirPods Proの第2世代と第1世代の違い
また、AirPods Pro(第2世代・第1世代)の違いは以下の通りです。ANC搭載のAirPods(第4世代)モデルと比べて、タッチコントロールの搭載やMagSafeのワイヤレス充電対応、聴覚サポートも強みと言えます。
H2チップの搭載:音質やノイズキャンセリング、バッテリー効率が向上
ノイズキャンセリング性能の改善:第1世代と比較して2倍の効果
適応型外部音取り込みモード:周囲の音を自然に取り込みつつ、突発的な大きな音を抑制(適応型オーディオによりノイズキャンセリングと自動で切り替え可能)
タッチコントロールの搭載:ステム部分のスワイプで音量調整が可能
充電ケースの改善:互換性に優れたUSB-Cコネクタに対応したほか、MagSafe充電対応や「探す」機能も搭載
聴覚サポート:ヒアリング補助機能や大きな音の低減など、補聴器に使い機能が使える
ライブ翻訳機能に対応(第1世代のAirPods Proは非対応)
第2世代のAirPods Proは第1世代と比較して、より高性能で使いやすいワイヤレスイヤホンとなっています。バッテリー持続時間も伸びており、外出先でアクティブノイズキャンセリング機能を多用するユーザーにとって満足度が高いです。2025年に新しく搭載されたライブ翻訳機能も使えることから、海外旅行やビジネスシーンでも役立ちます。
AirPods Maxの特徴と性能について
これまで解説したAirPodsシリーズとAirPods Proシリーズはワイヤレスイヤホンタイプですが、Appleは2020年にオーバーイヤーヘッドホンタイプのAirPods Maxもリリースしました。原音に忠実なサウンドを実現すると言われるハイスペックなAirPods Maxは、自宅でのオンラインゲームや映画鑑賞で最適です。
AirPods Maxのスペック一覧
AirPods Maxのスペックは以下の通りで、最新のAirPods Proと比べても定価で2倍以上の価格になります。高額ですが性能はAirPodsシリーズ内で間違いなく最高レベルで、ワイヤレスヘッドホンを好むユーザーにおすすめです。
スペック比較 | |
リリース日 | 2020年12月18日 |
本体のサイズ | 高さ:187.3 mm 幅:168.6 mm 厚さ:83.4 mm |
本体の重量 | 384.8g |
形状 | ヘッドホン型 |
チップ | H1チップ |
イヤホンの操作(センサー) | デジタルクラウン・ノイズコントロールボタン |
バッテリー持続時間(イヤホンのみ) | 音楽再生で最大20時間 |
アクティブノイズキャンセリング機能 | 対応 |
外部音取り込みモード | 対応 |
通信機能(Bluetooth) | Bluetooth 5.0 |
防塵・耐水性能 | 非対応 |
リリース当時価格 | 84,800円 |
2024年にはマイナーチェンジされたモデルも登場
2020年にリリースされたAirPods Maxと基本的な性能自体は同じですが、2024年にはマイナーチェンジ版のモデルも登場しました。
充電コネクタはUSB-Cに対応(ワイヤレス充電は不可)
全5色のカラーがリニューアル(オレンジ・ブルー・パープル・ブラック・スターライト)
その他性能は2020年モデルと変わらず
2024年モデルのAirPods Maxは汎用性の高いUSB-Cコネクタに対応していることから、iPhoneやMacBookなどApple製品を普段から使っているユーザーにとってメリットがあります。
AirPods Maxの特徴:ワイヤレスヘッドホン型を選ぶメリット
AirPods MaxモデルはProシリーズと同様に、アクティブノイズキャンセリングや外部音取り込みモードに対応しているほか、音質などのスペックが向上しています。
ハイクオリティな音質:Appleが設計した40mm口径のダイナミックドライバを搭載しており、深みのある低音域や正確な中音域、明瞭で透き通った高音域を実現
バッテリー持続時間:1回の充電で最大20時間持続(音楽再生)
快適な装着感:通気性のあるニットメッシュ素材のヘッドバンド・形状記憶フォームのイヤークッションを採用
これまで音楽視聴ではイヤホンが一般的だったユーザーでも、AirPodsのワイヤレスヘッドホンを選ぶことで満足度が向上します。映画館にいるかのようなリアルな空間オーディオを体験できるほか、ヘッドホンでありがちな耳・首の疲れも軽減されており、ヘッドバンドのキャノピーが頭頂部にかかる力を分散して重さを感じず、長時間の使用でも快適です。
参考:AirPodsの各種類・各世代の見分け方
AirPodsやAirPods Proでは複数の世代・種類があり、見分ける方法を知っておきたい方向けの情報も以下でまとめました。モデル番号による識別ができるほか、外見の違いもあります。
モデル番号(シリアル番号)による見分け方
AirPodsの各モデルには、モデル番号が割り振られています。AirPodsの偽物を見分ける方法でも解説していますが、正規品であるかどうかのチェックでも念のため確認しておくといいでしょう。
モデル番号は機種本体に記載されているほか、ペアリングしたiPhoneの設定画面・アプリから確認が可能です。各シリーズ・世代に応じたモデル番号は以下表の通りです。
AirPodsシリーズ | 世代・モデル | 本体のモデル番号 |
AirPods | 第1世代 | A1523・A1722 |
AirPods | 第2世代 | A2032・A2031 |
AirPods | 第3世代 | A2565・A2564 |
AirPods | 第4世代 | ANC搭載モデル:A3055・A3056・A3057 通常モデル:A3050・A3053・A3054 |
AirPods Pro | 第1世代 | A2084・A2083 |
AirPods Pro | 第2世代(Lightningコネクタ) | A2931・A2699・A2698 |
AirPods Pro | 第2世代(USB-Cコネクタ) | A3047・A3048・A3049 |
AirPods Pro | 第3世代 | A3063・A3064・A3065 |
Maxモデル(Lightningコネクタ) | A2096 | |
AirPods Max | Maxモデル(USB-Cコネクタ) | A3184 |
本体のほか、充電ケースの蓋の裏側には充電ケースに対応したモデル番号もあります。こちらも各シリーズ・世代ごとのモデル番号を、以下表からご確認いただけます。
AirPodsシリーズ | 世代・モデル | 充電ケースのモデル番号 |
AirPods | 第1世代・第2世代(Lightning対応) | A1602 |
AirPods | 第1世代・第2世代(ワイヤレス対応) | A1938 |
AirPods | 第3世代(MagSafe対応) | A2566 |
AirPods | 第3世代(Lightningコネクタ) | A2897 |
AirPods | 第4世代(ANC対応) | A3059 |
AirPods | 第4世代(通常モデル) | A3058 |
AirPods Pro | 第1世代 ※MagSafe対応の充電ケースも同じ番号 | A2190 |
AirPods Pro | 第2世代(Lightningコネクタ) | A2700 |
AirPods Pro | 第2世代(USB-Cコネクタ) | A2968 |
AirPods Pro | 第3世代 | A3122 |
AirPodsの第1世代と第2世代は本体のサイズが同じで、充電ケースもそれぞれ互換性があります。ただ、それ以外のモデルでは専用の充電ケースのみ対応します。
外観・デザインなどからの見分け方
AirPods Maxモデルはヘッドホン型かつ1世代だけのモデルなので、見た目の違いははっきりしていますが、ワイヤレスイヤホンであるAirPodsとAirPods Proは世代ごとの見分けがあまりつかないといったレビューもあります。
ですが、外観やデザインによって微妙な違いがあり、ポイントは以下の通りです。AirPodsシリーズでは、第4世代のモデルはサイズが若干小さくなっている程度なので、第3世代との外観での違いは分かりづらいです。
AirPodsの見分け方 | AirPods(第2世代) | AirPods(第3世代) | AirPods(第4世代) |
ステム(軸)の特徴 | 第3〜4世代より長く、外観の評価が低いです | 第2世代よりステムが短くなっています | 第3世代より若干短くなっています |
充電ケースの特徴 | 本体が長い分高さがあり、若干重くなっています | 充電ケースも第2第よりコンパクトです | ANC搭載モデルではスピーカーもあります |
AirPods Proシリーズも第1世代と第2世代の外観はほぼ同じで、本体の寸法が一致しており、センサー(マイク)が入っている黒い部分の形状が若干違うのと、第2世代ではスピーカーとストラップホールが充電ケースにあるといった特徴くらいの差です。
また、第3世代のAirPods Proは本体サイズが多少大きくなっていますが、一見したところ違いが判別できません。そのため、ご自身が使っているAirPodsモデルの種類確認ではモデル番号が最も確実に判断できます。
各AirPodsシリーズ・モデルの充電性能・充電ケースに関する違い
歴代のAirPodsシリーズの種類やスペックについて、本体の性能や音質などを中心にこれまでご紹介しましたが、充電ケースについても参考までに違いをまとめました。
充電ケースでUSB-Cコネクタの対応モデル
古いAirPodsシリーズはLightningコネクタによる有線の充電が可能ですが、以下のモデルはUSB-Cコネクタに対応しています。
AirPods Pro(第2世代・第3世代)
AirPods(第4世代)
AirPods Max(2024年モデル)
iPhone14シリーズなど型落ちモデルのiPhoneもLightningコネクタなので、USB-Cには大きな必要性もありませんが、利便性の高さではUSB-Cコネクタの方がおすすめです。iPhone15シリーズ以降のiPhoneやMacBook、最近のiPadシリーズもUSB-Cコネクタに対応していますので、同じケーブルでの充電が可能です。
MagSafe充電の対応モデル
普段からiPhoneでMagSafeのワイヤレス充電を使っているユーザーは、AirPodsでもMagSafeが使えるモデルがおすすめです。MagSafeはマグネット固定式の充電規格で、便利であるほかQi(チー)によるワイヤレス充電にも対応できるメリットがあります。
MagSafe対応の充電ケースが使える機種はAirPods Proシリーズと、第3世代のAirPodsに限定されています。第4世代のAirPodsはANC機能搭載モデルでも、Qi対応だけでMagSafeは利用できませんのでご注意ください。
「探す」機能が強化された対応モデル
全てのAirPodsシリーズには「探す」機能があり、アプリのほかiCloudの公式サイトから紛失したAirPodsデバイスの位置情報を確認することができます。
さらに、ANC機能搭載のAirPods(第4世代)とAirPods Pro(第2世代・第3世代)では以下の通り、探す機能がより強化されています。
AirPods本体で片方ずつと、充電ケースの位置情報をそれぞれ確認できる
充電ケースからサウンドを再生することで、探しやすくなる
デバイスのある方向や距離など、正確に特定するための情報も分かる
外出先でワイヤレスイヤホンなど紛失する経験が多い方にとって、探す機能が充実していると安心できます。AirPodsの充電ケースを置き忘れるのもありがちなので、サウンドが鳴るモデルが役立ちます。
カナル型とインナーイヤー型の特徴も比較
AirPodsとAirPods Proの違いではノイズキャンセリング機能のほか、イヤホンの形状も重要です。これまで、カナル型やインナーイヤー型に関する特徴をご紹介しましたが、それぞれのメリットやデメリットを改めて確認します。
カナル型(AirPods Proシリーズ)の特徴:メリットとデメリット
カナル型であるAirPods Proシリーズは、イヤーチップを耳の穴に入れてフィットさせるような形状で、密閉性が高いことから音漏れがしづらく、第2世代のAirPods Proでも最新のAirPods(第4世代)と比較してノイズキャンセリング機能が優れています。
ランニングなどのアクティビティでも、安定して装着できるカナル型のイヤホンが好まれます。ただ、イヤーピースの圧迫感から耳を痛めたり、周囲の音が聞こえにくいことから屋外で使う際には注意が必要です。カナル型に限らず、イヤホンについて自転車に乗っている最中での使用は交通違反であり、2026年4月からは反則金が科される青切符も導入されます。
インナーイヤー型(AirPodsシリーズ)の特徴:メリットとデメリット
AirPodsシリーズなどのインナーイヤー型は、イヤーチップがなく耳に引っ掛けるような形で装着します。音漏れのデメリットがあり、ANC機能がある第4世代のAirPodsでも遮音性はそこまで高くありません。
ただ、耳への圧迫感がなく長時間の利用でも疲れません。普段からインナーイヤー型のイヤホンを使っていて、周囲の雑音があまり気にならない場合にはAirPodsシリーズがおすすめです。
おすすめのAirPodsモデルを選ぶ基準・購入メリットは?
AirPodsの歴代モデル・各種類やスペック比較について一通り解説しましたが、それぞれの機種でおすすめするユーザーの傾向や購入するメリットについてまとめます。性能と価格のバランスを重視するなら、AirPods Pro(第2世代)が適しています。
安価なワイヤレスイヤホンが欲しいならAirPods(第2世代)
Proシリーズのスペック・性能も魅力的な一方で、そこまでワイヤレスイヤホンを使う機会もないから、エントリーモデル的な機種にしたいといった方は第2世代のAirPodsがおすすめです。
歴代モデルの中ではAirPods(第2世代)が定価で最も安く、リファービッシュ品では15,000円前後でご購入が可能です。空間オーディオに対応していないほか、耐水性能もないためアクティビティには向いていませんが、自宅で動画視聴をするほかウォーキング・通勤での利用では問題ないスペックです。比較的在庫は少なめですが、リファービッシュ品で安く購入したいユーザーはチェックしてみるといいでしょう。
ノイズキャンセリング機能が不要ならAirPods(第3世代)やANC非対応のAirPods(第4世代)
空間オーディオ機能の搭載で音質が改善されたAirPodsで、ノイズキャンセリングを使わないのであれば第3世代のモデルが良いでしょう。
バッテリー性能が向上しているほか、軸が短くなりデザイン・見栄えでも改善されています。IPX4の耐汗耐水性能も搭載されたことで、ワークアウト時の利用でも安心です。また、新品でも比較的安くなっているANC非対応の第4世代モデルもおすすめで、IP54相当の防塵・防水性能にて改善されています。
ノイズキャンセリング機能を重視するならAirPods Pro(第3世代・第2世代)
一方でアクティブノイズキャンセリングの需要があり、安定性の高いカナル型のワイヤレスイヤホンが欲しいなら、第2世代のAirPods Proがおすすめです。
自宅のほかカフェなど外出先でも勉強・リモートワークに集中したい
通勤電車で周りの雑音が気になる
ランニング中のリスニングで外部音取り込みモードも使えると安心
ライブ翻訳機能を海外旅行や外国の友達で試してみたい
適応型オーディオで、外部音取り込みモードとノイズキャンセリングを自動で切り替えてくれる機能もあり、利便性での改善も見られます。定価では約4万円するモデルですが、AirPods Pro(第2世代)のリファービッシュ品は2万円台とお得になっていますので、ぜひチェックしてみるといいでしょう。
より高性能なANC機能を使うなら第3世代のAirPods Proもおすすめですが、一般的な用途では第2世代のAirPods Proでも問題なく使えます。「飛行機内で高い遮音性のあるワイヤレスイヤホンを使いたい」といった要望や、「心拍数センサーで健康管理を徹底的にしたい」といったヘビーユーザーであれば、最新の第3世代AirPods Proを検討してみてもいいでしょう。
ANC搭載のAirPods(第4世代)は好みが分かれる
2024年にリリースされた第4世代のAirPodsは、インナーイヤー型でノイズキャンセリング機能を使いたいユーザーにとって待望のモデルです。新品価格もAirPods Pro(第2世代)より1万円安く、外部音取り込みモードなど普段の生活で役立つ機能が多いです。
ただ、AirPods(第4世代)はANC機能が使えてもカナル型と比べて密閉感がなく、ノイズキャンセリングの強さは第1世代のAirPods Proと同程度で性能が下がります。また、ANC機能を有効にした状態だとバッテリーの消耗が速く、最大4時間の再生時間と短いのもデメリットの一つです。
そのため、第4世代は評価が分かれており純粋な音質を重視するなら、AirPods ProシリーズやAirPods Maxの方がおすすめです。
ワイヤレスヘッドホンを好むならAirPods Max
音楽や動画視聴を自宅でする時間が長く、音質を重視するユーザーはワイヤレスヘッドイヤホンのAriPods Maxがおすすめです。価格は高めですが、リアルで高品質なサウンドを体験できます。
また、Digital Crownとノイズコントロールボタンによる操作も利便性が高く、細かな音量の調節をしたいユーザーに適しています。加えてデザイン性でも評価されており、他のAirPodsシリーズはホワイトの1色限定ですが、AirPods Maxでは5色のカラーラインナップ(2020年モデルはスペースグレイ・シルバー・スカイブルー・グリーン・ピンク)から選ぶことができます。
ヘッドホンはファッションアイテムとしても魅力的で、2024年モデルでは無難なカラーであるブラックやスターライトも人気です。普段からヘッドホンを身に付けたいAppleユーザーは、リファービッシュ品からお得に購入してみてはいかがでしょうか。
AirPodsの各種類・モデルをお得に買うならリファービッシュ品(整備済製品)がおすすめ!
AirPodsは高性能なノイズキャンセリング機能やiPhoneなどApple製品の連携など、魅力的なスペックではありますが価格の高さで気になる方も多いでしょう。スマホやノートパソコンならまだしも、イヤホンデバイスに高額の費用はあまりかけたくなく、購入を断念するAppleユーザーも中にはいます。
そこで、バックマーケットで販売しているリファービッシュ品(整備済製品)のAirPodsがおすすめです。リファービッシュ品と中古品の違いでは品質の差が大きく、新品と同等の動作が確認された上で販売されるリファービッシュ品では価格も安くご購入しやすくなっています。
新品や中古AirPodsと比較したリファービッシュ品のメリット
AirPodsはApple Storeでも販売されていますが、新品は種類に限りがあり過去モデルが購入できないデメリットがあります。また、中古品のAirPodsはバッテリーの消耗や故障リスクが懸念されるところで、フリマサイトなど個人間取引で販売されるデバイスでは偽物も出回っているため要注意です。
対して、リファービッシュ品は品質が安定しており、必要に応じて整備された状態で出荷されているので信頼性が高いです。バックマーケットでは、全てのリファービッシュ品に1年間の動作保証と30日間の返金保証も付けています。
バックマーケットのリファービッシュ品が安い理由でもご紹介していますが、型落ちモデルを中心にお得な価格で販売しており、AirPodsのほかiPhoneやiPadなどのApple製品も人気です。AirPodsのほか、スマホやタブレットの買い替えも検討されている場合にはAppleの整備済製品もぜひチェックしてみてください!
バックマーケットでは古いAirPodsの売却もできる!
AirPodsの買い替えとあわせて、今まで使っていた古いAirPodsデバイスを売りたい場合でもバックマーケットが役立ちます。バックマーケットでは買取サービスも実施しており、こちらの買取サービスページから査定価格の確認をすぐにできます。
購入費用の負担を少しでもおさえたいAirPodsユーザーは、ぜひBack Market買取サービスをご利用ください。また、買取対象の機種はAirPodsだけでなく、iPhoneやiPadのほかMacBookなどのApple製品も幅広く対象となっています。
AirPodsの種類・各モデルの比較でよくある質問と回答まとめ
AirPodsの種類やモデルの比較・購入で、よくある質問と回答も参考までにまとめました。AirPodsの最新機能であるライブ翻訳を使うには、Apple Intelligenceの対応iPhoneモデルも必要となります。
🆀 AirPodsを安く買う方法でブラックフライデー・初売りセールもおすすめ?
🅰 AirPodsのブラックフライデーセールは毎年注目されるイベントで、最新モデルも通販サイトで値下げされています。また、Apple Storeでは新春の初売りセールも開催されており、年始のタイミングを狙うAppleユーザーもいるでしょう。
ただ、Apple製品はキャンペーン・セールイベント時でも大きな割引率でなく、それほど安く購入できないと感じる方もいます。予算が限られている方や、AirPods Pro(第2世代)やAirPods(第3世代)の型落ちモデルをリファービッシュ品から選ぶのが高コスパです。
🆀 子供向けのプレゼントではどのAirPodsモデルが良い?
🅰 子供向けのクリスマスプレゼントでもAirPodsの需要は高く、通学中で音楽を聴いたり英語のリスニングやオンライン学習などの勉強でも役立ちます。
お子さんにプレゼントするAirPodsでは、ノイズキャンセリング機能があるモデルや「探す」機能が強化されている機種がより喜ばれます。第2〜3世代のAirPods Proや、ANC搭載のAirPods(第4世代)は、ケースから音を鳴らして見つけることもできますので、普段からよく物忘れをするお子さんにもおすすめです。
🆀 AirPodsのライブ翻訳機能を使うには対応しているiPhoneも必要?
🅰 2025年11月から日本語でも対応したライブ翻訳を使うには、Apple Intelligenceを有効にしたiPhoneで、対応機種である第2〜3世代のAirPods ProまたはANC搭載のAirPods(第4世代)とペアリングをする必要があります。
Apple Intelligenceの対応機種はiPhone15 Pro・Pro MaxモデルとiPhone16シリーズ以降が対象です。2025年には最新機種であるiPhone17シリーズもリリースされましたが、リファービッシュ品ではiPhone16シリーズやiPhone 16eモデルを中心に安く販売しています。
リファービッシュ品ではiPhone16とiPhone15 Proで大きな価格差がなく、望遠カメラ搭載の高性能な写真・動画撮影を重視するのであれば型落ちモデルから選んでみるのもおすすめです。AirPodsの新規購入とあわせて、お使いのiPhoneが古くなっている場合にはiPhoneの機種変更もリファービッシュ品でしてみるといいでしょう。






























































