リファービッシュ品iPhoneのバッテリー持ち実機レビュー:最大容量によって持続時間はどれだけ異なるか?

2026年7月17日


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Back Market Japan Tech Lab Team

Back Market(バックマーケット)で販売しているリファービッシュ品のiPhoneは新品と比べてお得で、予算が限られているユーザーでも購入しやすいメリットがあります。ただし、新品でないiPhoneはバッテリーの状態が気になるポイントで、バッテリー最大容量によって持続時間や充電速度などの性能が落ちるのではといった不安を感じる方も少なくありません。そこで、バッテリー最大容量の異なるiPhone端末で、動画再生時間や充電時間を検証しました。

Back Marketのリファービッシュ品・バッテリー容量基準の違い

検証結果についてご紹介する前に、リファービッシュ品のiPhoneに関する仕様や特徴から説明します。リファービッシュ品は再生されたデバイスですが、中古品とは異なり品質が安定しています。

リファービッシュ品(整備済製品)と中古品の違いについて

リファービッシュ品と中古品の違いは品質が重要なポイントで、リファービッシュ品は専門家による検品やクリーニングのほか、必要に応じた修理・部品交換を行った上で販売しています。

中古iPhoneはフリマサイトなどでも購入できますが、故障やバッテリー消耗のリスクがあり、個人販売の中古品は動作保証もなく返品や交換ができません。中古iPhoneをおすすめしない理由も解説していますが、中古のiPhoneを購入して後悔した方もいるかもしれません。

👉中古スマホ・iPhoneのバッテリーで気になる点まとめ

一方でリファービッシュ品なら、新品と同等の動作が確認された端末で安心して使えるほか、1年間の動作保証が付いており30日間は返品可能です。

リファービッシュ品iPhoneのグレードによるバッテリー最大容量の違いは?

リファービッシュ品のiPhoneはA〜Cグレードと、より状態の良いプレミアムグレードの4種類から選べます。各グレードによって使用感や端末の傷のコンディションなどの基準は異なり、バッテリー最大容量については以下の通りのルールです。

リファービッシュ品のグレード

バッテリー容量基準

プレミアムグレード(または新品バッテリーオプション)

100%

A・B・Cグレード

80〜89%・90〜99%

👉リファービッシュ品のiPhone・スマホのバッテリー詳細はこちら!

プレミアムグレードや新品バッテリーオプションを追加した場合には100%のバッテリー容量で使えて、A〜Cグレードでは80〜89%と90〜99%の2種類から選択できます。

価格は80〜89%の方が安くなりますが、90%を下回るバッテリー最大容量では電池持ちがどれだけ変わるのか、気になる方もいるかもしれません。実機でのバッテリー性能の違いについて、以下の検証結果をご参照ください。

リファービッシュ品のバッテリー持ちを最大容量別で検証

バッテリー持ちを比較する検証方法として、YouTubeによる動画再生を今回行いました。バッテリー最大容量の異なる4機種で比較したところ、最大容量が大きい端末はより動画再生時間が長い結果となりました。

バッテリー持ちの検証方法・対象のiPhone機種

バッテリー持ちの検証について、iPhone14でバッテリー最大容量が異なる以下の4機種で比較をします。

  • 新品のバッテリーとほぼ同じ状態の端末(バッテリー最大容量:99%)

  • バッテリーを少しだけ使用・僅かに消耗した端末(バッテリー最大容量:96%)

  • 完全にバッテリーが劣化していないものの、比較的長く使用された端末(バッテリー最大容量:85%・81%)

バッテリー持ちに関するiPhoneの検証

詳細

対象機種

・iPhone14(4機種)

※バッテリー最大容量が異なる端末で比較

検証内容

100%のバッテリー状態からYouTubeの動画再生を継続して行い、バッテリーが切れるまでの時間を記録

通信設定

・機内モードをオン

・Wi-Fiのみを有効

・他のネットワークへの自動接続をオフにする

画面設定

・明るさの自動調整をオフ

・True Toneをオフ

・画面の明るさは最大に固定

・動画再生中はスリープしないよう、設定で「自動ロック」をなしに設定

サウンド

イヤホンを接続して一定の音量(50%)で再生

各グレードでのバッテリー持続時間を比較

同じ条件でYouTube動画再生を同時に開始し、各端末のバッテリー持続時間を確認します。iPhoneのバッテリー寿命では、80%のバッテリー最大容量が目安となります。そのため、ほぼ新品の状態に近い99%の最大容量と、寿命が近づいている81%の最大容量の端末でどれだけの違いがあるのかも気になるところです。

フル充電の状態からYouTube動画を再生して6時間経過しても、4機種全てバッテリー切れになりませんでした。

しかし6時間半を超えると、バッテリー最大容量が小さい端末から順番にバッテリーが切れて電源が落ちました。

リファービッシュ品のバッテリー持ちの検証結果

最終的な検証結果は以下の通りで、バッテリー最大容量が99%の端末は8時間半ほど動画再生が続きました。最大容量が96%の端末も8時間を超えるバッテリー持続時間で、十分なスペックがあります。

iPhone14のバッテリー持ち比較

YouTube動画再生時間

バッテリー最大容量:99%

8時間32分35秒

バッテリー最大容量:96%

8時間6分55秒

バッテリー最大容量:85%

7時間12分33秒

バッテリー最大容量:81%

6時間39分50秒

最大容量が85%の端末は96%と比較して、1時間ほど動画再生時間が短くなりました。また、81%の端末は99%と比較すると2時間ほどの差があります。

毎日長時間の動画を視聴するユーザーにとって、バッテリー最大容量の大きい端末がより適しています。ただし、バッテリー最大容量が85%・81%の端末は決して電池持ちが悪いわけでなく、数世代前の機種であるiPhone14でも長く使えています。

リファービッシュ品の充電速度・かかる時間も最大容量別で検証

バッテリー最大容量による性能比較で、充電速度も実際に確認しました。バッテリー持続時間の検証と同じく、4機種のiPhone14で比較をしています。

充電速度・かかる時間の検証方法:急速充電で比較

充電速度の検証について、テスト内容や要件は以下の通りです。バッテリーがゼロの状態から30分後のバッテリー状態と、80%到達時の充電時間、100%到達時の充電時間をそれぞれ確認します。

充電速度に関するiPhoneの検証

詳細

対象機種

・iPhone14(4機種)

※バッテリー最大容量が異なる端末で比較

検証内容

・4機種でバッテリー切れの状態から充電を同時に開始して、フル充電まで行う

・30分後(急速充電の目安)の充電状態/80%到達時の充電時間/100%到達時の充電時間を計測

充電時に使用するアダプタ・ケーブル

・20W以上のUSB-C電源アダプタ(急速充電に対応)

・Apple純正またはMFi認証済みのUSB-C - Lightningケーブル

通信設定

・機内モードをオン・Wi-Fiのみを有効

・他のネットワークへの自動接続をオフにする

画面設定

・明るさの自動調整をオフ

・True Toneをオフ

・画面の明るさは最大に固定

・充電中は設定アプリ>バッテリーの画面を常に表示

・充電中はスリープしないよう、設定で「自動ロック」をなしに設定

充電設定

最適化されたバッテリー充電はオフに設定(80%以降の充電が意図的に遅れるため)

各グレードでの充電速度・フル充電までの時間を比較

充電開始から30分経過した時点のバッテリー状態は以下画像の通りで、4機種での差はほとんどありませんでした。iPhone14の急速充電は30分で約50%まで充電できる仕様ですが、実機では56〜57%とより速く充電ができています。

充電を続けて、各端末で80%充電ができるまでの時間も比較しました。バッテリー最大容量85%の端末が50分40秒と最も早く、最大容量99%の端末が53分8秒と一番遅い結果になりました。

100%の充電までかかった時間まで計測したところ、バッテリー最大容量96%の端末が99分47秒と最も早く、続いて最大容量が85%・99%・81%の順でフル充電ができました。最大容量81%の端末は96%と比較して10分ほど遅かったです。

リファービッシュ品の充電速度・バッテリー性能の検証結果

リファービッシュ品のiPhone14で充電速度を検証した結果を、以下表にまとめました。ほぼ新品であるバッテリー最大容量99%の端末より、96%・85%の方が速く充電できています。

iPhone14の充電速度比較

30分後の充電状態(急速充電目安)

80%到達時の充電時間

100%到達時の充電時間

バッテリー最大容量:99%

56%

53分8秒

102分15秒

バッテリー最大容量:96%

57%

52分18秒

99分47秒

バッテリー最大容量:85%

56%

50分40秒

100分12秒

バッテリー最大容量:81%

57%

51分36秒

109分51秒

81%のバッテリー最大容量ではフル充電までの時間が多少長かったものの、急速充電(30分の充電)や80%充電までの時間は他端末とほとんど違いがないため、実用性で問題ないと判断できます。

リファービッシュ品のバッテリー検証から各グレード(最大容量)の評価・おすすめポイントは?

YouTube動画再生によるバッテリー持ちと、充電速度の検証についてそれぞれ確認しましたが、要点をまとめると以下の通りです。

  • 90%以上のバッテリー容量の端末がより動画再生時間が長い

  • 99%と96%・85%と81%でそれぞれ比較をすると動画再生時間の差は短い(スペックの差がほとんどありません)

  • 充電速度:バッテリー容量に関わらず、急速充電や80%までの充電時間はほぼ変わらない

100%のバッテリー容量:新品のコンディションにこだわるユーザー向け

今回の検証では100%のバッテリー最大容量にほぼ近い99%の端末を使いましたが、動画再生時間は確かに一番長かったものの、96%の端末と比べると動画再生で25分ほどの差とそれほど大きくありませんでした。

そのため、95%前後のバッテリー最大容量でも電池持ちが良いと判断できますが、同じiPhone端末で長く使いたい方や新品のコンディションを重視する場合には100%のバッテリー容量を選べるプレミアムグレードの端末か、新品バッテリーオプションの追加がおすすめです。

90〜99%のバッテリー容量:外出先でのiPhone利用時間が長いユーザー向け

A〜Cグレードのリファービッシュ品iPhoneでは80〜89%と90〜99%、2種類のバッテリー最大容量から選べますが、普段から外出先でiPhoneの利用時間が長いユーザーは90〜99%が無難な選択となります。

  • 1日あたり2時間以上、YouTubeやSNSで動画視聴をする

  • ゲームアプリで遊ぶ機会が多い

  • 外出先でiPhoneのバッテリー切れがよくある

といった傾向があるユーザーは、90%以上のバッテリー最大容量でより安心して利用できます。また、今回は無印モデルのiPhone14で検証を行いましたが、バッテリー容量の大きいPlusモデルやPro Maxモデルが適しています。詳しくはiPhone14シリーズのスペック比較をご参照ください。

80〜89%のバッテリー容量:価格重視で購入するユーザー向け

80〜89%のバッテリー最大容量は、検証で確認した動画再生時間は短かったですが充電性能については90%以上の端末と大きな差は見られませんでした。普段からiPhoneの利用時間がそれほど長くない方は、実用面で問題なく使えると感じられるはずです。

80〜89%のバッテリーグレードのiPhoneは価格が下がっており、iPhoneの機種変更を安く済ませたいユーザーにおすすめです。

バッテリー性能の検証を行ったiPhone14はリファービッシュ品で人気!

今回の実機検証で使ったiPhone14は、リファービッシュ品で人気のモデルです。バッテリー持ちの良さだけでなく、プロセッサやカメラ性能などの全体的なスペックが高く、型落ちモデルでも安定して使えます。

iPhone14のスペックで評価されるポイント・購入メリット

iPhone14で評価されるポイントは以下の通りで、2025年リリースのiPhone17と比較しても動画視聴やゲームアプリなど一般的な用途では大きな性能の差はありません。iPhone14の寿命・iOSサポート期間も長く、メインスマホで長く使えます。

  • バッテリー持ちの良さ(バッテリー最大容量が95%以上ではYouTube動画再生で8時間以上持続)

  • アクションモードなどが使えるカメラ性能の高さ(参考:iPhone14のカメラスペック比較

  • プロセッサ性能も安定(最新のゲームアプリを快適にプレイできる)

ゲームアプリを使った検証・バッテリー持ちの確認に関して、iPhone SE(第3世代)も関連記事で紹介していますが、バッテリー容量の小さいiPhone SEシリーズはバッテリーが消費しやすいです。

👉iPhone SE(第3世代)で原神を遊んだプレイレビュー

iPhone SEシリーズのほか、iPhone 8などの古いモデルを使っており電池持ちが気になる方はiPhone14へ買い替えすることで満足できるはずです。

iPhone14のリファービッシュ品最安値情報

最近のiPhoneシリーズは10万円以上の価格帯が一般的ですが、数世代前の型落ちモデルはリファービッシュ品だと安価です。参考までにiPhone14シリーズの各機種で、2026年7月21日現在のリファービッシュ品(整備済製品)の最安値目安をまとめました。

リファービッシュ品の価格比較

128GBの最安値

256GBの最安値

512GBの最安値

iPhone14

¥52,000

¥57,399

¥69,164

iPhone14 Plus

¥59,000

¥64,000

¥84,000

iPhone14 Pro

¥69,344

¥74,513

¥97,200

iPhone14 Pro Max

¥89,000

¥92,384

¥120,000

今回の検証で使用した無印モデルだけでなく、上位機種のiPhone14 Pro・Pro Maxも安く10万円前後の価格帯から購入ができます。性能だけでなくコスパも重視するなら、リファービッシュ品がおすすめです。

性能重視ならiPhone15のリファービッシュ品もおすすめ

後継機種のiPhone15は、USB-Cコネクタの変更や4,800万画素のメインカメラなどが評価されています。LightningコネクタのiPhone14と比較して、急速充電がしやすいです。

iPhone14とiPhone15の比較で、写真や動画の撮影性能も優先するならiPhone15の方が適しています。リファービッシュ品でも人気のモデルで、iPhone14と比較して価格差が少ないことからアップグレードをする価値があります。

iPhone13のバッテリー持ちもiPhone14とそこまで変わらず使いやすい

一方でiPhone14の一世代前の機種であるiPhone13は、一世代前の機種であるiPhone12と比較してバッテリー性能が改善されており、iPhone14とバッテリー容量がほとんど同じです。iPhone13とiPhone14のスペック比較でも解説していますが、プロセッサ性能(A15チップ)など共通しているポイントがあります。

iPhone13シリーズ以降の機種はデュアルeSIMに対応していて、物理SIM(SIMカード)も利用できるため複数回線の使い分けで便利です。eSIMを使った機種変更など、iPhoneでeSIMを設定する方法をご参照ください。

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筆者:Back Market Japan Tech Lab Team

本記事は、Back Marketの品質管理チームを中心に監修しています。実際にリファービッシュ品の実機レビューを行い、独自の品質基準を満たしているかを日々チェックしているプロフェッショナルです。リファービッシュ品の動作検証やデバイス活用術など、読者の方に役立つ情報をわかりやすくお届けします。

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