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2025年6月29日に更新済み
2025年6月29日
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Sun
BackMarket コンテンツクリエーター
Apple Watchには防水性能があり、プールや海水など水上アクティビティで使えるスマートウォッチとして注目されています。ただ、各モデルによって耐水・防水性能が異なるほか、お風呂やサウナなどの高温下では故障リスクが高くなるため要注意です。防水・耐水性能を活かしたApple Watchの正しい使い方を解説するほか、便利な防水ロックや水抜き機能も一通り確認しておくといいでしょう。
はじめに、Apple Watchの防水性能ついての概要からご紹介します。各機種によっておすすめの用途・対応できる防水・耐水シーンが異なります。
Apple Watchのスペックでは防水性能とよく呼ばれますが、正確には耐水性能があります。耐水(Water-Resistant)は雨や水しぶきなど、少量の水濡れに耐えられるスペックを意味します。対して防水(Waterproof)は水の侵入をより確実に防ぐような設計がされており、長時間水没しても問題なく使えます。
Apple WatchのほかiPhoneなどのデバイスでも、同じ耐水性能が基準となるため水深50mまでなど一定の条件における耐水といった考え方です。そのため、長い間水没させたりお風呂やサウナなど、より耐久性が必要な環境下では故障するリスクもあります。
通常モデルであるApple Watch Seriesや廉価版のSEシリーズは、以下でも紹介している通り大半の機種で50mの耐水性能があり、基準としては浅水域における水上アクティビティで問題なく使えるスペックです。
プールや海で泳ぐ際にApple Watchのワークアウト機能を使いたい
砂浜で遊ぶ時にも時間やiPhoneの通知を確認したい
サーフィンでの位置情報管理、時間チェックでApple Watchを活用したい
といった用途でApple Watchの耐水性能が役立ちます。Apple Watch 5モデルなどの古い機種でも、最新モデル(Apple Watch 10)と同じ耐水性能となりますので、型落ちモデルでも充分に使えます。
また、上位機種のApple Watch Ultraシリーズでは耐水性能がより高く、スキューバダイビングなど水圧がよりかかる環境下でも安心して使えます。ダイビングなど、深く潜るアクティビティではUltraシリーズが適しています。
各機種ついておすすめのApple Watchモデルでも解説していますが、お得に購入するならBack Market(バックマーケット)のリファービッシュ品がおすすめです。
Apple Watchシリーズの防水・耐水性能ついて、機種別の違いを詳しく見ていきます。最近の機種では耐水のほか、防塵性能もありますのでより頑丈です。
現在ではほとんど利用者がいないので参考までの情報となりますが、Apple Watch Series 1のモデルのみ耐水性能が低くなっています。
正確には耐水性能がなく、IPX7等級の防沫性能となります。水没の利用は推奨しておらず、水に浸すと故障する可能性が高いです。ただ、今現在から型落ちモデルとして購入するユーザーもほぼいませんので、基本的には以下で紹介する耐水性能があると考えておけばいいでしょう。
SEシリーズを含むApple Watch 2シリーズ以降の機種は、水深50mの耐水性能があります。これは、海やプールなどの水中で利用しても問題ないといったレベルを示します。ただ、海などの塩水は砂などが混じっていることもあり、端末内部に流れ込む恐れもありますので、使用後は水で洗い流すといいでしょう。
また、2024年モデルのApple Watch 10は同じ耐水性能ですが、水温センサーの搭載により6mまで計測できる水深計も使えるようになっています。Apple Watch Ultraの水深計は40mまで対応するので多少スペック不足になりますが、簡易的な潜水をする機会が多いユーザーにおすすめです。
Apple Watch Ultra・Ultra 2モデルはいずれも水深100mまでの耐水性能で、SEシリーズやApple Watch Seriesと比べて高性能です。水圧にも強く、水上スキーなどの高速ウォータースポーツでも使えます。
Apple Watch UltraシリーズはGPSがより高精度でバッテリー持続時間も長く、通常時で最大36時間、低電力モードで最大72時間使えます。高度計も-500m〜9,000mまで動作範囲が拡張されており、山登りなど過酷なアクティビティにも適しています。
耐水性能と関連して、Apple Watch UltraシリーズとApple Watch Series 7以降のモデルを対象にIP6X等級の防塵性能も備えています。砂浜での使用や細かい埃が舞う工場などでも使いやすく、デバイスの故障リスクを下げることができます。
耐水性能と比べるとあまり重視されませんが、少なくとも上記の対象モデルは耐久性が上がっているため安心して使えます。全体的なスペックの違いでは、Apple Watch 6とApple Watch 7モデルの比較やApple Watch 6とApple Watch 8の性能レビューも参考になります。
耐水性能を備えたApple Watchの活用シーンについても解説しますが、「どこまで防水効果があるのか?」とは「耐水機能が通用せず壊れてしまうリスクもある?」といった疑問や不安にも触れていきます。また、ヘルスケア機能など全体的な用途についてはApple Watchでできること・おすすめの機能をご参考ください。
通常モデルやSEシリーズは、水泳やサーフィンなどの水上アクティビティで活用できるほか、雨の日のランニングなど水に濡れる際のワークアウトとしてもおすすめです。
Apple Watchの活用方法ではウォーキングやランニングも多いですが、時間や心拍数などを普段からアプリで管理するユーザーにとって、雨の日でも安心して使えるのは大きなメリットだと言えるでしょう。Apple Watchの利用目的で、iPhoneとの連携やワークアウトを中心に考えている方におすすめです。初心者におすすめのApple Watchモデルでは、Apple Watch SE(第2世代)のレビューも人気です。
マリンスポーツを趣味としているユーザーにとって、Apple Watch Ultraモデルは役立ちます。水圧への耐久性が高く、スキューバダイビングやウォータースキーでApple Watch Ultraが安定して使えます。
注意点として、通常モデルのApple WatchやSEシリーズは水圧が強い環境下では耐えられず故障する可能性が高いです。
Apple Watchの耐水性は温度を考慮していないため、湿気のあるお風呂やより高温なサウナでの利用は推奨していません。より耐久度の高いApple Watch Ultraでも着用時の気温目安は-20°C~55°Cだとされており、サウナの平均的な温度は80〜100°Cと高いため要注意です。
お風呂やサウナでApple Watchを使いたいユーザーは、完全に故障リスクがなくなる訳ではないですが、カバーケースや防水・強化フィルムを使うといった対策もあります。
Apple Watchなどのスマートウォッチはビジネスシーンでも便利で、スケジュールや通知を常に確認したい美容師の方もいるでしょう。耐水性能のあるApple Watchではお客さんのシャンプーをしても問題ないと感じるかもしれませんが、Apple公式によると石鹸やシャンプーを付けるのは非推奨だとされています。
純粋な耐水性能はあるものの、化学物質を含むシャンプーは端末部品への影響を及ぼすほか、浸透性も高いため故障リスクが高くなります。シャンプーやシャワーのほか、石鹸を使う手洗いでも極力Apple Watchを外すといいでしょう。
Apple Watchに水がかかるシーンでは、防水ロックの機能を有効化しておくことも重要です。防水ロックをしなくてもApple Watchの耐水性能自体は変わりないですが、誤動作の防止に役立ちます。
Apple Watchの防水ロックは言わば、画面をロックする機能です。水に濡れる状況でApple Watchを使うと、水滴が画面に付いた時の誤動作によってアプリが意図しない設定になる恐れも考えられます。また、アクティビティ中では衣服に触れることで画面が操作されることもあります。
誤動作を防ぐ目的で、Apple Watchの防水ロック機能は一般的によく利用されます。設定方法ではApple Watchのサイドボタンを1回押して、コントロールセンターを開きます。アイコンの一覧が表示されますので、水滴ボタンをタップすることで防水ロックが有効化されます。
防水ロックを無効にする際には、端末の側面にあるDigital Crown(デジタルクラウン)を長押しする操作を行います。長押しすることでApple Watchの画面に「ロック解除」が表示されます。
また、防水ロックを解除する時にはApple Watchの排水機能も自動で起動します。アラーム音が数秒ほど続き、スピーカーの穴に入っていた水が排出されます。この水抜き機能を利用することで、より安全にApple Watchを保管できます。
防水ロックの解除に関して、Digital Crownでの操作で上手くいかない場合も稀にあります。長押ししてもロック解除の画面が表示されないなど、挙動がおかしい場合にはApple Watchの再起動で様子を見てみるといいでしょう。
Digital Crownの物理的な不具合もありますので、クラウン部分を洗って問題ないかどうか確認もしてみるといいですね。それと、Apple Watchの不具合ではOSが原因の可能性もあり、最新のwatchOSにアップデートできるか試すのも手です。
watchOSは古いモデルだと最新バージョンにアップデートできませんので、長期的に利用するなら比較的最近のモデルがおすすめです。watchOS 26ではApple Watch Series 6以降のモデルが対応予定しており、スペックについてはApple Watch 6のレビュー評価をご確認ください。
Apple Watchが故障しないよう大事に使いたいユーザーは、水に濡らした後の対処・管理方法も確認しておくといいでしょう。
基本的な対策になりますが、水没などで濡れたApple Watchの端末は確実に水分を拭き取ることが重要です。柔らかいタオルで拭いて、自然乾燥をしておきましょう。Apple Watchは高熱に弱いため、ドライヤーを使って乾かすのはNGです。
また、防水ロックを使わずにApple Watchを使って水に濡らした場合、一度防水ロックを有効化してから解除し、排水させるのも効果的です。水が入ってスピーカーの音がこもっている状態でも、排水のほか充電をすることで乾きやすくなります。
Apple Watchでは端末本体のほか、バンドの耐水性能も気になるところです。布やレザー製のバンドも人気ですが、耐水性があまりなく色落ちや変形などのデメリットがあります。
アクティビティやマリンスポーツでの利用機会が多いApple Watchユーザーは、耐水性能の高いシリコン製のバンドや金属製のメッシュがおすすめです。軽さも重視するなら、ナイロンのスポーツループも使いやすいです。ユーザー個人の好みや機能性・オシャレ度合いに応じて、自分に合ったバンドを選んでみるといいでしょう。
Apple Watchの防水・耐水性能について一通り解説しましたが、最新モデルや上位機種のApple Watch Ultraだけでなく、型落ちモデルでも充分な耐水性能がありますので幅広い用途で使えます。
また、Apple Watchは耐水性能だけでなくワークアウトやヘルスケア機能も充実しており、普段の運動や健康管理でも役立ちます。特にiPhoneやiPadなどのApple製品を利用しているユーザーにとって、連携も便利でおすすめです。
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コンテンツクリエーターとして7年の経験を持ち、以前はゲーム業界で活動していました。BackMarketの目標である、リファービッシュ品の普及と「新しい」の再定義に貢献することをミッションとして掲げます。整備済製品の魅力やデバイス選定のポイントなど、役立つ情報を今後も提供していきます。