Google Store(グーグルストア)では毎年11月〜12月の時期に、ブラックフライデーセールが開催されます。PixelやPixel Watch、Pixel Budsなどの人気機種が対象となり、下取りやストアクレジットの還元などでお得になります。ただ、ブラックフライデーセールは期間限定で購入タイミングを逃すことが多く、下取り以外ではそこまで割引されないデメリットもあります。Pixelなどのデバイスを安く買うなら、Back Market(バックマーケット)のリファービッシュ品も比較してみるといいでしょう。
Google Store(グーグルストア)のブラックフライデーセール1:Pixelモデル
Google Storeのブラックフライデーセールでは複数のデバイス・製品が対象となりますが、最も需要があるのがGoogle Pixelシリーズです。Pixelモデルのブラックフライデーセールの割引目安や、2025年のブラックフライデーで注目される機種をご紹介します。
Google Storeのブラックフライデーセール開催時期
2025年のブラックフライデーは11月28日(金)になりますが、Google Storeではブラックフライデー当日より1週間ほど前から開催されます。2024年では11月21日〜12月3日の期間で実施しており、ブラックフライデーとサイバーマンデーまで兼ねるようなキャンペーンとなります。
PixelモデルのほかPixel Watchなどのデバイスも後ほどご紹介しますが、いずれの商品も同期間でセールされています。ただ、人気モデルについては開催初日からすぐに在庫切れになることも多いため要注意です。
Google Pixelは下取り中心の割引
2024年のブラックフライデーセールでは、Pixelモデルを下取りに出すことでお得に購入できるキャンペーンが中心となります。Google Pixel 9シリーズとGoogle Pixel 8a・8 Proがセール販売されており、対象スマホの下取りでの払い戻し額は以下の通りです。
対象機種 | 対象スマホでの下取りでの払い戻し額 | 左記載の払い戻し額の対象スマホ機種 |
Google Pixel 9 | 64,900円 | Pixel 8 |
Google Pixel 9 Pro | 88,000円 | Pixel 8 Pro |
Google Pixel 9 XL | 88,000円 | Pixel 8 Pro |
Google Pixel 9 Fold | 95,000円 | Pixel Fold |
Google Pixel 8a | 32,800円 | Pixel 7a |
加えて、Google Pixel 9とGoogle Pixel 8 Proモデルでは直接的な割引もされており、Google Pixel 8 Proは60,000円の割引でした。Pixel 9モデルはストアクレジットによる還元もされます。
対象機種 | 通常価格 | 割引額 | 対象スマホの下取りでの払い戻し額 | ストアクレジットの還元額 |
Google Pixel 9 | 128,900円〜 | 20,900円 | 64,900円 | 24,200円分 |
Google Pixel 8 Pro | 159,900円~ | 60,000円 | 35,000円 | - |
2025年のブラックフライデーで期待されるPixel 10・9モデルはどう?
詳しくはGoogle Pixelのブラックフライデー情報でも解説していますが、2025年では最新のGoogle Pixel 10・9シリーズが中心のラインナップになることが予測されます。Google Pixel 10は無印モデルの望遠カメラ搭載やバッテリー持続時間の改善、Pixel 9はプロセッサや急速充電などのアップデートがされており、スペック重視のユーザーにおすすめです。
ただ、最新のPixelモデルは性能面で大きな違いはなく、動画視聴やアプリゲームの利用など基本的な用途であればGoogle Pixel 8・7シリーズなどの型落ち機種でも充分に使えます。また、最新の機種は値上がりしておりセール品でも割高に感じます。人気の過去モデルについて、Google Pixel 8と8aモデルの比較もご参考ください。
Google Storeのブラックフライデーセール2:Pixel Watchモデル
Google Storeで販売されている製品では、Pixel Watchもブラックフライデーセールの対象となります。2025年には最新モデルのGoogle Pixel Watch 4もリリースされており、ドーム型のディスプレイは表示領域が広がり、AIアシスタント:Geminiとの連携も便利になっています。
Pixel Watchモデルもストアクレジットの還元・下取りで安くなる
2024年のブラックフライデーではPixelと同様に、Pixel Watchもストアクレジットや下取りでの値引きで購入できます。2024年のブラックフライデーセールでは、以下の製品が対象でした。
対象機種 | 通常価格 | 割引額 | 対象モデルの下取りでの払い戻し額 | ストアクレジットの還元額 |
Pixel Watch 3(45mm) | 59,800円〜 | - | 19,200円 | 12,800円分 |
Pixel Watch 3(41mm) | 52,800円~ | - | 19,200円 | 10,800円分 |
Pixel Watch 2 | 39,800円~ | 7,960円 | - | - |
また、2025年9月〜10月に開催されていたグーグルの創立記念キャンペーンでは、最新のPixel Watch 4もセール対象でしたので、ブラックフライデーでも割引が期待されます。
Fitbit(フィットビット)も過去のブラックフライデーセールの対象に
2024年のブラックフライデーはPixel Watchに加えて、Fitbit(フィットビット)もセール対象になっていました。Fitbit Sense 2では6,000円の直接値引き、Fitbit Versa 4は7,000円の直接値引きがされており、下取りでの割引はありませんでした。
FitbitはGoogleブランドとして販売されているスマートウォッチで、Pixel Watchと比較して機能性重視のスマートウォッチタイプと健康管理メインのトラッカータイプが選べる良さがあります。
Pixel Watchモデルを購入するメリットとデメリット
Pixel Watchはスペック面で評価されているポイントが多く、Pixel Watch 4では通常での使用で30〜40時間持続するバッテリーや衛星SOSなど、Apple Watch 11・Ultra 3などのApple人気モデルと比べても同等の性能です。
また、PixelなどAndroidスマホとの連携で通知の確認やキャッシュレス決済も便利に使えます。ただ、日本国内のスマートウォッチではApple Watchのシェア率が高く、iPhoneユーザーの割合が高いことや充実したアプリケーション、用途の幅が広いことが背景としてあります。
Pixel WatchはGoogleアプリの性能が微妙で、デザイン性もカスタマイズが豊富なApple Watchの方が好評です。気になる方は、Apple Watchのブラックフライデー特集やApple製品のブラックフライデーセールも比較してみるといいでしょう。
Google Storeのブラックフライデーセール3:Pixel Budsモデル
Google StoreではワイヤレスイヤホンのPixel Budsモデルも販売されており、ブラックフライデーなどの期間限定セールで安くなります。
ブラックフライデーセールではPixel Buds Pro 2モデルの値引きに期待
Pixel Budsシリーズは通常モデルと廉価版(aシリーズ)、上位モデル(Proシリーズ)の3種類があり、2024年のブラックフライデーではPixel Buds Pro 2が6,800円分のストアクレジット還元、Pixel Buds A-Seriesが3,425円の直接値引きがされていました。
現状、Pixel Buds Pro 2が最も高性能なモデルで、Apple製品のAirPods Pro 2と比較しても同等で、音楽視聴やランニングなどアクティビティで使うワイヤレスイヤホンとして充分なスペックです。ブラックフライデーセールでも人気モデルで注目されます。
また、2025年10月にリリースされた廉価版のPixel Buds 2aもノイズキャンリング機能が搭載されており、こちらも2025年のブラックフライデーやサイバーマンデーでの割引が期待されます。
Pixel Budsモデルを購入するメリットとデメリット
Pixel BudsシリーズはAndroidユーザーにとって最適なワイヤレスイヤホンで、Fast Pairによるスマホとのスムーズな接続やGeminiを使ったAI機能も活用できます。そこまで機能を重視しなければ、廉価版のPixel Buds 2aも選択できます。
一方でApple製品も使う場合にはやはり、AirPodsシリーズの方が便利です。iPhoneやiPadなどとの連携やデバイスの現在地を確認・探す機能(Find My)も高性能で、AirPods Pro 2のノイズキャンセリング機能は高く評価されています。AirPodsのブラックフライデーセールも毎年開催されていますが、よりお得に購入するなら安価なリファービッシュ品がおすすめです。
Google Storeでは創立記念キャンペーンのセールも注目
Google Storeの期間限定セールでは、創立記念キャンペーンも2〜3週間ほど開催されておりブラックフライデーセールと同様に下取りやストアクレジットでの払い戻し・還元がされます。
グーグルの創立記念キャンペーン開催時期
Googleは1998年9月4日に創業されましたが、2006年以降では毎年9月27日を創立記念日として定めています。そのため、Google Storeで開催される創立記念キャンペーンも9月下旬から始まります。
2025年は9月26日〜10月13日まで、創立記念キャンペーンが行われていました。セール品はブラックフライデーと似たようなラインナップで、PixelスマホとPixel Watch、Pixel Budsのほか、ストリーミングデバイスであるGoogle TV Streamerも割引されています。
2025年のグーグル創立記念キャンペーンでは最新のPixelシリーズも割引に
2025年のグーグル創立記念キャンペーンでは、同年にリリースされた最新のGoogle Pixel 10シリーズもセール対象でした。対象モデルと割引詳細は以下表の通りで、Google Pixel 10シリーズは下取りでの割引が中心となります。
対象機種 | 通常価格 | 割引額 | 対象スマホでの下取りでの払い戻し額 | ストアクレジットの還元額 |
Google Pixel 10 Pro | 174,900円〜 | - | 87,100円 | - |
Google Pixel 10 Pro XL | 192,900円~ | - | 87,100円 | - |
Google Pixel 10 | 128,900円~ | - | 49,100円 | - |
Google Pixel 10 Pro Fold | 267,500円〜 | - | 107,700円 | 60,000円分 |
Google Pixel 9 | 128,900円〜 | 34,800円 | - | - |
Google Pixel 8 Pro | 159,900円〜 | 60,100円 | - | - |
Google Pixel 8a | 72,600円〜 | 19,600円 | - | - |
※Google Pixel 8aモデルではケースのプレゼントも含みます。
創立記念キャンペーンはブラックフライデーセールより少し前の時期で、見逃してしまう方も多いでしょう。毎年9〜10月のセール期間について待てない場合には、いつでも安価なリファービッシュ品のPixelモデルから比較してみてはいかがでしょうか。
Google Storeのブラックフライデーで気になるポイント・デメリット
Google StoreではPixelモデルをはじめ、スマートウォッチやワイヤレスイヤホンも通常より安く手に入るブラックフライデーセールが好まれます。しかし、ブラックフライデーセールでは在庫切れのほか、下取り以外ではあまりお得に感じられないデメリットもあります。
人気モデルはすぐに在庫切れになる
Google Storeのブラックフライデーでは、特にPixelシリーズなどの人気モデルが短期間で在庫切れとなるケースが頻発しています。
新モデルは、セール開始直後から在庫が断続的に消えることが多く、購入を迷っているうちに完売してしまう恐れがあります。また、色やストレージ容量によっても在庫状況は変動しやすいため、欲しかったモデルを結局セールで購入できなかったケースも多いです。2025年のブラックフライデーは、Google Pixel 9aやGoogle Pixel 10モデルが在庫切れになる可能性が高いでしょう。
下取り前提の割引で新規購入ユーザーはあまりお得にならない
Google Storeのブラックフライデーセールは、直接的な割引で購入できるモデルが少なく下取りでの値下げが一般的です。2024年のブラックフライデーセールはGoogle Pixel 9など一部のモデルは直接割引もありましたが、下取りをしないとそれほど値下げされません。
他のAndroidスマホユーザーでPixelを新規購入したり、iPhoneからの乗り換えを検討している場合にはGoogle Storeのセールがあまりメリットに感じられません。また、ブラックフライデーは期間限定なので、古いスマホをまだ使いたいユーザーにとってタイミングを逃す可能性もあります。
PixelモデルだけでなくGalaxyなどのAndroidスマホやiPhoneをお得に売るなら、Back Market買取サービスもおすすめです。Web上からすぐに査定価格を確認できて、宅配買取対応なので手続きも簡単です。端末の状態が良く、画面割れや故障もなければ高額での売却が可能です。詳しくPixelモデルの買取ページより、機種別の買取最高値を掲載しています。
買取対象のPixelモデル | 機種別の買取価格紹介ページ |
Google Pixel 6シリーズ | |
Google Pixel 7シリーズ | |
Google Pixel 8シリーズ |
Pixelモデル以外のGoogle ストア販売品はあまり人気がない
Google StoreではPixel WatchやPixel Budsなどのデバイスも販売されていますが、これらの商品はPixelシリーズほどの注目度・人気がありません。ワイヤレスイヤホンと言えばAirPodsが定番で、最近のモデルはステム(軸)が短くなったことで見た目・外観の良さも評価されています。
一方でPixel Watchは価格が抑えられているものの、デザイン性が安っぽかったり画面の縁(ベゼル)が太く古いデバイスに見えるといったネガティブな口コミもあります。決して品質自体は悪くないですが、ブランドとしての魅力や外観・デザインはやはりApple製品と比べると人気度は下がります。
Google Storeのブラックフライデーセールよりリファービッシュ品がお得!
Google Storeのブラックフライデーセールについてそこまでお得に感じなかったり、購入したいデバイスが見つからない場合には、バックマーケットのリファービッシュ品も確認してみるといいでしょう。型落ちモデルのPixelが大幅に値下げされているほか、Google製品以外のスマホやパソコンなども幅広く販売しています。
リファービッシュ品は安価なPixleモデルのラインナップが豊富
リファービッシュ品は新品よりも価格帯が下がっており、特に数世代前のモデルを中心にお得な価格になっています。参考までに、2025年11月4日時点の最安値目安は以下の通りです。
<Google Pixelシリーズのリファービッシュ品最安値>
Google Pixel 9a:¥58,800
Google Pixel 9:¥76,000
Google Pixel 8 Pro:¥86,303
Google Pixel 8:¥48,546
Google Pixel 8a:¥48,802
Google Pixel 7 Pro:¥50,000
Google Pixel 7a:¥23,983
最新のGoogle Pixel 9aモデルも取り扱っているほか、価格と性能のバランスでコスパの良いGoogle Pixel 8モデルやGoogle Pixel 8aモデルも人気です。また、2年ほどの短期間ですぐスマホの買い替えをする場合には、Google Pixel 7シリーズなど安く買えるモデルもおすすめです。
より古いモデルでは、Google Pixel 6モデルのブラックフライデーも過去に販売されていましたが、リリースから長く経過した過去機種はGoogle Storeの販売も終わっていますので、探すならリファービッシュ品が良いでしょう。
中古品と比べても品質が安定しており安心
リファービッシュ品は再生品ですが、中古品とは異なり高品質です。詳しくはリファービッシュ品と中古品の違いで解説していますが、リファービッシュ品は専門家による検品やクリーニング、状態に応じた修理も行い新品と同等の動作が確認された上で販売されます。
バックマーケットのリファービッシュ品は1年間の動作保証と30日間の返金保証もあり、新品以外のデバイスをはじめて利用する方でも安心してご購入いただけます。また、Pixelなどのスマホでは80%以上のバッテリー容量保証が付いているほか、有料で新品バッテリーオプションも追加できます。
バックマーケットではGoogle製品以外のガジェットも安く購入できる
バックマーケットのリファービッシュ品は幅広く、Google製品に限られるGoogle Storeよりも選択肢が多いです。スマホやタブレット、パソコンなど幅広いデバイスをまとめて購入したい場合にはリファービッシュ品がおすすめです。
リファービッシュ品の人気デバイス | 主なブランド・メーカー | リファービッシュ品のメリット |
スマートフォン | Pixel・Galaxy・iPhoneなど | 定価だと高額なiPhoneシリーズも5万円以下で購入できる・関連記事:ブラックフライデーより安いiPhoneの購入方法 |
タブレット | iPadなど | 一般的なタブレットのブラックフライデーセールより安く、型落ちモデルも選べる・関連記事:iPadのブラックフライデーセール |
パソコン | MacBook・DELL・Lenovoなど | 大学生向けのMacBookやビジネスシーンに適したWindows PCなど幅広く選べる・関連記事:パソコンのブラックフライデーセール |
ゲーム機 | Switch・PS5など | クリスマスプレゼントで人気なSwitchも安く購入できる・関連記事:Switchのブラックフライデーセール |
Google Storeなどのメーカー・公式サイトで開催するブラックフライデーでは、DELLのブラックフライデーやLenovoのブラックフライデーなど人気のパソコンメーカーもありますが、販売対象のモデルが最新機種に限定されて定価自体が高額なデメリットもあります。
スペックよりも価格の安さを重視したい場合には、型落ちモデルのラインナップが豊富なリファービッシュ品が適しています。この機会にぜひ、リファービッシュ品のご利用をはじめてみてはいかがでしょうか。











































