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2025年7月4日に更新済み
2025年7月4日
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Sun
BackMarket コンテンツクリエーター
Google Pixel 8シリーズでは2023年リリースのGoogle Pixel 8モデルと、2024年リリースのGoogle Pixel 8aモデルがよく比較されます。どちらもミドルレンジ機種として好評ですが、端末サイズやカメラ機能などの違いがあるほか新品価格(定価)も異なるため、どちらが良いか全体的な性能を比較した上で判断するといいでしょう。Google Pixel 8は高性能な反面、定価だと高めですがBack Market(バックマーケット)のリファービッシュ品からお安くご購入いただけます。
Google Pixel 8とGoogle Pixel 8aのスペックについて、概要から解説します。各モデルのレビュー詳細について、Google Pixel 8のレビューやGoogle Pixel 8aの評価からご確認いただけます。
Google Pixel 8とGoogle Pixel 8aの性能について、以下表で比較しました。Google Pixelシリーズは例年、通常モデルと上位機種(Proモデル)が先にリリースされて、翌年に廉価版であるaシリーズが発売されます。そのため、通常モデルのGoogle Pixel 8は2023年、Pixel 8aは2024年にリリースされています。
| Google Pixel 8モデル | Google Pixel 8aモデル |
リリース日 | 2023年10月12日 | 2024年5月14日 |
ディスプレイサイズ・リフレッシュノート | 6.2インチ・最大120Hz | 6.1インチ・最大120Hz |
解像度 | 2400 x 1080 (428 ppi) | 2400 x 1080 (430 ppi) |
メモリ(RAM) | 8 GB | 8 GB |
ストレージ容量 | 128GB・256GB | 128GB |
プロセッサ | Google Tensor G3 | Google Tensor G3 |
カメラ | メインカメラ(広角カメラ):5,000万画素 f1.68 超広角カメラ:1,200万画素 f2.2 | メインカメラ(広角カメラ):6,400万画素 f1.89 超広角カメラ:1,300万画素 f2.2 |
バッテリー性能 | 4575mAh 最大27Wの急速充電・ワイヤレス充電に対応 | 4492mAh 最大18Wの急速充電・ワイヤレス充電に対応 |
カラー | Hazel・Rose・Mint・Obsidian | Bay・Aloe・Porcelain・Obsidian |
生体認証 | 顔認証・指紋認証(画面内蔵センサー) | 顔認証・指紋認証(画面内蔵センサー) |
防塵・防水性能 | IP68相当 | IP67相当 |
詳しくは以下でも解説していますが、Google Pixel 8とGoogle Pixel 8aの違いについて重要な比較ポイントを先に確認しておきます。
重な比較ポイント | Google Pixel 8モデル | Google Pixel 8aモデル |
画面・端末サイズ | 6.2インチの画面で少し大きいものの、ベゼル幅が狭く端末がコンパクト | 6.1インチの画面で端末サイズは少し大きめ |
カメラ性能 | オートフォーカスやシネマティックぼかしなど、Pixel 8aでは使えない機能を搭載 | AI機能の種類は多少少ないものの、カメラの画素数はPixel 8より高い |
防水性能 | IP68相当 | IP67相当 |
ストレージ容量 | 128GBと256GBの2種類 | 128GBのみ |
端末価格(Google Store) | 112,900円〜 | 72,600円〜 |
Google Pixelシリーズでは廉価版のaシリーズの方が画面が多少小さいため、端末サイズを多少コンパクトになっているのが一般的ですが、Google Pixel 8aに関してはPixel 8より端末サイズが多少大きくなっています。
また、カメラ性能のほか防水性能もPixel 8の方が若干良いですが、Google Storeの販売価格では約4万円ほど高くなっているため、新品で買うならPixel 8aの方がおすすめです。ただ、後継機種のGoogle Pixel 9シリーズが登場してから、リファービッシュ品ではGoogle Pixel 8もお安くなっており高コスパです。
Pixel 8とPixel 8aについて、サイズやデザインの比較からご紹介します。カラーラインナップも違いがありますので、好みに応じて選ぶといいでしょう。
端末サイズと重量は以下の通り、微妙な違いがあります。端末の厚さは同じですが、Google Pixel 8aは端末の縦と横の長さが2mmほど長くなっており、数gほど重いです。
サイズ比較 | Google Pixel 8モデル | Google Pixel 8aモデル |
端末サイズ | 150.5mm × 70.8mm × 8.9mm | 152.1mm × 72.7mm × 8.9mm |
端末の重量 | 187g | 189g |
端末サイズのほか、角の丸みが若干異なるためPixel 8とPixel 8aは同じケースを併用することはできません。
デザインについては、Google Pixel 8aの方が角が丸くなっている以外はほぼ同じです。Google Pixelシリーズでは背面のPixelバー(カメラバー)が特徴的で、Google Pixel 8・8aも搭載されています。
カラーラインナップはそれぞれ、黒系のObsidianは共通していますがGoogle Pixel 8は白系のHazelと淡いMint、ゴールド色のRoseから選択できます。一方でGoogle Pixel 8aはObsidianに加えて、白系のPorcelainとより濃い緑色のAloe、青系のBayといったカラーラインナップです。
全体的にPixel 8aのAloe以外は淡いカラーといった傾向があり、無難なカラーならObsidianがおすすめです。そのほかゴールドやブルーなど、ユーザー個人の好みに応じて選ぶといいでしょう。
ディスプレイ性能はサイズ以外、Pixel 8とPixel 8aで同じスペックとなっています。通常モデルや廉価モデルでも、高いリフレッシュレートなので画面の動きが滑らかです。
Google Pixel 8とPixel 8aはどちらも、以下の通りディスプレイの基本スペックは同じです。
解像度:2,400 x 1080
最大輝度(HDR):1,400ニト
ピーク輝度:2,000ニト
リフレッシュレート:60〜120Hz
有機ELディスプレイの性能はミドルレンジスマホの中では高く、ピーク輝度は2,000ニトまで上がるので屋外でも画面が見やすいです。また、Google Pixel 7aモデルなどの過去機種と比べて、リフレッシュレートが最大120Hzに改善されています。
異なる点としては、ディスプレイのサイズがあります。Google Pixel 8は6.2インチで、Google Pixel 8aは6.1インチと多少小さくなっています。ただ、上記でも説明しましたがGoogle Pixel 8は画面周りの幅(ベゼル)が狭いため、端末自体は多少ですが小さくなっています。
微差ではありますが、ディスプレイの大きいモデルを使いたいならGoogle Pixel 8がおすすめです。また、最近では6.7インチ以上の大画面モデルも需要があり、Google Pixel 8 Proモデルも比較してみるといいでしょう。
Google Pixel 8とGoogle Pixel 8aは同じプロセッサ性能で、処理速度での大きな差はありません。また、2024〜2025年には後継機種(Google Pixel 9シリーズ)もリリースしていますので、ベンチマークスコアをそれぞれ比較しました。
どちらもGoogle Tensor G3のチップを搭載しており、メモリ(RAM)も同じ8GBです。Google Pixel 7シリーズ(Google Tensor G2)と比べて処理速度が向上しており、動画視聴やSNSなどのアプリ利用など一般的な用途なら問題なく快適に使えます。
ただ、Androidスマホで高性能なプロセッサであるSnapdragonシリーズと比べると、スペックは少し下がります。ゲーミングスマホでおすすめの機種でも解説していますが、最新の3Dアプリゲームでよく遊ぶユーザーは、GalaxyシリーズやiPhoneも検討するといいですね。
海外サイト(nanoreview.net)のデータを基準に、後継機種とベンチマークスコアを比較しました。Google Pixel 9シリーズでは最新のGoogle Tensor G4が搭載されていますが、ベンチマークでは大きな差が見られません。
ベンチマークスコア比較 | Google Pixel 8モデル | Google Pixel 9モデル | Google Pixel 8aモデル | Google Pixel 9aモデル |
Geekbench 6(シングルコア) | 1697 | 1832 | 1683 | 1677 |
Geekbench 6(マルチコア) | 4281 | 4579 | 4330 | 4067 |
AnTuTu Benchmark 10 | 1142697 | 1074252 | 1179223 | 1257329 |
Google Pixel 9やPixel 9aモデルではAIアシスタント(Gemini)の搭載や超広角カメラの強化、イメジネーション機能による写真の編集など便利な使い方もできますが、全体的なスペックはそこまで変わっていない印象も受けます。最新モデルは価格が高いこともあり、Google Pixel 8・8aなどの型落ちモデルの方が高コスパです。
Google Pixel 8とPixel 8aではカメラ性能に一番大きな違いがあり、全体的なスペックではPixel 8の方が優れています。
Google Pixel 8のカメラはPixel 8aと比較して、以下のような機能が追加されています。特にフォーカス機能が改善されており、より幅広いシーンで高精度な撮影が可能です。
メインカメラの絞り値・画角が改善
超広角カメラのオートフォーカス機能
マクロフォーカス機能
動画撮影向けのシネマティックぼかし機能
オートフォーカスは初心者の方も使いやすい機能で、ピントを合わせやすいメリットがあります。また、接写で写真や動画を撮影したい場合にはマクロフォーカスが便利です。
カメラ構成と画素数は以下の通りで、画素数はGoogle Pixel 8aの方が高い傾向にあります。Pixel 8aのメインカメラは6,400万画素、超広角カメラは1,300万画素となっています。
カメラ構成 | Google Pixel 8モデル | Google Pixel 8aモデル |
広角カメラ | 5,000万画素・f1.68 | 6,400万画素・f1.89 |
超広角カメラ | 1,200万画素・f2.2 | 1,300万画素・f2.2 |
画素数が高いこと自体は写真のキレイさにつながりますが、Pixel 8とそこまで大きな差がないのと、ピントの合いやすさから全体的な性能ではPixel 8の方が高いとされています。
Google Pixelシリーズのカメラは高性能であるものの、「普段はそこまでスマホのカメラを使わない」とか「写真や動画の編集をしたことがない」など、カメラ性能にこだわりがないユーザーにとってはPixel 8とPixel 8aの違いを体感しにくいでしょう。
一般的なカメラの用途で想定している場合には、上記で紹介しましたカメラスペックの差について、そこまで気にしなくても良さそうです。ライトユーザー向けの性能であれば、過去機種であるGoogle Pixel 6モデルのカメラでも問題なく使えます。
実用性についてはバッテリー性能が比較的重要なポイントで、バッテリー容量での違いはあまりないですがPixel 8とPixel 8aでは充電性能が異なります。
バッテリー容量はどちらもほぼ同じで、4500mAh前後となっています。Androidスマホの中でバッテリー容量は大きい方で、省電力で使えるスーパーバッテリーセーバーを有効にすることで最大72時間持続します。
Pixel 8とPixel 8aでは通常のバッテリー駆動時間も24時間以上と同水準で、動画視聴やアプリゲームなどをあまりしないユーザーであれば一日中充電なしで使えるでしょう。ただし、ディスプレイの輝度の設定や高リフレッシュレートによってはバッテリー消費を速めることもあります。
Google Pixel 8とPixel 8aはどちらも有線の急速充電に対応していますが、Pixel 8aは最大18W、Pixel 8は最大27Wと充電スピードの差があります。また、Google Pixel 8ではワイヤレスでの急速充電に対応しているほか、バッテリーシェア機能にも対応しています。
普段からスマホの急速充電を活用しているユーザーや、他のデバイスも充電できるバッテリーシェア機能が便利だと感じるのであれば、Google Pixel 8がおすすめです。
スマホのストレージ容量も重要で、Google Pixel 8とPixel 8aはどちらも物理的なストレージ拡張(micro SDカード)に対応していないため、購入時に選定しておきましょう。
Google Pixel 8は128GBと256GBの2種類から選択できる一方で、Pixel 8a(日本版)は128GBのみとなります。動画コンテンツのダウンロードや複数のゲームアプリをインストールする場合には、256GBの容量を選べるPixel 8の方が良いでしょう。
ただ、メッセージアプリなど最低限のアプリしか利用しないユーザーは128GBの容量でも問題なく使えます。また、AndroidスマホはGoogleアカウントとの連携が便利で、Google Driveを使ったクラウドストレージへの保存もできます。
Google Pixel 8とGoogle Pixel 8aでは価格の違いが気になるポイントで、Google Storeで新品を購入する場合にはPixel 8が割高に感じられます。
Google Storeの新品価格で比較をすると、以下の通りPixel 8の方が4万円ほど高くなります。
価格比較(Google Store) | Google Pixel 8モデル | Google Pixel 8aモデル |
128GB | 112,900円 | 72,600円 |
256GB | 122,900円 | - |
通常モデルでも10万円以上の価格帯と高く、Google Pixelシリーズは年々値上げされている傾向にあります。後継機種のGoogle Pixel 9モデルはより高く、128,900円〜の価格帯です。
iPhoneとAndroidスマホの比較で、価格の安さからAndroid機種を選ぶ方も多いですがGoogle Pixelシリーズは廉価版のaシリーズ以外では高く感じます。これまで解説しました通り、Pixel 8とPixel 8aでは目立った機能差がないことから新品ではPixel 8aの方が高評価となっています。
一方で、バックマーケットで販売しているリファービッシュ品の価格もご紹介しますと、最安値目安ではそれほど差がありません。時期や在庫状況によって変動しますが、2025年7月6日時点の最安値は以下の通りです。
Google Pixel 8の最安値:¥47,000
Google Pixel 8aの最安値:¥49,800
Pixel 8だけでなく、Pixel 8aモデルも定価より安くなっていますのでお得です。リファービッシュ品は型落ちモデルを中心に安価で、性能を妥協することなく理想の機種を購入できます。詳しくは、Google Pixelのリファービッシュ品ラインナップからご確認ください。
Google Pixel 8とPixel 8aの違いについて一通り解説した上で、おすすめするユーザーの傾向をまとめました。
価格重視なら、定価が安いGoogle Pixel 8aモデルがおすすめです。Pixel 8と比べてオートフォーカスなどのカメラ機能がなく、バッテリー機能や防水機能が若干劣りますがそれでもミドルレンジ機種として満足できるスペックです。
ポップな緑色(Aloe)や爽やかなブルー(Bay)など、Pixel 8a独自のカラーもありますので、デザイン的に好みならGoogle Pixel 8aから選ぶといいでしょう。
一方で、リファービッシュ品からのご購入なら定価からより安くなっているGoogle Pixel 8がコスパ的におすすめです。マクロフォーカス機能などが使えるカメラや6.2インチの画面、少しでも端末がコンパクトになって持ちやすいといったメリットがあります。
Pixel 8は充電性能も良く、急速充電のスピードがより速くバッテリーシェア機能により、ワイヤレスイヤホンなどのデバイスも手軽に充電できます。ぜひ、リファービッシュ品から最新の価格やラインナップをチェックしてみてはいかがでしょうか。
ハイエンドモデルが欲しいユーザーは、上位機種のGoogle Pixel 8 Proも比較してみるといいでしょう。Pixel 8 Proは6.7インチの大画面に大容量のバッテリー、望遠カメラの搭載による最大5倍の光学ズームが魅力です。
メモリ(RAM)も12GBに増えていますので、処理速度は多少ですが上がっています。大画面で動画やアプリゲームを楽しみたい方や、カメラ性能の高さにこだわる方はPixel 8 Proがおすすめです。上位機種は定価だとより高いですが、リファービッシュのPixel 8 Proは最安値で¥88,478〜と、お得な価格になっています。
Google Pixel 8やPixel 8aなどの型落ちモデルはリファービッシュ品だとコスパが良く、最新モデルにこだわる必要がなければ新品よりも魅力的です。これまで中古品のスマホに抵抗があったユーザーでも、リファービッシュ品なら安心して使えます。
2024年にはGoogle Pixel 9・9 Proがリリースしたほか、2025年に廉価版のGoogle Pixel 9aも発売されています。超広角カメラの画素数やAI機能、最大輝度の改善といった変更がされており、Pixel 9aではカメラバーの廃止もありデザインも好評です。
ただ、プロセッサは最新のGoogle Tensor G4が搭載されているものの、処理速度に大きな違いはなく、Pixel 8シリーズからそれほど進化を感じられないといったレビューも見受けられます。ミドルレンジ機種のスペックで問題ないユーザーにとって、あえて最新機種にするメリットが薄いため、型落ちモデルの方が高コスパです。
バックマーケットのリファービッシュ品は1年間の動作保証と30日間の返金保証が付いており、新品と同等の動作が確認されてから販売されていますので品質が安定しています。中古品のスマホでは端末の劣化やバッテリーの消耗リスクがありますが、リファービッシュ品ではその心配がないほか、Aグレードやプレミアムグレードの製品を選ぶことで使用感のない良いコンディションの端末が使えます。
また、バックマーケットではリファービッシュ品の購入とあわせて、Google Pixelシリーズの買取サービスもご利用いただけます。古い端末について買い替えのタイミングで売却することで、経済的な負担を少しでも軽減できるメリットがあるほか、Back Market買取サービスは端末のデータ消去を確実に行うため安心です。詳しくは、Google Pixel 8の買取価格やGoogle Pixel 8aの買取価格もご参考ください。
コンテンツクリエーターとして7年の経験を持ち、以前はゲーム業界で活動していました。BackMarketの目標である、リファービッシュ品の普及と「新しい」の再定義に貢献することをミッションとして掲げます。整備済製品の魅力やデバイス選定のポイントなど、役立つ情報を今後も提供していきます。