iPhone SE(第3世代)は2022年3月に登場した機種で、SEシリーズの中では最新の世代です。4.7インチのコンパクトなディスプレイとシンプルなデザインが特徴的で、144gの重量は前シリーズのiPhone SE(第2世代)よりも軽くなっています。 プロセッサもアップグレードされており、A15 Bionicチップが搭載されています。 比較的安価なモデルですが充分な性能があり、コストパフォーマンスに優れたiPhone機種です。
iPhone SE(第3世代)の基本性能・スペック一覧
iPhone SE3の基本的な性能について、以下でまとめました。iPhone SE(第2世代)よりもスペックが向上しており、プロセッサやバッテリー性能、5G対応などでの利便性・操作性が改善されています。
基本情報 |
詳細 |
性能・スペック |
詳細 |
機種名 |
iPhone SE(第3世代) |
プロセッサ |
A15 Bionic |
リリース日 |
2022年3月18日 |
メインカメラ |
シングルカメラ(広角):1200万画素 f/1.8 |
対応OS |
iOS |
フロントカメラ |
700万画素 f/2.2 |
カラー |
ミッドナイト・スターライト・PRODUCT(RED) |
バッテリー容量 |
2,018mAh(ビデオ再生時間目安:最大15時間 |
ストレージ容量 |
64GB・128GB・256GB |
通信規格 |
5G対応 |
メモリ(RAM) |
4GB |
生体認証 |
Touch ID対応(指紋認証) |
画面サイズ |
4.7インチ |
ワイヤレス充電 |
Qi 対応(MagSafeは非対応) |
解像度 |
1334 x 750 |
デュアルSIM |
nano-SIM・eSIM |
サイズ |
138.4 × 67.3 × 7.3mm |
耐水・防水性能 |
IPX7 |
重量 |
144g |
防塵性能 |
IP6X |
iPhone SE(第3世代)の機能や特徴
iPhone SE(第3世代)に関する外観やカメラ・バッテリーなどの性能について、詳細を以下で説明します。
iPhone SE(第3世代)のサイズ感・デザイン
iPhone SE(第3世代)はスリムな外観のアルミニウムフレームで、最近のiPhoneモデルであるような6.1インチ以上の大きなサイズではなく、4.7インチ画面のコンパクトな仕様となっています。 ディスプレイサイズや端末の寸法については、前モデルのiPhone SE(第2世代)と全く同じで、ピクセル解像度もiPhone 4以降ほぼ変わっていません。 326ppiで、解像度は1,334×750ピクセルに達します。 iPhone SE3のカラーラインナップに関しては、ミッドナイト(黒)、スターライト(白)、(PRODUCT)RED(赤)の3種類になります。iPhone13やiPhone12などのナンバリングモデルと比較すると、カラーの選択肢は少ないです。関連記事より、iPhone 13シリーズのカラーラインナップも解説しています。
iPhone SE(第3世代)のカメラ性能
iPhone SE(第3世代)はシングルレンズで12MP(1,200万画素)のメインカメラがあります。 自撮りの場合は、フロントカメラで7MP(700万画素)の写真を撮影することができます。 カメラ性能自体はそこまで高くなく、新しいモデルであるiPhone15のカメラスペックと比べると見劣りはしますが、日常的な写真・動画撮影であれば問題なく使えるレベルです。画像合成技術(Deep Fusion)やスマートHDRなどの機能があり、外の風景や夜景をキレイに撮影できます。
iPhone SE(第3世代)のバッテリー性能
iPhone SE3はコンパクトなモデルであるため、比較的小さい(2,018mAh)バッテリーになります。ただ、プロセッサがA15チップにアップグレードされていることもあり、効率的な設計により優れた性能を発揮します。 動画再生時間の目安で比較すると、iPhone SE3が15時間のバッテリー駆動時間であるのに対し、iPhone SE2は13時間に留まりました。外出先でそこまでスマートフォンを使わないユーザーであれば、1日中充電なしで済むでしょう。
iPhone SE(第3世代)は5Gに対応
前モデルのiPhone SE(第2世代)はまだ5Gに対応していませんでしたが、iPhone SE3ではアップグレードされた通信規格が組み込まれており、高速通信の5Gに対応しました。 ただし、お住まいの地域によっては5G対応ネットワーク構築がされていない場合もあり、非対応のエリアであれば引き続き4G/LTEを使用することになります。
iPhone SE3と他世代(第1世代・第2世代)の違い・人気の理由
iPhone SEシリーズは2022年リリースの第3世代以外にも、2016年リリースの第1世代と2020年リリースの第2世代があります。古い型落ちモデルの方が安くなるため、第1世代や第2世代のSEも比較したい人もいるでしょう。 ただ、結論から言うとiPhone SE(第1世代)は性能が低く、サポート対象外であるため比較をするならiPhone SE2とSE3のどちらかになります。
iPhone SE(第1世代)はサポート対象外
2016年3月に発売されたiPhone SE1は、中古品やリファービッシュ品での購入がとても安く、価格を抑えたい方に注目される機種です。 ですが、iPhone SE(第1世代)のプロセッサはA9チップと古く、防水・防塵性能がなかったりタッチ決済も非対応など、今現在のスマートフォンの用途・需要に満たない性能です。加えて、2022年にはiOSのサポート対象外、2023年には修理サポートからも外れたため今からの購入ではデメリットが多いです。
iPhone SE(第2世代)は機能面でそこまで変わらない
第2世代のiPhone SEは比較的人気のモデルで、おすすめiPhone機種ランキングでも上位に入っています。第3世代のiPhone SEと性能・スペックがそこまで変わらず、中古&整備品のiPhone SE2は2万円台から購入できるなどコストパフォーマンスに優れています。 iPhone SE3との比較ポイントではバッテリーの持ちや5G非対応、プロセッサの性能差による処理速度などが挙げられます。それらの機能性を重視するのであれば第3世代のiPhone SEがおすすめですが、そこまでの性能が不要であればSE2でも問題ないでしょう。 また、iPhone SE(第2世代)はいつまで使えるかという懸念もあり、サポート終了が予測される2026〜2027年以降は利用が望ましくないですが、2〜3年程度の期間であれば問題なくSE2が使えます。 👉第3世代と第2世代のiPhone SEの違いを比較!【買うべきモデルは?】
iPhone SE(第3世代)が人気の理由・おすすめのユーザー
SE1やSE2と比較して、iPhone SE(第3世代)が人気の機種である理由として、価格に対する性能の良さ・満足度が高いことが挙げられます。 バックマーケットで販売している中古&整備品のiPhone SE(第3世代)も人気モデルの一つで、5万円以下で購入できる安い機種もあります。この価格帯では充分なスペックで、A15チップのプロセッサはiPhone13モデルと同等の性能です。 通信規格で普及しつつある5Gに対応しており、iPhone13・iPhone14などの6.1インチモデルと比べたらバッテリー性能は低めですが、SE2と比べたらバッテリー持続時間が延びています。 iPhoneの購入に多くの費用をかけるのは避けたいけど、最低限必要な機能が欲しいといったユーザーにはiPhone SE(第3世代)がおすすめです。動画視聴やLINE・SNSアプリといった基本的な用途や、動画撮影・オンラインゲームなど負荷の大きい使用でも快適に操作できます。
iPhone SE(第3世代)を安く買う方法・価格比較
iPhone SE(第3世代)の購入検討では、どこで買うのが最も安いのか気になる人も多いでしょう。最安値については時期によって異なるので一概には言えませんが、新品と同等の品質でお得に購入できるリファービッシュ品(整備済製品)がおすすめです。
iPhone SE(第3世代)の新品価格
Apple Storeより公表されている新品での価格は以下の通りです。
- 64GB:62,800円
- 128GB:69,800円
- 256GB:84,800円
iPhoneのストレージ容量によって価格が異なり、動画撮影やゲームアプリのダウンロードなどあまりしないユーザーは、低価格の64GBでも充分に使えるでしょう。ただ、ストレージ容量を多く必要とする場合には、新品のiPhone SE3では高く感じるかもしれません。
iPhone SE(第3世代)の中古品も安いけど注意点もあり
iPhoneの購入では安い中古品を考える方もいますが、品質保証のない中古iPhoneでは注意点も多いです。中古iPhoneを購入する際の注意点として、フリマアプリなど個人間取引で販売されるiPhoneは不具合や外観の傷など質が悪かったり、SIMロック・赤ロムによる通信制限などのリスクもあります。 購入した中古iPhoneがすぐに故障して使えない場合でも、保証制度がなければ返品や返金もできません。安さ重視で中古iPhoneを選びがちですが、不具合やトラブルも想定されますのでご注意ください。
リファービッシュ品(整備済製品)が安く高品質でおすすめ
新品のiPhone SE(第3世代)はAppleまたは専門店で購入できますが、おそらく一番経済的なのはiPhone SE3のリファービッシュ品(整備済製品)です。バックマーケットで販売しているリファービッシュ済のiPhoneは専門家による検品やクリーニングのほか、必要に応じた修理・部品交換も行うので新品と同等の品質で使えます。 格安で購入できる上に1年間の動作保証を受けられて、30日以内であれば返金保証も適用されます。また、バックマーケットの整備品はバッテリー品質に関する保証や赤ロム保証もあり、優れたハイクオリティーの整備済スマートフォンをご購入いただけます。 iPhone SE(第3世代)の価格目安は5万円前後で、ストレージ容量の大きい256GBでも6万円台と比較的安いです。品質と価格、両方の需要を満たすリファービッシュ品をぜひご活用ください。 👉iPhone 中古&整備品の商品一覧はこちら!
iPhone SE(第3世代)に代わるおすすめのモデル・機種は?
2022年にリリースされたiPhone SE(第3世代)以外の機種も比較したい場合、いくつかのiPhoneモデルが候補として挙げられます。
より安い機種であればiPhone SE(第2世代)
代替機でおすすめするのは、上記でも紹介しました2020年リリースのiPhone SE(第2世代)です。 サイズや重量、解像度、カメラなどの性能はほぼ同じで、主な違いはプロセッサにあります。 iPhone SE2はiPhone11シリーズと同じチップのA13 Bionicを搭載していますが、ライトユーザーが使うスマートフォンとしては充分な性能です。リファービッシュ品で2万円台と格安な価格帯で、5Gの通信をしなくても問題ないユーザーやコンパクトなスマートフォンを好むのであれば購入価値が高いでしょう。
より性能が良い機種ならiPhone13
2021年に発売されたiPhone13シリーズも、注目される型落ちモデルの一つです。iPhone SE(第3世代)と同じA15 Bionicチップを搭載しており、性能面で似ている部分もあります。 画面サイズは6.1インチと大幅に大きくなり、解像度も向上し、超広角カメラを加えたデュアルカメラも追加されています。 iPhone13のリファービッシュ品は特に売れている機種で、7万円台からご購入いただけます。iPhone SE3と比べると多少高めですが、カメラやバッテリー性能を重視するユーザーにおすすめです。 また、SE3のような小型なスマートフォンが欲しいユーザーはiPhone13 miniのリファービッシュ品も比較するといいでしょう。無印モデルよりも多少安く、5.4インチのコンパクトな端末は片手で操作しやすくスペックも充分です。
カメラや動画撮影に特化した機種ならProモデルもおすすめ
iPhoneでより高画質な写真や動画を撮影したいユーザーは、Proモデルの性能が向いています。iPhoneシリーズでminiやPro・SE・Plusなど様々なモデルを比較した上で、上位機種であるProモデルのカメラ性能や優れたバッテリーなどを気に入る方もいるでしょう。 Proシリーズの型落ちモデルはiPhone13・14がお手頃な価格で、性能も高く人気です。iPhone13とiPhone14の比較をしてみた上で、自分に合ったProモデルを探してみましょう。iPhone14 Proモデルは4,800万画素のメインカメラに、A16 Bionicチップなど機能性の高さで評価されています。
iPhone SE(第3世代)は中古&整備品のバックマーケットがおすすめ!
スマートフォンの整備品なら性能を犠牲にすることなく、新品と比べて安く購入することができます。 型落ちモデルも多く取り揃えており、iPhone SE3のように貴重なホームボタンが残っている機種など選択肢が増えます。 中には新品のスマートフォンしか使ったことがなく、リファービッシュ品(整備済製品)に対して品質などの不安を感じる方もいるでしょう。ですが、バックマーケットのリファービッシュ済iPhoneは1年間の動作保証と30日間の返金保証もあり、万が一望んでいたものと異なる機種を注文してしまったり、不具合が確認された場合も問題なく返品・修理が可能です。 日本国内ではまだリファービッシュ品の知名度は低いですが、環境問題への意識がより強いヨーロッパではiPhoneやMacなどのガジェットだけでなく、ゲーム機器などもリファービッシュ品が浸透しています。リファービッシュ品は言わば再生品で、CO2や電子廃棄物の削減に大きく貢献します。 価格の安さだけでなく、環境保全の観点でもリファービッシュ品の普及が期待されます。経済的・地球環境的にも意義のあるエコな整備済製品を活用してみてはいかがでしょうか。
👉リファービッシュ品と中古品との違いとは?
中古&整備品のiPhone SE(第3世代)でよくある質問と回答
参考までに、バックマーケットでリファービッシュ品のiPhone SE(第3世代)を購入する際によくある質問と回答をまとめました。
バックマーケットで使える支払い方法は?
バックマーケットで販売している商品のご購入では、クレジットカード(Visa、MasterCard、JCB)とコンビニでの現金払いが可能です。 コンビニ払いに対応している店舗はローソンやファミリーマートのほか、セイコーマート、ミニストップがあります。コンビニ払いに関して、ご注文が確定してから41時間以内に決済されなかった場合には、ご注文は自動的にキャンセルされますのでご了承ください。
バックマーケットで購入する際の送料は?
バックマーケットは全国送料無料でご利用いただけます。ただし、業界最高水準の品質管理を行うために使用される販売手数料の支払いがございます。 詳細はBack Marketの販売手数料でご紹介していますが、購入金額に応じた販売手数料となります。例えばiPhone SE(第3世代)で25,000円の金額だった場合、330円の販売手数料がかかります。
リファービッシュ品の状態・コンディションは購入前に分かる?
バックマーケットではリファービッシュ品の品質をお客様へ明確に伝え、透明性を高めることを目的に3段階のグレードで評価しています。 Aグレードは新品同様の品質でごく軽い傷がある程度で、Bグレードは軽い経年劣化を感じる外観で、Cグレードは経年劣化があり画面にもわずかに見える程度の傷があります。 ただ、Cグレードのリファービッシュ品でも基本的に問題なく使える品質で、実際にバックマーケットでご購入いただいたお客様からのレビューでもご好評いただいております。バックマーケットの信頼性・お客様のレビュー紹介でも取り上げていますが、それでも品質が気になるユーザーはAグレードの商品を優先するといいでしょう。