2023年4月にリリースされたGalaxy S23・Galaxy S23 Ultraモデルは型落ち機種ですが、最新シリーズと比較しても大きな性能差がなく、今から安く購入・買い替えしたいAndroidユーザーも多いでしょう。Galaxy S23・S23 Ultraでは過去にキャリアでの投げ売りがされており、下取りや中古品を選ぶ方法も一般的ですがデメリット・注意点もあります。機種だけを安く安全に買うなら、Back Market(バックマーケット)のリファービッシュ品もおすすめです。
Galaxy S23・S23 Ultraを安く買える時期・タイミングは?
2023年4月にリリースされたGalaxy S23・S23 Ultraなどの人気スマホ機種は、後継機種のリリースや期間限定セールなどで安く買えるタイミングがあります。
後継機種・最新のGalaxyシリーズのリリース後
Galaxyシリーズは毎年新作モデルが登場しており、2024年にはGalaxy S24シリーズ、2025年にはGalaxy S25シリーズも発売されています。後継機種がリリースされると、型落ちモデルになったGalaxy S23・S23 Ultraが安くなることがあります。
Galaxy S24・S24 Ultraを安く買う方法でも解説していますが、型落ちモデルになるとリファービッシュ品や中古価格、キャリアでの投げ売りなど安く販売される傾向が見られます。最新のGalaxy機種はプロセッサ以外のスペックの違いがそこまでないことから、型落ちモデルの方がコスパ面でおすすめです。
年末年始・決算期などの期間限定セール
Galaxyモデルは大手通販サイトやSamsungの公式サイト:Samsungオンラインショップなどで販売されていますが、各サイトで期間限定セールも開催されています。年間を通して、スマホのブラックフライデーセールや年末年始、新生活などのイベントや決算期のセールなど様々です。
新生活を迎える学生向けのガジェットでも、Galaxyなどの人気スマホが注目されます。買い替えや新規購入の需要がある時期で積極的にセールを開催していますが、キャンペーンの時期を逃してしまったり、いつでも好きなタイミングでGalaxy S23・S23 Ultraを購入するならリファービッシュ品がおすすめです。
大手キャリアの投げ売りでGalaxy S23・S23 Ultraを安く買う方法
Galaxy S23シリーズでは以前に、大手キャリアでの投げ売りをしていました。投げ売りは定価よりも実質的な価格が下がり、新規契約や乗り換えするユーザーにとってメリットはあるものの、購入・契約時の注意点もあります。
Galaxy S23・S23 Ultraのキャリア販売は終了
Galaxy S23シリーズは古い機種になるため、キャリアでの販売は終了しています。ただ、ドコモなどのキャリアで投げ売り(返却プログラムによるキャンペーン)が行われていた際には、安く買うことができました。
参考までにドコモの返却プログラムでGalaxy S23 Ultra(512GB)を購入した場合、本体の通常価格は236,500円でしたが、23回の月額払いで141,460円の負担額となり、95,040円分の割引がされていました。
Galaxy S24 Ultra・S24 FEはキャリアの投げ売り対象
後継機種のGalaxy S24 UltraやGalaxy S24 Ultraは2025年11月時点でも、大手キャリアで投げ売りがされています。auの「スマホトクするプログラム」は25ヶ月目での端末返却で、残価の支払いが免除になり、時期やキャンペーン内容によって価格は変わりますが、Galaxy S24 Ultra(256GB)では実質的な負担額が99,800円となります。
Galaxy S24 FEは廉価版モデルで、auの販売価格は83,600円ですが機種変更による返却プログラムの利用により、実質31,900円の負担額まで軽減します。一括購入の場合には負担額はそれほど減りませんが、乗り換えの場合には一括61,600円の価格と安くなっています。
大手キャリアでは端末だけの購入が難しい:特定の通信契約・プランの加入が必要
大手キャリアでのスマホ契約・購入は信頼感があり、他のキャリア・携帯会社から乗り換えする際にはよりお得なキャンペーン価格になります。ただ、キャリアでのスマホ購入はセール・キャンペーンの場合、基本的には端末だけ買うことはできなく通信プランの加入が必要です。
例としてauの返却プログラムでGalaxyモデルを購入する場合、月額の料金で5,000〜6,000円ほどの通信プランに加入することになります。楽天モバイルや格安SIM会社では月額1,000〜2,000円ほどのプランも一般的になっている中で、大手キャリアの通信プランは高いように感じます。
公式サイト・通販サイトでGalaxy S23・S23 Ultraを安く買う方法
Galaxy S23・S23 Ultraなどの人気機種は、公式サイトや通販サイトでのポイント還元や下取りサービスで安く買うこともできます。
通販サイトではポイント還元の特典あり
Amazonや楽天などの通販サイトでは期間限定キャンペーンのほか、ポイント還元でお得になります。キャンペーンによってはポイントアップで最大10倍以上の還元になることもあり、普段から通販サイトをよく利用する方にとってメリットに感じます。
ただし注意点として、キャリア販売と同様に通販サイトや公式サイトでも最近のモデル以外は在庫がない傾向が見られます。Galaxy S23シリーズなどの型落ちモデルは、公式サイトの販売は終了しています。
Samsung公式サイトでは下取りで安く購入できる
Samsungの公式サイトでGalaxyなどの製品を購入する際、1台のご購入につき1台不要な製品を下取りに出すことができます。Samsung下取りサービスはメーカー公式による運営であることから、信頼性も高いです。
下取りについてはドコモやauなどのキャリアでも実施しており、Galaxyの古いモデルを使っているユーザーは多少ですが値下げが期待できます。
Galaxy S23シリーズなどの売却ではBack Market買取サービスもおすすめ
下取りとは別で、Galaxyなどの古いスマホやタブレットなどを個別で売却したい場合にはBack Market買取サービスもおすすめです。バックマーケットの買取ではWeb上からすぐに査定価格の見積もりができるほか、宅配買取で手続きがしやすいです。
古いスマホや携帯電話の処分にお困りの方や、少しでもスマホの買い換え費用を安く済ませたいユーザーはぜひ、Back Market買取サービスから査定価格だけでも確認しておくといいでしょう。Galaxyシリーズの古い機種について、Galaxy買取ページで買取最高値も掲載しています。
買取可能なGalaxyモデルの例 | 機種別の買取価格紹介ページ |
Galaxy S20シリーズ | |
Galaxy S21シリーズ | |
Galaxy S22シリーズ | |
Galaxy S23・S23 Ultraを中古品で安く買う方法はおすすめしない
型落ちモデルのスマートフォンは中古品市場でも多く販売されており、フリマサイトでも気軽に購入できますが品質面でおすすめしません。
在庫はあるものの品質が悪く後悔することも
中古のGalaxy S23・S23 Ultraは定価と比べて値下げされているものの、中古スマホは品質が悪く機種選びで難しいです。
良品を購入しても端末の傷が目立つ
思ったよりも使用感のある中古品を買ってしまった
バッテリーの消耗が激しくすぐ充電する必要がある
といったリスクが中古スマホにあり、新品同様の状態で使いたい方にとっては後悔する可能性が高いです。Galaxyのほか、中古品のiPhoneに関する注意点も解説しています。
フリマアプリの中古スマホは保証制度がなく高リスク
フリマアプリでも中古のGalaxyモデルは購入できて、一般的な中古相場よりも価格が安いですが個人販売の中古スマホは避けておくべきです。個人販売では品質保証がなく、購入後すぐに故障しても返品や交換ができません。
販売元が不明確なフリマアプリの中古スマホは、正常な白ロムでなく端末の分割支払いが滞っている赤ロムの端末も出回っており、購入者個人のSIMカードを入れてもモバイルデータ通信ができないトラブルもよくあります。
Galaxy S23・S23 Ultraの未使用品は在庫が少ない
新品より安く購入する目的で、Galaxy S23・S23 Ultraの未使用品を探す方もいるでしょう。最新モデルでは未使用品が多少出回っているものの、数世代前の機種では在庫がほとんどなく購入できる可能性が低いです。
また、未使用品は中古品より価格が高く、そこまでお得に感じません。ハイエンドモデルのGalaxy S23 Ultraモデルを10万円以下の価格で購入したい場合、未使用品では難しいでしょう。
リファービッシュ品のGalaxy S23・S23 Ultraで安く買える!
Galaxy S23シリーズを安く買う方法について一通り解説しましたが、いつでもお得に購入できる方法ではリファービッシュ品(整備済製品)がおすすめです。
型落ちモデルのリファービッシュ品は大きく値下げされている
バックマーケットのリファービッシュ品は数世代前の機種を中心に大きく値下げされており、定価だと10万円以上するハイエンド機種でも以下の通り、お得な価格になっています。
Galaxy S23のリファービッシュ品:¥49,000
Galaxy S23 Ultraのリファービッシュ品:¥75,914
2025年11月17日時点の最安値目安で、ご自身の予算とあわせて検討してみるといいでしょう。上位機種のUltraモデルも安くなっていますので、ディスプレイの大きさやカメラ性能にこだわりがあるGalaxyユーザーにおすすめです。
リファービッシュ品は中古品とは異なり高品質
リファービッシュ品は言わば再生されたデバイスではありますが、新品と同等の動作が確認された状態で販売されています。そのため、中古品とは違って高品質で安心してお使いいただけます。
日本国内ではリファービッシュ品についてまだ広く浸透していないものの、スマホやタブレット、ノートパソコンなどを中心に様々な製品で利用されています。詳しくはリファービッシュ品と中古品の違いで解説しており、気になる方はぜひご参考ください。
SIMフリーなので格安SIMも利用しやすい
バックマーケットで販売しているリファービッシュ品のスマートフォンは全てSIMフリーで、格安SIMや楽天モバイルなどの人気プランを別途契約することで月額のコストもおさえられます。
キャリアの投げ売りでは通信プランの契約が必須でしたが、リファービッシュ品はスマホ本体のみを安く購入するおすすめの方法です。現在使っている格安SIMのプランを継続したい場合にも、SIMフリーのリファービッシュ品が役立ちます。
参考:Galaxy S23とGalaxy S23 Ultraモデルのスペック比較
Galaxy S23とS23 Ultraの性能について、それぞれの違いや特徴も参考までにご紹介します。Galaxy Sシリーズには通常モデルと上位機種のUltra、廉価版のFEモデルなどがあります。
Galaxy S23とGalaxy S23 Ultraモデルのスペック一覧
Galaxy S23とGalaxy S23 Ultraは2023年4月にリリースされたモデルで、以下表の通り端末の大きさやカメラ、バッテリー性能などが主な比較ポイントとなります。
| Galaxy S23 | |
リリース月 | 2023年4月 | 2023年4月 |
サイズ | 146.3 x 70.9 x 7.6mm | 163.4 × 78.1 × 8.9mm |
重量 | 168g | 234g |
プロセッサ | Snapdragon® 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxy(8GB) | Snapdragon® 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxy(12GB) |
ストレージ | 256GB | 256GB・512GB・1TB |
ディスプレイサイズ | 6.1インチ(最大120Hz) | 6.8インチ(最大120Hz) |
解像度 | 2340 × 1080 | 3088 x 1440 |
認証方法 | 顔認証・指紋認証 | 顔認証・指紋認証 |
アウトカメラ | 広角カメラ:5,000万画素 超広角カメラ:1,200万画素 望遠カメラ:1,000万画素 | 広角カメラ:2億画素 超広角カメラ:1,200万画素 望遠カメラ:1,000万/1,000万画素 |
インカメラ | 1,200万画素 | 1,200万画素 |
バッテリー性能 | 3900mAh(動画再生:最大22時間) | 5000mAh(動画再生:最大26時間) |
カラーラインナップ | クリーム・ファントムブラック・ラベンダー | クリーム・ファントムブラック・グリーン |
リファービッシュ品価格 | ¥49,000〜 | ¥75,914〜 |
Galaxy S23モデルは軽量で価格も安い
通常モデルのGalaxy S23は168gの重量、6.1インチの画面サイズがUltraモデルと違う点で片手での操作が比較的しやすいです。端末サイズが小さい分、S23 Ultraよりバッテリー容量は小さくなりますが動画再生で最大22時間持続します。2024年リリースのiPhone16モデルと同等のバッテリー性能で、充電なしで1日中使えるユーザーが大半です。
バックマーケットで販売しているリファービッシュ品では、Galaxy S23モデルがより値下げされています。5万円前後の価格帯で買い替えしたいユーザーにとって、コスパの良さがメリットに感じるでしょう。
Galaxy S23 Ultraモデルはカメラ・ディスプレイ性能で評価
上位機種のGalaxy S23 Ultraモデルはカメラ性能が高く、Galaxyシリーズで初の2億画素メインカメラを搭載しているほか、1,200万画素の超広角カメラと最大10倍の光学ズームに対応する望遠カメラといった構成になっています。デジタルズームで最大100倍と非常に高く、遠くの被写体や細部の撮影に適しています。
S23モデルとの違いではSペンを使った操作やプロセッサ性能の高さ、ディスプレイ性能の違いもあります。Galaxy S23 Ultraは6.8インチの大画面で、動画視聴やアプリゲームなど様々な用途でも使いやすいです。
Galaxy S23・S23 Ultra以外に安く買えるおすすめ機種は?
リファービッシュ品ではGalaxy S23・S23 Ultraモデル以外の選択肢もあり、より安く機種変更をするなら過去モデルも比較しておくといいでしょう。
性能にこだわりがないならGalaxy S23 FEモデル
スペックをある程度下げても問題ないなら、廉価版のGalaxy S23 FEモデルもおすすめです。定価でも10万円以下と安く、6.4インチの画面サイズに望遠カメラを含むトリプルカメラシステムなど、ミドルレンジスマホとして充分な性能です。
Galaxy S23と比較して望遠カメラ・フロントカメラの画素数やディスプレイの最大輝度、バッテリー持続時間で多少劣りますが、6.1インチの画面サイズが多少小さく感じる場合にはFEモデルがおすすめです。
短期間での機種変更をするならGalaxy S21・22シリーズ
過去機種ではGalaxy S21・S22シリーズもあり、古い機種でも一般的な用途では問題なく使えます。Galaxy S21のレビューでは動画再生で最大20時間持続するバッテリーや、6,400万画素の望遠カメラなどが評価されています。
Galaxy S22の性能レビューでも、最大120HzのリフレッシュレートやGalaxy AIの対応など、同世代のiPhoneシリーズと比べても優れている点が多いです。リファービッシュ品ではより安くなっており、2年ほどの短期間でスマホをまた買い替えしたい場合にはS21・S22から選んでみるといいでしょう。
AI機能などのスペック重視ならGalaxy S24・S24 Ultraモデル
一方でハイスペックな機種が欲しいユーザーは、後継機種のGalaxy S24・S24 Ultraがおすすめです。Galaxy S24シリーズはバッテリー性能が大幅に向上しており、リアルタイム翻訳などのAI機能も強化されていますのでプライベートやビジネスシーンなど様々な使い方で役立ちます。
Galaxy S24シリーズ以降ではAndroid OSのアップデートサポートが最大7年に延びたこともあり、今から購入しても長期的に使えます。高負荷がかかるアプリゲームや動画編集などをするユーザーも、プロセッサが強化されたGalaxy S24シリーズで快適に使えるでしょう。
Galaxy S23・S23 Ultraモデルを安く買う方法でよくある質問と回答まとめ
Galaxy S23やGalaxy S23 Ultraを安く購入する方法に関して、よくある質問と回答も参考までにまとめました。
機種の購入では分割払いと一括払いのどちらが良い?
一般的な支払いでは分割支払いの場合、金利や手数料が加算されますので一括払いよりも総額のコストが増えます。ただ、月々の支払いで1回あたりの費用はおさえられるので、端末料金の一括支払いで経済的な余裕があまりないと感じる場合には分割支払いが良いでしょう。
また、キャリアの2年返却プログラムでは分割払いの方がより大きな値引きになることが多く、一括払いではそれほど安くならない傾向が見られます。
SIMフリーの機種ならどのキャリアでもモバイルデータ通信ができる?
SIMフリーのGalaxy S23・S23 Ultraでは、楽天モバイルやドコモなど大半のキャリアでモバイルデータ通信ができます。利用を始める際にはSIMカード、またはeSIMの設定が必要ですが、Galaxy S23シリーズはeSIM対応のスマートフォンです。
Galaxy S23・S23 Ultraは5Gミリ波対応の機種で、周波数帯域が広く通信速度が速いミリ波が使えることで高速通信の安定性がメリットとなります。詳しくは5Gミリ波対応のスマホ機種をご参考ください。
バックマーケットのリファービッシュ品で安く買う方法はある?
Galaxy S23・S23 Ultraなどのモデルをリファービッシュ品で購入する場合、グレードによって価格帯が異なることを確認しておくといいでしょう。Aグレードやプレミアムグレードのリファービッシュ品スマホは使用感がなく、コンディションは良いですが多少価格は上がります。一方でBグレードやCグレードのは外観や傷でのデメリットはあるものの、より安くご購入いただけます。
また、学生の方はバックマーケットの学生割引もご利用いただけます。30,000円以上(税込)のお買い物で3,000円オフのプロモーションコードが使えますので、お子さん向けのスマホ購入でもおすすめです。

























