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ブラックフライデーはもう古い? サステナビリティなグリーンフライデーとは?

「ブラックフライデー」に代わる新たな消費イベント「グリーンフライデー」が注目され始めている。このイベントは、持続可能な消費モデルを提案していき、日本でもサステナビリティやエシカル消費の取り組みが広がっている。リユースやリサイクルを合言葉にしたエシカル消費な動きが今後も注目されそうだ。

そもそもグリーンフライデーとは? 日本のブラックフライデーと何がちがうの?

日本でもここ最近アマゾンなどを中心に話題となる11月の一大消費イベント、ブラックフライデー。

もともとは毎年アメリカなどで、感謝祭の翌日から行われる大規模なセールのことで、過剰な安売りが大規模に各所で行われるため、競争原理も相まって過剰消費の原因となることが指摘されています。

そこでそんな動きを否定する形で最近注目されはじめているのが「グリーンフライデー」。

グリーンフライデー運動は、そんな大量消費のイベントであるブラックフライデーを否定し、様々な形での「持続可能な消費モデル」を提案していくイベントです。

日本でも、最近話題のサステナビリティの取り組みやエシカル消費で出来ることとして、少しづつですが広まっている様子。

そういったSDGsの身近な例としては、メルカリが行った「新作ゼロのサステイナブルファッションショー」などがあります。

他にも、「リユース」や「リサイクル」を合言葉にした、エシカル消費な動きはこれからも注目することになりそうです。

スマホをとりまく環境汚染問題

さて、私たちバックマーケットも、EコマースとしてWeb上で消費物を販売している企業として、この問題に無関心ではいられません。

バックマーケットが誕生したのは2014年ですが、もともと電子機器の新商品生産の廃止を目標にかかげ、誕生しています。

もちろん、iPhoneやiPadなどの新しい技術に完全に反対しているわけではありません。

まだ使えるものをきちんと品質管理して、リサイクルスマホを提供し、なるべく環境を汚染しないようにという、エコリサイクルやサステナビリティの理念で立ち上げられました。

というのも、私たちが何気なく使っているスマホ、実はものすごく環境に負担がかかっています。

環境汚染問題の一つの事例としてもあげられるほど、様々な問題が原材料から生産工程、輸送、そして廃棄にいたるまで、様々な環境問題の原因となりえます。

環境汚染対策を世界で取り組んでいる今の時代、スマホ業界ももちろん他人事ではいられません。

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ブラックフライデーで特価! でもその商品、本当に必要?一度立ち止まって考えてみよう

さて、日本のブラックフライデー、最近盛り上がり始めた季節イベントのひとつではありますが、こうした背景を踏まえてみてみるとどうでしょうか?

もちろん欲しかった商品が特価で販売されているとすれば、欲しくなるのもわかります。ここを逃すとチャンスはないのかも…?

でも、そんなときにひとつ立ち止まって考えてみましょう。無理に環境のことばかり考えると、苦しいのでひとまず落ち着いて自分のことを考えてみましょう。

その商品、本当に欲しかったのか…? 「特価だから」欲しくなったのか…?

もちろんそれでも必要なものなら購入するべきかもしれません。

ですが、こういった考え方をすると、環境に優しいエシカル消費の出来ることに一歩近づくのはもちろん、自分の財布に優しい行動であることも、もちろんとても大きな利点だと思います。

ブラックフライデーでスマホなども特価で販売されることも多いので、この機会に新しいスマホに新調しよう! と思っていた方もいるでしょう。 せっかくだから新しいものにしたい気持ちもありますよね。

そこでエシカル消費なアクションとして整備済みの中古スマホをおすすめ!

そこでバックマーケットできちんと整備された、まだ新しいモデルを、中古スマホのおすすめ手段として検討してみるのはいかがでしょう?

まだ新しいモデルとはつまり、あまり使われずに誰かが手放したスマホにほかなりません。

手放すのには様々な理由があるので、一概に悪いとは言えませんが、それを誰かが引き継ぐことで、あなたもひとつ、無理せずエシカル消費の取り組みのエコなサイクルに関わることが出来ます。

これがバックマーケットが提案する、新しい「グリーンフライデー」の形のひとつです。

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スマホメーカー側でもサステナビリティへの取り組みを行っている

もちろん、スマホメーカーサイドでもこういったエシカル消費やSDGsへの取り組みを傍観しているわけではありません。

iPhoneを生産するAppleは、サステナビリティへの取り組みをホームページにて公開しています。

企業活動ではすでに2020年からカーボンカーボンニュートラルを達成しており、更に2030年までに、iPhoneやiPad、Macbook Proなどを含むすべてのApple製品の生産をカーボンニュートラルにする計画です。

また、大きな違いの一つであった5G非対応ですが、日本の場合、まだまだ5Gが完全に普及しているとは言えず、エリア外に住んでいる方にはあまり関係ないでしょう。

Android スマホ、Galaxyで人気の高いSamsung(サムスン)も、ホームページでSDGsへの取り組みを発表しています。

もちろん各メーカーではただ廃棄するのではなく、原料単位から再販売までリサイクルスマホのために回収などを積極的に行っています。

サステナビリティな商品開発や、こういった動きを始め、消費者サイドでもどんどんとサポートする行動や考えを持つようになれば、大きな問題である環境汚染や私たちの共有する持続可能な開発目標、SDGsもいつか大きな問題ではなくなるのかもしれませんね。

サステナビリティへの取り組みは、無理なく、からはじめよう。まずはグリーンフライデーをきっかけに

長く取り沙汰されている環境汚染問題を始め、SDGs、持続可能な開発目標など、今の私たちの生活には今後の地球を考えていく問題から目をそらして行くことは出来ません。

これは人類全体で考えていくべき問題であり、残された時間ももうあまりないのかもしれません。

しかし、そんな事ばかり考えて、意識を高く持とう! こうあらねば! と考えていると、どうしても疲れてしまいます。いきなり誰もがそのレベルになり行動できればいいのですが、残念ながらそうは簡単にいきません。

そして、そういった「高い意識」を押し付けることによって軋轢が生まれ、余計に反発が生まれてしまう弊害もあります。

やはり人間ですから、誰もが皆、今まで使っていた利便性や、快適さを失いたくはないのです。いきなり今までの行動はよくないから、今日からこうしましょう! と言われても、素直に従えないのも人間です。

なのでまずは自分が苦しくなく、無理せず出来る範囲から、そしてその次はその体験を他の家族や友人、同僚などにシェアしてみて、無理なく良さを自然に伝えていく。

そのためのキーワードとして、バックマーケットでは今年から「グリーンフライデー」を提案していきたいと考えています。

「ブラックフライデー」の名前の由来も、今はすべての店が黒字になるから、とされていますが実はもともとはウォール街での金融危機に端を発しています。

「ブラック」と言われるとブラック企業やブラックマーケットなど、あまりいいイメージがないですね。

そこで、今年からは明るくエコな、「グリーンフライデー」をぜひ広めていきましょう!

中古をベースにきちんとバックマーケット独自の厳しいクオリティ基準で品質管理され、必要ならばバッテリー交換などを施したリファービッシュスマホ、人気のiPhone各世代や、サイズやモデルが豊富なiPadも各機種取り揃えています。

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haru

筆者:HaruEditor

HaruはBack Marketでテクノロジーとサステナビリティという2つの情熱を組み合わせることができ、とても嬉しく思っています。彼女の記事を読んで、リファービッシュド・テクノロジーについてもっと知ってください。

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