
2021年にリリースされた第9世代のiPadは型落ちモデルですが、今から購入しても長く使えるスペック・iPadOSのサポート期間が評価されています。Back Market(バックマーケット)で販売しているリファービッシュ品でもiPad(第9世代)は人気で、価格と性能のバランスを重視する方におすすめです。iPad(第9世代)の寿命や使える期間について、iPadOSのサポート状況やスペックなどを基準に詳しく解説します。
第9世代のiPadがいつまで使えるかを一般的な寿命・iPadOSのサポートから判断
型落ちモデルのiPadではいつまで使えるかが不安なポイントですが、iPadの寿命・使える期間は比較的長く、iPad(第9世代)などの数世代前の機種でもまだまだ利用できます。
現在iPad(第9世代)を使っている場合の寿命・買い替えの目安
第9世代のiPadをすでに使っているユーザーでは、以下のような傾向や寿命を迎えている兆候を確認できる場合には買い替えが推奨されます。
フル充電をしてもすぐにバッテリーがなくなる
コネクタ部分が損傷しており正常に充電できないこともある
アプリの強制終了や端末の再起動がよく発生する
iPad(第9世代)自体の性能はまだ現役で充分に使えますが、長期の使用で端末本体やバッテリーの消耗が進んでいることも多いです。
また、第9世代のiPadでは64GBのストレージ容量も選べますが、動画コンテンツのダウンロードやアプリゲームの利用頻度が多いユーザーにとって容量が少なく、不便だと感じる場合にも買い替えを検討するといいでしょう。関連記事より、iPadのストレージ容量の選び方も解説しています。
iPad(第9世代)の寿命をiPadOSのサポートで判断:2027年まで更新
iPadの寿命を判断する用途として、最新のiPadOSバージョンに対応するかどうかが重要です。2025年にリリースしたiPadOS 26バージョンの対応機種では無印モデルの場合、第8世代以降のiPadを対象にアップデートが可能です。
iPadOSの更新サポートは目安として、リリースしてから5〜6年は継続しますので2021年9月に発売されたiPad(第9世代)は2027年頃まで最新のOSバージョンで使えることが見込まれます。iPadは全体的に高性能で、OSのサポート期間も長いことから過去機種でも使いやすいです。他メーカーとの性能比較について、iPadとタブレットの違いでご紹介しています。
iPad(第9世代)の寿命を修理サポート・セキュリティサポートで判断
iPadの使える期間を判断する上で、修理サポートやセキュリティサポートも関連があります。修理サポートでは目安として、販売終了してから5〜7年程度まで続きます。一般的に販売が終わってから5年ほど経過するとビンテージ製品となり、部品在庫がある場合のみ修理が可能です。
iPad(第9世代)は2024年までApple Storeで販売されていましたので、修理サポートは2029年ごろまでの継続とまだまだ長いです。また、iPadOSのサポートが終了した機種でもセキュリティサポートは1〜2年ほどは継続しますので、iPad(第9世代)のセキュリティサポートも2029年ごろまで対応するでしょう。
第9世代のiPadの寿命・使える期間を他世代のiPadモデルと比較
iPad(第9世代)の寿命はまだ長く、今からの買い替え先でも問題ないモデルですが参考までに他世代の無印IPadモデルについて使える期間を比較します。iPadの世代別比較では、iPadの歴代モデル・過去機種の一覧もご参考ください。
第7世代までのiPadは最新のiPadOSに対応していない
第7世代モデルはiPadOS 18バージョンに対応するiPad機種でしたが、2025年リリースのiPadOS 26バージョンではサポート対象外となりました。そのため、iPad(第7世代)の寿命・使える期間はそれほど長くなく、最新のiPad機能を使いたい方にとって不向きです。
性能面でも違いがあり、第7世代と第9世代のiPadの比較ではプロセッサのスペックやインカメラのセンターフレーム対応、最大ストレージ容量(第7世代:128GB・第9世代:256GB)などの点から第9世代モデルの方が高性能です。ただ、そこまで性能を求めておらず動画を観るだけのタブレットが欲しいなら第7世代のiPadも需要があります。
第8世代のiPadは寿命・使える期間が第9世代より短い
第8世代のiPadも過去機種の中では人気で、iPadOS 26バージョンに対応しているモデルなのである程度のスペックがあります。ただ、2026年のiPadOS バージョンではサポート対象外になる可能性が高く、第9世代モデルと比較して1年ほど寿命が短いです。
性能面もiPad(第7世代)とそこまで変わらないですが、価格重視でiPadを新規購入・買い替えしたい方におすすめです。また、無印iPadでは第9世代モデルまでイヤホンジャック搭載のiPad機種で、有線イヤホンをよく使う方から利便性の高さで評価されます。
第10世代・A16モデルはより長期的に使える
2022年リリースのiPad(第10世代)はUSB-Cコネクタ対応や5G通信対応など、最新のデバイス需要を反映したような特徴があります。さらに最新のiPad(A16)は2025年リリースの機種で第11世代に該当しますが、512GBのストレージ対応や高性能なA16チップの搭載で動画編集やアプリゲームの利用でも快適に使えます。
iPadOSのアップデートサポートも第9世代モデルより長く、同じiPadで長期的に使いたい場合には後継機種がおすすめです。
第9世代のiPadは性能・スペック面で今でも使えそう?
数世代前の機種では性能面の不安もあるかもしれませんが、動画視聴やデジタルノートの利用、SNSなどの一般的なアプリ使用といった用途では問題なく使えます。
iPad(第9世代)の基本スペック
第9世代のiPadについて、基本的なスペックは以下表の通りです。10.2インチの画面サイズはタブレットの中だと平均的な大きさですが、最近のモデルは10.9インチ(11インチ)が多いので、少し小さく感じるかもしれません。関連記事より、iPadのサイズ比較も解説しています。
iPadの基本スペック | iPad(第9世代) |
リリース日 | 2021年9月 |
搭載チップ | A13 Bionic |
画面サイズ | 10.2インチ |
端末サイズ | 250.6mm x 174.1mm x 7.5mm |
重量 | 487g(Wi-Fiモデル) 498g(セルラーモデル) |
CPU・GPU | 6コアCPU・4コアGPU 8コアNeural Engine |
メモリ | 3GB |
カメラ性能 | アウトカメラ:800万画素 インカメラ:1,200万画素 |
ストレージ容量 | 64GB・256GB |
バッテリー持続時間(動画再生) | 最大10時間 |
通信 | 5G非対応(Wi-Fi 802.11ac) |
生体認証 | 指紋認証 |
コネクタ | Lightningコネクタ |
Apple Pencil対応 | Apple Pencil(第1世代) |
キーボード対応 | Smart Keyboard |
リファービッシュ品価格(2025年12月14日現在) | ¥33,200〜 |
iPad(第9世代)のスペック特徴・評価されるポイント
型落ちモデルの無印iPadでも便利な機能が多く、iPad(第9世代)では高性能なインカメラやiPadOS 26バージョンで改善されたマルチウィンドウシステムで、複数のタスクもこなしやすいです。
センターフレーム対応のインカメラはビデオ会議・リモートワークで便利
iPadOS 26バージョンの機能対応で、マルチタスクがしやすい
iPad(第9世代)のリファービッシュ品も安価で購入しやすい
PDFの資料を確認しながらメモを取ったり、ブラウザを小さなウィンドウで開いて調べ物をするなら、学業やビジネスシーンでも操作のしやすさを感じます。また、バックマーケットで販売しているリファービッシュ品のiPad(第9世代)は安価で、コスパ面でもおすすめです。
iPad(第9世代)のデメリット・後継機種とのスペック比較
ただ、より高性能なiPad・タブレットが欲しいユーザーにとって、第9世代モデルでは物足りないかもしれません。具体的には以下のような気になるポイント・デメリットを確認できます。
互換性の高いUSB-Cケーブルが使えない
5G通信に非対応
ホームボタンがあることで画面が小さく感じる
フロントカメラの位置が画面上部で、横向きにすると顔の位置が合わせにくい
第10世代のiPadからは従来のLightningコネクタからUSB-Cコネクタに変更されており、5G通信対応やフロントカメラの位置変更、10.9インチの画面サイズ拡大なども高評価です。気になる方は関連記事より、第10世代と第9世代のiPadの違い・比較もご参考ください。
今からiPad(第9世代)の購入でおすすめのユーザーは?
少し古い機種になりますが、第9世代のiPadは今から購入しても充分活用できるモデルです。動画編集や画面性能の高さなど、ハイエンドモデルへのこだわりがなければiPad(第9世代)で満足できます。
コスパ重視でタブレットが欲しい場合にiPad(第9世代)はおすすめ
iPadは毎年新型モデルが登場しており、2025年にはiPad Air(M3)モデルやiPad Pro(M5)モデルもリリースされました。上位機種ではプロセッサ性能を中心に改善されており、動画編集や3DCG制作など専門的な作業でも快適に使えます。
👉2024年モデルのiPad Air・Proモデルのレビューも解説!
ただ、正直なところプロセッサ以外の性能で過去モデルや無印モデルとの違いを感じることが多くなく、価格も高いことからオーバースペックの恐れもあります。普段からそこまでタブレットを使用することが多くなく、手軽にコスパ重視で選びたいのでればiPad(第9世代)がおすすめです。
大学生向けのiPadでもiPad(第9世代)は充分なスペック
第9世代のiPadはOSアップデートサポートも継続しており、Apple Pencilも第1世代モデルとの互換性があることから、大学の講義やレポート作成でタブレットを使いたい大学生におすすめのiPadとしても推奨されます。
バックマーケットのリファービッシュ品はお得な価格で販売しており、新生活を迎える学生向けのガジェットで購入したり、入学祝いでのプレゼントでもiPad(第9世代)はお手頃な機種です。学生がiPadを安く買う方法として、学割の活用もできます。
iPad(第9世代)からの買い替えでおすすめの機種:用途に応じてiPad Air・Proモデルも検討
一方でiPadを使う目的で、クリエイター向けの用途やパソコン代わりに使うiPadで検討している場合には、より高性能な上位機種がおすすめです。iPad AirやiPad Proモデルはプロセッサ性能が高く、Appleが独自開発したMシリーズのチップ(M1世代以降)は特にハイスペックで、OSサポート・使える期間が長いです。
また、無印モデルのiPadは最新機種(A16)モデルでも、Apple IntelligenceのAI機能に対応していません。ビジネスシーンでの業務効率化でApple Intelligenceを活用したい場合には、最新のiPad miniモデルやM1世代以降のiPad Air・Proシリーズも比較するといいでしょう。
バックマーケットではiPad(第9世代)などの機種で売却もできる!
また、第9世代のiPadなどを長く使っているユーザーで、買い替えだけでなく古い機種の売却も考えている場合には、Back Market買取サービスを有効活用できます。バックマーケットではWebサイトからすぐに査定価格を確認できて、お申し込みも簡単です。
iPadを売るならどこにするべきかご検討中の場合、iPadの買取サービスとしてぜひバックマーケットをお選びいただけますと幸いです。より古いiPadモデルも幅広く、買取対象となっています。
中古品のiPad(第9世代)は使える期間・寿命が短く要注意
iPadの買い替えや新規購入では費用をおさえるために、中古品を選ぶ方も中にはいるでしょう。第9世代のiPadも中古市場で出回っていますが、品質面での懸念からおすすめしません。
中古品のiPadは品質が安定しない:故障リスクが高い
中古iPadをやめておくべき理由として、安定しない品質が挙げられます。中古品は前の使用者によって状態が大きく異なり、使用感のある外観や端末の消耗がよくあります。
商品説明では新品同様といった紹介がされていても、実際にはホームボタンの動作が悪かったり購入してすぐに故障する可能性もあります。寿命の短さや使用感が気になり、プレゼント用のiPadでも中古品は選びにくいですね。
整備されていない中古iPadはバッテリー消耗の可能性もある
中古品は基本的にバッテリーの交換もされないことから、バッテリー消耗が進んだ端末を購入するリスクも考えられます。iPadは自宅だけでなく、学校やオフィスなど様々な場所で使えることから、バッテリー持ちの悪い端末は大きなデメリットを感じます。
バックマーケットのリファービッシュ品ではバッテリー容量保証があり、消耗が進んだ端末についてはバッテリー交換をした上で販売しますが、一般的な中古品はバッテリーの劣化が進んでいることもありますので要注意です。
フリマサイトなど個人販売の中古iPadは保証制度もなく不安
iPadの中古品は個人で販売されている端末もあり、フリマサイトでよく出回っています。普段からフリマサイト・アプリで買い物をする方にとって手軽に購入できますが、個人販売の中古品は品質保証がないので推奨しません。
仮に購入後、すぐに故障や不具合が発生しても返品や端末の交換ができないため、コンディションの悪い中古iPadに当たってしまうことへの気掛かり・不安もあります。
長く使える第9世代のiPadをお得に買うならリファービッシュ品がおすすめ!
iPad(第9世代)についてはスペック自体は問題なくても、長く使える高品質な端末の選び方をしっかりと考える必要があります。数世代前のiPadは新品の在庫がないため、今から購入するならリファービッシュ品(整備済製品)がおすすめです。
中古品と比べてリファービッシュ品のiPadは高品質
リファービッシュ品と中古品の違いでは、端末の状態や品質での比較が重要なポイントです。バックマーケットのリファービッシュ品は専門家による検品やクリーニングだけでなく、必要に応じた修理・部品交換も行います。
新品と同等の動作が確認されたリファービッシュ品は、再生品であっても新品のように使えるため安心です。仮に購入後、故障などが発生しても1年間の動作保証と30日間の返金保証も付いていますので、交換や返品が可能です。
リファービッシュ品のiPad(第9世代)は値下がりしており購入しやすい
今から購入しても長く使えるiPad(第9世代)は、リファービッシュ品だとより安価です。おすすめのiPad機種ランキングでも、型落ちモデルのiPadを中心に人気です。
在庫状況や端末の状態によって価格は変動しますが、iPad(第9世代)の最安値目安は¥33,200〜となります。予算が限られている学生や、気軽にiPadを試してみたいライトユーザー向けで購入しやすくなっています。
寿命・使える期間を重視するなら第10世代・A16モデルもおすすめ
第9世代のiPadでは2027年ごろまでのOSアップデートサポートが期待できますが、より長期的に使いたいなら、後継機種をリファービッシュ品から探してみるといいでしょう。
第10世代モデルはUSB-Cコネクタ対応による利便性の高さが評価されており、最新のA16モデルは2025年にリリースされた機種なので寿命がより長く、OSのアップデート期間は2031年ごろまで続きます。
第9世代のiPadはいつまで使える?に関する質問と回答まとめ
iPad(第9世代)の寿命や使える期間について、よくある質問や回答も参考までにまとめました。寿命の目安としてiPadOSのアップデートサポートが一つの判断軸となりますが、サポート対象外になっても使い道はあります。
🆀 iPadの寿命・バッテリー持ちについて各世代やシリーズごとで異なる?
🅰 iPadの種類・各シリーズごとでバッテリー持ちで大きく変わることはなく、動画再生時のバッテリー持続時間は最大10時間で統一されています。そのため、性能が比較的低い無印モデルのiPadでも、寿命や使える期間が極端に短くなることはありません。
ただ、使用状況によってバッテリーの劣化スピードが変わるほか、iPad AirやiPad Proなどの上位機種は古いモデルでもOSのアップデートサポートが多少長く続く傾向が見られます。
🆀 iPad(第9世代)をより長く使えるためにできることはある?
🅰 iPadを長持ちさせるためには、バッテリーの劣化をなるべく防ぐことが重要です。iPhoneのバッテリーの減りが早い原因と共通するポイントですが、iPadでは充電回数が多かったりバッテリーの劣化を早めてしまう高温下の使用が寿命縮める要因となります。
バッテリー持ちをよくする方法として、画面の明るさ調整や充電回数を減らすことや、常に最新のiPadOSに更新することも重要です。パフォーマンスが下がっても問題ない場合には、低電力モードも有効にするといいでしょう。
また、使用しているストレージ容量の割合が100%に近いと不具合が起きやすくなり、パフォーマンスの低下につながります。必要に応じてストレージの整理を行い、不要なデータやアプリの削除、外部ストレージへのデータ移行をすることで長期的に利用できます。
🆀 iPad(第9世代)でiPadOSのサポートが終了しても使える?
🅰 第9世代のiPadで今後、iPadOSの最新バージョンに更新できるサポートが終了しても、それまでのiPadOSバージョンで使えていた機能には引き続き対応しますので、すぐに使えなくなることはありません。
ただ、古いOSバージョンのiPadでは徐々に機能制限が増えたり、セキュリティリスクが高まるといったデメリットもあります。そのため、メインのタブレットとして本格的に使う端末としては不向きに感じるかもしれません。
サポート終了後の古いiPadの使い道では、MacBookのサブディスプレイや電子書籍、車内でのカーナビなど特定の用途が定番となります。サブ端末のタブレットとして使うのが適しており、プライベートや学業、ビジネスシーンで幅広く使うメインのタブレットを用意するならリファービッシュ品でお得に購入してみるといいですね。














































