ファッションとリファービッシュ品の意外な共通点とは?

2025年9月9日


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Back Market Japan

一見つながりが無さそうな、ファッションとリファービッシュ品。 サステナブルな取り組みという共通点をきっかけに、渋谷に店舗を構える古着屋HUNCHの自社ブランド、BLUE MONDAYとバックマーケットのコラボレーションが実現しました。

環境庁は、「地球環境を守るために何ができるかを考え、取り組む」期間として毎年6月を環境月間と定めています。

「地球温暖化やごみ問題など、さまざまな課題の深刻さが嘆かれる今、ニュースを聞くことにさえ疲れてしまった。」

「世界中で電子ごみが増え続けているという事実を聞いても、何をすればいいのか分からない。」

そんな、自分ひとりではどうすることもできない大きな課題と思われがちな環境問題をもっと身近に、日常の中で気軽に取り組めることとして捉えてもらえるように、B品を扱うブランドBLUE MONDAYとのコラボレーションが生まれました。

“B品”を使ったアパレル商品との出会い

使用感やデザイン、サイズ感などの要素によって1着1着がユニークであり、ファッションアイテムとして人気を集めている古着。同時に、既に生産された製品を長く使い続ける方法という観点から、サステナブルな選択肢としても注目されています。

今回コラボレーションすることになったBLUE MONDAYは、渋谷に店舗を構え、古着を取り扱うHUNCHが自社ブランドとして展開。工場が抱えるB品を使ってオリジナルの商品を生産することで、地球にやさしいものづくりを心がけています。

ファッションとリファービッシュ品の共通点

電子機器と同様に、服を製造する際にも見えないところでたくさんの資源が使われています。さらに、新品と大差ない品質でありながら、細かな糸のほつれなどが原因で弾かれてしまったものはB品とされ、工場で在庫を抱えているという現状があります。

そんな服の生産過程で起きている課題を踏まえて、あえて新品ではなく既に生産されたB品にデザインを施し、できる限り環境負荷をかけない形で商品を展開するBLUE MONDAY。

そんなBLUE MONDAYのものづくりへの姿勢は、リファービッシュ品を通じて「既にあるものを長く使える工夫」をし、電子ごみを減らすことでテック業界の環境負荷軽減を目指しているバックマーケットと共通する部分が多くありました。関連記事より、リファービッシュ品と環境の影響に関する調査結果も掲載しています。

環境月間である6月限定でコラボレーション製品を販売

両者が持つ環境問題への思いをきっかけに実現した、HUNCHとバックマーケットのコラボレーション。B品のTシャツに施したデザインにも、このコラボレーションが実現した背景にふさわしい意味が込められています。

フロントプリント “It’s not BLUE enough”

リファービッシュ品の販売や買取サービスをはじめとして、「テック業界の環境負荷をもっと減らす方法がないか」試行錯誤を重ねるバックマーケットは、日頃から”It’s not green enough”というモットーを掲げ、よりサステナブルな未来への挑戦を続けています。リファービッシュ品について、詳しくは「リファービッシュ品(整備済製品)とは?」で解説しています。

今回、BLUE MONDAYとのコラボレーションを記念し、両者のサステナビリティへの意識を表現する言葉として”It’s not BLUE enough”というメッセージが生まれました。

背面には、BLUE MONDAYのロゴを地球に見立てたデザインに、バックマーケットのロゴをプリントしています。

毎日着る服や使うデバイスの選び方を少し意識するだけで、地球にやさしい選択になる。

気候変動や電子ごみなど、一見壮大に聞こえてしまう地球規模の課題でも、毎日を過ごす中でできる小さな心がけの積み重ねから大きな変化につながるというメッセージを込めて、このコラボレーションは環境月間である6月限定で実現しました。

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筆者:Back Market Japan

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