iPhoneのパスコードを忘れた場合は?対策や初期化方法を解説!

2026年8月24日


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Back Market Japan Tech Lab Team

iPhoneのロック解除では生体認証のほかパスコードも利用されますが、パスコードを忘れてロック解除ができず困っているユーザーもいるでしょう。一般的にパスコードを忘れてしまうと、iPhoneを初期化する必要があります。iPhoneの初期化を行う方法や、例外としてロック解除ができる状況なども解説します。

iPhoneのパスコードに関する概要

iPhoneのパスコードについて、基本的な情報から紹介します。パスコードとAppleアカウント(Apple ID)のパスワードについて混同している方もいるかもしれませんので、その違いも説明します。

iPhoneのパスコードとは?:Appleアカウントのパスワードとの違い

iPhoneのパスコードはロック画面を開く際に使われるコードで、iPhoneの初期設定・アクティベーションの時に設定します。デフォルトは6桁の数字ですが、パスコードオプションを選択することで4桁にできるほか、アルファベットの追加や桁数を増やすことも可能です。

一方でAppleアカウントはAppleに関するサービスを利用する時に使うもので、アカウントを作る際にメールアドレスとパスワードを指定します。Appleアカウントのパスワードを忘れた場合、Apple公式サイトやiPhone端末からリセットすることができます。

👉Appleアカウントの削除方法と手順はこちら!

iPhoneのパスコードを忘れてしまう理由

最近のiPhoneは顔認証(Face ID)や指紋認証(Touch ID)でのロック解除が一般的で、普段パスコードを入力する機会が少ないユーザーもいるでしょう。定期的にパスコードを入力していれば忘れることはありませんが、しばらくiPhoneを使っていなかったりパスコードを変えた直後で思い出せないこともあります。

また、デフォルトでは6桁の数字になるため、銀行の暗証番号と混同して分からなくなったり、iPadなど別の端末と異なるパスコードにして忘れてしまうユーザーもいます。

iPhoneのパスコードを忘れたら基本的には初期化対応

以下でもパスコードを忘れた場合の対処法を解説していますが、基本的にはパスコードを忘れた状態ではロック解除はできず、端末を初期化してから初期設定(アクティベーション)を行う方法となります。自分で決めたパスコードが分かる方法はありませんのでご注意ください。

例外としてパスコードを変更してから72時間以内であれば古いパスコードが使えますが、初期化が必要になるケースが大半です。そのため、iPhoneのパスコードを忘れてしまうリスク対策として普段からバックアップを取ることが重要となります。

iPhoneのパスコードを忘れた場合の対処法1:以前のパスコードで設定し直す

iOS 17以降では、新しいパスコードを忘れてしまったユーザー向けのリセット機能があります。

※以下ではiPhone端末の画面を掲載していますが、使用している機種はiPhone SE(第2世代)で、iOSバージョンは17.7になります。

パスコードを変更してから72時間以内なら以前のパスコードが使える

パスコードを変更してから72時間以内(3日以内)であれば、新しいパスコードを忘れた場合に以前のパスコードを使ってリセットすることができます。

パスコードの入力で何回か間違えると一時的にロックアウトされますが、画面下に「パスコードをお忘れですか?」と表示されますのでタップすると、以下のような画面が出ます。

以前のパスコードを入力して、画面の案内に従って新しいパスコードを設定することができます。パスコードを変えた直後で忘れてしまった場合には、端末を初期化する必要がないため早めにパスコードをリセットするようにしましょう。

iPhoneのパスコードを忘れた場合の対処法2:顔認証または指紋認証でロック解除

パスコードが分からない場合でも、iPhoneの顔認証または指紋認証が有効になっていればロック解除ができます。パスコードを忘れた時にはまず、顔認証や指紋認証で試してみるといいでしょう。

注意点:iPhoneを再起動するとパスコード入力が必須になる

ただし注意点として、iPhoneを再起動した場合にはパスコードの入力が必須となります。また、以下などのケースでは顔認証や指紋認証などの生体認証ではロック解除ができなくなります。

  • iPhoneが48時間以上ロック解除をされていない時

  • ロック解除で過去6日半パスコードが使われていなく、過去4時間の間で生体認証によるロックを解除していない時

  • 生体認証でのロック解除を5回連続で間違えた後

パスコード入力を長期間しなかったり顔認証や指紋認証でのロック解除で失敗すると、パスコード入力が求められますので要注意です。そのため、生体認証でのロック解除ができる状態でも、いずればパスコード入力が必要となります。

生体認証でロック解除できる状態でバックアップを行う

顔認証や指紋認証でロック解除ができる状態なら、再起動をせず早めにバックアップを行うことが重要です。バックアップを取る方法ではiCloudが簡単で、MacBookがあるユーザーはiPhoneを接続してFinderを使ったデータ保存が便利です。詳しくはiPhoneのデータ移行方法をご参照ください。

バックアップができたら、iPhoneの初期化を行うことでパスコードを改めて設定できます。iPhoneの初期化方法は3種類あり、以下で解説しています。

iPhoneのパスコードを忘れた場合の対処法3:パスコードを10回間違えてデータを消去

iPhoneの生体認証・パスコードの設定で「データを消去」がオンになっていれば、パスコードを10回間違えると初期化がされます。

パスコードの入力失敗で「データを消去」がオンになっていれば自動で初期化される

iPhoneのパスコード入力の仕様では、6回連続で間違えると一時的なロックアウト状態になり、1分経過しないとパスコードの再入力ができなくなります。さらに7回目の失敗では5分、8回目の失敗で15分、9回目の失敗では1時間とロックアウトが長くなります。

パスコードを10回連続で失敗すると、生体認証・パスコードの設定で「データを消去」がオンの状態だと初期化されて、初期設定時にパスコードを設定し直すことが可能です。

「データを消去」がオフの場合は完全にロックアウト:別の方法で初期化を行う必要あり

iPhoneの設定によっては、パスコードを10回連続で失敗した際の初期化ができず、完全にロックされます。iPhoneの設定アプリから「Face IDとパスコード」を選択して、「データを消去」がオンになっているかどうかを確認できます。

※以下画面はホームボタン搭載のiPhone SE(第2世代)なので、「Touch IDとパスコード」の項目となります。

「データを消去」がオフになっている場合、パスコードを10回間違えると完全にロックされるため、以下で紹介している別の初期化方法を利用するといいでしょう。

iPhoneのパスコードを忘れた場合の対処法4:「iPhoneを探す」機能から初期化

iPhoneを強制的に初期化してパスコードを再設定する方法では、「iPhoneを探す」機能も使えます。

パソコンのブラウザや別のiPhone・iPadのアプリから「iPhoneを探す」機能を使う

「iPhoneを探す」機能は、パソコンのブラウザやiPhone・iPadなど別のApple端末のアプリから利用できます。例として、パソコンからicloud.com/findのサイトに入り、Appleアカウントにログインします。

iPhoneのほか、iPadやMacBookなど別のApple製品も同じAppleアカウントで登録している場合には、ログイン後の画面で確認・管理ができます。

「iPhoneを探す」機能では遠隔での初期化ができる

この「iPhoneを探す」機能は本来、端末を紛失したケースや盗難によるセキュリティ対策に活用されます。iPhoneのアクティベーションロックの確認・解除方法でも解説していますが、紛失したiPhoneの悪用を防ぐ目的で、遠隔でのアクティベーションロックをかけられます。また、パスコードを忘れた場合でも強制的な初期化で対処できます。

パスコードを忘れてしまった端末を選び、「消去」の項目を選択することで初期化できます。また、「iPhoneを探す」機能を使った初期化ではアクティベーションロックが有効のままで、初期設定時にロックがかかることもありますが、Appleアカウントで登録しているメールアドレスとパスワードを入れれば問題なく解除できます。

注意点:「iPhoneを探す」機能が無効の場合には不可

パスコードを忘れたiPhoneの初期化方法について、上記で紹介した「iPhoneを探す」機能は分かりやすい手順ですが、「iPhoneを探す」機能が無効になっていると遠隔での初期化ができません。

「iPhoneを探す」機能の設定確認は、設定アプリからAppleアカウントの画面に入り、「探す」>「iPhoneを探す」の手順となります。初期化のほか盗難時のセキュリティ対策で役立ちますので、基本的には「iPhoneを探す」を有効にしておくことをおすすめします。

iPhoneのパスコードを忘れた場合の対処法5:リカバリモードからの初期化

パスコードの入力失敗による自動的な「データを消去」機能や、「iPhoneを探す」機能が無効になっている場合には、リカバリモードからの初期化がおすすめです。iPhoneをリカバリモードで起動して、MacやWindowsなどのパソコンに接続することで初期化ができます。

iPhoneのリカバリモードを行う手順

iPhoneのリカバリモードは機種によってやり方が異なりますが、iPhone 8以降・iPhone SE(第2世代)以降の機種は共通で以下の手順となります。

  • あらかじめ電源が切れた状態にしておく

  • 音量を上げるボタンを短く押してすぐに離す

  • 音量を下げるボタンを短く押してすぐに離す

  • MacやWindowsなどのパソコンとケーブルで接続して、すぐにサイドボタン(電源ボタン)を長押しする

  • iTunesのアイコンが表示されたらサイドボタンを離す

iPhone 7シリーズではサイドボタンと音量を下げるボタンを同時押し、iPhone 6Sより以前の機種ではホームボタンと電源ボタンの同時押しでリカバリモードの画面が表示されます。

FinderやiTunesなどを使ってパソコン側からiPhoneを復元する

リカバリモードで起動できたiPhoneをパソコンに接続すると、パソコン側から初期化(復元)の操作ができます。以下ではMacBookに接続してFinderから操作をした場合を紹介していますが、WindowsのパソコンではiTunesが使えます。

リカバリモードではMacBookにダイアログ(Finderの画面)が表示されますので、「iPhoneを復元」を選択することで初期化ができます。

また、MacBook側に以下のようなポップアップも表示されますが、「アップデート」では忘れたパスコードのリセットなどの問題解消はできませんので、基本的には「復元」を選択します。

iPhoneのパスコードに関する今後の対策まとめ

iPhoneのパスコードを忘れた際の対処法について一通り解説しましたが、今後気をつけるべきポイントや、パスコードを忘れた際の初期化に備えた対策も重要です。

不安な場合にはパスコードを控えておく

iPhoneの機種変更でパスコードを新たに設定した際や、セキュリティ対策でパスコードを変更した場合には、パスコードをメモなどで控えておくのがより確実です。

Appleアカウントのパスワードは再設定・リセットが可能ですが、iPhoneのパスコードは変更から72時間以上経過すると古いパスコードを使ったリセットもできなくなるため、より重要です。覚えておくのが不安に感じるなら、紙に書いて大事に保管しておくといいでしょう。

初期化に備えて普段からバックアップを取っておく

万が一iPhoneのパスコードを忘れてしまった場合、端末の初期化対応が必須になるため、バックアップを取っておかないと写真や動画・アプリなどのデータが消えてしまいます。

iPhoneのバックアップはiCloudや、FinderやiTunesでパソコン側にデータを保管しておくことも可能です。パスワードが分からないときだけでなく、水没や落下などによる故障リスクの対策にもなりますので、定期的なバックアップがおすすめです。

スペック不足や故障・不具合も感じるなら買い替えもおすすめ

パスコードを忘れただけではこれまで解説しました通り、強制的な初期化で利用を継続することもできますが、長く使っているiPhoneでは以下のような問題も生じやすくなります。

  • 動作が重く使いづらい

  • バッテリーの消耗が進んでおり一日に何回も充電している

  • ディスプレイのタッチ不良でパスコードの入力を良く間違える

iPhoneの寿命・買い替えのタイミングを迎えており、パスコードを忘れたことが原因で初期化をするなら新しいiPhone端末へ替えた方が良いユーザーもいるでしょう。

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iPhoneのパスコードを忘れた場合の対処法でよくある質問と回答

iPhoneのパスコードを忘れてしまった際の対策やお困りごとに関連する、よくある質問と回答もまとめました。
  • 画面の故障が原因でパスコードを正確に入力できないこともあり、iPhoneの画面割れやタッチ不良などが考えられます。

    iPhoneの画面操作自体ができない場合には、保護フィルムを外して試してみるほか一時的な不具合を解消するために再起動をしてから再度確認してみるといいでしょう。

  • iPhoneの仕様では、パスコードの消去・リセットをデータを残したまま行うことはできません。ネット上ではiPhoneの画面ロック解除ができるソフトやアプリが出回っていますが、使用時のリスクがあります。

    安全性の低い海外のソフトウェア・アプリでは、ウイルス感染や個人情報の流出といった恐れがあるほか、データを保持したままパスコードを消去できるツールでも実際に試してみるとデータが消えてリセットされることもあります。そのため、iPhoneのパスコード解除ソフトは使用を控えておくべきです。

  • 買取業者によってはロック解除ができないiPhoneは売却できないことが多いため、基本的には端末を初期化してから買取サービスに出すといいでしょう。

    ただ、アクティベーションロックが解除されていない端末などは機能不良品だと見なされて買取価格が下がってしまうため、「iPhoneを探す」機能やリカバリモードから初期した場合には、再度初期設定を試してみてアクティベーションロックの有無を確認することが推奨されます。iPhoneの買取準備では、iPhoneを売る前にするべきこともご参照ください。

    不要になるiPhoneなどのデバイスがある方は、Back Market買取サービスもぜひご利用ください。Web上から簡単に査定価格を確認できるほか、宅配買取でお手軽に依頼ができます。リファービッシュ品の購入とあわせて古い端末の売却をすることで、買い替えコストをよりおさえられます。

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筆者:Back Market Japan Tech Lab Team

本記事は、Back Marketの品質管理チームを中心に監修しています。実際にリファービッシュ品の実機レビューを行い、独自の品質基準を満たしているかを日々チェックしているプロフェッショナルです。リファービッシュ品の動作検証やデバイス活用術など、読者の方に役立つ情報をわかりやすくお届けします。

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