
【地球を想うには、今あるものを使うことから。】キャンペーンインタビュー。今回お話を伺ったのは、スノーボードのプロ選手として、自然地形を滑るフリーライドという競技に取り組む加藤彩也香さん。日常のさりげない瞬間から、スノーボードをしている時間まで、無駄な消費を減らすことを心がけています。環境にやさしい行動を意識し始めたきっかけは、自然の中に捨てられているゴミに目が留まり、悲しいと感じたから。自分が好きな景色を守るために、 ゴミができるだけ出ないような消費や山の中でも木々を傷つけないようなライディングを心がけている加藤さんに、リファービッシュ品も地球にやさしい行動の1つとして試していただきました。

佐賀県出身。10歳ごろからスノーボードを始める。ホームは、HAKUBA VALLEY。自然地形を自由に滑るフリースタイラーとして、日本のスノーボードシーンを牽引するライダーのひとり。2026年 FREERIDE WORLD TOUR ジャパンシリーズでは見事優勝、フランスで開催された国際大会でも2年連続優勝を飾る。執筆や映像作品での表現活動にも力を注ぎ、実体験をもとに自然の美しさやそこで得た学び・喜びを伝えている。
自然と遊ぶ「フリーライド」だけがくれる、唯一無二の喜び
ながらく、ハーフパイプやスロープスタイルなどの競技スポーツをしていました。でも、海や山などの自然が好きな両親のもとで育ったので、子どもの頃から自然のなかでする遊びが大好きで。木についた雪や植物、生き物……。自然がみせてくれる美しさの変化を、ずっと肌で感じていたい。そう思って、20歳の頃にフリーライドに転身しました。決められたコースを滑るより、決められた技をするより、自然のなかで伸び伸び滑ることがなによりも気持ちいいのです。
山にいるとき、特にビッグラインを滑っているときは、燃えるようにストークしている気分。集中して思いっきり滑る。ただそれだけで、自然と一体になって生きる喜びを感じられる。自然の声にも耳を傾けます。移り変わっていく風、太陽、気温、地形、雪……。そういうものをよくみて全身で感じるために、かならず、自分の心と身体をいい状態にしてから山に入ります。そうすると、いい雪があるたのしい場所や、安全な滑り場を見つけられて満足のいく滑りができ、ちょっとのハプニングがあっても柔軟に対応できるようになるのです。

自然の山は、日々コンディションが変わるので、危ないシチュエーションはつきもの。常に、緊張感も伴います。なので山に登る前はワクワクしながらも、安全を最優先に考える。朝目覚めたら、まずiPhoneをみて、その日の天気をチェック。そのあと、ストレッチをしたりお茶を飲んだりしながら、ライブカメラで雪情報や天気の変化、雲などをチェックし、その日滑る山のコンディションイメージを膨らませるのです。特にアルパインでは、風や太陽光の当たり方までも入念にみて、ハイクラインから滑る場所までを考える。そして、「今日も安全に帰ってくるぞ」という気持ちで準備をしています。
最高なときもあれば、危ないときもある。それでもフリーライドをするのは、自然のみせる景色に幸福感を感じ、心を動かされるから。「幸せ」「楽しい」と心から思う単純な気持ちです。自然は、謙虚でいることや優しい心を持つこと、大きな目でいろんな物事を見ていくことも教えてくれました。自然と遊ぶ。ずっとこの生活をしてたいし、これからもしていくと思います。

ホームグラウンドである山を想って、自然と起こしている行動
山では自然と一体になりたいと思っているので、ツリーランでは、できるだけ木を傷つけないように滑っています。自然にある土地、植物、生き物を傷つけずに大事にしていきたい。私が拠点にしている白馬は、多くのスキー場がスキーリフトや施設を再生可能エネルギーで動かしているんです。自然環境に配慮していることが、白馬を好きな理由にもつながっています。

私自身、すでに行ったことのある場所や、やったことのあることに別の角度から挑戦することが大好きで。それによって生活も自分自身の滑りも、もっとクリエイティブにたのしめると思うので、各地へ移動します。でも、そのとき、少しでも自然環境への負担を減らしたいので、移動の際は仲間たちと一緒の車に乗り合うようにしています。
「あるものを長く使う」意識は、山でみた悲しき景色から
無駄な消費を減らしてゴミを出さないこと、地球環境にやさしいものを選ぶことは、普段から意識しています。長く使えるものは使うし、新品を買わずに友達から譲ってもらったりすることもあります。普段の買い物でも、梱包のプラスチックなどはできるだけもらわないようにしていますし。
そう思うようになったきっかけは、自然の綺麗な景色のなかで、ゴミに目が留まることが多かったから。海、山、湖、いろんなところで。それがすごい悲しかった。それからは、お菓子の包装などの小さなゴミも減らしていきたいと思うようになりました。それに、次から次、新しいものから新しいものへと消費が止まらない世の中への疑問も抱くようになったので、すべてにおいて、今あるものを大事に使うことを意識するようになりましたね。本やカメラも、常に新しいものじゃなくって、逆にちょっと古いものを手にするようにしたり。以前から、文章などでも奥行きがある表現が好きだし、味があるものに心が惹かれるので、その視点でもの選びをしています。

フリーライドにおいても、長く使えることを第一に考えて道具を選びますね。タフなスポーツなので、壊れないグローブやネックウォーマー、ウェアは必須です。長く使えば使うほど、信頼して安心して使えるようになっていきますし、自分のなかでもお気に入りになっていく。ウェアは、何シーズンも前のを着ていることもあります。

リファービッシュ品を使って驚き、新品同様の綺麗さと画質のよさ
山に登るときは、いつもiPhoneと一緒です。山の斜面や綺麗な雪景色を撮っています。iPhoneを選ぶ基準がカメラ画質のよさだったので、今までは新品を選んでいました。
でも、今回のキャンペーンに参加させてもらい、iPhone 14 Plusのリファービッシュ品を使ってみると、驚きの画質のよさ!正直、今まではiPhoneの旧モデルを使うことに抵抗があったんです。性能が落ちるんじゃないか?と思っていたし、そもそもリファービッシュ品という存在も知らなかった。けれどこれは、新品を買ったときと同じ喜びです。見た目ももちろん綺麗で、日常で使うデバイスとして選びたいと素直に思いました。

それに、電子廃棄物やテック業界による新品デバイスの生産が、実は自然環境に多大なる影響を与えていることも初めて知りました。次から次へ、という流れに以前から違和感を感じてたので、リファービッシュ品を使う選択肢を発見できたことは、個人的に大きい収穫です。必ずしも新しいものがいいわけではなく、中古品でも長く使える美品があるんですね。
リファービッシュ品を使うことは、スポーツウェアやギアを長く使ったり、味のあるフィルムカメラなどを修理しながら使ったりする意識と同じですね。電子ごみ問題も含め、環境問題はスケールが大きく聞こえてしまう分、自分のやっていることが変化につながる気がしない方も少なくないと思いますが、私はただ、自然の見せてくれる美しさを守りたい。地球や自然に優しい行動につながるリファービッシュ品は、自分に合った選択肢だと思いました。











